渋井和馬は葬儀社の息子 本業はミステリー作家だが新作のプロットがなかなか担当さんからOKが出ない
それで葬儀社の仕事をしている
一代の傑物だった中原グループの会長の葬儀
和馬の両親はインフルエンザにかかり この争議を任された和馬だが「おかあさんを殺した」という言葉をトイレの個室で聞いて
このまま葬儀を済ませていいのかーと
和馬の高校の先輩で住職の梅澤翆芳は学生時代にミステリー研究会の会長だった
翌日の火葬までに真実を明らかにしたいと二人は動く
和馬は小説のネタにあるかも~~~というアヤシイ動機もある
亡くなった会長には三人の息子があった
息子たちにとって良い母親ではなかったようだ
会長は本当に殺されたのか
犯人はいるのか
二転三転 話はころころ転がって
素直じゃない不器用な母親と 母親が死んでーーーーー
おかあさんの想い出が蘇る長男
夫が死んでしゃかりきになって働くことで生活を守った母親
良いお葬式ができますように