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ジョンリムが似顔絵をウギョンだと勘違いしたのは、顔が似ていたと言うのではなく、着ている服が同じだったからでした。
ウギョンは思いだしました。
亡き実母がプレゼントしてくれたワンピースだった・・・と。
そして、大喜びしている自分の後ろに、あの女の子がいたということも。
つまり、あの女の子が着ているのは、ウギョンのワンピースだったと言う事です。
だとしたら、あれは妹のセギョンとしか考えられません。ウギョンはどーしてセギョンだと思わないのでしょうか。セギョンじゃないの?
確かめようと実家に行くと、先日まであった昔のアルバムとかが、全て無くなっていました。
継母が処分したと言いました。
思い出してほしくないのかな?継母は。何かありそうです。
ウギョンは継母に幼い頃の自分はどーだったか、問いました。
大人びていて憂いのある顔をしていた・・・と継母。
で、ふと気付きました。自分の家族は親戚づきあいをしていないことに。昔の事を聞く人がいないってことです。
ウギョンは亡き実母の妹・・・叔母を探そうとし始めました。でも、直系家族では無いと言う理由で、住所等の情報を得ることは出来ませんでした。
仕方なく、カン刑事に探し出す方法を相談しました。
ミン・ハジョンは娘に家庭教師もつけています。そしてその様子も監視カメラでチェックしているのです。病的だわ。
で、ある日、二人があまりにも親しげにしているのを見て、部屋に突然乗り込んで行きました。
あ、そうそう。娘のピンナが隠し持ってる携帯は、この家庭教師が使わなくなった妹の物をあげたようです。事件とは全く関係ありませんでした。この携帯も、すぐにハジョンに見つかってしまいましたよ。
ハジョンはピンナを叩きました。愛してると言いながら。
あまりの仕打ちにキレたピンナが言いました。
「家庭教師の先生はママより私が好きなの」
ミン・ハジョンの目つきが変わりました。ムチを取り出し、ピンナを打ったのです。
ピンナ、それ以上逆らう事はありませんでした。嵐が過ぎるのを待てばよいと慣れてしまってるようです。
ミン・ハジョンに捜査令状が出ました。家宅捜索です。
でもね、何も出ません。ピンナの部屋に小部屋が作られていて、そこで勉強している事、部屋には監視カメラまで設置されていると知り、カン刑事は異常だと感じました。
ムチも見つけました。
しかし、ミン・ハジョンはあー言えばこー言う状態で、何を言っても見え見えの言い訳をしました。
が、PCを押収された時、初めて動揺しました。
ミン・ハジョンは不安に苛まれていました。
で、ピンナのPCから“赤い涙”に連絡を取ったのです。
警察にPCを押収されたこと、不安でたまらない事を。
すると、調べられても何も出ないから心配いらないという返信が届きまして、やっとほっとした表情になりました。
ウギョンの娘ウンソは今も元夫に定期的に会っています。
自然と愛人のヨンジュとも顔見知りになり、親しさを増していました。
まぁ、ヨンジュは決して悪女じゃありませんからね。
ウギョンも、仕方が無いこととして、割り切ろうとしています。
でも、ある時、継母までもが元夫とヨンジュに会いに行ったと知ると、流石に冷静ではいられませんでした。
継母に怒りをぶつけました。
継母は冷たくウギョンに対していますが、本当は心配なんです。元夫にウギョンの相談をするくらいですから。
彼女もまた人間関係を築くのに不器用なのかもしれません。
ウギョンの怒りも理解できますけどね。
苛立ったウギョンは元夫とウンソの事で喧嘩してしまいました。
元夫とすると、ウギョンがまだ妄想にとらわれていると継母から聞かされていますので、そういう状態の母親に娘を預けておけないと心配になるのも当たり前ですよね。
このままでは、ウンソまで奪われてしまうと継母はウギョンに言いました。
ウンソ、絶望的な気分になりました。
ミン・ハジョンのPCと携帯を調べても、何一つ不審な点は見つかりませんでした。
ただ一つ『ホラー映画の同好会』に接続している事が判明し、意外な印象を抱いただけでした。