まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『検法男女(原題)』10話まで

2018-12-26 17:33:45 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

「ソ・ジョンミンさん殺害の容疑で緊急逮捕します。」

カン検事は、そう言って、ぺク・ボムをその場で逮捕しました。

解剖は、科捜研以外の人物・・・ピョ教授によって行われることになりました。

 

ソ捜査官の遺体には、目立った外傷は無く、頭部の損傷と注射痕だけしかありませんでした。

ピョ教授は、薬物の詳細な検査結果が出るまで、所見は保留・・・と言いました。

 

ぺク・ボムの事情聴取をしたカン検事は、ここで10年前の兄の事件が自殺では無く、ボムによる他殺だと考えて、ずっと調べて来た事を明らかにしました。

ソルも、ノ部長検事も、初めて二人の関係を知りました。

これまで、カン検事がボムを目の敵にして来た理由をここで初めて知ったのです。

そしてもう一つ明らかになったのが、ソ捜査官とボムの恋人ハン・ソヒとが親しい間柄だったということ。同じ養護施設で育ったようですね。

誕生日が分からないソヒのために、自分と同じ誕生日にしてあげたとか。

だから、ソヒの事故死も、ボムが仕組んだモノだと思い込んでいるようです。

 

10年前、カン・ヨンが使った薬物と今回の薬物とが同じだったことや、そう言った裏の事情の所為で、カン検事は、ぺク・ボム犯人説に固執しました。

でも、科捜研の同僚や部下たちは、皆、性格はどーでも、人を殺すような人間ではないとボムを信じていました。

勿論、ソルたちも・・・です。

 

兄のヨンの事件も含めての捜査となると、身内であるカン検事が表だって携わる事は出来ません。

だから、一応ソルが担当ということになりましたが、主導権はカン検事が持っていました。

 

そんな時、チャ刑事が別の容疑者の存在を探り当てて来ました。

事件当夜ソ捜査官の自宅を訪ねた人物の姿恰好が、ぺク・ボムと一致すると言う証拠は、チャン・テジュという人物にも当てはまりました。

チャン・テジュは、ソ捜査官が以前勤務していた部署で逮捕した人物で、最近仮出所していました。ところが、保護観察官との連絡が途絶えてしまい、居場所が分からなくなっているのです。

チャン・テジュはソ捜査官に強い恨みを抱いていて、元獣医。

ソ捜査官に使われた薬物は、動物の安楽死に使うモノなんだとか。

チャン・テジュの方が、ぺク・ボムより何倍も怪しいじゃないですか

なのに、カン検事は、ボムしか眼中にありません。

 

チャ刑事は、その姿勢を間違っていると抗議しました。

鼻であしらおうとしていたカン検事。チャ刑事が自分への反感から、逆らっていると言いましたが、チャ刑事から、それはカン検事の方だと指摘されました。

個人的な感情で捜査しているのは、カン検事の方だ・・・とね。客観性を失っているのは、カン検事だ・・・と。

ここで怒らないのは、カン検事の凄いところ。

チャ刑事には、その線で捜査を続けるよう言いました。

チャ刑事は、チャン・テジュが薬品会社から、使われた薬物を盗み出す監視カメラの映像を手に入れましたよ。

 

ぺク・ボムには、医者の父親がいます。

10年前の事故以来、息子が解剖医になってしまったことを、今でも悔やんでいましてね。

何とかして助け出してやりたいと思っています。

 

解剖や毒物検査とうの作業に、科捜研は一切関わらせては貰えませんでした。

でも、ステラやチョン調査官は、チャ刑事の協力で血液検査の結果を見る事に成功。その検査の不備な点をステラが指摘。

もっと詳細な検査をしないと、死因の特定は出来ないと指摘したのです。

一瞬、むっとしたようなピョ教授でしたが、ステラの指摘をもっともだと思ったのか、詳細な検査をしたようです。

その結果、自殺だという結論を出して来たのです。

 

カン検事は、唖然としました。

まさか・・・です。

だって、現場検証の時、投げやりな態度ではあったけど、ぺク・ボムが犯行を認めていたのですから。

誰の目にも、ボムが本気で自白したなんて、見えませんでしたけどね。

今更、自殺だなんて言われたら、ボムを釈放するしかありません。

 

そんな時、ボムが再解剖を要求。

他殺の疑いがある・・・と言うのです。

一旦は、了承したカン検事。

ところが、既に遺体は火葬されちゃってたーっ

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『検法男女(原題)』9話まで

2018-12-26 14:48:27 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

済みません、ぺク・ボムは、自殺とは言っていませんでしたね。転落死だということが確認できたということなんです。

友人4人が屋上から降りて行ったあと、時間をおいてソンジェが転落死したというこだけです。

 

一人でいる時に、転落した・・・ということです。

 

マ課長は、ぺク・ボムに掴みかかりました。

息子の事を何も知らないのに、勝手に自殺だと決めつけるな・・・と。

激高したマ課長は、誰の忠告も耳に入りませんでした。ぺク・ボムが間違っていると叫びました。

そして、その足で、学校に行き、一緒に屋上に行った生徒・・・ジュナを殺人者だと大騒ぎしたのです。

結局、通報され、警察に連行されてしまいました。

 

その時、警察にはソルがいました。

チャ刑事から、重要な証拠が見つかったと言う連絡が入って駆け付けたのです。

重要な証拠とは、ソンジェが屋上から転落する映像でした。住人が仕掛けていた監視カメラに写り込んでいたのです。事故か自殺かは分かりませんが、殺人じゃないということだけははっきりしました。

でも、今この時点で混乱の極みにあるマ課長夫妻にこの事実を告げるわけにはいきませんでした。

 

マ課長の怒りは、ぺク・ボムに向かいました。誰かを恨まなければ自分がおかしくなってしまいそうだったのでしょう。

辞表を提出し、ぺク・ボムの過ちを暴くと出て行ってしまいました。二度と解剖はさせない・・・と言って。

その足で訪ねたのはカン検事のところでした。

以前、カン検事がぺク・ボムが人を殺したと叫んだのを思い出したのです。

カン検事は、親しくしている法医学のピョ教授を紹介しました。

資料を渡し、セカンドオピニオンを求めました。

 

実際、ソンジェに死ぬつもりが無かったということは、状況証拠で明らかでした。

でも、学校で同級生たちの噂話等を仕入れて分かったのは、ソンジェがその優秀さゆえに妬まれ、苛められていたということでした。

ソルは、ジュナから本当の事を聞きだす事が出来ました。

ジュナもまたソンジェを妬み、先生に特別扱いされるのが我慢ならなかったのです。でも、決して殺すつもりなどなく、事件の日も、屋上で脅しただけでした。

そのことでソンジェが自殺したのではないかと、自責の念にかられていたのも確かでした。

 

そして、意外な事が明らかになりました。

ソンジェの遺体の状況で不審な点が見つかったので、薬物検査をしてみたのですが、体内からは通常じゃ考えられない薬物が検出されたのです。

国内で禁止されている薬物もありました。

それらは、全てソンジェ母・・・マ課長の妻が密かに手に入れて飲ませていたモノでした。

眠らないでも勉強できるとか、元気になるとか、意欲的になるとかいう効能だけを信じ、不法薬物だとは知らずに手に入れていたのです。

勿論、全て、息子の為でした。

身体に・・・特に精神的に害を及ぼす等ということは全く思ってもいませんでした。

もし、マ課長に相談していたら、決して飲ませることは無かったでしょう。

 

長期間服用していたソンジェには、薬の所為で幻覚や幻聴、譫妄という副作用が起っていたと考えられました。

きっと全てを忘れて眠りたかったのでしょう。

屋上を自分の部屋だと誤解し、自分のベッドに飛び込んで眠ろうとしただけだったのかもしれない・・・とソルは思いました。

ソルは、実際にどのような精神作用を引き起こすのか、その薬を飲んでみました。その上で、ソンジェの精神状態を想像したのです。

 

事実を知った時、マ課長夫妻は愕然としました。

素直な親孝行な良い子だったソンジェは、母のくれる薬を拒否することなく、素直に飲み続けていたのです。

それによって、ハイな気分になり、勉強がはかどることも理由の一つだったでしょう。

父の期待に応えたい、ただそれだけを思い、苛めにも耐え、勉強を続けていたのです。

マ課長夫妻は、泣き崩れました。

まさか、こんな事になろうとは・・・です。

 

ぺク・ボムたち科捜研の出した結果は正しかったのです。

 

カン検事がイ・へソン医師から手に入れた資料の内容は、映像でした。監視カメラの映像のようですね。

それに写っていたのはぺク・ボム。

怪我の状況から、事故直後のようです。

ぺク・ボムは薬の保管庫から、何かを取り出していました。

 

また事件が起りました。

警察とソルたちが見たのは、なんと、カン検事の部下のソ捜査官の遺体。

解剖が始まろうとした時、カン検事が解剖の中止を宣言しました。

科捜研以外の者が解剖を行うと言う命令書を持っていました。

ソ捜査官が最後に通話したのが、ぺク・ボムだと分かったからでした。

現場に残されていた薬物が、カン検事の兄が自殺に使ったとされる薬物と同じでしたよ。

あいやぁ~っ

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