前回の記事は、こちらから。
驚いたのは、王様も同じ。
トンイが無鉄砲過ぎて、心配が絶えません。
トンイは、親しい両班が、まさか王様だったなんて、思いもよらない事でした。
背中を踏んで塀にも上ったし、いろいろと迷惑をかけた・・・。そういえば、何度か王様の様な言葉づかいをしてた事もあったけど…てな感じですよ。
そんな時、王様が彼女を呼ぶのです。
トンイは、恐縮して顔も挙げられない状態でしたが、それは王様も同じ。彼女を騙していたのが心苦しいんです。
でも、どうにか気まずい状況ながらも、お互い謝り、王様は、今まで通り振舞うよう、トンイに申し渡しました。
だからと言って、トンイは、今までの様には気安く出来ませんよね、当たり前ですが。
トンイが証拠の品を発見して、密輸犯の男を検挙出来る…と思った矢先、その男が自殺してしまいます。
清側は、使節団の一人が疑いをかけられて自殺・・・という事で、その元凶がトンイだとし、彼女を清で調べる・・・と詰め寄りました。
殆どの役人が、それも仕方が無い・・・とトンイを清に渡すことを主張。
でも、王様は、国の為に働いてくれた者をみすみす渡すのは、国の威信にかかわる・・・と拒否。
対立します。
そんな事情を知ったトンイは、またもや自分でその自殺事件を調べ始めました。
そして、自殺したとされている男が、実は生きている・・・と突き止めるのです。死体は別人だったんです。
で、トンイは自ら清の使節団の長を訪ねるのです。
死体は別人で、本人は生きている。本人を捕まえたら、直接濡れ衣なのか調査してみればよい・・・とね。
最初、トンイを信じなかった清の役人ですが、彼女の言葉や態度から、信じて3日間だけ猶予を与えてくれました。
その男は、チャン妃兄の手引きで、朝鮮を抜け出そうとしていました。
それを手伝っていたのが、チョンスなんです。事情を何も知らないのですが、お互いの要望を叶える協力をすると約束していましたから。
港からこっそりと清へ出国させようとしていて、チョンスに、道中の警護を指示していたのです。
チョンスは、交換条件として、トンイを逃がすための船を要求していたんですけどね。トンイは、それを拒否して捜査に当たっていたのです。
で、港に向かう途中で、チョンスは、その人物が、トンイが関わってる事件の死んだとされてる本人だと知ります。
港近くまでは送りましたが、丁度船に乗り込もうとした時、捕庁のヨンギ達が駆けつけ、御用
あれは、チョンスが通報したのかしら?ヨンギ達も、港をあちこち探ってましたけど・・・。
偶然なのかしら?
男が捕まった事を知らないトンイは、自殺した人が残したと言う遺書の筆跡を調査。それが、男のモノではないと判明。
で、これを証拠として清側に提出しようとしたんですね。
そんなこんなで、まぁ、一件落着・・・ですよ。
王様は、トンイに、言います。
「どれほど心配したか。」
王様としての威厳はありません。兄が妹に言い聞かせている様な感じです。
これが、とっても微笑ましくて、これまでの堅苦しいのとは一風変わった王様像が描かれているんです。
そんな王様とトンイの姿を見て、チャン妃は、嫉妬します。
そして、王様に聞きました。
「トンイに、特別な感情をお持ちでしょうか?」
・・・とね。
でも、王様は、この時点では、まだそんな気持ちは無いようです。気が付いてないだけかしら?
とにかく、この言葉を、チャン妃の嫉妬だと受け取ったようです。そして、不安感を抱かせない様、彼女に秘密で宴を催し、そこで後宮の任命書を送ると言ったのです。
え~とぉ、じゃぁ、この時はまだ側室じゃなかったってこと?
それを聞いたトンイが、ちょっと複雑な表情をしてました。
ん?トンイは、王様に惹かれ始めてるのかしら?
そういえば、チョンスは、チャン妃兄に、武官として宮中に入りたいと頼んでましたよね、確か。
チョンスの出番が今のところあんまりないんですが、これからでしょうか?
この作品、見ててホントにテンポが良いんですよ。ややこしい事が、とんとんと進み、飽きさせません。