まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『義兄弟』

2011-05-28 18:40:11 | 韓国映画のエトセトラ
義兄弟~SECRET REUNION~ [DVD]
クリエーター情報なし
アミューズソフトエンタテインメント

カン・ドンウォンくん、ソン・ガンホssi共演の2010年の作品。

韓国内でも、すごい観客動員数を出したようです。

 

それにしても・・・泣けるとは思いませんでしたね。

 

ソン・ガンホssi=ハンギュは、国家情報院のメンバー。あまりにも仕事に没頭し過ぎて、妻からは愛想を尽かされてます。

ドンウォンくん=ジウォンは、北の工作員。仲間と共に、任務についていて、亡命者や思想を変えた所謂‘裏切り者’を処罰してますよ・・・

 

ある時、又一人の工作員を殺すために、仲間と共に、その家に行くんです。

家には、当人は居なくて、居たのは、妻と妻の母親。彼女達は韓国人で、夫が工作員だとは知らなかったみたいなんですけど。

一瞬、ひるんだジウォン。

でも、彼を押しのけるようにして“影”と呼ばれている先輩工作員が、家に入り、二人とも銃殺

その後、息子と共に帰宅した工作員も殺してしまいました。

ところが、そこに、ハンギュたち情報員が踏み込んできたのです。

物凄い銃撃戦の挙句、かなりの死傷者が出た上に、“影”も、ジウォンも逃走。

ハンギュは、その責任を取らされ、解雇されました。

 

その情報は、ジウォンの同僚工作員が、裏切って、韓国側に漏らしたんです。

それに気づいた“影”とジウォン。

でも、そのまま、身を隠し、あっという間に6年が過ぎました。

 

辞職したハンギュは人探しの仕事をやってます。

そして、ある日、またも人探しをしてる時、相手側のならず者達にやられているところを、一人の青年が助けてくれたんです。

それが、なんと、ジウォン。

 

実は、6年前の事件の時、ハンギュもジウォンも、お互いを認識していたんですね。

だから、この時、双方とも、お互いが警察であり、工作員だと言う事を瞬時に思い出したのです。

でも、知らないふりをして、ハンギュは、ジウォンを自分の会社にスカウト。

ジウォンも、最初は断ったのですが、収入が多いと聞いて、転職。ハンギュと共に、人探しの仕事をし始めました。

 

腕っ節が強く、冷静で頭も切れるジウォン。

冷たく見えるんですが、ハンギュが探し出した人の手に手錠をかけて逃げられなくするのに反対し、人間的な扱いをしなくてはいけないと、諭すのです。

最初は、ハンギュの情報を、あれこれネットを通じて送っていたジウォン。でも、徐々に、それも間遠になるんですね。

“特筆すべき点、無し”・・・とね。

 

ハンギュも、少しずつですが、ジウォンの真面目さとかを理解し始め、二人の間に、奇妙な友情が芽生えてくるんです。

ある時、

「兄貴(ヒョン)と呼んでみろよ。」

と言うハンギュ。

「なんで

と、それを拒否するジウォン。

それでも、別々の階で寝ていたのに、いつの間にか、雑魚寝する間柄に。

 

ハンギュは、情報員の後輩に、ジウォンとの事を知らせていました。でも、通報せず、様子を見る・・・と言って、上層部には内緒にしてもらっていたんです。

そんな時、ジウォンの情報を掴んだハンギュ。

ジウォンには、北に妻子がいて、6年前の事件以来、裏切り者のレッテルを貼られてしまい、北に戻る事もできなくなってしまっている。だから、仕方が無いので、妻子を南に呼ぼうと思って、お金を貯めているんだと。

もうすぐそれが叶いそうだ・・・という時、なんと、北で核実験が

それによって、国境警備が一層厳しくなったため、妻子を呼び寄せる事も、おそらく出来なくなったであろう・・・と。

 

ジウォンもまた、ハンギュを信じながらも、彼の行動を追っていました。

そしたら、ある時、自分達を危険な目に合わせた工作員の同僚と接触しているのを目撃したんです。

で、その工作員のところに言ったジウォン。

思わず、首を絞めてしまうんですが、彼の

「生きたかったんだ。」

と言う言葉に、手を緩めました。

 

お互いに、相手の事をよ~く知っているんだけど、それを匂わさないでいるハンギュとジウォン。

又ある日、ハンギュがジウォンの両親の為に法事をしてあげようとしました。

ジウォンがお辞儀をするのを見て、

「北でも、こういう礼儀をつくすんだ。」

と言ったハンギュ。思わず口走ってしまったのかと思いましたが、そーではなかったのかも。

自分の正体を知ってる・・・と、いきなりナイフを取り出し、切りつけたたジウォン。

それでも、ハンギュはジウォンに、ちゃんと法事をするよう言いました。

涙を一杯ためてお辞儀をするジウォン。一緒に、お辞儀をするハンギュ。

いやもう、このシーンが良かったですわ

 

この後、しばらく姿を見せなかった“影”が、またも現れたんです。

そして、例の工作員の同僚を殺害。その後も、亡命した大学教授の命を狙おうとします。

同僚工作員の遺体を病院で遠くから確認したジウォン。その時、警察関係者から、正体を見破られます。

そのまま、ハンギュの元から居なくなってしまうわけです。

そして、“影”と行動を共にするようになりました。行き場が無かったってことですね。

 

で、ラストに突入ですよ。

 

そこんところは、DVD等で確認ください。

ラスト、じんわり涙が・・・だったのに。

あれぇっ・・・そー来たか。

てな終わり方。ちょっと、まぎぃ的には‘違うだろ’と言うモノでしたが、ま、ファンの目から言うと、これでもOKよ 

 

面白かったです

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『逃亡者 PLAN.B』12話まで

2011-05-28 10:55:41 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓国ドラマ 逃亡者 PLAN.B OST
クリエーター情報なし
Jakorea

前回の記事は、こちらから。

 

ジニは、カイから貰った指輪を捨てました。カイへの気持ちを整理したようです。と言うか、本当にカイを好きだったのかしら?私には、“愛情”と言うより、“信頼”だったように思えるんですけどね。

 

ま、そんなこんなで、これからは、ジウとジニの二人での行動になりました。

そして、“朝鮮銀行の紙幣”というキーワードから、ジウは、あっという間に、それに書かれている暗号の数字を読み取りまして。それが、緯度を指すモノだと推測。

これはまた、ジウの先輩でもあるナカムラにも簡単に判明し、同じように緯度を指し示す記号になってるとミジンに言うのです。

 

あ・・・、そうそう。ナカムラは、ジウの事務所に勝手に入り込んでジウの部下達を手なずけ、そこから良い様に情報を引き出してましてね。

その一環で、ミジンとの関係、金塊の事やらを探り当てていたのです。鼻が利くわ・・・

で、直接ミジンとの交渉に入っていたのです。ジウが、思う様にならないと知ってからは。

でもね、ジウは、現にチャン・サブが情け容赦なく殺されちゃってますから、そんな油断のならないナカムラでも、命の危険があると、忠告したんですよ。

しかーし、ナカムラは金塊という言葉に目がくらんでますから、ジウの忠告なんぞ、屁とも・・・あ、いえいえ言葉を正しましょう。ナカムラは、な~んとも思ってません

 

一方、ドスとソランは、完全に警察の中で浮いた存在に。

ジウに逃げられた件等々で、ドスは上司の尋問を受けます。ドスは、その上司が全てを自分に押し付けて、ミジンの事とか、ジウの関係した事件等を、有耶無耶に終わらせようとしているのに気が付きます。

でも、どーして、ああまで上司の言う事に従わなきゃいけないんでしょうねぇ。ムカつきますわ

停職を言い渡されたドスですが、二人の部下と、ソランだけで捜査は続けています。それらも、ことごとく上司に邪魔されてるんですけど・・・

 

それでも、ドスとジウとの間には、奇妙な信頼関係が生まれ始めてるようです。

ジウは、ドスにチャン・サブをミジンが殺したと告げます。

証拠は?…と聞くドス。でもね、自分が殺人犯だとする証拠をあんなにあっさりと作り出しちゃうメルギデックですから、なかなか証拠は難しいだろう…とジウが言いました。

そして、ナカムラが、ミジンに接触するだろうから、彼の命を守ってほしいと言うのです。

 

朝鮮銀行の紙幣から割り出した金塊の場所に先に到着したのは、ナカムラ&ミジンたち。

すぐには見つからなかった為、ミジンはナカムラを掘った穴に埋めようとしました。そしたら、その穴の中で、ナカムラが偶然金塊を発見

そこに、現れたのは、ナカムラの後を追っていたドスたち。

格闘の挙句、ミジン達一味をお縄に。

そしたら、そこに、一足遅れたジウ&ジニが

ドスが、ジウを逮捕しようとしたんだけど、ジニが庇って、結局、ジウ一人で逃走。

ジニは、ドスに逮捕されちゃいました。ミジン達と共に・・・。

 

ところが、護送しようとした時、誰か判らない人物によって、ミジンが射殺されちゃうんですよ

ヤン会長から、指示が出てたんです。

 

ジニは、警察に拘留されました。

ジウを逃がす時、ジニは、言いました。

「見つけたら、迎えに来て。待ってる。信じてる。」

ジウが答えました。

「いつも、君のそばにいる。」

このシーン、結構じ~ん・・・としましたよ

不利な証拠が出て来て、ジウを疑うのが当然・・・という状況でも、疑いきれなかったジニ。ジウには、人を信じさせる能力、資質、そして魅力があるんでしょう。

その後、車で護送中のジニに、ジウがメッセージを送るんです。護送車の前に、強引に車で割り込んで、後部座席の窓に、“いつもお客様のそばに”と書いた紙を読みとらせたんですね。

そして、拘留されてる牢にも、たっくさんの食事を宅配させるんです。それも、約束してた事でした。

「金塊が見つかったらパーティしよう。あらゆる料理を注文するよ。ろうそくも100本。」

それに対して、ジニが

「ふざけ過ぎ。100本は多い。」

「じゃぁ、2本なら?」

その通りに、ろうそくが書かれたカードが2枚ついてました。

しんしんと、ジウの優しさが沁みてくるシーンでしたね いつも、殺されるという恐怖におびえて来たジニです。牢の中でも、かなり心細い思いをしていました。でも、その料理を見て、ケーキにカードのろうそくを立てると、落ち着いたようにそれらを食べ始めました。

ジウは、ず~っと、その間、警察の前で、ジニを待っているんです。

あ、そういえば、ラスト近くでジウが言ってましたけど、彼の両親は、亡くなってるようです。あまりにジウが前向きなので、元々そうなのかジニが聞いた時です。本来はそうじゃなかったけど、両親が亡くなった時以来、ジウには、笑うしか耐え方が無かったから・・・と。これまた気になる事実ですよ。ちょい前に、お寺の住職が、ジウが巻き込まれた理由を考えた方が良いかも・・・と言ってましたしね。

 

金塊も出て来て、こりゃ大ごとに・・・と、意気込んで尋問を開始したドス。

なのに、またもメルギデックの息がかかった上司が出て来ましたよ。そして、ナカムラを含む、メルギデックの一味を釈放。ミジンの死体も何処かに消えちゃったし、勿論、金塊も消えちゃった・・・。

そして、ジニも、何の捜査も行われないまんま、釈放。

でも、釈放された途端、ジニはまた襲われてましたけどね

 

ところで、カイですが・・・。

カイは、ヤン会長と決別の道を選んだため、会長から彼の殺害指示が出ちゃいましたよ。

それは、カイの秘書に命じられました。でも、彼女は、ずっとカイを想ってきたわけで、どーしても実行に移せません。

カイも、彼女の気持ちを知っていましたし、ヤン会長の指示も想像できてたようです。

未遂に終わりました。この秘書さんが、今度は危ないんじゃないのぉ

 

カイは、ヤン会長を止めようと、彼の息子に直接会いに行きました。大統領候補の候補…と言う事ですよね、まだ。

この息子は、父親の悪事を全く知らないようです。会長も、流石に人の親。自分の悪事を充分認識しているからこそ、息子には知られたくなかったんでしょうね。

でも、カイははっきりと言いましたよ。

「あなたの父親は人を殺しました。たくさん。これからも、殺そうとしています。次のターゲットは、この人です。」

そう言って、メールで送ったのは、ジニの写真でした。

「止められるのは、あなただけだ。」

息子は、父に、この事を話したようです。でもね、それで止まる会長じゃなかったですね。一層、カイへの憎しみが募った様で。殺し屋に殺害を依頼してましたよ~

 

釈放されたジニの話を聞き、ジウはドスに確認の電話を入れました。

ミジンの遺体が消えた事、金塊も無かったものとされてる事・・・。

ドスは、ジニから言われてました。金塊を守ってほしい、本当の警察なら・・・と。

上司に確認すると、やっぱり、全て無かった事とされていましたよ。上司の命令に逆らって捜査は続けると宣言。

すると、上司も部下達に命令して、ドスを逮捕させようとしましたよ。

ま、簡単に逮捕されるドスでもありませんがね。

金塊は、既にヤン会長の手に渡ってました。

 

ミジンの住んでいたマンションも既に引っ越ししたあとでした。でも、そこで引っ越し業者を突き止め、引っ越し先も突き止めたジウ。

ドスと一緒に行動しようと思ったようで、ドスを呼び出しました。

やっと、二人が協力して…と思ったのに。

またも、直前で、余計な情報が。

ケインの遺書の筆跡がジウのモノだった…と言うのですよ。それと、数日前に、ジウがミジンに電話した会話の内容が録音されてましてね。例の“お前達の正体が判った以上、恐れない。お前達を俺が殺してやる”・・・という宣言ですよ。

ところが、肝心な“正体云々・・・”ってとこは無くて、“殺してやる”という部分だけが入ってる録音機が警察の手に渡ったようなんですよ。

せっかくドスが信じかけたのに・・・。

そこで、つづくです。

 

余談ですが・・・。

BGMに、「風の谷のナウシカ」を思い出させるようなフレーズの曲があります。

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