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ゴウンの姉ジョンウンは、恋人の裏切りによって2人のベッドでの映像をネットに流されてしまいました。
恋人は、なんだかんだと言い訳をしました。
携帯を修理に出したら、修理した人物が勝手に投稿してしまった・・・なんてね。
恥ずかしい映像が知り合いにも見られてしまい、ジョンウンは必死になって削除をしましたが、一旦ネットに挙がるともう際限なく拡散してしまいます。
警察に被害届を出しましたが、親身になって捜査してくれず、削除は無理だと言われました。
だからジョンウンは一人で必死に対処しようとしたのです。
そのせいで彼女の両手の指先は血が滲むほどでした。
しかし、精神的に限界を迎えてしまい、ある日、飛び降り自殺してしまったのです。
ゴウンは全く姉の苦しみを知りませんでした。
死後、理由を知ったゴウンは、復讐の気持ちを募らせていたのです。
ゴウンの指先にも絆創膏が巻かれています。それは、ジョンウンと同様、いや、ジョンウンが乗り移ったように、サイトの動画を必死になって削除し続けているからでした。
ゴウンは、姉の死後、長い間立ち直ることが出来ませんでした。
ムジゲの仲間たちによって何とか明るい本来のゴウンを取り戻していたのです。
しかし、突然の姉の動画です。それも遺作だなんて・・・。
大きなショックを受けたゴウンは、自室に閉じこもってしまいました。
チャン・ソンチョルが声をかけても、ドアの鍵は開けてくれませんでした。
ドギは、チャン・ソンチョルから事情を聞きました。
怒りがこみ上げて来ました。
「私たちがゴウンのためにすべきことは、ジョンウンを自殺に追い込んだ動画をこの世から消す事だ。他の女性の動画も全部消すんだ。動画と同じ数だけ人の命がかかってる。」
チャン・ソンチョルが言いました。
カン検事も、違法動画サイトの詳細をチョン・ジンウォンから聞きました。
ジンウォンは、その違法な仕事に携わっていたのです。
怒りが湧いてきたカン検事です。
そんな時に、ドギとバッタリ顔を合わせてしまいました。先日、ドギがパク・ヤンジンを擁護したことを思い出しました。
余計に腹が立って来ました。しかし、ドギが青い鳥財団の関係者だと言う事で、まだ望みはあると思ったのでしょう。戦略企画室の情報がほしいとドギに言いましたよ。
犯罪者にならないで済むこと、謝礼金と言うお金が入ることの2つのメリットがあると。
必死にUデータの悪行をドギに話すカン検事。
ドギには分かり過ぎるくらい分かっている話です。検挙に燃えているという意気込みも分かりました。
しかし、ドギは、検察というところを信用していないようですね。
「ゴミ箱にはゴミだけ捨ててください。」
と、冷たくカン検事に言って背を向けました。
ん?どういう意味
ところで、逃走しているチョ・ドチョルはまだ捕まっていません。
角膜移植を待っている財閥からの催促に、ペク・ソンミは、何とか理由を付けて誤魔化していますが・・・。
問題は、チョ・ドチョルがソクテの財布を盗って逃げている事。
中に、チャン・ソンチョルの名刺がありました。
自分を閉じ込めた人物として、チョ・ドチョルはソンチョルの顔を知っています。恨みもあります。
チャン・ソンチョルが危ないです。
ペク・ソンミはそれをソンチョルに話しません。
危険だと忠告しておけばよいのに・・・。
カン検事はチョ次長検事に二つの書類を差し出しました。
一つは、Uデータの捜査命令書。もう一つは、退職願。
チョ次長検事は、退職願を破り捨てました。
そして、捜査命令書にサインしました。
チョ次長検事は、言わば中間管理職の悲哀ってことかしら下からは突き上げられ、上からは圧力をかけられると言う・・・。
しかし、真っ当な正義を貫こうとする検事であることは間違いないようです。無鉄砲なカン検事を心配しながらも、信頼しているのです。
パク・ヤンジンの元に、ジンウォンが現れました。
どうも、ジンウォンはパク・ヤンジンの命令でソウルを離れていたようですね。
そして今は、カン検事のために囮となってUデータに戻って来たと言うわけです。命が危ないと承知の上で。
ドギはパク・ヤンジンの側近の一人になったことで、様々な悪事の実態を知ることになりました。
ジンウォンが暴力を振るわれているのも目撃しましたし、ジョンウンの元恋人チェ・ミンがやはり動画を流した張本人だと言う事も知りました。
チェ・ミンは、その日新作を撮影する予定だとパク・ヤンジンに言いました。
また女性が被害を受けると言う事です。
ムジゲ、作戦開始です。
雑魚相手なので、あっという間に作戦成功。
チェ・ミンはもとより、担当者としてついていたアン部長、その他の仲間たちも、ドギによってあっさり倒されました。
女性はギョングとジノンによって保護されました。
突然、パク・ヤンジンが大勢の弁護士と共に検察にやって来ました。
カン検事が違法行為について何を質問しようと、弁護士たちがきっちり答え、一切の隙を見せません。
散々カン検事を言い負かし、悠々と帰って行きました。
カン検事の手元には、ジンウォンが盗撮した暴行の動画が届いていました。しかし、今はそれを突きつけるわけにはいきません。
戦略企画室に戻ったドギ。
そこでは相変わらず違法な動画が次々にアップする作業が続けられていました。
これらの動画一つ一つに命がかかっているんだと、改めてドギは思いました。
そして、動画を一斉に削除する指示を入力しました。
一斉に動画が削除され始め、社員たちに動揺が広がりました。
しかし、次の瞬間、上司の指示で、“鉱山”と呼ばれる元データから新たに動画が送られて来たのです。
削除した筈の動画が、また画面に現れました。
ドギは愕然としました。
パク・ヤンジンは、動画が削除されたのが、ドギの仕業だと察したようです。
で、ドギを追及していると、そこに、検察が会社に乗り込んで来たと言う連絡が入りましてね。
一旦は休戦ですよ。
カン検事たちは、家宅捜索令状を持っていました。
戦略企画室に入り、PC等の内容をチェックしました。
しかし、全く違法なものは見つかりません。データはすべて消えていました。
手ぶらで帰るしかありませんでした。
パク・ヤンジンはドギを追及しました。
ドギは、自分が削除したと言いました。
パク・ヤンジンは、それが会社を守るための行動だったと考えたようです。ドギ、命拾いしましたね。
カン検事が突然やってきたのは、“違法動画アップロード 現行犯逮捕可能”と言う匿名のメールが届いたからです。カン検事は、それをドギからだと思いました。
自分の要求に応じたと思ったのでしょう。
なのに、この始末。
ドギに文句をぶつけました。
「検挙できると言ったくせに。」
と、ドギは冷たく言いました。
この様子を見られてましたね、チョン理事に。
チョン理事はカン検事とジンウォンが繋がっていることも目撃しました。
パク・ヤンジンは、すぐさま手を打ちました。
ドギにジンウォンを連れてくるよう命じました。
カン検事が必ず後を追う事を予測し、道中で、カン検事を始末しようと考えたのです。
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