まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』20話まで

2020-11-09 16:08:53 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ホ・ユンは地下牢に繋がれました。

光海君から逆心を抱いたのはいつからだ・・・と問われました。でも、何を問われても、綾陽君を信じてはいけないと言うばかり。

もっとはっきりと整理して訴えればよいのにと思いましたよ、あたしゃ。

でもね、ユルムはホ・ユンをも脅していたのです。家族の命を盾に。

自分は良いけど、家族に害が及ぶとなると、やっぱり躊躇しちゃうよね。それ以上何も光海君に言えませんでした。

ホント、ユルムって悪知恵が働きますわ。

 

チョン・ユンジョと共に逃げたチルソンは、キム・ソクに事情を話しました。

全てユルムが企んだものだと。

ユルム側とホ・ユン側、主張が真っ向から対立しています。キム・ソクはどちらを信じればよいのか、判断に迷いました。

 

ドンジュは、王を妓楼の前で待っていました。

お忍びで行くところなんて、妓楼くらいだろうと言われたからです。

忍び込むと、確かに部屋の中から“王様”だの“王妃”だのと言う言葉が聞こえました。

武器の準備をしようとしました。

でもね、頭にノクドゥの事が浮かぶのです。

一方で、無残に殺された家族の事も浮かびます。

どうすればよいのか、ドンジュは混乱してしまいました。

幸い、この時は、単にお酒の席での冗談だと分かり、襲うことはありませんでしたが。

 

一方、ノクドゥもこれからどうすれば良いのか分からず、ふらふらと宮中を歩いていました。

実の父が育ての父を殺せと命令しているのを聞いてしまったのですから。

その時、偶然王妃と出会いました。

失くしてしまった陣笠を拾ってくれていたのです。

で、探しているところに持って来てくれたと言うわけ。

母です・・・。

 

道に迷ったような顔をしていますね・・・と王妃。

「新人なので、王宮に不慣れで・・・。」

と、ノクドゥが言うと、灯りを持たせてくれました。

その時、王妃のノリゲの飾りに目が留まりました。

チルソンが懐に入れてくれた飾りと同じだったのです。

母だ・・・とノクドゥは思ったのでしょう。でも、名乗るわけにはいきません。

王妃も行きかけましたが、ふと振り返ってノクドゥを見ました。

気にかかったのでしょうか。

 

ノクドゥは王妃から貰った灯りを抱いてブランコに座っていました。ぼんやりと。

もしかしたら、光海君が来るのを待っていたのかもしれません。

そこに現れたのは、ドンジュ。

ノクドゥの表情が冴えない事に気が付きました。

「俺が皆を苦しめてる。息を殺して生きるべきなのに、余計なことを・・・。」

誰か教えてほしい。どうしたら皆傷つかずに済むのか・・・と、ノクドゥ。

今にも泣きだしそうな表情です。

我に返ったように立ち上がると、弱音を吐いたな・・・と呟きました。

 

冷たく当たる私が憎らしくないの?とドンジュが聞きました。

「可愛いさ。何故素直じゃない?一体何を恐れてるんだ?」

あなたは怖くないの?一寸先は闇なのに・・・とドンジュ。

「一寸先が闇だから正直でありたい。手もつなぐんだ。」

そう言って、ノクドゥはドンジュの手を取りました。ドンジュも拒みませんでした。

 

捕盗庁もチョン・ユンジョを追っていました。

似顔絵を渡されたノクドゥ。行方を追ってるフリをしました。

そのノクドゥをダノが追っていました。

必ずチョン・ユンジョの元に行く筈だとユルムは読んでいるのです。

 

ノクドゥはお得意の女装をしてキム・スクの前に現れました。チョン・ユンジョの行方を聞こうと思ったのです。

ノクドゥがユンジョを父だと言った言葉を、キム・スクは信じました。

何処に行ったのかは知らないが、チルソンが同行しているし、怪我は大丈夫だから心配はいらないと言いました。

この時、ノクドゥはキム・スクにユルムの本性を告げたようです。

 

ドンジュはノクドゥに渡してほしいと包みをファン先生に託しました。

その様子がいつになく悲壮な雰囲気があったのを、ファン先生は気づき、不安になりました。

ドンジュは、その足で妓楼に赴きました。

そしたら、門前で光海君とバッタリ。

ターゲットなんだけどね、まさかと思うよね。ノクドゥも光海君との約束でドンジュには話していませんからね。

 

やはり浮かない顔の光海君。眠れなくて、出て来たのです。ホ・ユンのこと、生きている息子のことで頭が一杯でした。

妓楼に入ろうとしていた理由を聞かれたドンジュは、宮仕えを頼もうと思って・・・と答えました。定収入を得られるからと。

悩んでいる顔を見たドンジュは、家族に話をしたのかと問いました。

「長い間妻を一人にしてしまった。今更自分が眠れないからと煩わせたくない。」

きっと大丈夫です・・・とドンジュ。旦那様が歩み寄られるのを奥様も待っているかもしれません・・・と。

 

光海君、王妃の元を訪ねました。

王妃は突然の事に驚きましたが、優しく迎えてくれました。

 

ドンジュは再度妓楼に行きました。

そしたらそこで、なんと、あの賭場の男たちと遭遇しちゃった。

男たちは、ドンジュとノクドゥに仕返しをしようと探し回っていたのです。

逃げ出したドンジュですが、追い詰められてしまって、古井戸に落ちちゃった。

意識を失って井戸の底に倒れているドンジュを見て、男たちは死んだものだと思い込み、そのまま放置して行きました。

しばらくして意識を取り戻したドンジュ。

でも、そこは疫病が発生した地域で立ち入り禁止なので、人っ子一人いません。

大声で助けを呼んでも誰も来てはくれないのです。

 

ノクドゥは、ファン先生からドンジュの事を聞きました。置いていったのは、飴でした。

 

ドンジュの行方は皆目分かりません。

ユルムも探していましたので、幽閉されているとかではないとノクドゥは察しました。

まさかとは思いましたが、賭場にも行きました。

すると、そこで男たちからドンジュは死んだと聞かされたのです。

 

雨が降って古井戸に溜まり始め、溺れようとしていたドンジュを、ノクドゥが救い上げました。

で、また余談ですが。あのずぶ濡れの状態で布団に寝かせちゃいかんだろ

 

意識を取り戻したドンジュ。

こんな状況においてもノクドゥを拒み、感謝どころか、酷い言葉を投げつけました。

どんなに俺が心配したか分かってるのかと、ノクドゥが言っても。

 

背を向けて出て行ったドンジュを追いかけ、引き留めたノクドゥ。

ドンジュは泣いていました。

「やるべきことがあって、それを支えに生きて来た。やり終えて母のいる天国へ行けば幸せだろうって、そう思って生きて来た。なのに、いざ死にかけたら、あなたを思い出して頭から離れなかった。死にたくないと思わせるの。」

「俺はお前が俺を拒んでまで何をしようとしているのか知らない。でも、それが何であれ今後どうなろうと、今は同じ時を生きてる。だから、心の赴くまま好きになってはダメか?俺はお前のことが好きだ。」

 

私も好きよ・・・。

やっとドンジュも告白できました。


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『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』19話まで

2020-11-09 10:46:28 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

事は一気にややこしくなってきました。

皆の思い、目的が複雑に絡み合って、誤解なんぞもあるもんだから、ノクドゥじゃないけど、この先どう動けばよいのか、分からない状況です。

 

ドンジュは、ノクドゥが役人として宮中に入ることが可能になったことで、焦りました。

どうやって自分は王のそばに行けば良いのか・・・。

家族なら、宮中に入ることが出来るとノクドゥは言いましたが、それに乗るのは、あまりにも身勝手だとドンジュは思いました。

そんな時、宮中で下働きをしている女性から、王が夜お忍びで外に出ることがあると言う話を聞きました。

チャンスだと思いました。

宮中に入らなくても、復讐することは出来るかもしれないと。

 

ノクドゥは、王が見知った役人だったと分かり、衝撃を受けました。

光海君は、ノクドゥのそんな動揺を面白そうに見ています。ちょっとした手品の種明かしのような面白さを感じていたのでしょう。

 

改めて光海君に呼ばれたノクドゥ。

緊張して言葉が出ません。父なのだろうかと信じられない気持ちもあったでしょう。

そんなノクドゥが、光海君には本当に好ましく思えました。

 

ノクドゥたちの家に突然ユルムがやって来ました。

ファン先生とヨン・グンは冷たい態度を取りますが、ユルムはお構いなしです。

動じてないのは、エンドゥだけです。

駆け戻って来たノクドゥは、何のつもりだとユルムに詰め寄りました。

謀反を訴え出る事も出来るとノクドゥは言いましたが、いいのか?とユルム。

同志にはお前の兄もいるぞとね。自分の意思で加わったんだと。

 

にらみ合ってる所に、ドンジュが戻って来ました。

2人を分け合い、ノクドゥの手を取りました。

それを見て、ユルムの心は一気に冷えてしまったようです。

一太刀浴びせようとしたのを、ノクドゥが防ぎました。

「ドンジュはついてこい。」

それまでの態度と違います。

もう、待っても心を得ることは出来ないと気付いたのです。ならば、傍にいさせるだけでも・・・とね。

敵討ちをすることがドンジュの心の支えだったのに、今はノクドゥの存在が支えとなっていると察したのです。

 

勿論、ノクドゥは拒否。

でも、ドンジュは従いました。

自分がそうすることが、皆を守る術だと思ったのです。

どうせ自分はじきに死ぬだろうから・・・。

 

ノクドゥは見送る事しか出来ませんでした。

 

ホ・ユンは先王の教旨を燃やしました。もう意味の無い物です。

長い間志を一つにしてきた仲間は皆、ユルムに従ってしまいました。

でも、ユルムを王にしてはならないという思いは、ますます彼の心の中で強くなっていました。

で、決心したのです。ユルムの謀反を直訴しようと。

 

後の事をチルソンに託し、一人王宮に向かい、まず、王妃に謁見を求めました。

王妃の胸には、20年前に死んだ我が子と共に埋めてほしいとホ・ユンに頼んだのと同じノリゲが飾られていました。

それを見たホ・ユン。王妃がまだ我が子を忘れられないでいることを知りました。

ホ・ユンに飾りの片方を託したのは、もう片方を自分の胸に飾るためだったと王妃は言いました。

最期は安らかでしたか?と、王妃が聞きました。

ホ・ユンは、今こそ息子が生きていると打ち明ける時だと思ったのかもしれません。

ところが、その瞬間、光海君が現れたのです。

言えずじまいとなってしまいました。

 

光海君は命令に背いて王宮に来た理由を問いました。

王様を守るためだと答えました。

「逆謀を計るものがいます。綾陽君です。」

はっきり告げました。

捕まえて逆謀の罪で死刑にしてください・・・と。

ところが、光海君の反応はホ・ユンが想像していたモノとは違いました。

なんと、先回りして、ユルムが既に光海君に手を打っていたのです。

王の息子が生きている事、それを証明するのはチョン・ユンジョの息子ファンテだということ。ホ・ユンも知っている事だと。

そして、ホ・ユンから、事実を光海君に明かしたら逆謀の罪を着せると脅されていると。

怯え涙しながらの迫真の演技に、光海君はまんまと騙されてしまったのです。

ユルムはホ・ユンがこう出る筈だと言う予測の上、先手を打ったってことです。

頭良いわ~

 

光海君は、これまでホ・ユンに疑念を持つことが時々ありました。

でも、その度に長い間一番親しい友であるホ・ユンを疑ってはならないと自分に言い聞かせて来たのです。信じたくありませんでした。

だから、ユルムの言う通り、目の前でユルムの逆謀罪を告げるのを見て、大きなショック、大きな失望感を感じていました。

やられた・・・とホ・ユンもショックを受けました。

それでも、ユルムの反逆を必死に訴えました。自分を信じてくれと。

 

ドンジュは、お忍びで外に出る王を狙おうと決めました。

と言う事は、死ぬ覚悟をしなくてはいけないと言う事です。

ノクドゥに会いたくなったのでしょう。役所の前でうろうろ・・・。

タイミング良く、ノクドゥが現れました。

会いたいくせに、いざ会ったら憎まれ口をたたいてしまうドンジュです。

 

ホ・ユンの屋敷に光海君の命令で兵が送られました。

チョン・ユンジョを密かに捉えろとの命令でした。

ノクドゥも同行しました。まさか、父を捕らえようとしているとは思いもよりません。

が、行先を知って、気づきました。父が危ないと。

 

チルソンはホ・ユンからこういう時のために指示が与えられていました。

何としてもチョン・ユンジョを守れと。

ノクドゥはチルソンを上手く官軍から守りつつ、父を逃がしました。

チルソンは、ノクドゥの懐に何かを入れました。

「そなたの出自を証明するモノだそうだ。」

 

チョン・ユンジョが刺されました。

でも、危ないところに飛び込んできたのは、キム・スク。

彼女は、ユルムの話を信じることが出来なかったのです。だから、ホ・ユンの話も聞いてみないといけないと、出かけてきたところだったのです。

ラッキーでした。

 

宮中に戻ったノクドゥ、上司が光海君に次第を報告しに行くのにそっとついて行きました。

ホ・ユンの屋敷で部下は焼け残った文書を押収していました。それは、先王の教旨でした。

ホ・ユンが覚悟の上、燃やしたものでした。

光海君は一目でそれが何か分かりました。ユンジョもこの教旨について知っていると思いました。

だから、命令を出したのです。

「チョン・ユンジョを捜して捕らえろ。てこずるなら殺しても構わぬ。」

聞いてるノクドゥ、ショックでした。


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