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後ろから襲われたスヨンですが、相手はいくら狂気を帯びていてもやはりアジュンマ。
動きはスヨンの方が敏捷です。
しかし、いくらスヨンがスヒョンだと言っても、キム・ナヒはユビンだと言い張りました。
オ・ヒョンジェが、現実を認めろと説得。
キム・ナヒは悲しい母親でした。
オ・ヒョンジェの言葉に、少しずつ現実を受け止め始め、混乱を鎮めていったのです。
当てが外れたチェ課長ですが、そこんところは上手く立ち回りました。
如何にもヒョンスの無事を諦めてはいなかったかのような発表をしましたよ。
ところで、オ・ヒョンジェが5年前の一件からずっと表舞台から姿を消していた裏には、チョ警察庁長官の存在があったと言う事が分かりました。
長官は、オ・ヒョンジェの亡き恋人イスの保護者的な立場にありました。イスの父親の友人だったのです。
イスの父親が亡くなってから、ずっとイスを支えて来たようです。
復帰しろと長官はオ・ヒョンジェに言いました。
オ・ヒョンジェは、“ヤツ”だと思っていたシン・ギョンスの背後に何者かがいると読んでいました。
鑑識の目を潜り抜けたイヤホンを持っていたからで、それは確かに誰かに通じていました。
「そいつが本当の“ヤツ”だ。」
と、オ・ヒョンジェはファンチーム長に言いました。
仕切り直しだと、表立って動くと、オ・ヒョンジェは言いました。広域捜査隊に復帰すると言う事です。
びびったのは、パク次長とチェ課長の二人。
オ・ヒョンジェが簡単に復帰できたのは、長官が裏にいるからだと察したようです。
中華街で殺人事件が起こりました。
ヘルメットをかぶった人物が、ヤクザ者を殺す場面を、一人の男性が目撃してしまいました。
犯人は目撃されたことに気づきましたが、目撃者を追うことはしませんでした。
被害者は新月派の者。
まるで発見されるのを期待したかのような、遺体の放置の仕方です。
ファンチーム長は、スヨンに現場をしっかり見ておくようにと言いました。
遅れて現場に向かっていたオ・ヒョンジェ。
その目の前で第二の事件が起こりました。
全く同じような状況で男性が倒れて死んだのです。これも新月派の者でした。
どちらにも注射痕がありました。強力な毒を注射されたようです。
第1の事件の目撃者が、旧月派のヤクザたちに追われています。
どういう理由なのかは分かりません。まさか、目撃されたと気付いたから
広域捜査隊では、新月派と旧月派の縄張り争いだと見ています。
一番有力な容疑者は、旧月派のトップ、ハ・テシクと考えられました。
ファンチーム長は、ハ・テシクの指名手配&令状の請求を指示しました。
すると、なんと、ハ・テシクが突然先手を打つように自首してきたじゃありませんか。
流石のファンチーム長も驚きました。
チェ課長とパク次長は、大きく動揺しています。何かあるのね
ハ・テシクは彼らをゆするネタを持っているようです。
チェ課長は、イ刑事を呼び、ハ・テシクとオ・ヒョンジェの話を全て報告するよう命じました。
ハ・テシクは取り調べに於いて、何を聞かれても、黙秘です。
ただ一言、オ・ヒョンジェを呼んでくれとだけ。
時間を稼ぐつもりだとオ・ヒョンジェは思ったようです。
何を隠してる?と、ハ・テシクに聞きました。すると、
「当てたらいいことを教えよう。」
と、ハ・テシク。それだけでした。
ファンチーム長はスヨンと共に、ハ・テシクの事務所の再捜索に行きました。
スヨンは、水槽の中に隠してあった毒の容器を発見。
ハ・テシクの容疑を証明する証拠が見つかりました。
それを聞いたハ・テシクは、自分が殺したと言いました。
お前らしくないな・・・と、オ・ヒョンジェ。
この証拠も見つかるように置いてあったとヒョンジェは見ているようです。
「何故犯人のフリをする?」
と、オ・ヒョンジェ。
この時、ハ・テシクは、机の上に置いてあったスヨンのタンブラーを凝視していました。
スヨンは気づき、さりげなくタンブラーを手に取りました。
「今日はここまでに。」
ハ・テシクが言いました。
証拠も自白もあるから、もう検察に送致して良いのでは?と、ヤン刑事が言いました。
しかし、まだダメだとオ・ヒョンジェ。隠し事を暴かないといけないと。
スヨンが気づきました。
ハ・テシクは、タンブラーに写っていた時計を見ていたと。
ファンチーム長が気づきました。
時間稼ぎだと。そのために、オ・ヒョンジェを呼び現場から引き離したんだと。
スヨンに情報屋からタレコミが入りました。
新月派が人を探しているようだと。
それを聞いたオ・ヒョンジェは、目撃者だと言いました。
「だったら、何故新月派が?旧月派じゃなくて。」
と、ヤン刑事。ですよね
被害者の口の中から、ハ・テシクの服のボタンが見つかりました。
まさか、胃の中にあるとは・・・とハ・テシク。
墓穴を掘りましたね。
誰かが遺体の口に突っ込んだと知っていたんだな?と、オ・ヒョンジェ。
「私が殺したんだ」
と、ハ・テシクは必死に主張。
オ・ヒョンジェは冷めた目で見つめるだけです。
ここで、チェ課長がオ・ヒョンジェを呼びました。
邪魔をしようとしてるとしか思えません。このタイミングで呼ぶなんてね。それも大した用事も無いのに。
何故復職した?と、チェ課長。
人々の生命と財産を守るため・・・なんてねって感じでヒョンジェは答えました。
そのまま部屋を出ようとすると、チェ課長が言いました。
「まだ過去の中にいるのか?」
ええ・・・と、ヒョンジェ。目的のために・・・と。
目撃者がヤクザ・・・旧月派に捕まりそうになった時、張り込んでいたヤン刑事たちが駆け付けました。
で、格闘の挙句、目撃者を確保したのです。
48時間を稼いだ理由は?と、オ・ヒョンジェが聞きました。
誰にでも秘密はある・・・と、ハ・テシク。
「5年前、あの交差点の秘密だ。」
イスが死んだあの事故が起こった場所ですよね?