レビュー一覧は、こちらから。
へギョンに又チェ検事が会いに来ました。
彼はいったい何が目的なんでしょう。テジュンの罪を並べ立てて、へギョンを離婚させようとしているのか、そうやってテジュンを孤立させようとしているのか・・・。
或いは、何か証言を取ろうとしているのか・・・。ちょいと私には分かりません。もう2話で見落としかしら
次に担当したのは、レイプ事件。
被害者のウンジュがへギョンを指名して来たのです。被疑者はチョン・ハノクというムイルグループの御曹司。
示談で済ませようとするミョンヒ。
ウンジュもそして彼女の付き添いできたキム・サンマンと言う男も胡散臭げで信用できないと言いました。
でも、へギョンはウンジュの言葉を信じられると思いました。
チョン・ハノク側の弁護士はへギョンの大学の後輩でジュンウォンの同期のチャン・テソク。
合意の上の事だと主張し、一切非を認めません。
そして彼が示したのは、4億と言う示談金。機密保持誓約書にサインし、沈黙を守る事が条件でした。
そしたら、サンマンは、もうそのお金を手に入れられれば良いって態度になっちゃった。
へギョンは、ウンジュに聞きました。どうして自分を指名したのか・・・と。
「先生なら私の境遇や気持ちを理解してくれるかと。」
ウンジュはお金より謝罪を求めていました。裁判で罪を認めて謝罪してくれる事が一番の願いだったのです。
示談の話を持ち出された時、ウンジュはへギョンの考えを問いました。
「4億は大金です。勝訴したとしても、それ以上は望めないと思います。何より、辛い裁判になりますよ。」
ジュンウォンもミョンヒも、今回こそは自分たちの方針通りでへギョンがやってくれると思って満足そうでした、この瞬間までは。
「大事なのは、あなたの望みです。示談にすれば事件は闇に葬られるけどお金は残ります。」
先生の考えは?・・・ともう一度ウンジュが聞きました。
私なら・・・と言いかけた時、ジュンウォンが遮ろうとしました。嫌な予感がしたんですね。ミョンヒの表情も・・・。
「私なら戦います。金に物を言わせるのは許せない。」
「その言葉を待っていました。お金を払うだけじゃなく、私に謝ってほしいのです。」
ジュンウォンはへギョンに抗議しました。
依頼人の意志に添った弁護をしたいというへギョンに、現実はそう甘くないと言うジュンウォン。
4億を払うと言う事は謝罪したのと同じだとジュンウォンは言いましたが、真実が足りない・・・とへギョンは言いました。
罪を認めていないし、被害者は世間の人に脅迫犯だと思われてしまう・・・と。
へギョンの方針が採られる事になりました。
でも、案の定、謝罪を求めても相手は罪を認めないどころか、捜査事態が中止となり、反対にウンジュが虚偽告訴罪等で告訴されることになってしまったのです。
ここまで相手が強気に出ると言う事は、何かある・・・とジュンウォンは察しました。
なんと、ウンジュに風俗店で働いた事で起訴されかかったものの、結局、起訴猶予となった過去があったのです。
これはもう彼女の証言の信用性にかかわる事態でした。
それ以外にも、何か不利になる要素が出て来たのではと考え、検察に探りをいれることに。ダンが、元の職場と言う事で、情報を得ようとしたんですが、運悪くパク検事に見つかっちゃって・・・。
また、上司のチェ検事の登場となりましたよ。
チェ検事は、これもテジュンの指示かと言いました。何の関係が?・・・とへギョン。
テジュンが最後に担当していたのが、ムイルグループの仕事だったそうなんです。
「テジュンと別れてひとり立ちしてください。」
と、チェ検事。それが目的なの?何の意味があるのかしら・・・。
ま、それはそーとして。
ウンジュが勤めていた風俗店を調べると、思わぬ人物を見つけてしまいました。
テジュンとスキャンダルを起こした女性です。
テジュンは1回だけだと、罠にハマったんだと、信じてくれとへギョンに繰り返して言いました。でも、店での話しを聞くと、常連客としか思えなくなったのです。
怒りがこみ上げて来たへギョンは、テジュンに面会に行きました。
怒りをぶつけても、テジュンはいたって冷静でした。
そして今回の事件の事も既に知っていましてね。へギョンとウンジュの為に君を推薦した・・・と言いました。
‘ウンジュ’と言った事が、へギョンは引っかかりました。
ウンジュとも関係があったんだ・・・と思いました。
テジュンは否定しました。
「君には借りがあるから、君の為になることをしたいんだ。」
そうテジュンは言いました。もしかしたら、昔へギョンが起こしたという交通事故のこと?本当は運転していたのは、テジュンだったのかもしれません。
その所為で、へギョンが弁護士になるのが遅れたとチェ検事が言ってましたからね。
へギョンはウンジュを信じて良いのかどうか迷い始めました。
家に帰ると、息子のジフンが顔に傷を負っていました。
喧嘩をしたようです。
学校に行って事情を先生に聞こう・・・とへギョンが行こうとすると、ジフンが止めました。
大ごとになってしまう・・・と。顔を知られてるだろ・・・と。
ショックでした、へギョン。
何も言わなかったけど、子供たちが学校でどんな嫌な思いをしているか、改めて気付きました。
やり場の無い怒りが湧いて来たへギョン。悲しみも襲ってきました。
「一人で行って来る。」
そう言って家を出ました。
ドアの外に出たら、我慢していた涙があふれて来ました。自分だけが辛いのじゃない。子供たちも本当に辛い思いをしているんだ・・・と。
エレベーターが開きました。
乗っていたのはジュンウォン。用事があったようです。
「少しだけこのままで・・・。」
ジュンウォンの胸に額をつけて泣きました。ジュンウォンはそのまま立っていてくれました。
大丈夫だ、立派にやってる・・・と言いながら。
ジュンウォンは、事件直後に採取した精液がチョン・ハヌクの物ではなく、別人のモノだった・・・という結果を知らせに来たのです。
そんな訳ありませんよね。
ジフンがへギョンを待っていました。
ただでさえ、辛い思いをしている母親にこれ以上負担をかけたくないと思ったのです。
お荷物じゃないわ・・・とへギョンはジフンに言いました。
本当によくできた子供たちです。
ウンジュに対する虚偽告訴罪についての裁判が始まりました。
味方だと思っていたサンマンまで、チョン・ハヌク側に付き、不利な証拠ばかりをあげられ、へギョンは苦境に陥りました。
でもね、くじけることなく地道な努力で捜査を続け、或いは相手に逃げ道を作った上で証言を翻らせたりして、本当に上手い弁護をしました。
結局、暴行は事実であり、虚偽では無いという判断を出した裁判長。
虚偽告訴罪は成立しないと審判されました。
別れる時、へギョンはウンジュに聞きました。
「私の夫とはいつ知り合ったの?」
「面識は無いです。」
きっぱりとウンジュは言いました。
勘違いだった・・・とへギョンは思いました。ほっとしたような表情です。
へギョンはテジュンに頼みました。
警察のコネを使わせて・・・と。テジュンは承知しました。
そして、チョン・ハヌクはレイプの嫌疑で逮捕されました。再捜査することになったようです。
これですね、へギョンがテジュンのコネを使った理由は。
ところが、テジュンの事件はまだ終わりを見せていませんでした。
家にテジュンの不倫証拠写真が送られて来たのです。それも、子供たちの目に留まるように。
そして、チャン・テソクがテジュンに面会に来ていました。
なんと・・・テジュンはチョン・ハノクを救おうとしていますよ。そうしたら、テジュンに不利な証言を消してあげる・・・なんて言ってます、テソクが。
えへギョンのためになる事をしたいと言っていた筈なのに・・・