まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『雲が描いた月明かり』4話まで

2017-02-06 23:41:21 | 韓国ドラマのエトセトラ

                         

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨンの代理摂政を認めるかと思われたキム・ホン。

でもこの当時、朝鮮は清を君主国としていました。だから、国の外交の長となる摂政は清の許可を得なければならない・・・とキム・ホンは言い出したのです。

一瞬苦々しい表情を見せたヨンですが、一転してノー天気な表情に変え、言いました。

「そりゃそーですね。」

って感じで。

近々、純祖の40歳の誕生日の宴に清から使節団が来る事になっているから、その時に許可を得て晴れて堂々と摂政となれるよう、延期してください・・・と頭を下げましたよ。

 

ところで、世子の服装のヨンを見ても、すぐには彼が世子だとは信じられなかったラオン。

でもね、すぐに気付きました。

ヨンがラオンに身分を明かさなかったのは、友を失いたくなかったからでした。世子だと知ったら、友では無く忠実な臣下になってしまうのが寂しかったのです。

「二人きりの時は友として接するのだ。これは命令だ。」

と、ヨン。ま~きゃいきゃい言いたくなるシーン満載ですな。

ヨンとラオンとの掛け合いが、面白くて可愛くて、にやにやしてしまいます。いたずらっ子なヨンの表情が上手いです。

ふと思ったのですが。「シンデレラと~」でも、こういうドキドキするようなシーンが満載なのに、あちらよりこちらの方がすんなりと受け入れて嬉し楽しになってしまうのは、何故ざんしょ。単に、俳優さんの好みの問題 チョン・イルssiも、アン・ジェヒョンssiも、好きなんだけど・・・。

 

チャン内官から、ラオンは世子の行動についてあれこれ注意事項を聞いていました。

その一つが、何と誤魔化されようと、宮殿から外に出してはいけない。仮病を使うこともあるから・・・なんてね。

でも、まんまと逃げられてしまいました。内官の同僚ソンヨルに、世子の服装を着せて、身代りに仕立てておいたのです。

ラオンが気付いた時、既にヨンは宮殿から外にお出かけしてしまった後でした。

 

宮中は、純祖の誕生祝いの宴の準備で大わらわ。手が足りなくて内官たちも、あっちにこっちに用事をいいつけられています。

そんな時、ユンソンが用事を頼みにやって来ました。

で、たまたま暇そうにしていたラオンにお声がかかったんです。

 

ユンソンのお伴で宮殿の外に出たラオン。

ふと、女性用の美しい服に目を惹かれてしまいました。幼い頃、母に隠れて女の子の服を着たことがあったラオン。勿論、こっぴどく母に叱られ、泣きました。

男として生きてきたけど、女として生きたい気持ちを捨てたわけではないラオン。美しい服にはやはり心惹かれますよね。

それを見たユンソン。

彼はラオンの思いを察しました。で、一揃え女物の服を買ったのです。ラオンにプレゼントしようと思ったのでしょうが。

 

帰り道、突然の雨に降られ、雨宿りしたユンソンとラオン。

服が濡れたので、買ったばかりの服をかけてあげようとしたユンソン。

でも、ラオンは流石に固辞しました。内官が、女物の服を着るわけにはいきません。あくまでも自分は男なんですから。

「大事な人への贈り物ですが、時期尚早のようです。その方が喜んで受け取ってくれる時まで待つつもりです。」

そして、ラオンの頭からすっぽりとかぶせたのです。

その時まで、ユンソンは、ラオンに対して男装した内官・・・ということで、興味を持っているだけだったのかもしれません。でも、頭から女物の服を被ったラオンを見て、初めて心が揺れたようです、本気で。

傘を買って来ます・・・と軒下から出て行きました。

 

その時代わりに雨宿りに来たのが、ヨン。

ヨンは亡き母との間に、雨に打たれた思い出がありました。

中殿だから、世子だからと言う事で雨に濡れてはいけないなんてことはない・・・と言った母。二人して、裸足になって、雨の中ではしゃいだ記憶。

それが甦りました。

 

ラオンがヨンに気付きました。

マズイ・・・と思わず背を向け、足元も隠しました。靴が男物ですもんね。

思わず雨の中に歩み出そうとした時、ヨンが止めました。風邪を引くかもしれないから・・・と。

それに答えたラオンの声に聞き覚えがあったのかな?

思わず近づこうとした時、ユンソンが戻って来ました。

ラオンを背に庇い、自分の思い人だと説明。どーにかばれずに済みました。

 

ヨンが外に出たのは、チョン・ヤギョンに会うためでした。

自分が摂政となることを防ぐために、キム・ホンたちは清の使臣に自分に不満を持つように仕向ける筈・・・とヨンは読んでいました。

だから、清に同等な外交相手として認められる方法を問いに来たのです。

ヤギョンは、キム・ホンを倒すのが良いと言いました。血を流すのではなく、もっと別の方法で・・・。何

「甘い蜜で殺せるのに、毒などいりません。」

と、ヤギョン。

舞と歌でひざまずかせられるなら・・・とヨンは考えました。

 

宴の準備により力を入れ始めました。

妓女を呼び入れ、美しい舞を披露する準備を始めました。舞のトリはエシムよいう妓女の一人舞に決まりました。

ヨンは、ラオンに舞の準備過程を一つ残らず書き留めるよう指示しました。自分の傍に常に付いているように・・・ともね

 

ラオンは、夜遅くまで記録をし続けました。

で、ふとうたた寝してしまうんですね。世子の部屋で・・・。

そのまま寝かせてくれたわけですが、焦るのは翌朝。爽快な目覚めをしたのが、世子の部屋だと知ると、おまけに自分が布団で寝て、ヨンは机にもたれたまま寝てたりしたら、そりゃぁ、打ち首もんですわな。

おまけに、チャン内官のヨンを起こす声が聞こえてきたし。

ま、その時は、ヨンが上手く追い払ってくれたので、事無きを得ましたが・・・。

ラオンは、ヨンの寝顔に目が釘付けになってしまってました。美しいですもん

 

いよいよ宴になりました。

予定通り出し物は続いたのですが、なんと、一人舞をする予定のエシムの姿が消えたーっ

勿論、キム・ホンの娘である中殿キム氏の命令です。

ヨンが準備した宴をぶち壊そうって魂胆です。

 

ラオンは、ヨンのあらさがしをしようとしてる連中がいるとビョンヨンから聞いていましたから、気が気じゃありません。

で、決心したのです。

自分が代役をしようと。

顔には覆面をつけました。

でも・・・衣装をつけているのを、誰かに見られちゃったよ。あれは、マ内官

 

ヨンも、焦っていました。

その時、エシムではない誰かが、舞台に出て来たのです。

美しい舞でした。亡き母の仕草を思い起こさせる振りつけでもありました。

ヨンは一目で心惹かれたようです。そして、遠くから見ていたユンソンも・・・。

ユンソンはそれはラオンだと、ちゃんと分かっていましたね。

 

舞が終わり、ヨンが言っていた“本当の意味での公演”が始まったのです。

純祖に捧げる祝辞が読まれる事になりました。

「祝辞を読む栄光を与えます。」

そう言ってヨンが名指ししたのは、キム・ホン。

祝辞ですから、当然、純祖を賛美し讃えた内容です。それをキム・ホンが読み上げることは、彼がどんなに権勢を誇っていても、しょせんは臣下であることを、万民に分からせるということです。勿論、キム・ホン自身にも・・・。

清の使臣が居る前です。

これに抗議するなんて事は出来ません。

 

ラオンは、人々の目がそちらに集中している隙に、舞台から抜け出しました。

で、急いで隠れようとしたんですが、なかなか・・・ねぇ。

ヨンは、舞をした女性を探しました。

危ない・・・というところで、ラオンの腕を掴んだのはユンソン。

ヨンから隠してくれました。

おお~っです。

 

それにしても、パク・ボゴムくんは勿論、ユンソンを演じているジニョンくんの美しい事 K-POPに詳しくない私は、この作品でお初だったのですが。

ま~、史劇の衣装が似合う事 イ・ジュンギssiタイプの美しさですね。

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『雲が描いた月明かり』3話まで

2017-02-06 19:09:30 | 韓国ドラマのエトセトラ
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クリエーター情報なし
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レビュー一覧は、こちらから。

 

3話で正体がばれたんじゃ面白くない・・・。

この時は、光の加減で世子の顔がはっきり見えなかったのと、恐れ多くも・・・と世子の顔を直視するのを止められたので、ラオンがヨンの顔を確認することはありませんでした。

ヨンは、妹ミョンウン公主の性格をよく把握していました。だから、この問題を公にするなんていうことは考えていないに違いないと踏んだのです。

敢えて、父である王様にも訴えて厳しい罰を与えてもらおう・・・なんて言ったもんだから、ミョンウン公主は焦りました。

殺してしまおうなんてまでは思って無いからです。

結局、その場は、上手く収まりました。

ラオンも、自分が深く考える事も無くして来た事が、人を如何に傷つけていたかを思い知りました。良い勉強になったということです。

 

でもね、ラオン・・・とにかく、これで宮中からは出て行けるとほっとしていました。

だから、まさか自分が合格するなんて・・・信じられないんです。

 

そうです。ラオン、合格しちゃったんです、答案を白紙で提出したにもかかわらず・・・。

ラオンへの問題は、世子ヨンをお世話するチャン内官が出したモノでした。

『ほしいモノは何でも手に入る人だが、常にうつろな顔をしている。下賤な身の私には何も出来ません』

これに対する答えを、ヨンは既にラオンから貰っていました。

「腹は満たされても、心は満たされていないのでは?朝鮮一の心の金持ちであるこのホン・サムノムが情を差し上げましょう。」

そう言って、茹でた鶏の足を差し出したのでした。

これを答えとヨンはしたのです。

 

ラオン・・・これで宮殿から出られると喜び勇んで結果を受け取ろうとしたら、合格。

意味が分かりません。

がっくりしてるところに、ヨンとビョンヨンがやって来ました。

世子に理由を聞きたいと言うラオン。自分には内官になる資格も無いのに・・・と。つまり、女だということ、そして恋文の代筆をして公主を傷つけていたということも当たるのかな?

「宮殿に生まれた者には住む資格があるのか?」

と、ヨンは言いました。

宮殿を家と言うヨンに、ラオンは戸惑いました。彼女はこれまで‘自分の家’というのを持った事が無いようです。だからその感覚がピンとこなかったのでしょう。

「宮殿は楽しくないが、好きな人がいるから住みたいと思えるのだ。」

ビョンヨンが言いました。その言葉、ヨンは嬉しそうに聞いていました。

 

ラオンは純祖の側室淑儀パク氏付きとなりました。パク氏には純祖との間にヨンウン翁主がいますが、ヨンウン翁主は話せないのかな?筆談をしてます。

優しいパク氏と、可愛いヨンウン翁主でラオンはほっとしています。

ヨンは、パク氏を母とも思って育って来ました。

実母ユン氏が7年前に亡くなった時、優しく労わってくれたのがパク氏だったのです。それ以来、ヨンは身体の弱いパク氏に気を使って来ました。

 

純祖は悪夢にうなされることも多く、精神が病んで来ている事に自分でも気づいていました。

ヨンはそんな弱い父を歯がゆく思ってるようです。

領議政キム・ホンがやりたい放題なのを見て見ぬふりをしている父に腹を立てているのです。でも、体調を心配しているのも事実でした。

純祖は、ヨンを呼び、摂政を命じるつもりだと明かしました。

「嫌です。」

ヨンは即答しました。

「好き嫌いを言える立場じゃない。お前はこの国の世子なのだぞ。」

と、純祖は怒りました。

「自分はやむを得ず世子になりました。でも、どんな世子になるかは自分で選びます。」

きっぱりと純祖に言いました。素敵です。

 

ある日、ラオンはパク氏から純祖への手紙を言付かりました。

でも、大殿の内官に渡すと、その場で白紙入りの返信を出されたのです。これまでもずっとこうやって来たようです。

「え?」

・・・と、不満をもらしたラオン。

その様子を見ていた中殿キム氏は、ラオンを呼び、一発ビンタ

妊娠中の所為か、些細な事でイラついて・・・とか言いましたよ、平然と。

そして、そのままパク氏に渡せば良いのだと命じました。ずっとパク氏は一方通行どころか、純祖に手紙が渡ってもいなかったようですね。

 

突然の事に、驚きショックを受けたラオン。

ユンソンが見ていました。

「今の君には必要だろう?」

そう言って、ちょっと息抜きできるような場所に連れて行きました。

自分が辛い時に、いつも助けてくれる・・・とラオンはユンソンに感謝しました。

 

ラオンはどうにかして純祖にパク氏の手紙を渡そうと大殿辺りをうろうろ・・・。

で、思いつきました。

純祖に渡される上奏文の中に紛れこませようと。成功です

 

純祖から返信が来ました。

喜び勇んでパク氏に差し出したのですが、なんとそれも白紙。

もう文を出すなと言う意志表示だとパク氏は思いました。

ラオンに、これまで来た白紙の返信を焼くよう命じました。自分では処分できないから・・・と。

 

ヨンがこの事を知りました。

純祖にパク氏に会いに行ってほしいと頼みました。体調が悪いから・・・と。

でも、純祖は躊躇しました。と言うより、キム・ホンとその娘の中殿キム氏を憚って行く勇気が無い・・・とヨンには思えました。

「母が亡くなった時と同じです。」

と、ヨンは怒りを込めて言いました。

彼の母ユン氏の死には、どうも疑惑があったようです。病気で亡くなったのではなく、何者かが殺したんだと言う噂が立っていたようです。

幼いヨンが、必死にその事情を調べ、犯人を罰してくれと泣いて頼んでも、黙っているよう言って何もしなかったのです。

「あの時、何もせず、待てと私に言いました。例え無意味でも、隠れて震えていずに率先して動くべきでした。朝鮮の国王として。」

そう言い放って席を立ったヨンでした。

 

でもね、違ったのです。

純祖は彼なりに誠意を示していたのです。

今回ラオンに渡した返信は、実はあぶり出しになっていたのです。果汁で手紙を書いていたので、表向きは白紙のままでしたが、あぶり出してみると、そこにはパク氏への想いが書き連ねてあったのです。

もしかしたら、これまでの手紙もそうだったのかもしれません。

純祖は、いつかパク氏がその手紙に気づいてくれるかもしれないと、毎晩二人の思い出の場所で彼女が来るのを待っていたのです。

パク氏は、ラオンからその手紙を渡され、急いでその場所に駆けて行きました。

7年ぶりの逢瀬だったようです。

 

ヨンはラオンと共にそんな二人を見ていました。

自分が父を全く理解できていなかったと、父に浴びせた暴言を悔いました。

実は、席を立って出て行こうとしたヨンに、純祖は、声をかけていました。

「余は何もできぬ。してはならないのだ。そなたを守るためだ。」

王になるために、2000人もの民を殺してしまい、中殿ユン氏や師匠、友など大切な人をたくさん失って来た。もう大切な人を失いたく無い。ヨンを守るためには、何もしてはならないのだ・・・と。

悲愴な叫びでした。

 

ある朝の会議の場で、純祖はいつもに増して混乱した様子を見せました。

自分の意見にことごとく反対する大臣たちに、嫌気がさしていました。で、世子ヨンに摂政を命じる・・・と叫んだのです。

 

そこに現れたヨン。取り乱した恰好で、いかにも出来損ないの世子の様子です。

おろおろと、自分は未熟者なのに・・・と拒否の姿勢を見せました。

大臣たちは、皆、それみたことか・・・と満足げな表情です。キム・ホンだけが、とりなすように一応、

「世子の確固たる意志があれば、喜ばしいことでしょう。」

なーんて上っ面のみの体裁の良い言葉を発しました。

ヨンは、その言葉を受けて、態度を改めました。

「でも、やってやれない事も無いかと・・・。」

 

「私は、王様の命令を嬉しく思い、快く受け入れます。」

純祖の泣きだしそうな表情がその気持ちを表していました。

実は、これはヨンが言いだした一芝居だったんです。

キム・ホンたちを上手くはめました。

 

ラオンはパク氏のところから、今度は世子付きとなりました。

でも、ラオンはミョンウン公主の一件以来、世子を恐れていましてね。会いたくないわけです。

 

世子専用の書庫に本を持って行けと命じられたラオン。そこで会ったのはヨン。

まさかヨンが世子とは思っていませんから、いつものように友達口調のラオン。でもね、ヨンはもう隠し通すことはしませんでした。

世子の衣装でラオンの前に立ったのです。

ラオン、会いた口がふさがりません。

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