原の辻・出羽三山供養塔 2010-12-21 | 藤沢 本鵠沼4丁目を通る古道の「原の辻」に古い石造物がまとめて祀られています。 これはその中央にある出羽三山供養塔です。 鵠沼講中の人々が、出羽三山を参詣したことを記念して文化6年(1809)に建立されたものです。 石碑の側面を見ると、「道師普門寺覚英」とあります。 昔は、お寺の住職などがガイド役で、はるばると山形県の出羽三山まで観光旅行をした、 ということでしょう。 明治23年徳富蘆花の「思い出の記」の中で、この石碑のことが紹介されたようです。