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ウンボが幽閉されたと言う話は、あっという間に宮中に広まりました。
あれほど仲睦まじい様子を見せていた二人だけに、皆一様に驚き、事情を知りたがりました。
が、女官ですら外出できないので、誰も事実を掴むことは出来ないでいました。
大王大妃は、直接ギョンに事情を聞きに来ました。
でも、ギョンは何も話しませんでした。
ワルがケピョンに襲われました。
同僚がワルに面会に来た者がいると知らせて来たので、出かけて行くと、突然襲われたのです。
が、そう言う事もあろうかとハン・モが警戒していました。
ハン・モが割って入ってくれたおかげで、ワルは危ない所を助かりました。
逃げ出したケピョンを追おうとしたとき、何故か同僚が兵と共にやって来ましてね。そのせいで見失ってしまったのです。
怪しい・・・その同僚。
ギョンは、ホン・ギホをを呼び出し、ウンボに毒を盛られたことを告げました。
ホン・ギホ、驚きました。
お前の指示か?と問われ、違うとホン・ギホは答えました。
「恐れながら詳細を申し上げることはできません。ですが、淑儀様は政争の犠牲になったのです。これは淑儀様の本意ではありません。どうかそれだけはご理解ください。」
ギョンの怒りは収まらず、このままではホン・ギホの家族もすべて謀反で死ぬことになるぞと言いました。だから、真実を明らかにしろと。
ギョンは次にワルを問い詰めました。
刀を首に突きつけ、事実を話せと言いました。
「俺にとっては妹のようで、また友であり、俺に迷惑をかけるだけの仲間です。不憫な子なんです。それ以外の事は知りたくもありません。大罪を犯しましたが、これ以上は何も言えません。」
ワルは震えながら答えました。それが事実ですよね。
ギョンは再度ウンボに会いに来ました。ウンボは食事もとらず、何も言わず、ただ命令のままに部屋に閉じこもっていました。
ワルとホン・ギホの忠誠心に感心した。2人とも口を割らなかった・・・とギョン。
そして、これが最後の機会だと言いました。
「私はカン・ウンギではありません。ウンギは私の姉です。」
ウンボが口を開きました。
双子だったんだな・・・とギョン。既に察しはついていました。それでこそ、辻褄が合うと。
ウンボは全て自分の責任だと言いました。だから他の者は助けてくれと。
でも、ギョンは目的を問いました。
ウンボは全てを話しました。母や関係した者を助けるためには、ギョンを殺さなくてはいけないと脅されたことを。
その首謀者がペク・チャヨンとジェファだと言うと、流石にギョンは大きなショックを受けました。
ペク・チャヨンを信じていたからです。カン・イスと同様に・・・。
ギョンはウンボの屋敷を厳重に警戒させました。ペク・チャヨンたちの襲撃に備える必要があると思ったのです。
そして、ペク・チャヨンとジェファを追えとハン・モに命じました。
約束の3日目のその日、ウンボが宮中から出てこない事を知り、ジェファたちは計画が失敗したと悟りました。
ウンボが幽閉されていることすら知りませんでした。
ペク・チャヨンはジェファに姿を隠す準備をと言いました。
でも、ジェファは次の作戦をと言うのです。
脅すなり何なりしてウンボを外に誘い出し、人質にすると言いました。そうやって王をおびき出すつもりです。
ここまで来たら、もう引き返せないと考えていました。だから一気に事を進めようとしているのです。
ウンボの幽閉が解かれました。
その時になってもまだ誰もこの一件の理由が分かりません。
ヨンジが王妃として事情を掴むと言いましたが、大王大妃が止めました。
ヨウルにペク・チャヨンからの手紙が届けられました。
宮中にも、彼らの仲間がいる証拠です。
でも、その時、警戒に当たっていたハン・モが。
一気に事は露見しました。
届けられた手紙には、母親を助けたければ宮廷から出ろと書かれていました。
作戦が成功したとみせかけたギョン。
輿から降りたのは、ハン・モでした。
待っていたペク・チャヨンはその場で捕まりました。
ウンボは何も知らされていませんでした。
突然ヨウルがハン・モと一緒に戻って来たのを見て、何か異変が起こったと察しました。
ヨウルの口から一部始終を聞きました。
ヨウルは泣きながら謝りました。恩のあるペク・チャヨンがどうなるか、彼女も不安でたまらなかったのです。
報告を受けたジェファは、アジトを出る決意をしました。
ペク・チャヨンは全ての罪をかぶりました。
毒を渡したのも自分だと。そして、ウンボもホン・ギホも反対していたと、ギョンに言いました。
ギョンは残念でなりませんでした。常に信頼してきたからです。
しかし、ペク・チャヨンにとってギョンは共に新しい世を築ける王ではないと思えたのです。
あれこれ言い訳はしませんでした。
「即時斬首にすべきところ、そなたが救った大勢の民に免じ、自害を命じる。」
ギョンが言いました。
ソンイがヨンジにチクりに来ました。
ウンボがギョンに何か薬を飲ませようとしたらしいと言う情報だけは掴んでいたソンイ。
ただ内医院もそれ以上は全く洩らしていないので、何の薬かは分かっていません。
ところが、ソンイはそれは媚薬に違いないと、ヨンジに告げたのです。おいおい・・・
すぐさま、ウンボを呼びました。
ヨンジは現れたウンボをいきなり叩きました。
これまでも散々悔しい思いをさせられてきた相手です。この機に恨みを晴らそうと思ったのかもしれません。
でも、ウンボは一切口にしませんでした。
王様に聞いてくださいとだけ。
相変わらずウンボに太刀打ちできないヨンジです。
ただ、ウンボに何か事情があると察し、見張りをつけることにしました。
ウンボはギョンに最後に会いたいと申し出ました。
自分にも罪が問われるのは当然だと思っていました。
「心おきなく私を罰してください。死刑になって当然の身です。」
と、ウンボ。
簡単に殺せる相手なら、こんなに苦しむことはないギョンです。
「私はお前の何だ?恋い慕っていたのか?」
お慕いしております・・・とウンボ。
「私の茶器にも茶を入れました。お傍で生きられないなら、一緒に死のうと。」
一礼して行こうとするウンボをギョンが引き留めました。
「信じてくれと何故言わない」
と、ギョンが言うと、そんな言葉はギョンを苦しめるだけだと分かっているからとウンボは答えました。
「それでも、私が信じると言ったら?」
と、ギョン。
「それが叶うのなら、王様だけを生涯お慕い申し上げます。」
ギョンがkissしました。熱烈な
それを、ヨンジが目撃しちゃった・・・