六龍が飛ぶ(ノーカット版) DVD-BOX 第一章 | |
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ポニーキャニオン |
ユ・アインくん、ユン・ギュンサンssi、シン・セギョンさん等出演の史劇。
高麗末期から朝鮮建国へとつながるエンターテインメント作品だそうで、2015年のSBS演技大賞で12冠を獲得したそうです。
LALA TVで本日から放送が始まりました。
65話ということで、少々びびってますので、とりあえず1話のレビューを挙げておくことにしました。
このところ、長編モノは、最後まで視聴気力が続いてないので、レビュー一覧は、後日と言う事にしておきます
時は高麗末期。
8年ぶりに都に戻ってきたチョン・ドジョン=キム・ミョンミンssi。
殆ど物乞いのような格好です。
彼を待っていたのは、イ・パンウォン=ユ・アインくんと、もう一人タンセ=ピョン・ヨハンssi。
タンセはドジョンに対して恨みがあるようで・・・。
でも、ドジョンはタンセも、パンウォンにも全く記憶が無さそう。
パンウォンだけが、2人の事を知ってるようです。・・・どういうこと
そして話は8年前にさかのぼります。
パンウォンはまだ少年。ナム・ダルム君が演じているのですが、彼は「ピノキオ」でイ・ジョンソク君の少年時代を演じていましたね。端正な顔立ちで、将来に期待してしまう美しさです。
パンウォンは、都からは離れた咸州でいました。
父イ・ソンゲを尊敬し、常に父のようになりたいと思っていました。弓が上手く乗馬も上手く、民にも敬われている父のように。
ある日、ソンゲに王命が下りました。
宰枢に任命すると言う事です。要するに、大臣ってことかしら?会議に参加できると言うので。
これには、権力者のイ・インギョムたちは驚き、ますますの警戒をし始めました。
パンウォンは、いつもおいてきぼりになるのを悔しく思っていました。
だから、今回こそは自分も都に行きたいと父に直訴。地方の方言ではなく、都の言葉を話さなくてはいけないといつも父から言われているので、先に行って言葉を学ぶと言う条件で。
護衛のキム・ヨンギュとグンスと共に先発しました。
都はパンウォンにとってどっちを見てもお初なモノばかり。
なめられないように派手な服を着て来たものの、きょろきょろする様は、おのぼりさんってことが一目瞭然。
そんなおのぼりさんは、都で育った浮浪者の子供たちにとっては絶好の獲物。
ヨンギュたちとはぐれてしまい、気がついたら身ぐるみはがれてしまいましたよ。
この時に知り合ったのが、ブニとタンセの兄妹。
彼らは母がさらわれたのを探しに都にやって来たばかりでした。
母をさらった者の手首に変わった文様が描かれていたのを目撃していました。
タンセは、グンスが手紙を隠すのを偶然目撃し、取り出してみました。
そしたら、その手紙に押されていた判が、母を拉致した者の手にあった文様と同じモノだったんです。
犯人だ・・・と思ったタンセたちは、グンスにその事実を突きつけました。
勿論何も知らなかったパンウォンとヨンギュは、その判を見て、驚きました。
咸州で捕えたスパイの持ってた手紙に押された判と同じものだったのです。
ヨンギュは、グンスこそがスパイだったと、飛びかかりました。でも、結局逃げられてしまったのです。
パンウォンは落ち着いたものでした。
皆がグンスを追って行ったの見ても、自分は悠長に服を着替えてます。
行き先は、手紙を届ける予定だった相手のところだ・・・と踏んだのです。それは、、イ・インギョムのところだと。
孤児仲間のカップンに教えてもらって、イ・インギョムの屋敷に忍び込んだパンウォンたち。
よく食べ物をくすねに来る・・・というカップンの言葉通り、食べた事も無い美味しい肉とか料理がたくさん並んでいましてね。
つい、パンウォンも必死に食べちゃうんです。こういうところが、まだまだお子チャマ。
ところが、その肉が、何故食べた事も無い味だったのか、すぐに知りました。なんと、人の母乳を与えて子ブタを育てていたんです。
カップンの母は、出産食後にいなくなってしまってました。
だから、カップンは生まれたばかりの赤ちゃんを背負って母を探し続けていたのです。その理由がここにありました。
ショックを受けたパンウォン。と共に、怒りも湧いて来ました。
その時、屋敷に何者かが侵入したとのインギョムの命令で、家臣たちが一斉に屋敷内を捜索。
インギョムの机の上に、グンスが渡す筈だった手紙が置かれていたのです。
それによって、あっさりとパンウォンは捕まってしまいました。
タンセとプニは、物置に隠れて無事。でも、鍵をかけられてしまって出られないでいます。
結局は、盗み食いだけを咎められて放免となりました。
ソンゲたち一行が都に到着しました。
インギョムは、ソンゲたちの歓迎の宴を開きました。
そこで、もてなしの劇を見せたのですが。それはソンゲの過去をあてこすったモノで、誰も知る筈の無い、‘赤い狼’と呼ばれたチョ・ソセンという友との一件でした。
表向きチョ・ソセンが高麗を裏切って元についたのを、ソンゲが討ち取った・・・となって、功績を挙げた事になってるんだけど、実はソンゲ自身も親元派だったようで。友を裏切って高麗に恩を売ったわけです。
誰も知らないと思っていた経緯を、よりによってイ・インギョムが知ってるなんて・・・ですよ。
芝居が演じられてる間中、ソンゲは怒りに震えていました。
弟分のイ・ジランは、その事情を知ってるようで、彼もソンゲと同様怒りを必死に我慢していました。
そんな父を、パンウォンはずっと見つめていました。
裏でアクドイ事をしているインギョムを許せないし、絶対に父が罰してくれるに違いないと期待しながら・・・。
でもね、現実は違いました。
なんと、怒りに震えていたソンゲが、インギョムに頭を下げたのです。表沙汰にしないでほしい・・・と。
それを見たパンウォンは、失望した表情を浮かべました。
面白い始まりです。
朝鮮建国の辺り、私は今までドラマではきちんと見た事無かったですからね。「大風水」も、途中リタイアになってますし・・・。
今回は、完観できるでしょうか。
不安です・・・。