まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『詩を忘れたあなたに(原題)』2話まで

2018-12-11 22:58:57 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

2話のテーマとなる詩は、「あらゆる瞬間がつぼみだ」。

 

キム・ナムは、シン・ミノに、ボヨンとの過去を皆にばらしたのは自分だと正直に告白し、謝りました。

ボヨンに話して謝ると言うキム・ナムに、ミノはそんな事しなくて良いと言いました。

どっちにしても、ボヨンと親しくするつもりは無いから、敵同士のままでも良いと言うのです。

 

「新たな出発」というオ・ボヨンと言う人の詩を読むボヨン。

“絡んでいた結び目も解けた。刺さっていたトゲも抜けた。未練も無く後悔も無く乱れたものを整理した。もつれたものを手放した。気楽な気分で潔い気持ちで明日の為に昨日を消した”

明日のために、昨日を消そう・・・とボヨンは思いました。そうすれば、またチャンスが訪れるだろうと。

 

でもね、事情を知らないパク・シウォンが、翌日ボヨンの気持ちを逆撫でするんですよね。

元々、人の気持ちを傷つけるような事を、口にしまくるパク・シウォンです。先輩なので、ボヨンも反論しませんが、傷口に塩を摺りこまれる気分だったでしょう。

それでも、くじけずに頑張ろうと自分自身を奮い立たせるボヨンでした。

 

なのに、ミノは遅刻はするし、仕事中に抜け出して居眠りしたり、緊張感も責任感も感じられません。

ある日ミノは、担当患者から治療とは全く関係無い事・・・リンゴをむいてくれと頼まれました。

なんで自分がこんな事をしなきゃいけないんだ?・・・という不満見え見えの態度のミノ。一応、剥いてあげはしましたが・・・。

ボヨンに猛抗議しました。

本来の研修とは関係無い事までしなくてはいけないのか?・・・とね。

でも、今のミノの態度じゃ、研修を受けているなんて到底言えません。

まぁね、ミノは理学療法士になりたくてこうしているわけじゃありません。優秀な兄がいて、おそらく常に比較されて来たのでしょう。

ボヨンに痛いところを突かれて、だったら辞めてやる・・・と実家に帰って親に泣きついたのですが、全く話を聞いてもらえません。

結局、病院に戻るしかありませんでした。

 

シンソン病院に優秀な理学療法士イェ・ジェウク=イ・ジュニョクssiがやって来ました。

知識、能力共に高く、経歴も華やか。

なのに、どうしてこんな小規模な病院に来たのか。皆不思議に思いました。

 

リハビリ療法科の面々は、近づき難さを感じながらも、なにせ著名な人物ゆえ、お近づきに・・・と思うのですが、イェ・ジェウクは全く受け付けません。

無表情に、相手に厳しい忠告をしまくるので、皆、なんか気に入らない様子です。

幸い、ボヨンはまだそんな目に遭っていないので、ただただ尊敬の対象として見ていますが。

 

イェ・ジェウクは、ボヨンが患者の癒しになると期待して貼った詩を目に留めました。

親切職員に選ばれたけど、結局賞を取り消されてしまった経緯も耳にしました。

自分が拾ったのは、その患者からの推薦文だったとジェウクは知りました。

 

キム・ナムは、ボヨンに正直に懺悔しました。

ミノとのことを皆に話してしまったのは自分だと。やっぱり大学の時も、彼のミスで、同期に知られてしまったようです。

ボヨンは、キム・ナムに激怒。

一方で、ミノを疑ったことに罪悪感を感じました。

自分と親しくなる気は無いから、真実をボヨンに話さなくて良いとミノが言ったとキム・ナムから聞き、余計に罪悪感が押し寄せてきたようです。

 

そんな時、ボヨンとミノが担当していた患者が突然亡くなったと知らされました。

リンゴをむいてくれと言った患者です。

リンゴをむいてくれと言ったのは、看病に疲れて眠り込んでしまっている妻の誕生日プレゼントにしたかったからでした。妻はリンゴが大好物だったのです。

勿論、そんな事情を二人は知りませんでした。

ボヨンは、患者にまでなめられていると思い、ミノは本来の仕事じゃ無い事までさせられると気分を害しました。二人とも、患者に対して真摯な態度をとれなかったことになります。

二人は心から反省しました。

初めて二人の思いが一致しました。

 

ボヨンはミノに、誤解していたことを謝りました。キム・ナムから聞いた・・・と。

あなたが私と親しくなりたくないと言った気持ちが分かる・・・とボヨンは言いました。

「私も私と親しくしたくない。」

そう言って泣くボヨンを、ミノは見詰めるだけでした。彼もやり場の無い悶々とした気持ちを抱いていたのです。もっときれいにむいてあげれば良かった・・・と。

 

「あらゆる瞬間がつぼみだ」というチョン・ヒョンジョンの詩。

“私は時に後悔する。金鉱を見逃してしまったのではないかと。あの時出会った人は、あの時出会った物は、金鉱だったかもしれない。もっと懸命に掘りもっと懸命に話しかけ、もっと懸命に耳を傾け、もっと懸命に愛せば良かった。口も耳も閉ざしていたのかもしれない。ぼんやりと。あの瞬間をもっと愛せば良かった。あらゆる瞬間がつぼみなのに。私の熱意次第で咲くつぼみなのに”

 

その詩を、イェ・ジェウクも読んでいました。

 

ミノは、母に電話しました。

気持ちが変わった、実習を頑張る・・・と。

 

ジェウクが何故この病院に来たのか、そこに彼の無表情の理由があるようです。

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『詩を忘れたあなたに(原題)』視聴開始

2018-12-11 10:08:30 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

詩のタイトルをテーマとして物語は進んでいくようです。1話は、“揺れながら咲く花”。ト・ジョンファンssiの作です。

イ・ジョンソクくん出演の『ゆれながら咲く花』も、その詩をテーマとしていましたね。検索してみると、こちらに訳して下さったのがありました。

 

ウ・ボヨン=イ・ユビさんは、理学療法士として、ソウルにあるシンソン病院に勤務しています。ただ、まだ正職員ではなく、契約職員なんですね。

契約だろうと、仕事に正職員との差はありません。

毎日、一生懸命に患者に向きあっています。

正職員への道は、なかなか厳しく、後輩からもイマイチなめられてる感じで、ストレスもたまりますが、決してくじけることはありません。

真面目に真摯に仕事に励んでいました。

 

そんなある日、実習生としてやってきたのが、同じ大学で同期だったシン・ミノ=チャン・ドンユンssiと、キム・ナム=シン・ジェハssi。

同期なのになぜ

キム・ナムは、一刻も早く正職員となって、家族の暮らしを立て直したいと思っていますから、何事にも一生懸命になろうと心掛けています。

が、シン・ミノは正反対。

父親が病院を経営しているとかで、親元から離れて大都会ソウルで自由に生活できる事だけを楽しみに来たような軟派さ。理学療法士に成る気は全く無さそうです。卒業するために仕方なく実習に来たのです。

 

キム・ナムは実習先にウ・ボヨンがいる事を知っていましたが、ボヨンもシン・ミノも全く知らず。

二人は一気に気分が滅入りました。

だって、二人の間には、消したい思い出があるからです。

ま、早く言うと、ボヨンがミノにこっぴどく振られたわけです。

 

ミノは、言動の全てが無責任でしてね。

キム・ナムを介して知り合ったボヨンに、その場限りの心にも無い事を言っちゃったがため、ボヨンが心を揺さぶられてしまったのです。

ボヨンは詩が好きでした。

それを、ミノが褒めたのです。カッコ良いな・・・と。

それまで、そんな事を言われた事が無かったのでしょうね、ボヨン。

嬉しくて、てっきりミノも詩が好きだと思い込んでしまったのです。で、ミノに詩を贈りはじめちゃって・・・。

ミノがある時、ボヨンを呼び出し、あっさりきっちり、そして情け容赦なく振っちゃったんですね。

それだけじゃなく、ミノがボヨンを振ったことが、同期の間に知れ渡っちゃってね。恥ずかしい思いをしたわけです、ボヨンは。

ミノも、それは思い出したく無い記憶となっているようですね。

やっと忘れかけたと言う時に、再会ですからね。気まずいなんてもんじゃありませんよ。

でも、割りきるしかありませんでした。

 

ボヨン父は彼女が高校生の時、交通事故で死にました。

その後、借金を抱えていたことと、婚外子までいた事が判明。

高校生の時から書店でアルバイトをするしかなくなったボヨン。その時、出会ったのが、詩でした。

だから、本当は国文科に進学したかったのですが、家の事を考えると、やはり早く就職して母親を助けなければ・・・と、進路を就職に有利な理学療法科にしたのです。

 

病院は、医者だけじゃなく、理学療法士や放射線技師と言った専門職が協力して治療に当たる場所です。

同じ専門職ということで、地位の上下は無い筈なんですが、どうしても医者が一番上位に立ち、他の専門職を見下す態度を取ることもあります。

放射線技師のハン・ジュヨンも、そう言う場面に出くわしました。

その時、常に優柔不断でイライラさせられる先輩のキム・デバンが、人が変わったようにきっちりと抗議しましてね。

ハン・ジュヨンは意外な思いを抱いたのですが、やはりいつもの優柔不断さを受け入れるにはまだ・・・って感じですね。

 

ある日、ボヨンは病院の顧客満足委員会から、“今年の親切職員”に選ばれました。

患者からの推薦が一番多かったんだそうです。

ヤン室長から、皆の前で報告されたボヨンは、泣きそうになるくらいに喜びました。

親切職員に選ばれると、病院のロビーに写真が飾られ、3か月ニューヨークの病院で研修が受けられるという大きな賞なんです。

正職員への道も開かれたも同然って感じです。

 

同僚たちも喜んでくれました。

で、お祝いの席を設けたのですが。

その場に賞を取り消すと言う連絡が入ったのです。なんと、契約職員だからというのが、その理由でした。

 

流石にヤン室長は、ボヨンにそれを告げる事ができなくて、ボヨンのルームメイトのキム・ユンジュに押し付けました。

ユンジュからその話を聞かされたボヨンは、ショックを受けました。

大喜びで舞い上がっていた自分が恥ずかしくてたまりませんでした。

おまけに、ミノとの過去までみんなに知られちゃった。

キム・ナムがユンジュに脅迫されて喋っちゃったっていうのが真実なんですが、ボヨンはミノがばらしたと思い込みました。

恥ずかしさとショックが倍増されてしまいました。

学生の時同期にばらしたのも、ミノだと思ってるようですが・・・。もしかしたら、それも別の誰かなのかもしれません。

 

ボヨンは、患者が書いてくれた推薦メモを読みました。

一人一人がボヨンの優しさに心からの感謝を告げていました。

「傷みや悲しみも道になる」というイ・チョルファンの詩を思い出しました。

“長きにわたる痛みを通じて私は悟った。痛みも道になり得ることを。風の吹かぬ人生はない。風が吹く事で木は倒れないように更に深く根を下ろす。風が木を揺らす理由だ。風が私たちを揺らす理由だ。痛みも道になる。悲しみも道になる”

ボヨンは、この詩によって癒され、また立ち上がる勇気を持ちました。

 

立ちあがって帰っていくボヨン。

その時、一通、患者のメモを落としてしまいました。

それを拾い上げたのが、イェ・ジェウク=イ・ジュニョクssi。

イ・ジュニョクssiが、いつ出てくるのかと思いましたら、最後の最後。

今後が楽しみです。

 

やはり、詩が大きな意味を持つストーリーですね。

韓国詩という新しい魅力を知ることができそうです。

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「詩を忘れたあなたに(原題)」あらすじ

2018-12-11 08:22:56 |   ★「さ」行

イ・ユビさん、イ・ジュニョクssi、チャン・ドンユンssi出演のメディカル系作品。

通常は医者を主人公に据えるところが多い医療系ですが、この作品は、理学療法士を主人公としているところが、特徴です。

私の中では、イ・ユビさんは幼いイメージが強かったのですが、この作品を見ると、頬のあたりもすっきりして、すっかり大人の女性になっているので、ちょっと驚きました。

楽しみです。

 

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