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レワンは、きっちりウンソンに約束させました。
迂闊にスキンシップするな、心配するな、冗談も言うな、とにかく何もするなってね。
OKしたウンソンですが、レワンの大げさな言い方に呆れています。
考えてみれば、これまでレワンはウンソンに迷惑をかけられ続けでした。
勝手に家に来て人の服を着るし、酔っぱらって醜態をさらすし、トイレも詰まらせたことがあります。
その度に怒ったり呆れたり笑い飛ばしたりしながら、レワンは面倒を見て来たのです。
挙句の果てが・・・アレです
全く堪えていないかのようなウンソンですが、本当は気にしていました。
昨晩のkissも、物凄く反省しています。ただ、レワンと顔を合わすと、ついつい平気なフリをしてしまうのです。
何かにつけて口喧嘩になる2人ですが、ふとした時に、レワンはウンソンの横顔をデッサンしたりしてます。
スランプ続きのレワンが、作画意欲が湧く対象、描き止めておきたい対象なんでしょうね。無意識ですが。
ヒナムが家に遊びに来ました。
レワンが料理をし、もてなしました。
口喧嘩しながらも仲の良いレワンとウンソンを見て、ヒナムが恋人同士じゃないのかと問いました。
そう見えますよね。
でも、口を揃えて違うと言う2人。
ふいにヒナムがウンソンに聞きました。
最後に恋したのはいつ?
これは上手く誤魔化したウンソン。
じゃぁ、最後にキスしたのはいつ?
思わず吹き出しちゃったよ、2人揃って
話が合うウンソンとヒナムを見て、レワンはちょいと嫉妬かな?
ヒナムはぐいぐいウンソンにプッシュ
でも、ウンソンはまだそんな気はさらさら無いみたい。
一方、レワンもカフェのアルバイトソジョンにアプローチ中。
家に招待することは出来たものの、何かにつけて合わないところが分かってきて、少々引き気味になっています。
で、やっぱり気になるのは、ウンソンとヒナム。
ある時、ヒナムがウンソンからアイデアを貰ったという曲を披露しました。
丁度ソジョンもやって来ていたので、3人でヒナムの歌を聴くことに。
片思いが始まったばかりの想いを込めた歌でした。
レワンは知らず知らずのうちに、ウンソンを見つめていました。
ウンソンがこちらを向くと、視線を外し・・・。ウンソンも同じでした。
なかなか合わなかった視線が、やっと合った時、もう外すことが出来なくなっている2人でした。
レワンは自分でも意識しないうちに涙がこぼれていました。
この日、送って行ったソジョンに、逆告白されましたが、どうも断ったようですね。
レワンは自分の本当の気持ちに気づきました。そして戸惑いました。
全てさらけ出せる友達だったはずなのに・・・と。
「告白しちゃいなさい。」
と、ヒョンジが言いました。伝えなきゃ・・・と。
その言葉に背中を押されたレワンは、勇気を出してウンソンに告白しようとしました。・・・だよね
なのに、ウンソンはその言葉を遮り続けるのです。察してかどうかは分かりませんが。
その上、レワンの気持ちを逆なでするような事ばかり。
片付け上手なレワンなんですが、残った食材を何でも冷蔵庫に入れてしまう悪い癖がありました。
そのせいで冷蔵庫の中は、傷んだ食品があちこちに。
ウンソンがそれをビシバシと指摘したんです。
苛立ったレワンが、放っておいてくれ、手を出すなと怒りました。
すると、ウンソンが一番触れられたくない事を言っちゃった。
「炭酸の抜けたコーラを何故取っておくの?まさか・・・。」
そのコーラ、2か月前のあの夜の飲み残しだったのです。
「早く捨てて。そうすれば忘れられる。」
と、ウンソン。
「冷蔵庫はあんたの心よ。腐った食品を捨てれば吹っ切れる。スランプなんでしょ?掃除すればソジョンさんともうまく・・・。」
レワンが言葉を遮りました。
「スランプは、お前が原因だ。あの日から何一つ上手く行かない。絵も描けないし恋も出来ない。俺に説教する前に自分をコントロールしろ俺を惑わせるな
」
ウンソンは、荷物をまとめました。
自分の家の水道工事が終わったと連絡が入ったのです。
仕事の後、レワンの家を出て行こうと思いました。
その仕事、映画監督の記者会見の通訳でした。
会場に、レワンがいました。
一生懸命通訳をするウンソンを見つめながら、デッサンしました。
終わった時、声をかけようとしたのですが、丁度ウンソンはヒナムに電話している途中。
かけそびれてしまいました。
ウンソンは、ヒナムを呼び出してきちんと交際を断りました。
「レワンさんが好き?バレバレだよ。」
と、ヒナムが言いました。
レワンは、冷蔵庫の掃除をしました。
コーラも捨てました。
そして、ウンソンの帰りを待ちました。バス停で。
最後の日だと言うのに、2人はまた喧嘩になってしまいました。
怒って帰る途中、ウンソンは自分の靴の片方がコンクリートに埋まっているのを見つけました。
酔っぱらって帰る途中で、片方だけ失くしてしまった靴でした。
高価な買い物だったのに・・・と悔しがりましたが、それ以降見つかっていませんでした。
コンクリート打ちたてのところに足を踏み入れてしまったようですね。そのまま抜けずに固まってしまったようです。
どんなに引っ張っても抜けませんでした。
ウンソンは情けなくなりました。自分の惨めな人生を物語ってると思いました。
大丈夫だ・・・とレワン。
「俺はそんなお前が好きだ。」
冷蔵庫を掃除したら、気持ちの整理ができて、確信が持てた・・・と。
「帰らなきゃ。あんたは今、超えちゃいけない線を越えた。」
何故?とレワン。あれからも会い続けるのは、嫌いじゃないからだろ?と。
一度くらい正直になれとレワンが言うと、
「じゃぁ言うけど、あの日からあんたの存在にイライラしてた。どんどん好きになって触れたくなった。でも、私が望んだのは今のあんたじゃなかった。私を誰よりも良く知る人、そんな人に二度と出会えないわ。だから、前みたいに戻ろう。」
無理だ・・・とレワン。
ウンソンは、付き合ったとしても数か月で終わるかもしれない、そうなった時、誰よりも大切な存在を失ってしまうと思ったのです。
でも、レワンは確信していました。この気持ちは嘘じゃないと。
お前の匂いが体にしみついている・・・とレワンが言いました。
それでも、ウンソンはレワンの手を取る勇気が出ませんでした。
まとめておいた荷物を持って、レワンの家を出たのです。
ただ、ボッコを忘れて来ちゃった・・・。
ヒナムからそれぞれに新しいアルバムのCDが届きました。
タイトルは、『君のせいで何もできない!』。
そのまま1年が過ぎました。
ウンソンは、ヒョンジのカフェに久しぶりに行きました。
あのコンクリートに埋まった靴は、もうありませんでした。跡形だけがコンクリートに残っていました。
ウンソンは、その靴をカフェで見つけました。
絵に描かれていたのです。
ヒョンジが気を利かせて個展のパンフレットをウンソンに渡しました。ウンソンだと気付いたのかな?
パンフに紹介されてる絵は、全てウンソンとの思い出の1シーンでした。
ウンソンはレワンの家に行きました。
暗証番号も変わっていません。ウンソンのスリッパが揃えてありました。レワンも以前と同じようにヘッドフォンをして絵に向かっていました。腕にだいているのは、ボッコでした。
レワンは、全く驚いた様子を見せませんでした。
以前と同じようにウンソンを迎えてくれたのです。
ハッピーエンドです
ハッピーエンドしかないストーリーではありますが、素敵な可愛い二人が良かったです。
やっぱりキム・ソンホssiもイ・ユヨンさんも、好きだわ~っと、思った次第です。