まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~』レンタル版 5話まで

2019-06-11 17:22:17 | 韓国ドラマのエトセトラ
ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~ DVD-SET1
エル(INFINITE),Ara,ソン・ドンイル,リュ・ドクファン,イ・エリヤ
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

チャオルムには、今回のセクハラ事件が他人事とは思えませんでした。

ピアノ科の学生だった頃、ピアノ弾きのアルバイトをしていた時、何度と無くセクハラに逢っていました。

それより何より、高校生の頃、バルンにも話した事がありますが、指導を受けていた先生からもセクハラを受けていたのです。

それは彼女にトラウマとして残っていて、高校生の時は男子学生が近くに来るのも緊張してしまうほどでした。

バルンは話を聞き、深夜に一人帰宅しようとしたチャオルムの後を追いました。きっとまだ怖いだろうと思ったのです。

確かに、緊張していたチャオルム。バルンのお陰でほっとしました。

バルンは何も言いませんでしたが、チャオルムはちゃんとその気遣いを分かっていました。

ぶっきらぼうで、冷徹に見えるバルンですが、優しい心を持っていると、もうチャオルムは分かっています。

そしてもう一人、しょっちゅうチャオルムたちの44部に来ては雑談していくチョン判事、一見すると軽いチャラ男に見えるけど、残業したり泊まり込んだりしながらもちゃんと仕事をしていると、バルンから聞きました。

うわべだけで判断してはいけないと、またチャオルムは学んだ次第です。

 

不当解雇の取り消しを求めた裁判は、様相が変わって来ました。

セクハラを訴えたインターンの女性以外、女性社員たちは皆、解雇された男性を庇う証言をしていました。

そして、不当解雇をした当の会社の代理人自身が全く争う気配を見せないのです。

インターンは神経質で本来ならば冗談で済む事を、ことさら大袈裟に訴えているにすぎないと、インターン一人を悪者にしたのです。

これにはさすがに、おかしいと思い始めたハン部長判事とバルン、チャオルムの3人。

八百長の臭いがすると、ハン部長判事は言いました。

3人の意見は一致しました。

 

本来ならば、あっさり結審となるところを、再度一人の女性社員を審問することにしました。

インターンと一番年が近く、裁判の時も心配そうに見つめていたのが目に留まっていたのです。

再度の審問でも、女性社員は証言を変えることはありませんでした。それが自分の身を守る術だったからです。

でも、ハン部長判事やバルン、チャオルムたちが細かく質問しているうちに、罪悪感に耐えられなくなって、とうとう真実を語り始めたのです。

尋問の途中で供述を変えても偽証にはならないとチャオルムが助言したことも大きかったと思われます。終わるまでに真実を述べれば良いのだとチャオルムは言いました。

 

一気に形勢は逆転。

女性社員自身も、インターンの時に同じ目に逢ったけど、口を閉ざした経験がありました。

その証拠として、彼女に送ってきたメールを証拠として提出しました。

今からでも告訴しますと女性社員は言いました。

すると、反論し始めた原告の弁護士に、原告の妻がセクハラに逢ったと言い出して・・・。

もう、修羅場ですわ。

原告と弁護士がつかみ合いの喧嘩になっちゃうし。

結局、不当解雇は正当だったという判決が下りました。

原告もそれを素直に受け入れたようです。

 

また一つ、勉強になった気がしたバルンでした。

そんなバルンに、チャオルムが声をかけました。

「今週末空いてるなら、私と一緒にアルバイトしませんか?」

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『ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~』レンタル版 4話まで

2019-06-11 10:58:54 | 韓国ドラマのエトセトラ
ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~ DVD-SET2
エル(INFINITE),Ara,ソン・ドンイル,リュ・ドクファン,イ・エリヤ
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

チャオルムは、少しずつ成長してはいますが、まだまだ新人判事で未熟者だということは変わりありません。

でも、彼女の中に一本通っている信念は、ともすれば先輩判事が忘れがちになりそうな判事の有り様を思い出させるモノでした。

 

今度の事件は、焼き肉店でのこと。

店員の女性が、焼き網を交換するとき、誤って客に当ててしまったという事件です。

被害者は女性客の中学生になる息子でした。ただ、息子の顔には、特に火傷の痕は見えません。だから、一審では敗訴していました。

その後、不服として控訴したのです。

一方、被告の店主側は、金目当ての言いがかりだと主張し、一審後、原告の女性が腹立ち紛れに店のガラスを割ったことで、営業妨害等で逆告訴する状況になっていました。

 

双方の主張は対立し、感情も激するばかりでした。

ハン部長判事は、このままでは不毛な争いになってしまうので、話し合いで和解の道を見つけるのはどうかと提案しました。

そして、簡単な事件だからとチャオルムに担当させたのです。

 

チャオルムは、一応、ハン部長判事の指示通り和解の書類を作成しました。

双方にもサインを貰いました。

・・・で、一件落着と行く筈だったのですが、チャオルムは双方とも納得していないと思い、その書類を破り捨てたのです。再度裁判でをすると言って。

 

当然、ハン部長判事は激怒!

確たる証拠が無いのだから、このままではどちらに非があるか判断出来ないだろ!・・・と。

チャオルムは反論しました。

「過ちの度合いを明らかにすべきです。」

妥協させるのが我々の仕事ですか?当たり前の正義を実現するのが判事の任務では?・・・と。

正義実現のための証拠をどう見つける?と聞かれたチャオルムは、

「当事者は真実を知ってます。」

と答えました。当事者の話をもっと聞くと言うことです。形式的な解決ではなく・・・。

ハン部長判事は、怒りが収まらず、結局、勝手にやれと突き放しました。

 

この事件には何か裏があると、バルンも感じていました。

でも、実害は軽微だし、問題視するほどではないと思っていました。他にも事件はひしめいていうのだからと。

 

再度開かれた裁判で、チャオルムは双方の話を聞きました。

言いたいこと、前回の裁判では言わなかったことが次々に明かされました。特に大きな事実隠蔽があったと言うのではなく、時間が限られた裁判の中では語り尽くせない思いがあったということです。

原告の息子は、障害者でした。精神的にトラウマを抱えていて、それによって過剰に反応してしまったのです。

母親である原告は、息子を庇うために、店主たちに必要以上に怒りをぶつけてしまったのです。

それは、店主側も同じでした。

店員の女性もまた過酷な人生を生きてきた中国からの移民でした。

それぞれの事情が明らかになり、双方がお互いの感情を理解することができました。そして、理解は納得につながったのです。

双方が素直に謝り合うことができました

傍聴人も、実務官たちも、その法廷にいた皆が納得しました。

 

チャオルムも、涙をぬぐいながら話を聞いていました。

バルンは、それを冷静に見つめていました。

ハン部長判事も、チャオルムに温かい言葉をかけました。

 

ハン部長判事は思い出していました。自分が初めて法服を着た日の事を。

着せてくれた先輩判事は

「判事の仕事は是非を判断することだが、私は30年勤めてもまだ分からない、何が是で何が非なのか。よく聞く判事になれ。判断する前に静かに最後までよく聞くんだぞ。」

という言葉をかけてくれました。

20年経っても、まだ聞くのは難しい・・・と、ハン部長判事は呟きました。

 

チャオルムは、満足していました。初めて自分の仕事に満足できたのでしょう。

バルンは、チャオルムを見直したようです。自分と意見は異なるけれど、決して未熟な意見ではないと改めて感じたでしょうね。

 

次の事件は、セクハラメールをインターンの女性に送ったということで、解雇されてしまった会社員の事件。

本人が不当解雇だと訴えているのです。

陳述はまたも対立。

判事の間でも、対立しました。男女の性別によって、そして家長か否か、年齢によっても考え方は違いました。

家族が経済的に困窮することを考えると、不当解雇だとするのが良いと思えるし、女性の立場から言うと、やはり許せない思いが強いわけで。

ただ、社員の中では、原告は冗談でよくそう言うことを言っていたと言う人もいて、インターンほどに深刻に受け止めていなかった事実もありました。

バルンは、父親が不当に解雇され、それが原因で父の生活が乱れ、経済的にも困っているわけですから、身に染みて家族の気持ちがわかりました。

でも、チャオルムは、女性側の立場からしか理解できません。

 

チャオルムは、バルンとチョン判事を市場に連れて行きました。

アジュンマたちが若い男性に下ネタ言いたい放題の環境に放り込んだってわけ。

そこで、バルンたちは、女性インターンの気持ちを少しは理解できたかもしれません。

チャオルムは、女性としての感情というだけじゃなく、立場による力関係もあると言いたかったのです。性的屈辱感は力に対する屈辱感でもあると。

バルン、後輩だという意識で見ていたチャオルムから、いろいろと学んでいます。

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