恋はチーズ・イン・ザ・トラップ DVD-SET1 | |
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ソルは、ジョンとイナの親しげな写真が、流石に気になっていました。でも、ジョンを信じようと思いました。
イナを好きになるとは思えなかったのかも。
ヨンゴンは、ソルに揺さぶりをかけたと思ってます。
で、彼の気持ちは本当はどうなんでしょうね。ソルをジョンから引き離そうと考えてる事は確かで、その結果ソルが自分の元に来てくれるのを期待してもいます。
だとしたら、付き合ってるダヨンはどーなのかしら
ダヨンにも調子の良い事ばっかり言ってるようだし・・・。だから、ダヨンはヨンゴンと付き合ってると思ってるし・・・。
なんだか、ヨンゴンがソルに対して本気にも見えるし、単にジョンを酷い目に遭わせたいだけのようにも見えるし・・・。
でもね、ここでイナという思ってもみなかった登場人物が出現し、ヨンゴンは友達の前で大恥をかく羽目になっちゃいましたよ。
ダヨンにも、二股だの、嘘つきだの言われて、幻滅されるし、ソルからはいっそう蔑みの目で見られる事になったし・・・。
イナとダヨンに殴られて、顔は痣だらけで友達には大恥・・・。耐えられないわ、あたしだったら
ソルは、イナとヨンゴンが付き合ってたなんて事信じられません。
だから、イナに聞きました。
もしかしたら、この事はジョンと関係があるのか?・・・と。つまり、ジョンの差し金かと言う事ですね。
イナは違うと言いました。
ちょっとほっとしたソルです。
反対にイナに聞かれました。ジョンの指示だったら、別れるの?・・・と。
返事が出来ないソルでした。
イナは、ジョンの事を理解していると言いました。ソルにとっては今それが一番の望みだったかもしれません。ジョンを理解するということ。
ジョンはジョンで学生とは違う社会人としてのイライラを募らせていました。
要領よく部下をこき使い、部下の成果を自分のモノにして何の疑問も持たない上司。
そして上の者には、媚びを売るし・・・。
ジョンはストレスがたまっていました。
でも、父の言葉があります。
“今後の評判に影響するから言動に気をつけろ。見る目が多いからな”
余計にストレスがたまります。
そんな時、イナが大学でのソルの様子、ヨンゴンの事等を報告に来ました。
やっぱりジョンの指示があったみたいです。
イナはそうすることで生活費を以前のように出させようとしてるようですね。
ジョンは、ソルが心配だし、イノとの関係も気になるし、勿論、ヨンゴンの事も・・・。離れていても、ソルのことはしっかりと把握してるわけです。
イノは、ソルへの想いを意識し始めました。
ピアノの演奏にも、感情がこもり始めました。シム教授は、その変化を感じ取り、やっとぺク・イノらしくなってきたと喜んでいます。
ソルの弟ジュンは、やはり留学を取りやめて帰国したようです。
それを知った父が激怒し、もう一度留学先に戻って卒業しろと言いました。でも、ジュンにその気はありません。
決して怠け心というのではなく、自分には無理だと分かったのでしょう。
でも、父はソルを休学させてでも資金を工面しようと言いだしましたよ。
それを聞いたソルは、流石に怒りました。
自分はこれまで親に学費を出して貰う事もせず、一生懸命勉強して奨学金を貰うようにした。そして、お金が無いからと言われ、アパートを解約し、その保証金を差し出したわけで。その所為で往復4時間も駆けて通学しなくちゃいけなくなったのに、文句も言ってません。
お小遣いを貰う事もなかったみたいです。
なのに、父は弟に甘く、お小遣いが足りないと言われれば、ホイホイ出してやるし、今度はソルを休学させてもジュンの学業を優先させようとする・・・。
ソルが怒るのも無理はありません。
母も、ククス店を手伝わない夫のことを愚痴ってばかりで、ソルの悩みなど、言えそうにもありませんから。
激怒し、両親に怒りをぶつけ、家を飛び出したソル。
ボラに会って気晴らしでも・・・と思ったけど、ボラは父親と食事中だと言いましたから、無理に誘えませんでした。
自分だって時には誰かに頼りたいし、愚痴も言いたいし、泣きたい・・・とソルは思ったでしょうね。
その時、道の遠くに、ジョンの姿が。
ソルは駆け出しました。
ジョンに向かって。
ジョンも駆けよりました。
ジョンの胸に飛び込んだソル。思いっきり泣きました。
それを、イノが見ちゃった。
イノはジュンから、ソルが父親と喧嘩して家を飛び出したっきり、連絡がとれないと聞き、探していたのです。
ほっとしたような、がっくりしたような・・・。そんな表情でした。
会いたかった、とっても・・・とジョン。
私も会いたかった、本当にとっても・・・とソル。
ジョンに会ったら、聞きたい事がたくさんあったソル。なのに、傍に居る事、顔を見て声を聞けると言う事、体温を感じられる事、それだけで別れられない理由は充分だとソルは思いました。
この感覚、凄く分かるような気がします。
結局、その夜、ソルはジョンと一緒に過ごしました。
と言っても、ドライブして、爆睡しただけですけどね
ソルと元通りになったことで、ジョンの表情がとーっても明るくなりました。
別人みたいです。
家に戻ったソルを、両親とジュンが待っていました。
そして、ソルは知るのです。
母が始めた店を手伝いもせずに出かけたばかりいる父は、実は店のチラシを作って配っていたことを。
イノが手伝っていたようで、イノから教えられたのです。
ソルはそれを母やジュンにも知らせました。
初めて家族が一つになった気がします。
ジュンはジュンでとても辛い思いをしていた事が想像できたし、父は父なりに頑張っていたわけで。
一緒に食事をしたイノは、そんな温かい家族の一員にしてもらえたような満ち足りた気持ちになったようです。
でも、ソルへの想いは、複雑でした。
今まで通り勉強を教えて貰わなくてはいけないけど、ジョンと一夜を過ごしたと思いこんでますからね。
やっぱり、これ以上近づくのは自分が傷つくと分かっていますから・・・。
ソルはそのあたり、まったく気づいていません。
ある日、ジョンが久しぶりに大学にやってきました。
ソルは大喜びで一緒に学食に行きました。
そしたら、そこにシム教授がイノを連れてやって来たのです。
ジョンは、イノが学生のように大学に来ていることも気に入らなかったし、ソルやソルの家族と本当に親しくなっている事も知り、一気に気分が滅入りました。
昔、イノとイナが一緒に住んでいた頃、二人は父と本当に仲が良くて。
自分は一人のけモノになった気分でいたようですね。
その時と同じ気分になったようです。
ソルとイノが自分の知らない話題をしているのを見ると・・・。
急に食事をやめて学食を出て行ったジョン。
慌ててソルが後を追いました。
ソルが説明しようとしても、人が変わったように冷たい表情で拒否するジョン。そのまま行ってしまいました。