まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『アリス(原題)』完観

2021-11-10 17:00:54 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

僕が全て元に戻す。お前のために死んだ今までの犠牲者を救ってから、お前を殺す・・・とジンギョム。

「お前が始めたから、僕が終わらせる。」

老人がジンギョムに銃口を向けた次の瞬間、何かの光が

そして、ジンギョムの姿が消えたのです。

 

ジンギョムが目覚めたのは、どこかのトンネル。

どの時代なの?と思ったら。

そこは、2010年。母ソニョンが殺される日でした。

昔と同じように時間は過ぎて行きました。

裏話が描かれていました。ソニョンの誕生日のその日、ケーキを買ってくれたのは、ドヨンでした。

全く気が利かないジンギョムにしては珍しいと思ったんですよね。

 

ソニョンの携帯に電話したジンギョム。しかし、ソニョンは出ません。

 

ソニョンは、ソク所長を訪ねていました。

巻き込んで済まないと謝りました。そして、タイムトラベルの研究等は忘れてほしいと言いました。

タイムトラベルで人が幸せになれると思っていたけど、それは誤りだったと言いました。

「タイムトラベルは欲望や執着を人の心に残します。」

ソニョンの話を聞いて納得したソク所長は、中止するための行動に協力すると言いました。

が、ソニョンは一人で解決すると言ったのです。

 

ジンギョムは、警察署に向かいました。コチーム長しか頼れる人はいないと思ったのです。

コチーム長は、目の前のジンギョムが高校生のジンギョムとは別人だと察しました。別の次元から来た者だと。タイムトラベラーであるコチーム長しか、頼れないと思ったのは、このことでした。

コチーム長は、自分はソニョンを殺すつもりはないと言いました。

ジンギョムは、分かっていると答えました。

ジンギョムは事情を話しました。母ソニョンの死は防げないと。そしてソニョンだけでなく、多くの人が犠牲になると。

「先生はどこですか?捕まえます。」

と、ジンギョムは言いましたが、コチーム長は、先生の居場所を知りませんでした。

「お母さんと逃げろ。それなら協力できる。」

と、コチーム長。

母には秘密に・・・。母は僕のために世界の秩序を変えようとしないから・・・とジンギョム。

それに、逃げたら、死んだ人たちを救えない・・・と。

その中に俺もいるのか?と、コチーム長が不安そうに聞きました。でも、ジンギョムはいないと答えました。せめてもの嘘でした。

一度抱きしめてもいいですか?と、ジンギョムは言い、そっとコチーム長を抱きしめました。

会いたかった・・・と呟きました。涙がこぼれ落ちました。

コチーム長は、ジンギョムの行動は思ってもみないことでした。だから、問いました。

「そこでは俺たち親しかったのか?」

「母の死後、死ぬほど辛かったです。でも、おじさんのお陰で立ち直れました。」

 

ジンギョムは、ソニョンの行動をずっと見守りました。

ソニョンが同じように一人でお酒を買いに出かけました。

あのドローンが出現するのも同じです。

必死にドローンから逃げるソニョン。ジンギョムも距離をあけて追います。

途中でソク所長がジンギョムを引き止めました。

「息子を必ず引き留めてくれとお母さんから頼まれた。あなたを守りたいんです。何をしようと未来は変わりません。」

と、ソク所長。

しかし、このソク所長、タイムトラベラーだったのです。ジンギョムを止めるために来たと言いました。

そして、銃を突きつけたのです。

その時、コチーム長が

コチーム長のお陰で、ジンギョムはソニョンを追う事が出来ました。

 

家に駆け戻ったソニョンの前に、老人のジンギョムが現れました。

こんなになるまで私を探し回ったのね・・・とソニョン。こうなるとは思わなかった・・・と。

あなたが時の扉を開いたせいで、私はたくさんの人を殺してしまった・・・と老人。

「罰は私が受ける。だから、ジンギョムには手を出さないで。あなたみたいになってほしくないの。」

とソニョンが言うと、自分の様な怪物をつくりあげたのは、あなただ・・・と老人が言いました。

あなたが息子を怪物にした・・・。

そこに、ジンギョムが銃を構えて飛び込んで来ました。

 

撃たないで撃てば2人とも死ぬわと、ソニョン。

構わないと、ジンギョム。

ソニョンのために死をも恐れないジンギョムに、老人が言いました。

お前はこの人の本当の姿を知らない。この人が何故1992年に残ったのか分かるか?と。

「予言書を1992年に読んだ。その時子供の持つ力を知った。子供が死ねば、時の扉が閉じる事も知った。だから残ったんだ。自分が作った時の扉を維持するために。」

そんな人じゃない・・・と言うジンギョムの声に合わせて、老人も同じ言葉を言いました。

つまり、ジンギョムの言動を全て知っているということですね。経験済みということですよね。

 

「今日お前は母親を守れない。そして母親を救う方法を求め何十年も彷徨う。私のように。何故私が怪物になり、お前も怪物になると思う?次元を彷徨った末にお前は気づくだろう。この人を救う方法はたった一つしかないと。そして1992年に行き、自分の誕生を阻止しようとする。」

目の前に現れた老人のジンギョムを見ても、1992年のテイは息子だとは勿論分かりません。

「今、時の扉を閉じなければあなたは死ぬ。まだ間に合います。戻って時の扉を閉じるのです。」

と、老人が言っても、テイは意味が分かりません。

誰?と聞くと、老人は答えました。

存在してはならない者です・・・と。

「その子を諦めてください。生まれたら、時の扉を閉じる機会を失う。あなたとその子のためにも、その子を葬ってください。」

しかし、その時のテイは、お腹の子を守ることしか考えていませんでした。

老人に銃を突きつけたのです。

「あなたはその子に殺されます。あなたを助けたい。」

必死に言う老人。

それでもテイは拒否しました。

「それが本当だとしても、私は母親よ。立派に育てる。」

老人も引きません。剣を取り出し、テイを刺そうとしました。お腹の子を狙いました。

が、一瞬先に、テイが発砲。

弾は老人の肩に当たりました。致命傷じゃなかったようですね、だから生きていたと言う事です。

 

立ち去ろうとしたテイに、老人が涙をこぼしながら呼びかけました。

母さん・・・と。

それで、テイは老人がお腹の子の未来の姿だと察したのでしょう。

でも、信じたくありませんでした。そのまま姿を消したのです。

 

「この人は、息子が怪物になると知ってて産んだ。そしてお前を愛するフリをした。この人のせいで、私たちは望まぬ人生の中で怪物となる。私の苦しみが分かるのはお前だけだ。お前に苦しみから抜け出すチャンスをやる。この人を殺すんだ。」

と、老人。

そうよ・・・と、ソニョン。全てわたしのせいだから・・・と。

でも、ジンギョムは銃を老人に向けました。

今聞いた話が真実だったとしても、母を守りたいと思う気持ちに変わりはなかったのです。

「僕たちが死んだら、全て終わる。」

ソニョンが、その銃を抑えました。

 

ソニョンも、ずっと罪悪感と恐怖に苛まれて生きて来たのです。

何とか、変えたいと思って足掻いたけど、どうにもならなかったのです。

時の扉を閉じてしまったら、息子が消えてしまうという恐怖が彼女には一番大きかったのです。

母親として・・・。

「私が消えても、子供が無事ならいい。私を許せなくても彷徨わないで。」

そして、ソニョンは自分に向かって引き金を引いたのです。

 

泣き叫ぶジンギョムと、血まみれのソニョンを、老人は呆然と見つめました。

 

「あなたの母親でごめんね。」

と、ソニョン。

「母さんの息子で幸せだった。次も母さんの息子になる。」

と、ジンギョム。

ソニョンは息を引き取りました。

 

そんな筈ない、私を殺そうとしてた、何故代わりに死ぬんだ・・・と狼狽して老人が叫びました。

「母さんだからだ。僕らのために全てを捨てた母さんを覚えておけ。」

そう言って、ジンギョムは銃を取り上げ、老人を撃ったのです。

老人は、消えて行きました。

 

アリスが自ら崩壊しました。

時の扉が閉じたということでしょうか。

 

時は2010年。

ソニョンの誕生日。以前と同じように過ぎて行きました。

ただ違うのは、ソニョンは一人でお酒を買いに行かなかったこと。高校生のジンギョムが一緒でした。

ジンギョムは失感情症では無いみたいです。

その様子を、窓の外からジンギョムが見つめていました。

幸せそうな二人を見て、ジンギョムも消えて行きました。

 

ソニョンはそれを察したようです。

 

そして、テイは2020年で目覚めました。

周囲の全てが変わっていました。いえ、正確に言うと、ジンギョムだけが消えていたのです。

ジンギョムの存在は完全に消えていました。誰もジンギョムが存在していたことを知りません。

最初から存在していなかったようです。

その他は、全てが元通りになっていました。コチーム長もキム刑事も、先輩も。

テイの記憶の中では、全てが生き生きと残っているのに・・・。

 

しかし、ジンギョムからもらったペンダントは消えずにテイの手元に残っていました。

それを胸にかけ、テイは一人ジンギョムを思っていました。

頑張って幸せに生きると、テイはジンギョムに約束しました。ジンギョムが命を懸けて守ってくれた人生だから。

 

ドヨンがタイムトラベルについて、インタビューをしに来ました。

「タイムトラベルは可能でしょうが、作ってはいけないモノだと思います。過去が大事であるほど記憶だけに留めるべきです。時間を巻き戻すことは、ただの人間の欲望です。」

テイの話を聞いて、ドヨンは一人の建築家を思い出したと言いました。

過去を残すために建築を始めた人なんだとか。

「記憶や感情は時間とともに薄れていくけど、空間は時間を保管すると聞きました。」

と、ドヨン。

その言葉、以前、テイがジンギョムに話した言葉でした。

その建築家が、ジンギョムでした。

 

テイは会いに行きました。

しかし、顔を合わせても、ジンギョムは知らない人を見る目で通り過ぎて行きました。

テイはたまらず声をかけました。

でも、やっぱりジンギョムはテイを覚えていません。

人違いだと言うしかありませんでした。

テイは、ジンギョムが全ての記憶を失っていると言う事は、幸せな人生を過ごしている証拠だと納得しました。

 

ジンギョムは、声をかけて来た女性のことが心に引っ掛かっていました。

無意識のうちに、テイの顔を描いていました。

以前、ふいに思い浮かんだ家の絵を描いていました。自宅の傍に立っているのは、今日会ったテイに間違いありません。

駆け出しました。記憶が戻ったようです。

自宅だった家の前にテイがいました。あの絵のように。

「遅くなって済みません。」

 

ハッピーエンドです。

 

難解でしたが、これは、母と息子の物語だと思えばよいでしょうかね。

そして、過去は過去のままおいて、未来を見つめるようにと。

チュウォンssiも流石だし、キム・ヒソンさんの変わらない若さに驚かされました。

お勧めですね


韓国ドラマランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天下一品創業記念日

2021-11-10 14:17:11 | 食べ物関連

数日前、今日11月10日が天下一品の創業記念日だと知りました。

で、今日だけ、ラーメンを食べると、ラーメン1杯無料券がもらえるというニュースもゲット

即、行ってきましたよ、アルフィー&まぎぃ

 

久しぶりのお外ラーメン

今まで見た事ないくらいのお客さんの数。

無料券の効果なのか、はたまたウィークディでお仕事中の方が多かったのか、とにかく、私たちが入店したときは、既に満席。

少し待って、着席することが出来ました。

今日の注文は、こちら

左が、アルフィーの“赤んこってり 1辛”。右が私の“赤ん屋台の味 1辛”。

こうやって並べてみると、スープの色の違いが分かりますね。

やっぱり、美味しゅうございました。

赤ん粉は相変わらず相当辛くて、食べ終わった後も、口の中がひりひりしてました。

しかし、旨辛。辛いだけじゃない。

そして、この赤ん粉は、こってりスープをさっぱりさせてくれる気がしました。

ご馳走さまでした。

 

で、会計の時にいただいたのが、こちらのチケット

有効期限は年内。

また行かねば


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リンゴ&オレンジ

2021-11-10 13:54:43 | 食べ物関連

お馴染みの、ジャムです。

前回作った無花果のジャム、相当量が多くてね。

あちこちにお裾分けしましたが、完食するまで、約2か月ほどかかりました。

最後まで美味しく食べましたが、やっぱり、程よい量が一番ですね。

今の時期は、柿がシーズン。

でも、好みから言うと、やっぱりリンゴ&柑橘という定番ジャム。

今回は、小さめリンゴ4個とオレンジ1個。

少し苦みがある、大人な味のジャムになりました。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『アリス(原題)』15話まで

2021-11-10 10:57:20 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

ジンギョムのタイムトラベルは、意志によって自由にできるってこと

予期せぬ時に、突然、タイムトラベルしてしまうようですが・・・。それも、移動先は何処になるか、分からないって感じですが・・・。

 

ジンギョムの様子が変だとテイは気づきました。手には例の赤い斑点が出来ていますし。

そして、ジンギョムが剣を振り上げた時、ミンヒョクが飛び込んで来ました。

寸でのところで、テイは無事。

ジンギョムとミンヒョクの格闘となったのですが、狂気を帯びたジンギョムの方が、息子を傷つけたくないミンヒョクより強いですわな。

刺そうとするジンギョムと、必死に堪えるミンヒョク。

テイが叫びました。パク・ジンギョム・・・と。

 

ジンギョムの目には、テイが母ソニョンに見えました。

その瞬間、ジンギョムは平静に戻ったのです。

テイを殺そうとした自分にショックを受けたジンギョムは、飛び出しました。

 

自宅のマンションに駆け戻ったジンギョム。

10年もの間、探し続けた母殺しの犯人が、まさか自分だったなんて・・・。

でも、自分が殺した記憶はありません。

混乱しました。そして、銃口をこめかみに当てました。死ぬしか無いと思ったのです。

止めたのは、テイ。

自分を殺そうとしたのはタイムトラベルの副作用のせいだとテイは言いました。ジンギョムは、母のために警官になり、コチーム長のことも最後まで信じた。テイを守る時だって、危険を省みることは無かった。

だから、ソニョンを殺すなんてこと、する筈が無いと。

テイは、優しくジンギョムを抱きしめました。

ジンギョムは子供の様に泣きました。

 

ミンヒョクも、あの黒いフードつきのコートを着た人物を見かけました。その人物のせいで、ジンギョムが混乱してしまったに違いないと考えました。

ミンヒョクは、ジンギョムに協力したいと言いました。

しかし、ジンギョムは拒否。

ミンヒョクは言いました。ジンギョムを利用して、テイもジンギョムも殺そうとするだろうと。協力できるのは自分しかいないと。

ジンギョムは、ミンヒョクの申し出を了承しました。だからと言って、ミンヒョクを信頼し始めたわけではありません。

 

ミンヒョクは、キ本部長について調査を開始しました。

でもそれもキ本部長にはお見通しです。

そして、ミンヒョクも、敢えてキ本部長に自分の目的を打ち明けました。テイとジンギョムを殺そうとする人物がいると分かったと。自分は必ずその人物を捕まえてみせると。

そうすることで、動きを止めようと考えたのです。

 

ドヨンはジンギョムが心配でなりません。

テイやジンギョムに協力しようと言う気持ちは十分あります。

でも、やはり勝てる相手だとは思えません。

あなたを困らせる事を言うわ・・・と前置きをしてジンギョムに言いました。

「もうやめて。」

逃げて身を隠して平凡に暮らそう。周囲に無関心だったあなたと、また一緒にいたい、あの頃のように・・・と。

戻れない・・・とジンギョム。

「あなたが好き。高校時代からずっと好きだった。変化は望まない。ただ、今まで通りあなたを好きでいたいの。」

ごめん、約束できない・・・とジンギョム。

でもね、ドヨンは答えを分かっていたと思いますよ。

この話を、テイは聞いてしまいました。

 

テイの脳裏に、またソニョンの記憶が蘇りました。

妊娠、出産を経て、ジンギョムをわが手に抱きしめた時の記憶です。

知らず知らずのうちに涙がこぼれて来ました。

その瞬間、予言書の最後のページに書かれていた“彼女が作った創造物”と言うのは、ジンギョムを指していると気付いたのです。

テイの項には、いつの間にかソニョンと同じΩの様なマークが出来ていました。

 

テイはジンギョムに電話しました。

ジンギョムの声を聞いた瞬間、ソニョンが言った言葉を思い出しました。

時の扉を開いた代償を払う人物はソニョンだけじゃないと言う言葉です。ジンギョムの事を指しているのかと思いましたが、それは、テイのことだったようです。

テイもまた、代償を払う運命にあるということです。

その時、テイの前にあの黒いフードの人物が現れました。

テイは、運命を受け入れようと思ったのでしょうね。ため息を一つついて立ち上がりました。

何も話さないテイに、ジンギョムが何かあったのかと問いました。

テイは、ドヨンを大事にしてと言いました。

「二人はお似合いです。お母様が亡くなった時も傍にいてくれた人でしょ。ドヨンがいなかったら刑事さんは、今の様にいい人になれなかったでしょう。」

何故今そんなことを?と聞いたジンギョム。

ジンギョム・・・とソニョンの声が聞こえました。

ジンギョムは、異変を感じ、テイの研究室に駆けて行きました。

しかし、そこにはテイの姿はありませんでした。携帯だけが落ちていました。

 

ソク・オウォンは、キ本部長に指示しました。

ミンヒョクを含めタイムトラベルに関して知っている過去の人物を全て始末するように・・・と。

キム刑事が襲われました。

殺されちゃった血痕だけを残して、姿が消えちゃったけど・・・。

次に狙われたのは、ドヨン。

しかし、危機一髪のところでジンギョムが防ぎました。キ本部長を撃ったのです。

危機を知ったミンヒョクが、ジンギョムに連絡してきたのです。

 

ジンギョムはドヨンに人の多いところに行けと連絡しました。

不安がらせないよう、決して危険だとは言いませんでした。

でも、ドヨンは察しました。自分に危険が迫っていることを。

「お前への気持ちは自分でも分からない。ただ確かなことは、お前に何かあれば僕は耐えられない。何としても僕が守るから。待ってろ。」

分かった、急いでね・・・とドヨンが言った時、辺りの電気が消えました。

そして、キ本部長が銃を構えて現れたのです。

ジンギョム・・・とドヨン。

「来なくていい。いえ、絶対に来ないで。」

ここであたくし、じ~ん・・・ですよ。ドヨンの想いが本物だと感じられる言葉ですから。

ジンギョムはアクセルを目いっぱい踏み込みました。

 

そして、危機一髪、ドヨンは助かったのです。

 

ジンギョムはドヨンを警察署に連れて行きました。ここでいろ・・・と。

仕事があると言うジンギョム。

ドヨンは察しました。テイを助けに行くんだと。傍にいてほしいと言う言葉を飲み込んだドヨンです。

 

テイはアリスにいると思ったジンギョムは、ミンヒョクにアリスに連れて行ってほしいと頼みました。

危険だと止めたミンヒョクですが、ジンギョムの強い思いを知り、了承しました。

 

テイはアリスに軟禁されていました。

テイの前に現れたのは、ソク・オウォン。勿論、テイの知るソク所長とは違います。

テイに危害を加えるつもりは無さそうです。

テイが聞きました。“先生”とジンギョムは同一人物なのかと。

はっきりとは答えませんでしたが、ソク・オウォンの言いたかったのは、“先生”と言う怪物は、ジンギョムの未来の姿だということでしょうか。

 

ミンヒョクは、ジンギョムをアリスに連れて来はしましたが、ジンギョムはアリスに入ることは出来ませんでした。

ミンヒョクが、アリスに過去人が入るための薬だと飲ませたのは、実は催眠剤だったようです。

ジンギョムをアリスに行かせるなと言うのがテイの最期の頼みでしたから。

「最初で最後だが、父親の役目を果たす。」

と、ミンヒョクは言い、一人でアリスに入って行きました。

 

テイに会い、安心させました。

そして、ソク・オウォンに銃を突きつけました。

ソク・オウォンは、ジンギョムが来ると言いました。

ミンヒョクは、ジンギョムは過去人だからアリスには入れないと言いました。

しかし、ソク・オウォンは言いました。

「あの方は特別なんです。あの方に行けない場所はありません。」

その言葉通り、ジンギョムはアリスに向かっていました。ミンヒョクが隔離しておいたのに・・・。

 

頼む・・・とミンヒョクは言いました。ジンギョムに手を出すなと。

もう去れませんよ・・・とソク・オウォン。

ミンヒョクが願いを聞いてくれたら、アリスを去ると言っていた事への答えです。

ソク・オウォンがミンヒョクの足を撃ちました。

その銃声を聞いたテイ。飛び出して来ました。

 

あなたは誰も守れないと、ソク・オウォン。

ミンヒョクは、飛び出して来たテイの盾になりました。

テイは泣きながらソク・オウォンに言いました。

人を殺すほどタイムトラベルが重要なのかと。

「何故聞くんだ?」

と、ソク・オウォン。

タイムトラベルの必要性を彼に説いたのは、テイだったからです。

怒りに任せて、テイを撃とうとした瞬間、反対に撃たれたソク・オウォン。

ジンギョムでした。

 

何が目的だと聞くジンギョムに、あなたのためだと、ソク・オウォンは答えました。

「先生があなたを待っています。」

それが、ソク・オウォンの最期の言葉でした。

 

ジンギョムは、ミンヒョクに言いました。

まだあなたを許していない。許す時間も無いのか・・・と。

済まない・・・とミンヒョクが呟きました。

 

ミンヒョクは、幻想を見ました。

1992年、テイが妊娠を告げられ、ここに残って産むと言われた時、自分も一緒に残ると言っているシーンを。

3人でここで、幸せに暮らそうと言うと、テイは嬉しそうに微笑みました。

きっと、ミンヒョクは心の奥底で、いつも、そうすれば良かったと思って生きてきたのでしょうね。

ミンヒョクは、そのまま息を引き取りました。

 

ジンギョムとテイの前に、例の黒いフードの人物が現れました。

銃を突き付けて、母を殺した理由を聞いたジンギョム。

俺も昔、老人に同じ質問をした・・・と“先生”。

フードの下から現れた顔は、なんと、ジンギョムの年老いた顔。

「僕は怪物じゃない

と、叫んだジンギョムに、先生は銃口を向けました。私も今の様に否定したと言いながら。

「今や私がその老人となり、今度はお前が私を殺しに来た。」

 

テイが割って入りました。

「刑事さんを殺さないで創造物は刑事さんだけじゃなくあなたもよ。次元は違うけど。2人の母親は同じでしょ。殺したら時の扉が閉ざされてしまう。」

老人のジンギョムは、ふっと笑って、躊躇なくテイを撃ちました

僕が必ず元に戻します・・・とジンギョムは泣きながらテイを抱きしめました。

でも、テイは言いました。逃げて・・・と。

「時間には始まりも終わりもありません。でも人間には始まりがあります。その始まりを止めなければいけない。」

ジンギョムの腕の中でテイは亡くなりました。

項のΩの印を見て、ジンギョムはテイが母と同一人物だと気付きました。

 

いつもお前のために命を捨てる・・・と老人。

 

僕のために母は自分を犠牲にした、お前が殺したんだ・・・とジンギョム。

今は恨むだろうが、いつか感謝するときがくる・・・と老人。

私ははお前を救い、お前は私を救った・・・と。

「これはお前が時間を支配するチャンスだ。」

と言う老人に、ジンギョムは自分はお前とは違うと言いました。そんなものはいらないと。

「お前が始めたから僕が終わらせる。」

その言葉を聞いて、老人がジンギョムに銃を向けました。

しかし、次の瞬間、ジンギョムの姿が消えたのです

 

難解だわ・・・

ここに来て、まだ難解。ラスト1話で理解できるのか?あたし


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする