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通り過ぎる釣り人に違和感を感じたのか、ソルはこっそり後を追いました。
でも、キム・ジュンテに勘付かれてしまって、襲われてしまうんです。
カン捜査官が駆け付けてくれて、助かりましたけどね。
その後、大捕り物の末、ジュンテは逮捕されたのです。
取り調べで、ジュンテは被害者を愛していた故、殺したと言いました。
被害者が最近別れを切り出したんだとか。それを、チャ刑事の横恋慕の所為だと勘違いし、復讐のために罪をなすりつけようとしたのです。
チャ刑事が被害者と会っていたのは、相談に乗っていたためでした。
被害者は友達の話だけど・・・と誤魔化しながら、恋人のDVについて相談したのです。本当は訴えたいけどそうしたら、警察官を目指してる恋人の夢を断つ事に事になるから、出来ない・・・と。
被害者は、ジュンテから暴力を受けながらも、やはり愛していたのでしょう。
チャ刑事は、皆のお陰で濡れ衣を晴らす事ができました。
大喜びでソルたちの前に現れました。
そして、科捜研のメンバーにもお礼を・・・と訪ねて行き、そこで毒物のプロであるステラと初めて会いました。
すっかり、意気投合した二人。
なんだか、面白いカップルになりそうです。
また、ソルが引っ越ししたと聞いたカン捜査官とチョン事務官は、カン首席検事も誘って引越祝いに行きました。
そして、ぺク・ボムと隣同士だと言う事を知ったのです。
ソルの部屋の中は、閑散としていました。家具も殆どないし、生活感は全く感じられないがら~んとした空間が広がっているだけ。
皆、ちょっと意外な印象だったようです。さぞかしゴージャスな部屋に住んでいるだろうと想像していましたからね。
実はソル、寂しい思いをしているのです。口が裂けてもそうは言えませんけどね。
自由に生きるためだと、腹をくくった・・・そんな感じです。
カン首席検事は複雑な表情を浮かべていました。
ソルは、以前、カン検事がぺク・ボムのことを“容疑者”だと言っていたのを耳にしました。
その意味を尋ねると、カン検事は、やっと話してくれました。検事として最初に担当した事件の容疑者だった・・・と。
交通事故で同乗者を死なせてしまった事故でした。
運転していたのはぺク・ボム。死んだ助手席の女性は、彼の恋人で妊娠していました。ただ、二人の関係は冷えていたと言われていました。
お腹の子は、ぺク・ボムじゃない別の男性の子だ・・・と。
だから、故意に事故を起こして殺したというのが、カン検事の見立てでした。
でも、結局、証拠不十分で釈放されてしまったのです。そして、今でもカン検事はぺク・ボムを加害者だと思っているのです。
手の怪我も、その時のモノだ・・・とソルは思いました。
ぺク・ボムが交通事故の遺体の解剖をしたがらないのも、そこに理由があるのでしょう。
ところが、また交通事故死した遺体が運ばれて来ました。
最初拒否していたぺク・ボムですが、自分の事故と状況が似ていると知ると、引き受けました。
男性が飲酒したため、運転歴の浅い女性が運転を変わった挙句の事故とみなされていました。女性は死にましたが、男性は軽い怪我で済んでいました。
それは男性の供述だったのです。
でも、ぺク・ボムは、その嘘を見抜きました。
運転していたのは、男性で、飲酒運転でした。
チャ刑事は、改めてぺク・ボムの検死技術の素晴らしさを感じたようです。
海外から帰国したばかりの男性が空港のトイレで急死すると言う事件が起りました。
緊急解剖の指示が出て、ソルがその通達を持って科捜研に急ぎました。
既に遺体は解剖室に運ばれて、ぺク・ボムとハン調査官が待機していました。
ところがそこに緊急連絡が入ったのです。
遺体の主は、日本からの帰国と思われていましたが、実は、日本は経由地であって、帰国したのはカタール。マーズが発生している地域でした。
現地で体調を崩し、診察を受けた病院は、マーズ治療の拠点病院だったのです。
すぐさま、解剖室の閉鎖命令が下りました。
「私には無理です。」
珍しく動揺したハン調査官は、カメラを置くと、急いで解剖室を飛び出して行きました。ぺク・ボムが止める間もありません。
その時、入れ替わりに入ってきたのが、ソル。
出て行け・・・とぺク・ボムが叫びましたが、いつものことゆえ、ソルは特に動じることなく入って来てしまいました。
マーズの疑いありだと言えば良いのに
ただ出て行けだけじゃ、行動しないよね。
次の瞬間、解剖室は外から鍵がかかり、一切出入りできなくなってしまったのです。
患者がマーズがどうかの鑑定が出るまで、接触した可能性がある人たちは隔離されるのです。6時間はかかるそうです。
黙って待っていれば良いのに、ぺク・ボムは、解剖すると言いだしました。
病死ならともかく、他殺なら、犯人に逃げられてしまう・・・と言いました。
必死に止めていたソルも、従うしかなくなりました。
そして、ハン調査官が居なくなった今、記録するのはソルしかいません。
カメラを構えて、撮りはじめたのですが、やっぱりねぇ・・・グロテスクだよねぇ
素人には凝視するなんて事出来ませんよ。
体調が悪くなってきたソル。
思わずカメラを落としそうになり、上っていた脚立から滑り落ちちゃって。その瞬間、置いてあったメスで手を切っちゃったーっ
使用中のメスだったら、病原菌の感染等の恐れがあります。
きゃぁ~っ