前回の記事は、こちらから。
ソンジュがあの青年と試写会に来た事を、ヒョンチョル弟も、知ってしまいます。
当たり前ですよね。彼はその作品の助監督だったわけですから。そのあたりが、ソンジュの詰めの甘さです。すぐばれる方法をとる・・・
その事を兄も知っていると気がついたヒョンチョル弟は、ソンジュの事を諦めろ・・・と言います。もう、自分の力で十分出世したじゃないかと。ソンジュの存在は必要ないだろうと。
でも、ヒョンチョルには、固い決意があったんです。
昔、高校生の時、母親が同級生の家の家政婦をしていると言う理由から、生徒会長に立候補するのを辞退しろと言われた事。おまけに、それを、自分じゃなく、母親を呼び出して言われた事。
その時、決心した。将来、自分はお前たちよりずっと出世して、見返してやると。
そういう母親へかけた苦労を思うと、どうしても自分は会社のトップに立たなきゃ意味が無い・・・と。
悲しかったですねぇ、ヒョンチョルの気持ちが。
決して彼も理由なく出世したいと思ってたわけじゃなく、ただただ母親への恩返しの気持ちが人より強いって事なんですから。
ヒョンチョルは、ソンジュ本人に、試写会の件を話し、追求します。
ソンジュは、そこでとうとうドンスへの想いを打ち明けるのです。
でも、ヒョンチョルはそれを聞き流しました。
ところが、父親の法事に、まだ結婚してないから・・・と出席を断ったソンジュが、当のその日、ドンスと一緒に居る所を見かけたヒョンチョルは、もう、黙っていられなくなりましたっ
ドンスと一緒にバス停にいるソンジュに声をかけるのです。そして
「ソンジュの婚約者です。」
と、ドンスにも挨拶。ここで、ドンスは、例の男性がソンジュの婚約者だったと知るんです。
ソンジュとの結婚に暗雲が立ち込めてきたと思ったヒョンチョルは、偶然知り合った試食担当の女の子がドンスの妹だと知ったのですが、その上、自分に関心がある…という事にも気がつくんです。
そして、どーいうつもりなのか、ジェヒに近づき始めました。
ソンジュは、自分の気持ちをはっきりと自覚。
ヒョンチョルとの婚約をやめたいと母親に話します。
妹にも、話すのですが、なにせ怖い父親。彼に反抗することは、今まで絶対に出来なかった事ですから、まだまだ父親には話せません。
ドンスには、ひじきに関する事業を始めたいと言う夢があります。
それに必要な機械を製作するのに資金が足りず、家族皆で頑張ってるわけですが・・・。
それを聞いたソンジュが、父親から渡された自分のネットショッピングの資金3000万Wを、ドンスには内緒で融通するのです。
でも、ここにきて、それを父に返さなきゃいけない羽目になり、ソンジュが大慌て。
結局、借りようとした妹の口からヒョンチョルへ知られる事になり、当然彼はそれがドンスに流れたと気がつくのです。
ドンスに直接抗議したヒョンチョル。
ドンスは寝耳に水でしたが、すぐ、以前友人が持ってきたお金がそれだと気がつきます。
そして、ソンジュを呼び出したところで、つづく。
面白くなってきましたよ