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ペク・チャヨンが死んで、組織を一旦解散したジェファは、少々自棄になっていました。
でも、左議政が逆賊としてお尋ね者になったと知ると、息を吹き返したようになりました。
手を組もうと考えたのです。同じ逆賊同志。
で、行方を探ろうと都に戻ったのですが、屋敷は閉鎖され、兵が監視していて、何の手掛かりを得る事も出来ません。
ギョンはワルを義禁府から宮殿の護衛武官へと出世させました。
おそらくウンボに元気になってほしかったのでしょうね。昔馴染みで気安い関係のワルが近くにいることで。
反対なのはファン内官だけ。犬猿の仲ですから。
大喜びしたワルですが、本当は武官なんぞに出世するよりも、お金を貰って外で自由に生きたいのです。
ギョンはそれを聞くと、ウンボと似ていると思いました。
時々、ウンボの様子を見てやってくれと言いました。ヨウルの事で気落ちしているからと。
「そしてあの人が宮殿を出て行くとき、共に去るがいい。」
ギョンは決断したようです。
「去るのだ。だが今しばらく時間がほしい。そなたともう少し共に過ごしたい。事実を明かすべき時が来たら別れよう。カン家の名誉を回復させ、そなたの名を取り戻す。ウンボとして去るのだ。」
それならよいか?・・・とギョンは涙をためて言いました。
ウンボは頷きました。涙がこぼれました。
そのままギョンが行こうとした時、ウンボが手を取って止めました。
本当は離れたくありません・・・。
おいおい、今更と、あたしゃ思いましたよ。ギョンがどんなに辛い決心をし、自分を押さえ、自分を納得させようとしたか。
でもまぁ、ウンボも迷ったんでしょうね。
出て行かなくてはいけないと言う気持ちと、ギョンの傍を離れたくないと言う気持ちとの間で。
「王様の女になりたいです。」
おおっなんとストレートな
その夜、2人は結ばれました。
左議政の屋敷を見張っていたジェファは、ヨンジ付きの女官ピョリが密かに屋敷に入るのを目撃。
ピョリは、ヨンジから母の形見の小刀を持ってきてほしいと頼まれ、やって来たのです。
左議政は清に逃げようとしていました。
しかし、ヨンジにその気はありません。
全て父のせいだと思っていました。左議政がギョンを殺そうとしなかったら、こんな事にはならなかったと恨み言を言いました。
だから、ここに残ると。
未練なんでしょうかね。
左議政は呆れたように言いました。ギョンはヨンジを利用しただけだと。ウンボを助けたいからヨンジを王妃に据えたとばらしたんでしょうね。
そんなところに、ジェファが現れたのです。
「私をこの国の王に据えてみませんか?」
左議政はイマイチ乗り気にはなれませんでしたが、ヨンジはその提案に乗りました。
ギョンは結局自分を妻とは認めなかったし、そう仕向けたのはウンボだと考えていたのでしょう。
今のヨンジは、復讐しか頭にありません。
領議政たちキム氏一族は、ウンボが元王妃だと証明しようと躍起になっています。
証明出来たら、逆賊の娘ということになり、追い出すことが出来るからです。
で、ウンボ付きにした女官に、銃で撃たれた痕があるかどうか、確かめさせようと考えました。
銃創はありません。
女官がそう報告し、領議政やソンイ、大妃は混乱しました。
で、ホン・ギホを追及してみることにしたようです。
ギョンの体調が良くありません。眩暈が続いているのです。
ウンボと穏やかで幸せな時間を過ごしていますが、時折隣に座っているウンボすら確認できないこともありました。
ウンボも気づきました。
とうとうギョンが倒れてしまいました。
ファン内官から、予知夢の話を聞いたウンボ。祈祷するしかないと都巫女から言われたことも聞きました。
躊躇しているギョンを説得し、祈祷を受けさせました。
効いたの
左議政は慎重でした。ジェファの策を聞きたいと言いました。
「ホン淑儀の秘密を広めます。死んだ王妃の双子の妹です。」
あいやぁ~・・・
ギョンとウンボに幸せな時がやっと来たと思ったのに、もう残された時間は少なそう・・・。