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ウンジュの前に暴力団の組員たちが勢揃いしました。
ボスを助けてくれたと、キム・サブに聞いたと言いました。
ウンジュ先生は命の恩人です、今後困ったことがあったら、遠慮せずに連絡してください・・・と、名刺を渡して、一斉に頭を下げました。
ウンジュ、面食らい、びびりましたが、悪い気分じゃありませんでした。
医局に戻ろうとしたとき、ウジンが、集中治療室の前にいるのを見かけました。
ウジンは、集中治療室に入って行きました。例の、心中未遂の父親の意識が戻っていたのです。
どうして死なせてくれなかったのか・・・と父親が言いました。
罰です・・・とウジンが言いました。
抑えていた怒りの感情がこみ上げて来たようです。しかし、冷静に冷たく言いました。
「死んだら自分が何をしたか分かりません。無理心中?笑わせるな。あなたは子供たちに暴力を振るって殺したんだ。生活苦を言い訳にしないでください。あなたは悪い人だ。分かりますか?生涯、自分を責めて苦しみながら罪を償ってください。そうしないと、死んだ子に申し訳ない。」
父親は身動きの取れない体のまま、泣きました。
ウンジュは、これを聞いてしまいました。
ウジンはその足で、まだ意識が戻らない娘のところに行きました。
手を握り、語り掛けました。大丈夫だ、きっとよくなる・・・と。
ヨ院長の帽子と手紙が見つかり、チョン・ギテが慌ててキム・サブに伝えました。
しばらく誰にも言わない様に・・・とキム・サブは言いました。
ウジンに付きまとっている借金取りは、まだトルダム病院の周辺にいて、ウジンを見張っています。
翌朝、ランニングするウジンの後をつけて車ではねようとしたのかな?
でも、寸前に、ウンジュの車が飛び出して来たので、急停止。
事故は免れましたが、ウジンに見つかっちゃった。
ウンジュも、運転者があのやくざ者だと気付きました。
ウンジュは、ウジンを問い詰めようとしました。
脅されているのなら、通報すればいいと。
実は、以前、ウジンがキム・サブから借りた1000万Wを返した時、法外な利息を払うよう言われていたのを、目撃していたのです。
誰か見てましたが、てっきりキム・サブかと思ってました、あたくし。ウンジュだったのね。
関係無いだろと、無視しようとするウジン。
「脅迫も暴力も違法よ。どんな状況でも許されるものじゃない。」
と、必死にウンジュは食い下がりました。
俺を好きなのか?と、ウジン。
まさか・・・とウンジュが驚いて言うと、
「そうじゃないなら、干渉するな。放っておいてくれ。」
と、ウジンは言いました。苛立っていました。
オ看護師長が、ヨ院長の部屋の異変に気付きました。
荷物がなくなっていて、大切にしていた植木の手入れについてのメモが置いてあったのです。
明らかにオカシイとオ看護師は感じ、慌ててキム・サブを問い詰めました。
キム・サブは黙って帽子と手紙を見せました。
オ看護師長は、受け入れられません。
ヨ院長とキム・サブがこういう決定を下したのには、何か理由がある筈だとナム医師は言いました。
いつか話してくれるはずだから少し待ちましょう・・・と。
「プ・ヨンジュを追い出す方法は見つかったか?」
と、ト理事長がパク医師に聞きました。
「トルダム病院では、彼に勝てません。だから、彼が正しいと信じるものを崩してみせます。」
と、パク医師は言いました。
パク医師は、まずヨ院長の退任を職員一同に分からせるために、荷物を運び出させました。
そして、職員を前に、院長就任を発表したのです。
不安げな職員に、パク医師は大盤振る舞いをしました。
彼らの報酬を上げると。
喜ばない人はいませんよね。
不安げだった殆どの職員が大喜びしました。
オ看護師長やパク看護師、オム看護師、チュ看護師くらいなもんです、不安の色が消えなかったのは。
一気に、人気がパク医師に集中したかのように見えます。歓迎の拍手に包まれました。
でもこれは信頼とは言えないんじゃないでしょうか。
キム・サブはこれをヨ元院長に報告に行きました。
ト理事長より手ごわいかもしれない・・・と、ヨ元院長は言いました。
ウンジュは、薬の過剰投与で入院中の男児の母親がトイレで泣いているのを見つけました。
鼻血を出しています。
明らかに夫による暴力です。
既に、DVがあるということは、ウンジュたちも気づいていました。
だから、何かと気を付けてはいたのですが、完全に守ることは出来ませんよね、この忙しさですし。
ウンジュは怒り、夫を厳しく問い詰めました。
怒った夫がウンジュを小突きました。
ウンジュを小突きながら、激しい言い争いになりました。
それを見た母親は、カッターナイフを握り、夫に迫ったのです。
カッターナイフを振り上げたのを見て、ウンジュは夫の前に飛び込みました。
ナイフは、ウンジュの首筋を切り裂きました
ウジンが駆けて来ました。