まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『智異山~君へのシグナル~』10話まで

2022-12-19 21:42:08 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

1991年

 

まだキム元所長とチョ分所長が若かりし頃。

智異山繁栄会と言う組織がありました。その会長をしていたのが、ヤン・グンタクでした。

彼は当時もケーブルカーを通そうと言う計画を立てていました。

ヤン・グンタクは、コムンダリゴル村に行き、立退料を払うから村から出て行くよう持ちかけました。

しかし、村長のキム・ジェギョンは頑として受け入れません。他の村人たちも同じでした。

後悔しても知りませんよ・・・と言う捨て台詞を残し、一旦は帰って行ったヤン・グンタク。

 

ある夜、キム・ジェギョンの息子が青い火の玉を見ました。

その後、村の共同井戸に獣の死体が投げ込まれるという事件が発生。

キム・ジェギョンはヤン・グンタクの仕業だと主張しました。しかし、証拠はありません。

キム元所長とチョ分所長は、自分たちが巡回を強化するからと、何とか村人たちを宥めました。

 

井戸が使えないので、村人たちは崖を降りて川まで水くみに行くしかありませんでした。

ある日、キム・ジェギョンの妻が水くみに行ったっきり、行方不明になりました。

分所に遭難者発生の連絡が入り、キム元所長とチョ分所長が駆け付けました。

職員総出で捜索しましたが、なかなか見つかりません。

村の周辺は職員でも道に迷うほど分かりづらい場所でした。

探し始めて何日か目、やっと発見された時、妻は瀕死の状態。結局、手遅れで亡くなってしまいました。

発見された場所は、チョ分所長が何度も通った所でした。

チョ分所長は、罪悪感に苛まれました。自分がもっと気を付けていれば、早く発見でき、命を取り留めたかもしれないのに・・・と。

 

お葬式の夜、息子はまた青く光るものを見ました。

 

村人たちは、村長のキム・ジェギョンと息子を残して、皆去りました。

キム元所長が何度説得しても、キム・ジェギョンは頑なに動く事を拒否しました。

しかしある日、キム・ジェギョンは自殺してしまったのです。息子一人残して。

見つけたのは、チョ分所長でした。

 

自分の責任が大きいとチョ分所長は落ち込みました。

その姿を見たキム元所長が言いました。

「仕事を辞めたいのか?辞めても何も変わらない。死んだ人の姿が目に浮かび、罪悪感だけが積もる。山からはそう簡単に逃げられない。詫びたいのなら、ひたすら懸命に人を助けろ。それが俺たちの仕事だ。」

 

2019年

 

ユーチューバーの映像を見て心配になったヒョンジョ。

チョ分所長に、遭難しているかもしれないから、探しに行くべきでは?と進言しました。

が、救助要請が無いと言う理由で、チョ分所長は許可しませんでした。

イガンも、再生回数を稼ぐための嘘じゃないかと言いました。98%嘘だと。

「2%は気になるんですね。」

と、ヒョンジョ。

結局、2人はコムンダリゴル村に向かいました。

イガンは祖母から貰ったお札をヒョンジョに渡しました、一応、厄除けってことで。

 

その頃、ユーチューバー(あくまでも、そーいう類の人という意味です)が保護されました。

怪我は酷くはありませんが、完全にパニック状態。

火の玉を見たと、大騒ぎしました。

 

病院で治療を受け、回復し始めたユーチューバーは、山で出会った遭難者を見捨てて来た事を思い出しました。

流石に罪悪感が湧いたのでしょう。

遅くはなりましたが、分所に遭難者の情報を通報しました。

あれこれ言い訳をしましたが、見捨てた事に変わりはありません。

チョ分所長は、すぐさま、捜索をレンジャーに指示しました。

 

コムンダリゴル村は、既に廃村となっていました。

声をかけて見たものの、何の反応もありません。ユーチューバーの姿もありません。

しかし、携帯が落ちていました。

イガンとヒョンジョは周辺を探し回りました。

ふと気が付くと、2人は同じ場所をぐるぐる回っているだけ。完全に道に迷ってしまいました。

GPSも反応しません。

ヒョンジョが、遠くの藪の中に青く輝く二つの光を見つけました。

危険よ、走ってと、イガンが叫びました。

ツキノワグマだと判断したのです。

 

必死に走り、洞窟に逃げ込みました。

ツキノワグマらしきものの目の光が、洞窟の前に見えました。見張っているようで、イガンたちは動けません。

携帯も圏外で繋がりません。

 

洞窟の中を調べていたヒョンジョが、倒れている女性を発見。これが、ユーチューバーが見捨てた遭難者でした。

意識が無いのが分かると、イガンたちは、一刻も早く山を下りようと、意を決して洞窟を飛びだしました。

ヒョンジョが女性を背負って、必死に駆け下りようとしていると、途中でイルへとグヨンと遭遇。

彼らは、連絡が取れなくなったイガンたちを心配して、やって来たのです。

イルへたちもイガンたちも、今度も道に迷って同じところを回ってばかりいたようです。

元の洞窟に戻るしかありませんでした。クマに狙われていますからね。

 

遭難者の容体は悪化の一途をたどっていました。

その時、チョ分所長から無線が入りました。

チョ分所長の指示に従って、イガンを先頭に、山を下りる事になりました。

昔、キム・ジェギョンの妻を捜している時に、同じように道に迷った経験があるチョ分所長。発見が遅れて死なせてしまった経験は、大きな後悔として残っていました。

お互いを信じて前だけを見て走れとイガンに言いました。4人なら大丈夫だと。

 

遭難者の女性は助かりました。

 

ヒョンジョは後日一人でもう一度コムンダリゴル村の洞窟に行ってみました。

そこで思いもよらない人と出会いました。

公園職員のキム・ソルです。

ここは子供のころのアジトだったんです・・・とキム・ソルが言いました。

「ここは僕の故郷です。」

もしかしたら、キム・ソルが、キム・ジェギョンの息子

元々自然や山の説明できない空気感や思いなどに興味がありそうなことを話していましたよね。

「村が消えたのは、ケーブルカーのせいでも無ければ、強制退去でもない。火の玉のせいです。悪い事が起きる前には、火の玉が見えるんです。」

まさか・・・キム・ソルが犯人

なんか、誰も彼もが怪しく見えてしまいます。

 

ヒョンジョが洞窟に来たのは、探し物があるからだとキム・ソルに言いました。

何かを探していましたが、見つからなかったようで・・・。

その代わりにまた予知夢が見えてしまいました。

 

あれは・・・川?滝?

誰かが何かを指差しています。手袋をはめた指で。

ヒョンジョは洞窟を飛び出しました。

キム・ソルが危ないの


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『智異山~君へのシグナル~』9話まで

2022-12-19 09:57:57 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

2020年

 

ダウォン、結局、戻って来ませんでした。

レンジャーたち、警官、そして警察犬も導入しましたが、見つかりません。

イガンは、ヒョンジョとの印の場所を確認してほしいと言いました。

グヨンは信じていません。それで遭難者の場所が特定できるなんて、普通は信じられないでしょう。

でも、そこには、確かに印がありました。

それを見て、イガンはある場所を捜索してほしいと言いました。

そして、イガンが指定した場所にあったのです。血まみれになったダウォンの携帯が。

 

ダウォンの携帯には、音声データが残されていました。

録音されていたのは、ダウォンとチョ分所長の声。

何でもない会話ですが、ダウォンの声は緊張していました。

黄色いリボンを持っていたこと、事件があった日は必ず非番だったことを考え合わせると、イガンにはチョ分所長が怪しく思えました。

グヨンは、そんなイガンの考えを一蹴しました。

重苦しい雰囲気になったその時、チョ分所長が戻って来ました。

 

ダウォン発見の報告が飛び込んで来ました。

既に亡くなっていました。

 

イガンは大きなショックを受けました。自分が殺してしまったように感じたのでしょう。

少なくとも、イガンが監視を頼まなければ、死ぬことは無かったでしょうね。

遺体が運ばれて行くのを、呆然と見送りました。

 

キム警官が、チョ分所長に話を聞きたいと言いました。

ダウォンの録音だけが理由ではありませんでした。亡くなったダウォンが、手に握っていたのは、チョ分所長の名前の入った手袋だったのです。

「隊長がダウォンをヒョンジョも

と、イガンが泣きながら叫びました。

ダウォンを行かせたのは、お前だ、何も言うな・・・とグヨン。

チョ分所長は、何も言わず、パトカーに乗りました。

 

グヨンは、イガンに言いました。

1年前、ヒョンジョと事故に遭った場所に行った理由は何かと。ダウォンと何をしていたのかと。

そして、どうして戻って来たのか・・・と。

「これだけは分かる。お前が戻ってきて、めちゃくちゃになった。何故戻って来た。」

 

イガンの泣き声がヒョンジョの霊に聞こえました。

目を覚ましたヒョンジョの霊は、動くことが出来るようになっていました。

ダウォンが何者かに突き落とされるシーンが脳裏に浮かびました。

印を残そうとしたとき、ヒョンジョの霊は気づいたようです。自分が残した印とは違う印が、そこにあることに。

何者かが、彼らの印とは違う印を残している様子が脳裏に浮かびました。

その時、近くで悲鳴が

ヒョンジョの霊が見えるあの遭難者です。またも違法登山中、出くわしてしまったってわけ。

悲鳴を上げながら必死に逃げる遭難者。

ヒョンジョの霊は難なく追いつき、その男の前に立ちはだかりました。

 

「頼む。助けてくれ。」

と、命乞いする男に、言いました。

「ソ・イガンに伝えてくれ。あの印は僕じゃないって。」

血相変えて分所に飛び込んで来た男は、イガンにそれを伝えました。

 

イガンは、ダウォンの死が単なる墜落死じゃないと察しました。

で、聞いてみると、ダウォンがイガンの指示で設置したカメラも、ダウォンの手帳も無かった事が判明したのです。

山には、確かにヒョンジョの想いが存在すると確信しました。

会わなければと思いました。話を聞かなければと。が、彼女の体は思うように動きません。

 

ふと思ったのですが。

グヨンの手の動きが、犯人と思われる人物の手の動きと似てる気がするんですが・・・。

微妙に震える指の動きが。

ダウォンが行方不明になった時、直前に山を下りて来たのは、グヨンでしたし。

まさか・・・ねぇ。

 

2019年

 

イガンとヒョンジョは相変わらず過酷な仕事に頑張っています。遭難者は減らず、休む間もありません。

でもその仕事を通じて2人の間には信頼感と共に、愛情もはぐくまれているように見えます。

 

グヨンとヤンソンは、順調に交際を続けています。

ヤンソンは自分が体力のない事に常々引け目を感じていたようで、グヨンに頼んで登山を少しずつ教えてもらっています。

2人は将来についても考えるようになっているようです。

ヤンソンは今度の山神祭に母が来るので、会ってもらえないかとグヨンに言いました。

グヨンは勿論異論はありません。

でも、少しでも自分の立場を良く見せたいと思いました。それには、昇進することだと。

それ以来、昇進試験に向けて勉強を始めました。

 

チーム長のイルへは、膝に爆弾を抱えていました。

過酷な仕事です。休む時間もあまりとれません。ましてや、治療は・・・難しいかもしれません。

イルへは、同僚には膝の状態を話していません。

 

国立公園を辞職した元所長キム・ケヒは、公園のガイドをしていました。智異山保存協会長も務めています。

要するに、智異山からは離れられないと言う事です。

そんなキム元所長を、チョ分所長が訪ねて来ました。

チョ分所長は、仕事に限界を感じているようで、話を聞いてほしかったようです。

それと、ヤン・グンタクと言う人物についても。

 

ヤン・グンタクは、ケーブルカー推進委員会の会長を務めている人物です。

智異山にケーブルカーを作り、もっと簡単に登山をと、訴えているのです。

今回が初めてではありませんでした。

以前にも、一度声をかけて来た事があって、その時、大きな事件が起こったようです。

 

キム元所長は、署名活動をしているヤン・グンタクに詰め寄りました。

生態系を壊してしまうと反対するキム元所長と、ヤン・グンタクとは主張が対立しています。

「コムンダリゴル村を忘れたのか。」

と、キム元所長が言いました。二度と繰り返させない、私が止めると。

 

山神祭が始まりました。

その初っ端に突然上り旗が折れました。

皆、不吉な感じを抱きました。

 

イガンの祖母は、不吉な気を追い払おうと、お札を用意してイガンに持たせました。

今年は北から悪鬼が入って来るらしいと。

「特に、コムンダリゴルには近づくんじゃないよ。」

 

ヒョンジョは、妹からの連絡であるユーチューバーの動画を知りました。

智異山の幽霊村についてレポートしている動画です。

ところが、生配信の途中で、突然、ユーチューバーは恐怖の叫び声をあげて駆け出し、配信が切れてしまったのです。

きゃぁ~っ


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