ハベクの新婦 DVD-BOX1 | |
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始まりは、一人の僧侶と女の子が海岸を歩くシーンから。
女の子は目が見えないのかな?
僧侶を演じているのが、ヤン・ドングンssiなのですが、これだけの役って事は無いよね?
“こちら側の世界”には人間が、“あちら側の世界”には、神が暮らしていると僧侶は話しました。
「神の国には、水の国である水国、空の国である天国、土の国地国がある。そこからやってきた管理神たちが人間界の自然を守っている。水国、天国、地国の王は、王となる運命を背負って生まれてくる。万物の源である水国の王は“神界の皇帝”という絶対的権力を持つ。即位するには、神託が刻まれた神石で玉璽を作らねばならない。神石は3つ。管理神たちが1つずつ持っている。だから、人間界に来て、神石を探さなければならない。」
僧侶がそう言うと、女の子は聞きました。
何故、人間界に神石を持って行ったの?・・・と。
それに対する答えは、この時は出ません。
そして、ユン・ソア=シン・セギョンさんが橋の上から、一輪の菊を川に投げるシーンになります。2018年だそうです。
直後に、ソアも飛び込みます。
このシーンの意味も、後で分かるのでしょうね。
時は、1年前にさかのぼります。
神国では、3000年ぶりに新しい皇帝が誕生するというお告げがありました。水が赤く変わったのです。
大司祭からそれを告げられたハべク=ナム・ジュヒョクssiは、神石を求めに、人間界に行かなければいけなくなりました。
水国はムラ、地国はジュドン、天国はビリョムという管理神が神石を持っているということです。
何故人間界に神石を?・・・とハべクも大司祭に聞きました。面倒なのに・・・と。
でも、大司祭はその答えを人間界で探してくださいと言うだけでした。
もう一つ、助言されたのが、神の従者のこと。
代々神に仕えると言う約束をした者のことで、何かあったらその子孫を訪ねるように・・・と大司祭は言いました。
覚えていなかったとしても、ある文様が刻まれた物を見せたら、覚醒しハべクに従うから・・・と。
従者はナム・スリ。
神物は必ず身につけておくのですよ・・・と言う大司祭の忠告だったのに、なんと、人間界に落ちた時、それらのすべてを失くしてしまったのですよ、ハべク&ナム・スリは
神の従者の子孫というのが、ユン・ソア=シン・セギョンさん。
精神科医で、自分のクリニックを経営しているのですが、患者の突拍子もない話しに頭を混乱させられるばかりで、まったく金儲けは出来ないでいます。
病院の経営も上手く行っていないようで、銀行からは借金の返済の督促状が山のように送られてきてる状況です。
彼女には夢がありました。
大嫌いな韓国を出て、バヌアツに行く事です。
借金の返済のために、相続した田舎の土地を売ろうとしているのですが、条件が悪いらしく、なかなか買い手がつきません。
以前財閥二世からもらったダイヤの指輪を売ろうと思いたちまして、埋めておいた指輪を掘りだしました。
その時です。
夜空に不思議な動きをする流れ星を見つけたのは。
思わず願い事を口走ったソア。
その瞬間、彼女のおでこに衝撃が。
意識を失って倒れそうになったソアを抱きとめたのが、ハべク。
まるで「ターミネーター」のシュワちゃんのように生まれたまんまのお姿
従者のナム・スリの姿もなくて、困ったので、ソアが持ってた白衣・・・正確には、ピンクの白衣(?)を身にまといました。
その直後に、無事ナム・スリと出会え、洋服をとりかえることができました。
神の門の場所は変わらない筈なのに・・・とナム・スリ。どうして二人が別々のところに落ちて来たのか、理由が分かりませんでした。
おまけに、神石の場所を示す座標も、神力も失ってしまったハべク。神の従者に見せる紋章もありません。
要するに、何の力も無く、頼るべき従者にも会えず、勿論、神石も集められないかも・・・という状況に陥ってしまったのです。
そんな時、偶然会ったのが、ソア。
ソアは、白衣の中に入れておいたダイヤの指輪を奪った輩を探していたのです。
勿論、その時には、ハべクも着替えていたので、彼が犯人だとは思いもよりません。
ただ、言葉づかいや態度、全てが理解できないので、相変わらず自分には精神的に変な人が寄ってくるのか・・・と関わらないでいようと背を向けました。
その態度が無礼だと、ハべクは激怒。
「俺は水の神、水国の次期王、神界の次期皇帝ハべクだ」
でもね、普通の人間のソアとユ看護師には、誇大妄想癖のある人だ・・・としか思えません。
とにかく、この時は、そのままソアとユ看護師は、背を向けて去って行きました。
ソアは、銀行に相談に行きました。
ところが、利息の返済も滞りがちなため、担当の女性銀行員の態度も冷たいモノでした。
とにかく、なんとかこの状況を改善したいと、縋るしか、ソアには出来ませんでした。
待てど暮らせど、なかなか回答を貰えないソア。
なのに、どこかのお偉いさんには、ぺこぺこしながら優先して処理したり、利率を低く優遇したり・・・。
あまりの事に激怒したソアは、その場に乗り込んで不平不満をぶちまけました。
お偉いさんというのは、べりウォンリゾートのシン・フエ代表=イム・ジュファンssi。
仕事のできる公私混同しない企業人のようです。
ソアの言い分もごもっとも・・・ということで、銀行側に善処してもらえるよう口添えをしましょうかと言いましたが、ソアはそれをきっぱり拒絶。
ならば、銀行の手を患わず事無く、仕事を頑張って稼ぎなさい・・・と言って、背を向けたシン・フエでした。
ところが、直後にユ看護師とシン・フエの運転手の間で一揉めあっちゃって・・・。
なんとも気まずい出会いとなりました。
何の手掛かりも道具も持たないハべクとナム・スリは、とりあえず神の門の場所に行く事にしました。
代々神の従者が守ってきた土地なら、そこで従者と会えるかもしれないと考えたのです。
で、会ったのが、ソアだったのです。
ソアは売ろうとしてる土地を見に来たのですが・・・。
まさかそこであの変な人物と会うとは思ってもみませんでした。
思わず逃げようとした時、止めようとしたナム・スリと車が接触。
慌てて病院に・・・と思ったんだけど、壊れたカーナビによって山奥に誘導されちゃった。おまけに、ガス欠になっちゃうし・・・。
ナム・スリにガソリンを調達に行かせ、二人で待機していたんですが、何を話しても、さっぱり意味が分からないソアは、頭を抱えてしまいました。
ま、結局、ナム・スリがガソリンを持って帰って来てくれたので、なんとか街まで戻って来ることができました。
ソアのことを神の従者の子孫だと言い張るハべクに、ソアはいい加減うんざりして来ました。
借金の事で頭が痛いのに、もう関わりたくは無いということでしょうね。
そのまま行ってしまおうとするソアに、ハべクも最後の手を・・・と思いました。
最後の手?
・・・なんと、いきなりソアにkissしちゃったよ、ハべク
「神の恩恵を授ける。目覚めよ。」