ハベクの新婦 DVD-BOX2 | |
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「神石を無くしたな。」
ハべクの指摘は大当たりでしたね。
なんと、ムラとビリョムが争いを起こし、それを止めに入ったジュドンまで、神石を無くしてしまったと言うのです。
なんてどーしようもない理由なんざんしょ。
ビリョムとジュドンのは見つかったけど、ムラの神石が遠くに落ちた所為で、まだ見つかっていないらしいです。
それを、ジュドンが探しに行ったっきりなんだとか。
あまりにも無責任でくだらない話しに、ハべクは激怒。
でもね、こんな事になっていたとしても、ハべクが座標を持っていたら、なんてことは無かったわけで。
ビリョムにそう言われたら、何も言い返せませんでした。
3人の管理神が集まったのは、ジュドンが、妙なモノがあると言う連絡を受けたからだとムラは言いました。
それが何なのかは、聞いていないようです。
ま、とにかく、神たちの争いに巻き込まれて、命まで落としそうになったソアは、ビリョムの頬を叩きました。
自分には関係無い事で、どーしてこんな危険な目に遭わなくちゃいけないのか、そりゃぁ、腹が立っても当たり前です。
そのまま、ムラの車に乗って、その場を立ち去りました。
ムラは、一生懸命事情を説明しようとしましたが、ハべクは、ビリョムを殴り、事情は明日聞くと言いました。
ソアが心配だったのでしょう。
ところが、先に帰った筈のソアがなかなか家に帰宅しません。
ハべクは、ずっとソアの帰りを待っていました。
ソアは母のお墓に行っていました。
誰にも理解してもらえないこの状況を話せるのは、母しかいないと思ったのでしょう。聞いてくれるだけで良いのです。
携帯をビリョムに捨てられ、誰にも連絡出来ない状況でしたし・・・。
ソアの父親は、世の中のため、世界のために出来ることはなんでもするという人間だったようです。だから、恵まれない子供たちを自宅で世話していたのですね。
それがソアには不満でした。
本当の娘より血のつながらない他人を大切にしているように思えました。なんでも分け与えたようです。
ソアの洋服なんぞも・・・。着るモノ、食べるモノ、全てを・・・。
だから、ソアは自分の事だけを考えて生きて行きたいと思っているのです。本当は、そんな父親の血を受け継いだ優しい心を持っているのに・・・。敢えて反対の事を言い、反対の行動を取ろうとしているのです。
それを、ハべクもシン・フエも指摘したのです。正直になれ・・・と。
そんな父親は、ある日、アフリカに行ってしまいました。彼女と母親を残して。
父親の乗ったタクシーを追いかけたソアは、絶望のあまり、橋から川に飛び込んだというわけです。でも、死ねずにトラウマだけが残っているということです。
帰って来たソアを見て、ハべクはほっとしました。
家の外の塀にもたれて立ってるハべクを見て、ソアもほっとしたのかもしれません。
でも、その時は、疲れきっていました。
「いったいどんな大罪を先祖が犯せば私の命や運命がおもちゃにされるわけ?」
確かに私の人生は楽しくないし、有意義でもない。そんな余裕は無かった。一時期は夢もあったけど、分不相応な夢を見た代償を今払ってる。だからって、死んでもいいわけじゃない。
神なんでしょ?・・・とソア。だったら、願いを叶えて・・・と。
「父さんに会わせて。」
全ての重荷を私に背負わせて自分は平気で元気に暮らしているのか、聞いてみたい・・・とね。
「娘も救えないのに、世界を救えるの?それを聞くのが、唯一の夢よ。だから、死ねない。絶対に。」
ハべクがソアの手を取りました。
「約束する。もう二度と俺たちのことでお前を危険な目に遭わせない。守ってやる。それが神の本分だ。」
絶対に破らないで・・・とソアは言いました。
ソアの先祖の大罪・・・。
それは1200年前にさかのぼるようです。
先祖が跪いて神に許しを請うていました。
命を助けてくれたら、生涯を神々にささげる・・・と。
そしたら、それでは足りないと言われたのです。
「末代まで神界の神に献身してもらう。子は一代に一人だけ。子を産んだ後、夫婦は必ず別離する。短い愛の喜びと長い裏切りの苦痛で神を欺いた罪を償え。子々孫々神の為に存在することで裏切りの代償を払うがよい。」
あいやぁ~っ神様がそこまで酷いことを申し渡すなんて、いったいどんな裏切りをしたの?・・・と思ったら。
ある女性が、供養米の為に入水したんだけど、水国の王に救われ、そのまま水国で贅沢に暮らした。ところが、女性は人間界に残して来た盲目の父親が心配で体調を崩してしまったのです。
王は金銀財宝を持たせて里帰りさせたが、女性は戻らなかったんだとか。自国の王と結婚してしまって。
神界は女性の裏切りに激怒した・・・とハべクは言いました。
ソアは、この話をイマイチ信じていないようです。確かに、韓国の昔話『沈清伝』と同じ内容です。
本当の大罪が何なのかは、まだ分かりません。
ソア、この大騒動で、シン・フエと売る土地の事で会う約束をしていたのを、すっかり忘れてしまっていました。
携帯も無かったし、連絡のしようがなかったのですが。
シン・フエも、ユ看護師も連絡がつかないソアを心配していました。
で、土地の話を・・・となった時、ソアは、ビリョムに拉致された時、車の中に書類を置き忘れてしまったことを思い出しました。
もうねぇ・・・全然話が進みませんよ。
山に修行に行っていたヨンミか帰って来ました。
ついて無い人生を送っているソアを占ってもらおうと、神のような腕利きの占い師を連れて来たとソアを呼びました。
それがなんと、チェ・ゴルリン。
ハべクが神力を失っていると知ると、突然ハべクにkissした乞神です。どうも、その所為で、ハべクは空腹を感じるようになってしまったんだとか。一種の呪いですって。
その呪いを解くには、再度kissすれば簡単に解けるというのですが、チェ・ゴルリンは逃走した挙句、ビルの屋上から飛び降りて、地面に消えてしまいました。
つまり、ハべクの空腹はまだ続くってことです。神界に帰れば、呪いは解けるそうですが・・・。
ソアがビリョムの車の中に忘れて来た書類を、ハべクが差し出しました。ビリビリに破かれていました。
売るなとハべクは言いました。神の土地だから・・・と。
土地を売ってお金を手に入れることで、人生が変わるかもしれないと期待していたソアは、激怒しました。
そして、ハべクに別れを告げたのです。
ソアは、シン・フエに連絡しました。
その時間は、私的な空間にいる・・・とシン・フエはソアに話してありました。
そこに行っても良いかとソアは尋ねました。
ソアが道を渡ろうとした時、暴走したトラックが突っ込んで来ました。
ハべクは、慌ててソアの名前を呼びましたが、遅かった。
ところが、ソアの姿が消えてしまったのです。
え
まさか、シン・フエの私的な空間に飛んだ