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飲み会で、チャン刑事は、隠して来た秘密を打ち明けました。
ハン刑事のPCから、病院の防犯カメラの映像をコピーし、署長に送ったことです。
信じ切っていたチャン刑事にそんな事をされたと知ったハン刑事は、怒りました。
女性問題で、あそこまでしなくても・・・とチャン刑事が口走ったので、ハン刑事の怒りはもっと大きくなりました。
でも、本当は、チャン刑事の優しさ・・・心の弱さの所為だと、ジョンボンは取りなし、何とかその場は収まりました。
この件は、しばらくハン刑事の胸にくすぶっていて、チャン刑事は、ご機嫌とりに四苦八苦することになりました。
会話の中で、“0、7”の事が話題となった時、ヨン検事は、ふと気になる事がありました。
それは数字?・・・と聞きました。
このハン検事の言葉が、後になって重要な意味を持つ事が分かるのですが・・・。
ハン検事は、ユン課長の濡れたワイシャツの下に、それと読めるような図柄があったのを見てたんですね。
お開きになって、ハン検事をシモクが送ることになりました。
その時、シモクの家に届けモノをしたが、誰かが家から出て来た気がする・・・とハン検事が話しました。
直後、雨も降って無いのに、傘を差した男も見た・・・と。
その理由は、シモクが部屋に入ると分かりました。
部屋には、ずたずたに切り裂かれたシモクのスーツが、ぶら下げてあったのです。警告だとすぐに分かります。
すぐにハン刑事とチャン刑事を呼びました。
盗聴器のチェックと、現場検証をしてもらいました。他には何も異常はありませんでした。
傘を差した男は、マンションの監視カメラでチェックしても、ずっと傘で顔を隠したまま歩き、どこかに消えて行きました。
そういう部屋にいることを、普通は嫌がるものでしょうが、シモクはそう言う感情は持ちません。
だけど、ハン刑事は、一旦別れた後、眠れるように・・・と飲み物を持って訪ねました。
シモクは、通報者の条件として、3つを挙げました。
イ首席秘書官とパク・ムソンの関係を知っている事、ソンムンとハンジョの間に縁談があったこと、そしてソンムン日報のキム社長がいまだにわだかまりを持っている事・・・。
「この3つの条件を満たすのは、今、3人。イ・ユンボム、イ首席秘書官、イ・ヨンジェ。」
でも、この3人は通報したら自分の首を絞めることになります。
え?まさか、イ首席秘書官
うわ言で、ヨンジェに謝っていましたからねぇ。あれって、表とは違う裏の本音があって、イ・ユンボムに対して何か裏切ろうとしているのでは・・・深読みし過ぎかしら。
政府は、今回の武器輸入の件を撤回すると発表しました。
イ・ユンボムはとにかく、収拾しなくては・・・と、謝罪会見を開きました。勿論、裏の事情を知らずに提携しようとしたと潔白を主張し、マスコミの前で頭を下げたのです。
悔しくても、今はそれが最良の方法でした。
その一方で、イ首席秘書官は、庁長に強い圧力をかけ、特任チームの解散を一気に推し進めさせたのです。
シモクたちには、何の連絡もありませんでした。
シモクたちは、TVのニュースで、解散を知ることになったのです。もう、覆すことはできませんでした。
メンバーは黙って部屋を片付けるしかありませんでした。
その時、シモクがホワイドボードを裏返しました。
そこには、この一連の事件の詳細な関係図が示されていました。誰もその存在を知らなかったようです。
それを見たら、シモクがいかにこの事件に真剣に向き合っていたかが分かりました。表情には出さないけど、どれほど悔しいかも分かりました。
所属は別れますが、絆はいっそう強くなったようです。
ハン刑事は、傘の男の動きを周辺の監視カメラを総動員して追いました。
で、ようやく、タクシーに乗り込む姿を捕える事ができたのです。
乗る瞬間、傘をたたみますからね。でも、遠目でしたので、はっきりとした顔は見えませんでした。
ただ、誰も知らない人物だと言う事だけがわかったのです。
シモクは、ヨン・イルジェを訪ねました。
イルジェが隠している事を聞きたかったのです。
イ・ユンボムがイルジェを狙ったのは、何かを恐れているからだ・・・とシモクは言いました。それは何なのですか?・・・と。
でも、イルジェは話しませんでした。
イルジェが昔、講義で言っていた“法官にとって正義とは永遠なる片思いだ。究極のイデアだ”と言う教えを、全うさせてほしい・・・とシモクは言いましたが・・・。
イルジェにとっての正義は、自身と家族の安全だと言いました。この歳になると、それ以上の正義はない・・・と。
つまり、秘密を話したら、その正義は実現できなくなるということですね。
イ・ユンボムは、シモクがイルジェを訪ねたことも、すぐに報告を受けていました。
秘書のシモクへの警告も効果が無かったと思いました。
急がなくては・・・と、イルジェが持っている秘密のモノを、何としても手に入れてくるよう秘書に命じたのです。
ハン刑事は、通報して来た女子高生に会い、モンタージュを作りました。
それと、傘の男の写真を持ってシモクに確認に来ました。
シモクも、全く知らない人物でした。
シモクは、イルジェも、例の通報者の条件に合うと言いました。でも、殺人者としての資質は無い・・・と。
イ・ユンボムを脅かす事ができる何かを握っているのに、3年もの間、何もしなかったわけだし・・・とね。
その時、ヨン検事が来ました。シモクが呼んだのです。
傘の男を確認してもらうためでした。
ヨン検事は、確かにこの男だった・・・と証言しました。
そして、シモクの家で何かあったのかと聞きました。こうやって調べると言う事は、何かあったとしか思えません。
でも、シモクは、一切、話しませんでした。
ヨン検事は、不満そうでした。
何度聞いても、シモクは顔色一つ変えずに、何も無いと言います。
ヨン検事は、仕方なく、部屋を出て行きました。
ハン刑事は、ヨン検事の気持ちが推察できました。シモクを慕っていることも薄々感づいていました。だから、言ったのです。
「ヨン検事に優しくしてあげて。」
そしたら、意外そうな表情でシモクが言いました。
「してますよ。」
えあれで・・・という、ハン刑事の心の声が聞こえそうでした。
カン部長検事が検事長に昇進しました。
庁長から、首を言い渡されるのではないかと思っていた時の昇進話でした。断る理由はありませんわな。
そして、シモクは先輩を飛び越えて部長に任命されました。
誰もが驚く人事でした。
記者がガヨンの病室に侵入したとの知らせが入りました。
シモクもハン刑事も手が離せない状況にあったので、ユン課長が向いました。
カン新検事長は、シモクを海外に派遣する決定を伝えました。
シモクはそれを受け入れるつもりはありませんでした。
でも、逆らえば、切られてしまいます。
時間をください、10日間・・・とシモクは言いました。それが過ぎたら、海外に行きます・・・と。
真犯人を捕まえると約束した日は、あと10日間残っていると言いました。
え~とぉ・・・。誰と約束したんでしたっけ?忘れてしまいましたよ。
「10日後に出国します。」
と、シモク。カン検事長は、それを許しました。
自室に戻ったシモクに、ユン課長から連絡が入りました。
ガヨンが母親と共に、病院から姿を消したと言うのです。
家に行きましょうか?・・・と言うユン課長に、とりあえず病院に・・・と指示を出したシモク。
で、ガヨンの資料をチェックしていると、ヨン検事から、話があるという電話が入ったのです。
急いでいるので、かけ直すと一旦切りました。
ガヨンの行方は分かりません。
自宅に行って見ても、留守。ユン課長からは、病院周辺に姿は無いと言う連絡。
その時、ハン刑事から連絡が入りました。
若い女性の変死体が発見されたと言うのです。ガヨンが借りていた部屋で。
ヨン検事だったーっ
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