まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ボーンアゲイン~運命のトライアングル~』5話まで

2021-10-19 16:21:16 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

サビンは、大学の骨考古学者。解剖医でもあります。

正義感が強く、困っている人を見かけたら、手を貸さずにはいられません。

道端で男に絡まれて困っているハルモ二を見かけると、バスを降りてでも助けに行くほど。

その騒動の時、偶然通りかかったキム・スヒョク=イ・スヒョクと出会いました。

が、この時はお互い顔を見ただけでしたけどね。

 

サビンの授業を採っている学生の中に、ジョンボムがいました。

ジョンボムは法医学を専攻しています。成績もすこぶる良い生徒です。そして幼い頃から絵を描く事等、様々な方面に驚異的な才能を示していました。おまけに、両親がエリートで、ハンサムと来てるので、注目を浴びるのも仕方がありません。

ただ、サイコパスだと言う噂もあって、同級生たちは皆遠巻きにしていると言う感じです。

15歳の時に初めて殺人を犯したとか、手術痕のある女性としか交際しないとかいう噂もあります。

ま、とにかく、あまりにも優秀で、正体が掴めないため、近づきがたい存在なんです。

 

ジョンボムはサビンに関心を示しています。

先日の本の一件もありましたが、その時サビンと関わった途端、手が震えだすと言う現象が起こったのも理由の一つです。

まるで電流が一瞬走ったような感覚でした。

だから、ジョンボムはサビンの電話番号を『パルス』と言う名で登録しました。

そして、サビンの胸の手術痕を見た瞬間、ジョンボムの胸にも痛みが感じられました。

サビン、心臓移植を受けているようですね。

 

出会ってから、サビンにもジョンボムにも既視感と言える感覚を持ったり、幻影のようなシーンが頭に浮かんだりしています。

まだ気にするほどではありませんが。

が、サイコパスだと言う噂はちょいと気になりますし、例の本にジョンボムが書き込んだ落書きも気になっていました。

『目よ 最後に見ろ。腕よ 最後の抱擁だ。唇よ 完璧な口づけで封印し死と永遠の契約を交わそう』

シェイクスピアのロミオとジュリエットの一文だそうです。

 

スヒョクは、ピョン・ソンフンと言う連続殺人犯の捜査を担当しています。

ピョン・ソンフンは、薬物のせいで殺人など記憶に無いと言い張っているようです。

しかし、そんなの、スヒョクには通じません。

スヒョクは証言を得るためなら、暴力も厭わない検事なんです。

 

河原で遺体を捜索している時、偶然、遺骨が発見されました。

調査にサビンも呼び出されました。

電車を待っている時、サビンはホームで一人の男性の姿が目に留まりました。

ヒョンビンです・・・。トランシーバーを手に持って立っていました。

しかし、次の瞬間、消えてしまったのです。

あんなにアリアリと見えていたのに・・・とサビンは不思議に思いました。

 

不思議な遺体でした。遺骨と言うよりはミイラ。

両手を赤い紐で縛られ、ドラム缶にホルマリン漬けにされていたせいで、ミイラ化していました。

20代後半の男性で、30年以上前のものだとサビンは判断しました。

紐の結び方を見て、埋葬の一種だと言いました。葬儀を行ったのかもしれないと。

ナイフで何度も刺された痕がありました。

腹の上には、一冊の本が乗っていました。「嵐が丘」です。

固く握りしめた手の中から指輪が見つかりました。絶対に開かないとスヒョクは言ったのですが、サビンが両手で包み込むようにし、息を吹きかけると、少し開いて、指輪が見つかったのです。

スヒョクは不思議そうに見つめていました。

指輪の内側には数字が刻まれていました。『830403』と。

 

ピョン・ソンフンは、ミイラの持っている本は知らないと言いました。

「俺が犯人なら、母さんも同罪だ。」

と言うのですが・・・。どういう意味

 

サビンが判断したように30年前の遺体なら、ピョン・ソンフンは犯人ではないと思われました。

まだ子供でしたから。

しかし、スヒョクはあくまでもピョン・ソンフンの犯行にしたいようです。

サビンは、ムカつきました。


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「TSUTAYAアジアMAGAZINE」2021 11月号

2021-10-19 13:56:34 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

ここ数日、一気に寒くなりましたね。

炬燵が恋しい時期になりました。

それにしても、金木犀が咲かない

暖かかったせい

あの香りが恋しいです。

 

今月のイチオシ!

「女神降臨」・・・11/5レンタル開始

 

俳優“今コレ”!アン・ヒョソプ&イ・ソンギョン特集

「浪漫ドクター キム・サブ2」・・・11/3レンタル開始

 

その他レンタル情報

「半分の半分~声で繋がる愛~」・・・11/3レンタル開始

 

「誰も知らない」・・・11/3レンタル開始

 

「浮気したら死ぬ」・・・11/3レンタル開始

「優雅な友達」・・・11/5レンタル開始

「王の願い」・・・11/5レンタル開始

「サムジンカンパニー1995」・・・11/3レンタル開始

「熱血弁護士パク・テヨン~飛べ、小川の竜~」・・・12/3レンタル開始

「悪の花」・・・12/3レンタル開始

 


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『ボーンアゲイン~運命のトライアングル~』4話まで

2021-10-18 23:52:11 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ハウンは結局、ジチョルに面会に行きました。

 

ハウンの姿を見て、ジチョルは驚き、嬉しそうでした。

その様子を見て、ハウンは4年前と変わっていないと思いました。

継母の件は事故でしょ?とハウン。あなたは人を殺せないわ・・・と。

「俺を信じてる?」

信じてる・・・とハウン。

「私の生徒は生まれ変われる資格がある。あの日、何があったのか、話して。」

あの女が死ねば助かる人がいる、だから殺した・・・とジチョルは言いました。ある意味、正義ですよね、彼にとっての。

偶然ではなく、意図的に殺したと言うことです。

ハウンはショックを受けました。

後悔してるの?とハウンが聞きました。

「あの時に戻っても同じようにあの女を殺す。」

誰かを殺して誰かを助ける?そんな事が通用すると思うの?とハウンは叫びました。

「誰を助けたかったの?」

と、ハウン。

ジチョルはハウンの言葉に衝撃を受けていました。自分の愛し方を否定されたのですから。

その人が自分のために人を殺したとしれば、喜ぶと思うの?とハウン。

「私なら恐ろしくてたまらない。」

「人を殺せるのは、けだものの証拠よ・・・。あなたはけだものの道を選んだ。後悔してないなら、もうあなたはけだものよ。」

ジチョル、トドメを刺された感じです。涙がこぼれ落ちました。

 

ジチョル、壁に書きました。

“お前の最期は復讐ではなく犠牲だ”

ここまで傷ついても、傷つけられても、それでもハウンを助けたいと思っているようです。

 

裁判が始まりました。

ハウンは目撃したことを証言しました。

しかし・・・角材で殴ったのは見てないよね?ジチョルに対する憐憫や同情は無くなってしまったようです。

 

ジチョルの弁護士は父が息子を頼むと言っていたチャン・へミです。

チャン・へミ弁護士は、ジチョルが如何に酷い人生を生きて来たかを語りました。

実母に捨てられ、継母に監禁され、暴行され、心理的虐待、肉体的虐待、性的虐待を受け続け体中傷だらけでした。

その時、ジチョルが倒れました。てんかんの発作でした。

極度のストレスによって起こると説明。

結局、ジチョルは精神病院に送られることになりました。

 

ヒョンビンは不安でした。

ジチョルのあれほどまでのハウンに対する執着が恐怖でした。

ハウンを警護してほしいと検事に頼みました。

 

ジチョルは泣きました。

自分を信じていると言ってくれたハウンを裏切ったことになったのが悲しかったのでしょうか。それとも、ハウンを助けることが出来なかったことが

 

ジチョルが医療施設の医師を殴って脱走しました。

ヒョンビンは、ハウンが危ないと思いました。

が、その時ハウンは電波の届かない場所にいました。

結婚式を挙げるため、地方に向かっていたのです。

 

ジチョルは、ハウンの家の留守電に残されていた神父の言葉で、行先を知りました。

彼は今、最期にハウンに出来る事をしようと考えていたのです。

自分の心臓を、ハウンに・・・と。

 

ハウンがまず到着しました。

次に来たのは、ジチョル。

でも、直後にヒョンビンも追いつきました。

 

時間をくれ・・・とジチョルは言いました。

でも、ヒョンビンは容赦せず、撃とうとしました。

撃たれて死んではハウンに心臓をあげることが出来ません。

ジチョルがヒョンビンに飛び掛かりました。

 

格闘となったジチョルとヒョンビン。

ジチョルは決してヒョンビンを殺そうとは思っていなかったのです。死のうと思って来たのです。ハウンのために・・・。

初めて自分の目を見てくれた人で、初めて名前を呼んでくれた人だから。

でも、ヒョンビンが持っていたナイフが、ヒョンビンに刺さっちゃった

 

怯んだジチョルの手を持って、何度も何度もヒョンビンを刺したのは、ジチョル父の幻影でした。

いえ、父に操られたジチョル自身だったでしょう。

倒れたヒョンビンを見て、ハウンも倒れました。

 

ハウンに近づこうとしたジチョルを、力を振り絞ったヒョンビンが銃で撃ちました。

当たった

 

「魂は復活すると言ったわよね。コン・ジチョル、よく聞いて。あなたは絶対に復活出来ない。」

 

ジチョルは、ヒョンビンの銃で頭を撃ちました。

彼の心臓をハウンに渡すことは出来ませんでした。

 

「ごめん、愛してる」を思い出したほどに悲惨なジチョルの人生でした。

 

現代になりました。

 

駅でジョンボム=チャン・ギヨンssiがサビン=チン・セヨンさんに一冊の本を差し出しました。

読み終わった・・・と。

以前、サビンが予約していた本を、ジョンボムがタッチの差で手に入れた経緯がありました。

 

同じホームの少し離れたところに立っていたのは、スヒョク=イ・スヒョクssi。

ジョンボムと目が合った瞬間、激しい頭痛に襲われました。

 

3人の人生がまた交差しそうです。


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『ボーンアゲイン~運命のトライアングル~』3話まで

2021-10-18 22:27:20 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

角材を振り上げた時、ジチョルの中で父とハウンの言葉が浮かび上がりました。

躊躇しました。しかし、結局、父の影響が大きかったのです。

 

ソンホの継母の心臓を、何としてもハウンに与えなくてはいけない。

そう思ったジチョルは、すぐさま救急に通報しました。

ところが、そこに、あろうことか、ハウンが入って来たのです。

 

ハウンは血まみれの継母を見て、死んでいると思いました。そして、ジチョルの顔も見てしまったのです。

必死に公衆電話に走りました。

でも、通報している途中、意識を失ってしまったのです。

体を支えたのは、ジチョルでした。

そして、病院に担ぎ込んだのです。ハウンのかかってる病院でした。

 

心臓専門医は、ジチョルが血まみれだということにすぐに気づきました。

でも、何も言わず、ハウンの治療にかかったのです。

そして、ヒョンビンに連絡を取りました。

ヒョンビンは、病院から帰ったと言うハウンを探し回っていました。店に帰ったと聞いていたのに、いない事が不安でした。

で、ハウンの自宅に行ったところに、病院から電話が入ったのです。

 

ヒョンビンが駆け付けた時、ハウンは意識を取り戻していました。

ハウンは驚くほどに元気でした。

少々興奮していたようです。

だって公衆電話まで駆けたんですもの。生まれて初めての事でした。

ヒョンビンが手を握っていてくれたからだと思いました。

でも、手を握っていたのは、ジチョルだったんです、本当は。

 

ヒョンビンは、医師からジチョルがハウンを連れて来たと言う事を聞きました。

血まみれだったこと、風貌が、黄色い傘殺人事件の容疑者と被りました。

不安がこみ上げて来ました。

ジチョルの部屋で見つけたハウンの古書店の本と黄色い傘・・・。

狙いはハウンだと確信しました。

 

ソンホの継母の事件が明らかになりました。

継母は死んでしまいました。ジチョルの計画は、あっさり崩れてしまったのです。

 

現場に、ジチョルが持っていたペンが落ちていました。

それは、既に廃校となった小学校の創立記念品でした。

その小学校に向かったヒョンビン。

ジチョル父がアトリエとしていた場所でした。

ヒョンビンは、愕然としました。

壁にかかっていた絵は、これまでの被害者を描いたモノだったからです。

これまでの10人の被害者が発見された時の姿が、リアルに描かれていたのです。犯人しか知りえない詳細な絵でした。

 

描き上げたばかりの絵がありました。

それはなんと、ハウン。

「読書するマリア」と言うタイトルがついていました。

ヒョンビンは恐怖すら感じたかもしれません。

 

愛する女が与える傷は、お前の目の痛みとは比べ物にならん・・・と言う父の声がジチョルに聞こえました。

その女も殺したくなるぞ・・・と。

でも、ジチョルは思いました。自分は父親とは違うと。

ジチョルはハウンに愛されようとは思っていませんでした。ただ、自分のやり方で愛を完成させたいとだけ。

“その女を守りたいならお前の運命に巻き込むな”

父がそう言いました。

何としても、ハウンを救いたい、死なせたくないと、ジチョルはそれだけを考えていました。

 

ハウンは、ジチョルが殺人を犯したと証言していました。

ヒョンビンは、無理やり警察署からハウンを連れ出そうとしました。

関わらせたくないのです。

刑事を辞めても、ハウンを守りたいと思っていました。

家まで送り、緊急の通報のためにと、トランシーバーを渡しました。そして自分はハウンの家の外で立ち番です。

そうなんだね・・・。「シグナル」より前だから、まだ携帯は無い時代なんですね。

 

それ以来、ハウンには刑事の保護がつきました。証人保護プログラムってヤツですよね。

それでも、ヒョンビンは可能な限り見張りに付きました。

本当に感心するくらいの献身ぶりです。

 

ある日、ハウンはお風呂に行こうと家を出ました。

すると、すぐ後をジチョルが付いてきたのです。ハウンの歩調に合わせてジチョルは歩きました。

しかし、次の瞬間、ヒョンビンたち警官が銃を構えてジチョルを取り囲んだのです。

ジチョルは逮捕されました。ハウンの目の前で。

 

ハウンはその時、顔を見て思い出しました。

4年前、教会に来て、自分の話を聞いていた青年だということを。

継母の事件の時は、分からなかったってこと

 

ジチョルは、継母の事件以外は自分ではないと供述しました。

ヒョンビンの同僚チュ刑事は最初から、継母の事件は黄色い傘連続殺人事件ではないのでは?と言う疑いを持っていました。殺し方が違うからです。

でも、ヒョンビンは怒りや不安、そして憎しみで冷静な判断が出来なくなっていました。

 

「12番目の犠牲者に決めたのは、この女性か?」

と、ヒョンビンはハウンを描いた絵を見せながら、ジチョルに聞きました。

ジチョルは父が連続殺人犯だと供述していたようですね。でも、調べでジチョル父は15年も前に死んでいることが判明。結婚の事実もなく、息子もいないことになっていたのです。

え?ジチョル父・・・。生きてるよね。死んだことにしてあるの

「読書するマリアを描いたのは誰だ。」

と、ヒョンビン。

ジチョルは何も答えませんでした。それどころか、ヒョンビンの気持ちを逆撫でするようなことを話し始めたのです。

自分が如何にハウンのことを見つめていたか・・・と。

ヒョンビンより前からハウンを知ってて、ヒョンビンよりハウンのことを良く知ってる・・・と。

「いつ死ぬかもしれない人に結婚を迫るだけだ。そのくせに守りたいだと?」

ぐうの音も出ないヒョンビン。

でも、必死に怒りを抑えて言いました。

「お前の言う通り、ハウンはいつ死ぬか分からない。両親を交通事故で失くして孤児になった。気持ちは分かるよな?殺人者として生まれる人はいない。誰かによってこうなった。悔しく無いか?受刑者も悔い改めれば生まれ変われる。刑事ではなく、ハウンの保護者として言ってる。ハウンとの悪縁を断ち切って新しい人生を歩め。」

できることならそうしたい・・・とジチョル。

「刑務所にぶち込め。死んでも彼女に会いに行く。必ずな。彼女は俺が生きる理由だ。」

 

ヒョンビンは、その言葉を、ハウンを殺すことが目的だと誤解してしまいました。

ジチョルを抑えつけ、ナイフを首筋に当てて脅しました。

「お前だけが殺人者じゃない。彼女を見ただけでも殺すぞ。」

 

ジチョルは、独房の壁に思いの丈を書き連ねました。

ハウンが言ってくれた言葉、ハウンへの想い、そして生まれ変わりたいと言う願い。

生まれ変わって、ヒョンビンとして生きてみたい・・・と。

 

ハウンはヒョンビンと結婚しようと決めました。

 

ハウンは、倒れた自分を病院に運んでくれたのが、ジチョルだと知りました。

殺人者なら、目撃者の自分を病院に連れて行く筈がないと思いました。そして、実際自分は殺人の瞬間を目撃したのではなく、被害者の傍にいるのを見ただけだったと気付いたのです。

ジチョルの目は怯えていて、あれは殺人者の目じゃなかったと、ヒョンビンに言いました。

ジチョルに直接会って、本当に殺人を犯したのかどうか、判断したいとハウンは言ったのです。

許可出来る筈ないですよね、ヒョンビンとすると。


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『あなたの運命を書いています』完観

2021-10-18 15:29:12 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ホユンは何事も無かったかのように、チェギョンの助手としての仕事を始めました。

チェギョンも、作家としてホユンに相対しました。

ただ、2人の間の緊張感は薄らいだような気がします。

お互いの、想いを含めて、秘密が無くなったことで、より自然に向き合う事が出来るように思えます。

しかし、緊張感の代わりに悲しみや切なさが加わったようです。

ホユンの表情は柔らかくなりましたが、チェギョンの眼差しは切なさにあふれています。

 

「明日、時間通りに来て。帰れないほどこき使うから、覚悟して。」

と、チェギョン。

「明日出勤したら、二度と帰れないようにこき使え。」

と、ホユン。

チェギョンは、ホユンを見つめながら涙をぽろぽろ流しました。何も言わずに見つめたまま・・・。

 

ホユンは、自分が書いたバルムの運命を変えようと決意しました。

バルムはチェギョンを事故で失うことになっちゃってますからね。

一度書いた運命は、神と言えど、書き直す事は出来ないんだそうです。

出来るのは、本人だけ。

だから、バルムに自分の正体を明かし、運命のノートを書き直させようと考えたのです。

ホユンは消える覚悟をしました。消えてしまう前に、出来る限りの事をしておこうと。

 

ホユンが差し出したノートに、バルムは見覚えがありました。以前ちらっと見かけた自分の名前が書かれたノートだと分かりました。

「まずはこれを読み、読み終わったら俺を呼べ。」

と、ホユン。

ハルムは意味が分かりませんし、第一ホユンの携帯番号も知りません。

「読めばわかる。」

と、ホユンは言いました。その言葉すら、バルムは意味不明でした。

 

しかし、読んでみて、バルムはすぐに察したようです。これには自分の人生が書かれていると。

そして、今後の運命も・・・。

バルムは書き込みました。

“チョン・バルムは朝8時10分に駐車場でチェギョンの助手に再び会う”

その時、8時9分。10分になった瞬間、目の前にホユンが

信じられない事が、バルムの目の前で起こったのです。

 

バルムは一発ホユンを殴りました。

「チェギョンを助けたくてこれを読ませたのか?」

と、バルム。

そうだ・・・とホユン。消せるのは運命の主役である君だけだ・・・と。

「君の手でその運命を消してくれ。そして君自身が望む運命をそこに書くんだ。」

いいの神じゃなくて人間が書いても・・・。

 

“チョン・バルムはもう運命の神に支配されない。バルムの運命は本人の手に委ねられる”

そう、バルムは書き込みました。

それを、ホユンはあの大きな書棚に戻しました。

 

実は、誰にも話してはいませんが、ミョンもチェギョンとは長く関わって来ていました。

ホユンが一番初めに神としての意識を持った日に、幼いチェギョンと関わってすぐに消えてしまった時。ホユンが消えた直後、チェギョンと関わっていたのです。

 

ホユンは、ミョンにブレスレットを渡しました。体が消えても、これだけは残って来たものですね。

ミョンは怒りました。

既にホユンは3回の機会を使い果たしたんだとか。だから今度消えたら、永遠に消えてしまうそうです。

あれ?幼いチェギョンと会った直後に消えた時、高校生の時、学生の時・・・と、今回は4回目の筈なんだけど

だから頼みがある・・・とホユン。

でも、ミョンはそんなの聞くつもりはありません。

ホユンは、ぐっとミョンを抱きしめると、言いました。

「これは最後の挨拶だ。元気でな、友よ。」

ホユンの頼みは、チェギョンの運命のノートに書きこんでほしいことがあるというものでした。

“チェギョンは、一人で歩き続ける。愛する運命の神を二度と見つけられない”

そして、消える最後の瞬間は、チェギョンを見ていたいとホユンは言いました。

 

ミョンは、素敵なシチュエーションを用意しました。ホユンの頼み通り、いえ、それに自分の感情も加えてノートに書き込んだのです。

“チェギョンは一人で歩き続ける。そして運命の神が消えたあとも、全てを覚えている。永遠に、あらゆる瞬間も”

ミョンは、初めて人間に深く関わりました。

そして、消えて行きました。

 

その時、チェギョンはあの羊牧場に居ました。丁度夕焼けの綺麗な時間になろうとしていました。

チェギョン・・・思い出しました。

幼い頃、車が突っ込んできたのに、助かったこと、高校生の時“コスプレッソ”とペンネームをつけてくれたこと、学生の時、この羊牧場でkissしたことも・・・。

 

シン・ホユン思い出したわどこにいるの

チェギョンが叫びました。

ホユンはチェギョンを遠くから見つめていましたが、声は聞こえました。

座り込んで泣きじゃくるチェギョンを見て、ホユンが駆け出しました。

「待ってろ今、行く

もう少しで手が届く・・・と言う瞬間に、ホユンは消えてしまいました。

チェギョンの指の先で、煙のように。

 

チェギョンは、それからも、ホユンに手紙を書き続け、マンションの『目安箱』と書かれた郵便受けに入れています。

そして、エレベーターに乗ったら、最上階のペントハウスに行くためにボタンを押し続けていました。全く叶いませんが。

 

バルムは、チェギョンへの想いを整理しました。監督として着実に成長し続けているようです。

 

ある日、エレベーターのボタンが初めて反応しました。

最上階は、不思議な空間でした。

でも、チェギョンは恐れず歩みを進めました。そして、全ての人の運命の本が置かれている図書館のような所にたどり着いたのです。

自分の名前が書かれたノートを見つけました。

別の神が入ってきて、驚き慌てました。人間がいるんですもん、それも、ノートに勝手に書き込んじゃったりしてるんですもん。

「自分の運命だもの、当然よ。」

と、チェギョン。

あっけにとられておろおろする神を残し、チェギョンは入って来たところから帰って行きました。

 

“チェギョンは初恋と2度目の恋と3度目の恋の相手に必ず再会する。今すぐ、直ちに、即座に、すぐさま、すみやかに、即時に、ライトナウ

チェギョン、グッジョブ

 

その年の初雪が降り始めました。

道の向こうから、ホユンが歩いてくるのが見えました。

運命のノート、凄いですすぐさま、再会しました

 

しかし、ホユンはチェギョンを素通りしました。

チェギョンがノートに書いたのは、上の文章だけじゃありませんでした。

“チェギョンは再会した初恋の人に、運命の神と言う彼の秘密も、そんな彼を愛してる私の秘密も告げることは無い。この片思いを永遠に胸に刻んだまま、いつまでも、シン・ホユンを失うことはない。出会うべき運命なら何があっても必ず出会うから”

 

すれ違ったまま通り過ぎて行ったホユンを、少し離れてチェギョンは振り返りました。

二度目に振り返った時、ホユンも振り返ってチェギョンを見つめていました。

 

く~っ

やっぱりねぇ、韓国ドラマの短編は、良いですわ

この作品、「トッケビ」の雰囲気は残しながら、全く別物に仕上がっています。

少々演技力に足りない部分はあったかと思いますが、それすら、雰囲気に合っていたように思えます。

シーンが綺麗でした。特に色が

 

ちなみに、ミョンも再び神として出現していますよ。今度は別の新人と一緒。

ホユンが先輩となっています。

 

お勧めの作品です。今度再放送がありますので、興味のある方は、是非、ご覧になってみてください。


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『ボーンアゲイン~運命のトライアングル~』2話まで

2021-10-17 16:25:41 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ハウンもジチョルが教会で自分の話を聞いているのを知っていました。

子供たちと同じように、学ぼうとしていることも。

ある日、ジチョルにテキストにしている本なのかな?それを渡そうとしたのです。

ジチョルは、差し出された本ではなく、ハウンが持っている方を見ました。

気付いたハウンは、自分が持っていた「嵐が丘」をジチョルにあげました。

ジチョルは、初めて笑顔を見せました。

「目がステキなのに、どうして隠すの?」

と、ハウン。

ジチョルの左目には、傷がありました。父が言ったように、継母が傷つけたのかな?

それを隠すように、前髪を左目に垂らしていたのです。

「隠さずに見せていいのよ。傷痕があっても悪くない。傷つけた人が悪いんですもの。」

髪をあげようとしたハウンの手を、思わず避けるように掴んだジチョル。

初めてでした、そんな風に言ってくれたのは。

掴んでいたハウンの手を離しました。

名前を聞かれたジチョルが答えました。コン・ジチョルだと。

「コン・ジチョル、来世では苦しまない世界に生まれてね。」

ハウンの言葉は、ジチョルの心に沁みました。

「肉体が滅びても魂は生まれ変わるの。あなたは生まれ変わる。」

 

ジチョルの家の近所にソンホと言う少年が住んでいました。

実父と継母に酷く虐められています。

半裸で寒い冬に家から閉め出されたりして・・・。

ジチョルは、ソンホを本当の弟の様に可愛がっています。ソンホもジチョルに懐いています。

余談ですが。ソンホの継母を演じてるパク・ミヒョンさん。一瞬「ごめん、愛してる」でソ・ジソプssi演じるムヒョクの実母や「花より男子」でジュンピョの母を演じてたイ・ヘヨンさんかと思ってしまいましたよ、あたしゃ。

そしてある日、ソンホが死んでしまうのです。

強盗に殺されたと継母は言ったようですが、ジチョルは嘘だと直感。継母に殺されたんだと思いました。だって、ほくそ笑む表情を見てしまったんですもん。

 

ジチョル自身の経験も、似たようだったようです。

酷い環境で育ってきたジチョルは、ソンホの苦しみが痛いほど分かりました。

トラウマで苦しみました。

そんな時、彼を癒してくれたのは、ハウンの存在だけでした。

 

ヒョンビンたちは、知恵遅れの女性の目撃証言から、長髪で左目付近に傷のある男を探していました。

ジチョルですね、あの似顔絵は。

そこに、ハウンが倒れたとの連絡が入り、ヒョンビンは警察署を飛び出して行きました。

彼にとってハウンは、仕事より大事みたいです。

 

ハウンの容体が悪化していると、医者から告げられたヒョンビン。

偶然来合わせていたアメリカの心臓専門医は、心臓移植しか方法は無いと言いました。

まだ韓国では症例数は少ないが、アメリカでは多く実施されていると。ただ、問題は提供者が現れるかどうかだと。

ヒョンビンは、治療費は自分が出すし、結婚して24時間自分が守ると言いました。

 

ジチョルが店で倒れているハウンを発見し、いち早く病院に担ぎ込んだようです。

そのおかげで、ハウンは助かったようですね。

ジチョルは、病院でハウンの容体を耳にしました。

心臓移植のことも。

 

偶然、脳死状態の患者が病院にいました。

医者は、ジチョルがその患者の息子だと間違えて声をかけて来ました。

ジチョルは、好機だと思い、脳死について、医師に説明を求めました。

脳死と判断する基準について質問しました。そして、医学書をこっそりと持ちかえったのです。

 

ヒョンビンが病室から出てる隙を見て、ジチョルはハウンの顔を見に行きました。

苦しそうな息をするハウンを、ジチョルは見つめて言いました。

「死ぬな。心臓を持って来る。」

 

黄色い傘殺人事件の情報提供者が現れました。

ジチョルの家の近所のアジュンマです。

ジチョルが傘を焼却しているのを目撃した、あの主婦です。

人相も、似顔絵の人物に似ているし、家も知っているとアジュンマ。

ヒョンビンは、アジュンマに案内してもらい、ジチョルの家を見張ることに。

 

ジチョルは、盗んできた医学書で脳死について勉強しました。

脳死状態を作り出す方法を考えてと言うわけです。

そして、行動に移そうとしました。

ヒョンビンが尾行しています。

ところが、途中でジチョルが車に乗ってしまい、見失ってしまったのです。

 

その車、タクシーかと思ったら、なんとジチョル父が乗ってましたよ。

ヒョンビンに尾行されているのも、父は気づいていました。

父は今夜船で韓国を離れると言いました。

ジチョルはある意味ほっとしたんじゃないでしょうか。まぁ、今は父の事よりハウンの事で頭が一杯でしょうけど。

「絶対、どんな状況に置かれても自分を責めるな。お前は悪くない。全て天のせいだ。」

と、父は言いました。

違うと、ジチョルは叫びました。

「全て俺のせいだ。あんたのように人を殺して天のせいにはしない。あんたとは違う。」

そう言ったかと思うと、いきなりドアを開けて、急停車した車から飛び出して駆けて行きました。

ジチョル父には、へミと言う女性の協力者(?)がいます。

ジチョルを守れと、父が指示をしています。

ジチョル父、著名な画家なの

 

ジチョルを見失ったヒョンビンは、ジチョルの家に入り、調べはじめました。

そこで発見したのです、「古い未来」と言う印のある古書と、ハウンの黄色い傘を。

犯人に間違いない

そして、次に狙われるのは、ハウンだと思いました。

ヒョンビンはハウンの病院に駆け戻りました。

しかし、ハウンは病院から店に戻ってしまっていたのです。

 

ジチョルは、ソンホの継母が経営する美容室に向かいました。

ソンホから、継母はハウンと同じ血液型だと聞いていました。提供者にはこの人間しかいないと思いました。

ソンホの復讐と、ハウンを助けるためです。

 

継母は本当に酷い人間でした。

ソンホを一顧だにせず殺してしまったわけですから。

ジチョルも、怒りに駆られてはいましたが、それでも角材を振り下ろす時躊躇しました。

しかし、降り下ろしてしまったのです。

 

倒れた継母を見て、ジチョルはすぐに救急に通報しました。

一刻も早く病院に担ぎ込まないと死んでしまいます。心臓が止まってしまいます・・・。

ところが、そこにあろうことか、ハウンが

悲鳴を聞きつけて、ドアを開けてしまったのです。


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『ボーンアゲイン~運命のトライアングル~』視聴開始

2021-10-17 14:25:52 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

今から32年前・・・1980年代の韓国。

「古い未来」と言う名の古書店の店主ハウン=チン・セヨンさんには刑事の恋人がいました。

名前はヒョンビン=イ・スヒョクssi。

 

その頃、世間を震撼させていた連続殺人事件が起こっていました。

黄色い傘を持っていた女性が次々に殺されていたのです。

2年前に9人もの人が犠牲になって、そのまましばらく鳴りを潜めていたのですが、今回、また犠牲者が出てしまいました。

担当刑事の一人がヒョンビンでした。

ヒョンビンは、遺体の状況から、犯人は2人だと睨んでいます。

 

ハウンは心臓病を患っていました。

ヒョンビンはハウンが心配で、いつも体調を気遣っています。

いつもハウンを守っていたいと思っていて、何度もプロポーズしてます。

でも、ハウンはOKしません。返事を先延ばしするばかりです。

「あと1年私の心臓が持てば結婚してあげる。」

ハウンは自分がそう長く生きられないと思っているのでしょう。ヒョンビンを悲しませたくないから、別の人と結婚して幸せになってほしいと思っているのです。

ヒョンビンはハウンのそんな気持ちを十分理解しています。

ハウンへの想いが揺らぐことはありません。

 

そんな二人を見つめている青年がいます。

ジチョル=チャン・ギヨンssiです。

ジチョルは日雇い労働者。4年前のある日、偶然教会で見かけたハウンに恋しました。

その夜、ヒョンビンが危険だからと捨てたハウンの黄色い傘を拾いました。

 

ジチョルは少し離れたところから、ハウンを見つめています。

だから、ハウンの体調の事にも気づいているのでしょうね。

危害を加えようとかいうのじゃありません。愛しい人を見つめていたい・・・そんな感じです。

 

部屋に帰ったジチョルは、タンスの中に黄色い傘が山の様にあるのに気が付きました。

彼が集めたわけじゃありません。

ジチョルはそれらの大量の黄色い傘を路地で燃やしました。

それを近所の主婦に見られちゃった・・・。

 

黄色い傘の殺人は、ジチョルの父親の仕業でした。ジチョル父は画家です。

スランプになると、殺人を犯してきたようです。

ジチョルは償いのように、被害者をきちんと埋葬してあげていました。今回もそうです。

ヒョンビンが察していた“犯人2人説”は、ある意味当たっています。

 

ジチョル父は被害者が、それぞれジチョルを捨てた母やジチョルの目を傷つけた継母に似てたと言います。

ジチョルの代わりに復讐してやった・・・みたいな言い方です。

ジチョルはそんなの言い訳だと知っていますし、自分は父親とは違うと思っています。

しかし、ジチョル父は、ジチョルにも自分と同じ血が流れていると感じているようです。

 

ハウンは、教会で子供たちに読み聞かせをしていました。

ジチョルは、そっと一番後ろの席に座ってハウンの声を聞いていました。

そのうち、ハウンの古書店にも行き、同じ本を手に取って読むようになっていったのです。

決して近づくことはせず、遠くから見つめる、憧れの対象でした。


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静かな秋祭り

2021-10-17 11:28:27 | ご近所探訪

今年も秋祭りの縮小或いは中止があちらこちらでニュースになっています。

我が地域も、ご多分に漏れず、中止と早々と決定しています。

通常ならば、太鼓の練習が毎夜聞こえてくる時期で、それを耳にしたら、お祭りもそろそろ・・・と何となく浮き立つ思いがするのですが・・・。

 

ところがです。

昨日所用で外出した時、賑やかと言うほどじゃないけど、なんだか人だかりがしてて、車が進まない。

と、遠くを見ると、だんじりが

西条祭り

一斉の行事は中止とニュースで見ていたのですが、各地域でだんじり等を出すのはOKと言う事なんですね。

 

その後も、数台のだんじりと、太鼓台に遭遇

車の中からの写メなので、イマイチですが、楽しんでいる様子は伝わるかと。

 

この日常が、早く戻ってくることを願うばかりです。

 

そう言えば、毎年このころ咲いていた金木犀が、ち~っとも咲きません。

さかないどころか、蕾すら見えません。

どーゆーこと


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「ボーンアゲイン~運命のトライアングル~」あらすじ

2021-10-16 23:34:41 |   ★「は」行

 

チャン・ギヨンssi、チン・セヨンさん、イ・スヒョクssi出演のラブストーリー。

一人二役で2つの時代を生きる3人の物語。

レンタルで視聴開始です。

レンタルは、1話約30分となっています。・・・やっぱり釈然としないわ

 

     1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで

     8話まで  9話まで  10話まで  11話まで  12話まで  13話まで  14話まで

     15話まで  16話まで  17話まで  18話まで  19話まで  20話まで  21話まで

     22話まで  23話まで  24話まで  25話まで  26話まで  27話まで  28話まで

     29話まで  30話まで  31話まで  32話(最終話)まで

 


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キム・ウンスク作家クリエイツ2作品再放送決定!

2021-10-16 09:12:28 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

明日とうとう最終回を迎える「あなたの運命を書いています」と、「トッケビ」の2作品のアンコール一挙放送が衛星劇場で決定しました

 

「あなたの運命を書いています」

再放送日:12月15日(水)平日5:00~ 

話数:10話

 

 

「トッケビ」

 

再放送日:12月15日(水)平日5:30~

話数:16話


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『アリス(原題)』10話まで

2021-10-16 00:50:48 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ミンヒョクが突然現れた事に驚き、警戒したジンギョム。

でも、感染症の薬を飲ませないと危険だ・・・と言う言葉を信じました。

テイは落ち着いたように眠り始めました。

 

ミンヒョクは、ジンギョム母ソニョンとの関係を打ち明けました。

一緒に1992年に一緒に行き、任務を遂行した後、ソニョンだけがそこに残った・・・と。

何故?と聞いたジンギョムに、

「お前を産むために残った。」

と、ミンヒョクは答えました。

「子供のために全てを諦めた人だ。だから母親のためにも危険を冒すな。」

お前は誰だ・・・とジンギョム。

父親だとは言いませんでしたね、ミンヒョク。友達だったと答えました。

そして、すまないと言いました。亡くなったことも、子供の事も知らず、守ってやれなかった・・・と。

その代わり、犯人を必ず捕まえると。

でもね、その言葉をすぐには信じられないジンギョムでした。

 

ミンヒョクは、オ管制室長の嘘を知りました。

2011年にテイと会ったと言いましたが、その前年に死んでいたことを知りましたから。

何かを隠していると思いました。

一方で、ミンヒョクは自己嫌悪に陥っていました。後悔だけが胸の中にあるようです。

今、犯人を捕まえたとしても、自分は復讐する資格も無いと思いました。

テイは一人で子供を産み育て、死んでいったことを思うと・・・。助ける事が出来た筈だと自分を責めたのです。

ただ、犯人をジンギョムに渡したいと思いました。

それが息子にしてやれる唯一の事だと考えたのでしょうね。そうした時、やっと父親だと名乗れると。

 

翌朝、ジンギョムが目を覚ました時、テイの姿がありませんでした。

いたのはドヨン。

ドヨンは、ケーキを見て、昨日がテイの誕生日だったと察しました。

2人で祝ったあとを見て、嫉妬と不安がこみ上げてきたようです。

そして、記者としての真実を追求しようと思う気持ちも。

ドヨンはこれまで自分が見聞きしてきた様々な事実をジンギョムにぶつけました。

ウンスが母親は未来から来たと言ったこと、自分は5歳だと言ったヤン・ホンソプのこと、1992年から老いていないミンヒョクのこと・・・等々。

ジンギョムが答えてくれないのは分かっていました。だから、自分で調べようと決心したのです。

 

ドヨンはまずテイに話を聞きました。

「1年後に私と巡礼の旅をする話の意味は何ですか?」

雑談の中で、つい、テイが予言するようにそのことを口にしてしまったのです。

テイは誤魔化そうとしました。

でも、ドヨンは真っ直ぐに要点を突いて来ました。パラレルワールドについて聞いたのです。

タイムトラベルで別次元に行ったのでは?と。

そして、今すぐにジンギョムから離れてほしいと言いました。

「ジンギョムは10年前と比べて、失感情症はかなり改善されて来ました。だから、死んだ母がどれほど自分のせいで苦労してきたかを気づいたんです。あなたが傍にいれば母親を思い出して苦しみ、あなたのために危険を冒してしまいます。だから申し訳ないけど、ジンギョムの前に現れないでください。」

いつもの生意気なドヨンではありません。真剣にジンギョムを心配する友人の姿がありました。

しかし、テイは断りました。

ジンギョムには自分が必要なんだと言いました。出来限りの事をしたいんです・・・とテイは言いました。

 

チャン・ドンシク博士の妻・・・テイの実母は確かに亡くなっていることが判明しました。

施設に預けたのは、実母ではない別の女性でした。・・・テイ

 

テイは突然ジンギョムの世話を焼き始めました。

何かしておきたいことはある?と尋ねました。

ジンギョムは違和感を覚えたようです。何かあったのかと問いました。

いいえ・・・と誤魔化したテイ。

 

ジンギョムは、やりたいことは何も思い浮かびませんでした。

 

テイは遊園地に連れて行きました。

無表情でジェットコースターに乗るジンギョムが笑えます。

本当は苦手なのが見え見えです。

 

ツーショット写真を撮りました。

それを見た瞬間、テイの脳裏に2021年で見たPCの待ち受け画面の写真が浮かびました。

この写真だったのです。

テイは、気に入らないからと、その写真を削除しました。

その様子を見て、ジンギョムはやはりテイに何かあったと思いました。

テイは、母親を殺した犯人を捕まえるのを諦めることはできないかと問いました。それが原因だとソク所長が言っていましたからね。

「僕の身に何か起こるんですか?」

ジンギョム、察しが良いです。

 

テイは黙っていられなくなりました。

犯人を捕まえようとして、死んでしまう・・・と口にしてしまいました。

でもね、ジンギョムは自分が死ぬことより、犯人の正体の方が気になったのです。

「僕のやりたいことを教えます。叶えたいことはいつも一つだけでした。母を殺した犯人を捕まえること。それだけです。犯人は誰ですか?」

テイが答えないのを見て、ジンギョムは背を向けて歩き出しました。

あなたの周囲の人の気持ちが分からないのあなたが心配なのよテイが叫びました。

でも、ジンギョムはそのまま行ってしまいました。

 

イ・セフンが出所しました。

安宿に入ったイ・セフンは、すぐにジンギョムに電話しました。

保護してくれるなら、ソニョンが死んだ理由を話すと言いました。犯人も知っていると。

彼は身の危険を感じていたのです。

電話が途中で切れました。

発信先を特定し、ジンギョムが安宿の部屋に踏み込んだ時、既にイ・セフンは死んでしまっていました。

そこにいたのは、ミンヒョク。

ミンヒョクも、直前に来たところでした。

しかし、この状況では、ミンヒョクが殺したとしか思えませんよね、ジンギョムには。

いつもならもう少し冷静に対処できたかもしれませんが、テイから未来の話を聞いた直後です。感情的になっても仕方がありません。

ジンギョムは、話も聞かず、ミンヒョクを殴りました。

が、ミンヒョクは抵抗せず、そのまま逃走。

 

ミンヒョクは、すぐさま、アリスに戻り、宿の監視カメラの映像をチェックしようとしました。

ところが、全て消されてしまっていたのです。

オ管制室長の仕業としか思えません。

ミンヒョクは、オ管制室長に詰め寄りました。

 

イ・セフンを殺したのか

『あなたが悪い』と、テイが死んだ日にメッセージを送ったな

あの日何があったか言え

 

オ管制室長は、イ・セフンから予言書がテイの元にあると聞き、テイに会いに行ったのです。

でも、テイは渡しませんでした。

テイの行動が如何に危険で自分勝手な事か言いたかったから、あのメッセージを送ったと言いました。

でも殺していない・・・と。

ただ、テイの死を願った事は確かでした。ミンヒョクを愛しているから・・・。

テイの死を伝えたら、ミンヒョクは我を忘れて犯人を追うと分かっているから。

 

オ管制室長は、イ・セフンの監視映像をミンヒョクに渡しました。完全に消去したわけじゃなかったのです。

 

テイが施設に入所した時のこと、実父について覚えているかどうか等々を聞きに来た人物が、コチーム長だと分かりました。

シスターが、写真を見て指を差したのです。

テイは驚きました。意外な人物ですから。ジンギョムにとってどんなに大切な人か知ってますから。

 

コチーム長は刑事を辞めようとしていました。

既に辞表も提出しています。

 

テイはすぐにコチーム長に会いに行きました。

ジンギョムとの出会いを聞いたテイ。

誤認逮捕をしてしまったから・・・と言うコチーム長。

それしきのことで、他人の、それも人とは少々違うジンギョムを引き取ろうと思うのは理解できないと言いました。相変わらずのズケズケ感です、テイ。

「施設を訪れた理由は?」

突然の芯を突く質問に、コチーム長は、固まってしまいました。

行っていない・・・と否定するのがやっとでした。

テイは、コチーム長の耳の後ろに傷があるのを見ました。

 

テイからその話を聞いたジンギョム。まさか・・・と言う思いでした。

しかし、一旦抱いたコチーム長への疑いは、容易には消えません。

さらに疑いを深める証拠が出て来ました。

イ・セフンが殺された安宿近くに停まっていた車載カメラの映像に、コチーム長が宿に出入りする姿が写っていたのです。

 

オ管制室長から受け取ったイ・セフンの監視映像にも、コチーム長の姿が写っていました。

ミンヒョクは、すぐさま、コチーム長について調べました。

2010年にイ・セフンと会い、無届けでタイムトラベルをしていたことが判明。

ジンギョムに近づく理由が分かりません。

自分に任せてくれとミンヒョクはキ本部長に言いました。

 

ジンギョムはコチーム長をお酒を飲みました。初めてのことだったのでしょう。コーチーム長は嬉しそうでした。

ジンギョムは、コチーム長から受けたこれまでの恩を思い出していました。

人の感情が分からないジンギョムに、父親の愛情を示してくれました。

疑惑をぶつけられる筈、ありません。

手掛かりが見つかったのか?とコチーム長が水を向けました。コチーム長も、ジンギョムの様子から何かを感じ取っていたのでしょう。

「いいえ。まだ何も出てません。」

と、ジンギョムはメモリを手の中に握りしめました。

僕が変われたのは、オジサンのお陰です・・・とジンギョムが言いました。これからもずっと見守ってください・・・と。

コチーム長は、ジンギョムの気持ちを察したようです。

自分を庇おうとしていると。

 

ジンギョムは、メモリを捨てました。

 

でもね、メモリはもう一つありました。

2021年からテイが持ち帰っていたのです。ジンギョムの遺品の中にあった物です。

テイは中の映像の意味を知りました。

 

ソク所長の手掛かりがつかめました。

廃園となった遊園地に、チュ・へミンが契約したレンタカーが置きっぱなしになっていたのが見つかったのです。

車内から、ソク所長のDNAも検出されました。

2020年のチュ・へミンは、留置場にいるのですが、勿論否定しています。死んだタイムトラベラーのチュ・へミンが契約したのでしょうね。

 

その頃、コチーム長は“先生”からの指示を受けて、ソク所長を殺そうとしていました。

 

ジンギョムは、園内でコチーム長の車を発見。

キム刑事には言わず、一人で捜索しました。

怪しげな地下室を発見しました。


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『アリス(原題)』9話まで

2021-10-15 16:15:18 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

彼は生きてるパク刑事を呼んで

テイは泣きながら叫びました。

 

同僚の刑事からすると、テイは悲しみのあまり混乱しているとしか思えませんし、その気持ちが理解できるだけに、混乱を収めようとはしませんでした。

 

テイは、ジンギョムの家に駆けて行きました。

すると、家具には全て白い埃避けの布が掛けられていました。住んでいないと言うのが、一目瞭然です。

未来の私が会いに来るから売らないでと、テイはジンギョムに言ってありました。

来るまで待っていると言ったジンギョムが、いません。

テイはもう自分がタイムトリップしたことに気づいていますよね。

 

一方、ジンギョムも必死にテイを探していました。

一緒に落ちた筈なのに、チュ・へミンの遺体しかありません。

電話も通じません。でもね、テイの携帯のGPSは、ジンギョムの自宅を示していました。

自宅に駆け戻りました。が、テイはいません。

GPSは、ここを指しているのに・・・。

その時、ジンギョムはテイがタイムトリップしたと察しました。

呆然としました。どうすれば助けられるのか・・・。

 

壁のメモが目に留まりました。

ジンギョムは、未来にテイがいると信じて、メモを貼りました。

『今、この家にいますか?僕も家にいます』『不安でしょうが、あまり心配しないでください』『どの時代にいようと必ず助けに行きます。待っていてください』

テイも、少し古びたメモに気が付きました。

信じてる・・・とテイはメモを剥がし手に取りました。

テイの覚悟が決まったようです。

このシーン、かなりじ~ん・・・としました。

 

テイは、2021年の実家に戻りました。

そこには、変わらない両親と妹が暮らしていました。

もしかしたら、2021年のテイと出会うんじゃ・・・と思ったのですが、ラッキーにも、その時ドヨンとスペインに旅に出ていました。

家族は、ドヨンと何かあって、早々と帰国したと思い込みました。

ジンギョムの死はテイに大きなショックとなっていると理解しているようです。

 

自宅の机の上に、ペンダントがありました。テイに見覚えはありません。

でも、PCの待ち受け画面の彼女の首に同じペンダントがかかっていました。自分のモノに間違いないようです。その写真は、ジンギョムとのツーショットでした。

ネットに、ジンギョムの事件が載っていました。事実だと分かりました。

犯人はまだ捕まっていないようです。

 

キム刑事は、テイを守れなかった自分を責めていました。

しかし、テイの姿が消えた事を理解出来ません。

何も説明しようとしないジンギョムに、今度ばかりは食い下がって、事情の説明を求めました。

ジンギョムは、母ソニョンとテイが姿かたちが瓜二つだと言う事から説明を始めました。

別次元から来たタイムトラベラーがいる・・・と話し始めると、キム刑事は戸惑い、すぐには理解できませんでした。

信じられないのが当然でしょう。でも、少しずつ、現実の話だと思うようになっています。

 

テイはソク所長に会いに行きました。2021年時点でソク所長は生きていました。監禁されていたけど、生き延びたってことですね。

テイは何も言わず、研究室を借りたいと言いました。

「旅行はどうでしたか?タイムトラベルは?」

ソク所長、知っていました。1年前にテイ本人から聞いたようです。

「すぐに2020年に戻れるので、戻ったらタイムトラベルの事は忘れてください。でないと危険です。」

と、ソク所長。

テイは言いました。突然2021年になった気持ちが分かりますか?・・・と。

「同じ家族なのに、違和感を覚えました。しかも、パク刑事が死んだと・・・。死んだ理由だけでも教えてください。」

ソク所長は、それには答えず、予言書の話を始めました。

 

「タイムトラベルの歴史を記したもので、その終末まで書かれています。」

ジンギョムは、予言書の最後のページを探していたと言いました。そのせいで殺された、母親を殺した犯人の手で・・・と。

1992年に消えた予言書の最後のページは、テイ自身の元にあるとソク所長は言いました。

でも、テイは全く記憶にありません。

 

テイは、ジンギョムの遺品の中からUSBメモリを見つけました。

中に入っていたのは動画。コチーム長がどこかの建物から出てくるところが映っていました。

 

2020年の10月。コチーム長はソク所長から予言書を奪っていました。

『時の扉を開けて生まれた子は、いずれ時をつかさどる』とある1ページに書かれていました。

最後のページはどこだと、ソク所長の頭に銃を突き付けています。

 

チュ・へミンの遺体の口の中に、位置追跡装置を入れたジンギョム。

必ずタイムトラベラーが遺体を回収に来るはずだと睨んでいました。それを追跡する計画でした。

 

アリスでは、ミンヒョクがオ管制室長を問い詰めていました。

「イ・セフンに会った理由は?」

勿論、予言書の在りかを掴むためだと答えたオ管制室長。

テイと会ったか?と聞くと、偶然会ったと答えました。

結婚した過去人は良い人だと言っていた・・・と。

会った年は?と聞くと、2011年と答えました。

嘘だとばれちゃうよね、2010年に死んだことが分かれば。まだ知らないよね?

ミンヒョクは、不信感見え見えの表情です。

直後に、2011年のオ管制室長の動きを調べるよう部下に命じました。

 

チュ・へミンの遺体が消えました。

オ管制室長が回収したのです。

ジンギョムが追跡しました。

あるビルの駐車場で追跡信号が止まりました。

 

オ管制室長が、ジンギョムに銃を突きつけました。

ジンギョムは彼女に見覚えがありました。母ソニョンのお葬式で見かけたのです。

「全て忘れるなら見逃す。ユン・テイも探すな。彼女は母親じゃない。」

母親じゃなくても、僕は彼女を守る・・・とジンギョム。

格闘となりました。オ管制室長、強いです。

ジンギョムの左腕を撃ったオ管制室長。

「全てあなたの母親が悪いのよ、私には何の罪も無い。」

そう言ったかと思うと、オ管制室長は躊躇なくジンギョムを撃ちました。

その時、時が止まった

 

ジンギョム以外、全てが止まったのです。

銃弾だけじゃなく、オ管制室長も、ジンギョムのお墓に居たテイも、降ってる雨も・・・。

以前、トラックにはねられそうになった時と同じです。

ふらっと駐車場から外に出たジンギョム。

呆然と全てが止まった世界を見渡しました。

次の瞬間、猛烈な頭痛が彼を襲いました。鼻血も出て来ました。

そして、時がまた動き始めたのです。

キム刑事から連絡が入りました。

テイのGPSが反応し始めたと。

 

オ管制室長は目の前からジンギョムが消えてしまったことに衝撃を受けました。

何が起こったのか、分かりません。銃弾より早く、消えたのですから。

アリスに戻ってキ本部長に報告しました。

理解不能でした。

 

テイはお墓にいました。

2020年に戻った事に気が付いていません。

ジンギョムが呼びかけ、初めて気づきました。

「ありがとう、また会えた。」

テイは泣きながらジンギョムに言いました。しっかりとジンギョムを抱きしめました。

もう大丈夫です・・・とジンギョム。

テイが立っていたのは、ジンギョムのお墓の筈でしたが、2020年では、母ソニョンのお墓でした。

 

ジンギョムが倒れました。

腕を撃たれていましたからね。

 

テイは、ジンギョムに2021年にタイムトラベルしたとは話せませんでした。ましてや、ジンギョムが死ぬなんて。

でも、ジンギョムはそう信じています。

だから、テイは言いました。

「実際にタイムトラベルをして気づきました。どの時代の誰に会おうと、今いる場所と今の私を知ってくれる人が何より大切だということです。この瞬間の私が本物で、今一緒にいる人たちが私の世界なんです。向こうの家族といても、ここの家族が恋しくて会いたくなりました。」

ここで会えない人もいる・・・とジンギョム。

「向こうで会えるとしてもずっと一緒にはいられない。だから、タイムトラベルでお母様を救おうと思わないで。」

しかし、ジンギョムの気持ちは変わりませんでした。

 

ジンギョムはテイの話し方が気になりました。自分がテイを心配させ悲しませることが起こったに違いないと思いました。

テイは、誤魔化しました。

 

ジンギョムは去年死んだと2021年に言われました。

と言う事は、今年・・・とテイは思いました。

自分がジンギョムを守るしか無いと思いました。

 

ミンヒョクは、医師に聞きました。

妊婦がワームホールを通ったら、子供は生まれるのか?と。

可能性はあるが、発育に不安が残ると医師が答えました。運よく生まれても長生きは出来ないだろうと。

その時、ミンヒョクはジンギョムを調査した時の事を思い出しました。彼が失感情症だということを。

ジンギョムが自分の息子だと言う確信を持ったかな?

 

ジンギョムの詳細な情報を調べて分かりました。母ソニョンが死んでいることが。

お墓に急いだミンヒョク。

そこで見たのは、テイ・・・愛した人の写真でした。

そして、テイとジンギョムの写真も。

探さなかった事を後悔しました。勝手に姿を消したテイを誤解し、恨んだ自分を後悔しました。

 

テイの誕生日が来ました。

奇遇にも、その日は母ソニョンの誕生日でもあり、命日でもありました。

これも意味があるのでしょうか。

 

コチーム長の家で法要を行ってくれました。

ジンギョムはケーキを買って帰りました。それは、母のためだったのか、テイのためだったのか・・・。

きっと母のためだったんだろうと私は思いました。誕生日と命日が同じでは、命日の法要が優先されてしまって、祝ってくれることは無いだろうから、せめて自分だけでもと思ったんじゃないでしょうか。

テイは実家で家族とお祝いをして泊ってくると思ってたでしょうし。

でもね、思いがけず、テイが帰宅したのです。

テイは、ケーキを見て、自分のためだと思い込みました。

ジンギョムも、特に訂正しませんでした。それでも良いと思ったのでしょう。

母にそっくりな人で、誕生日も同じ人を祝ってあげたいと思ったのでしょう。

 

母の最期の誕生日。お祝いの歌を途中で止めたジンギョム。でも、その日は、ちゃんと最後まで歌いました。

テイは喜んで蝋燭を吹き消しました。

その時、暗くなる一瞬、ジンギョムが笑顔を浮かべたのが見えたのです。

初めてでした。

ジンギョム自身も気づいていなかったようです。

 

プレゼントは?とテイ。

冗談よ・・・とテイが言ったとき、ジンギョムが懐から、箱を。

箱ですよ 以前、私が記事にも書いたヤツです

入っていたのはペンダント。テイが2021年で見た、あのペンダントです

 

ジンギョムの死が現実に待っていると感じました。

気を失ってしまったテイ。

抱き起したジンギョムは、テイの腕に、発疹があるのを見つけました。

不法旅行者から感染すると言う、あの病気です

ミンヒョクが


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「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」再放送アリ!(≧▽≦)

2021-10-14 15:11:07 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

昨日の記事に書きましたように、自分の不手際で、ほぼ半分の文章が消えてしまうと言う事態に陥ってしまいました。

焦り、あちこちクリックしまくりでしたが、どこに消えたか・・・

呆然自失、自己嫌悪、八つ当たりのあらゆる感情の後、諦めの境地に達した私。

途中になった記事を、怒りに任せて削除してしまう事も考えましたが、やっぱり惜しい。

で、お詫びと共に、載せた次第です。

 

文章が消えてしまう事は今までも何度もありました。

その時は、まだ録画が残ってましたので、気を取り直して再度録画を見つつ、記事を書き直したわけです。

ところが今回は、長い記事を書き終えた安ど感から、すぐに録画を消去してしまったんです。

元になる映像も無いとなると、手の打ちようがありません。

細切れの記憶しかありませんから。

 

仕方ない。こうなったら、NHKさんに縋るしかない

と、思い立ち、昨日のうちにリクエストをしました。

そしたら、なんと、先ほど、回答が届いたのです。

予定されていたようですね、再放送。

 

<再放送予定>

10月12日放送【アナザーストーリーズ 運命の分岐点「愛の不時着~国境を越えた大ヒットの秘密~」】

10月21日(木) BSプレミアム 午前8:00~8:59

 

ほっとしました~っ

さほど日にちが経たないうちの再放送です。

今度こそ、記事を締めくくりたいと思います。

そして、前回ご覧になっていない方、是非、どうぞ。


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「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」

2021-10-13 11:06:36 | 韓国以外の映画、ドラマ、番組のエトセトラ

ご覧になりましたか?

「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」

昨夜は『愛の不時着~国境を越えた大ヒットの秘密~』でしたね。

 

私のブログをご覧になっている方は、もうお気づきと思いますが、私、この大ヒット作を未視聴・・・

大ヒット作と聞くと、躊躇するという天邪鬼な私です。

でも、気にならない筈は無く・・・。

おそらく、視聴する機会さえあれば、遅まきながら、視聴してどっぷり・・・となるでしょう

ま、私の事はさておき。

視聴前の予習と言う事で、この番組をチェックすることにしました。

 

視点1・・・主演ソン・イェジン 

ここまで大ヒットするとは、思っていなかったです。

理由を考えてみると、やはりとっかかりは韓国と北朝鮮の特殊な関係への好奇心じゃないでしょうか。

しかし、見て行くうちに、誰にでも通じる愛の物語だと言う事が分かっていきます。国も違うし文化も違うけど、愛は同じ。だから世界の皆さんに愛されたんでしょうね。

台本を読んだ時、こんな奇抜な事を思いつくなんて、天才だと思いました。やらない理由が何一つありませんでした。

 

ちなみに、脚本は、ヒットメーカーのパク・ジウン作家。

パク・ジウン作家の作品は、ありえない設定が多いんです。

「星から来たあなた」や「青い海の伝説」等々がそれ。宇宙人と女優、人魚の詐欺師・・・ですよね。

そして今作は、中でも禁断の領域とも言える設定・・・。国際法上は、今両国はあくまでも休戦中ですから。

 

ソン・イェジンさんが作品の中でキーだと思ったシーンを挙げていました。

それは4話でのこと。

気丈に振舞って来たイェジンさんですが、日が暮れた市場で迷子になってしまいます。絶望的になった時、突然遠くに明かりが灯りました。ヒョンビンssiが火のついた蝋燭を高く掲げて彼女を探していたのです。ヒョンビンssiを好きになった瞬間だったとイェジンさんは理解したんだとか。

それが、前半のピークだと思ったそうです。

 

最終話で、境界線で別れざるを得なかった二人を描くシーンで、繋いでいた手が引き離される演出は、元々台本には無かったそうです。

役になりきっていたイェジンさんは、夢中で手を伸ばしていたんだとか。

良いシーンだったと思います・・・と仰っていました。

 

一番好きなセリフを挙げてくれました。

「インドではこう言う。“間違った電車が時には目的地に運ぶ”。今の私を見て。とんでもない乗り間違いでなんと38度線を越えちゃった。でも思い通りにいかなくても将来を考えてみて。なたには幸せでいてほしい。どんな列車に乗っても必ず目的地に着いてほしい。」

 

共演者の一人でピョ・チスを演じたヤン・ギョンウォンssiのインタビューがあります。

「最初の壁は言葉でした。撮影前に1か月半脱北者の先生に北朝鮮の言葉をみっちり特訓してもらいました。韓国の兵役は2年ですが、北朝鮮は10年以上。だから、同じ隊の仲間との絆が想像以上に強いんです。知れば知るほど分からなくなることもありました。現実に両国は分断されていますが、その分断を強調し過ぎない事も大切だと思いました。私の演技が視聴者の誤解を招いてはいけないと。そもそも北朝鮮と言う国は世界に対して開かれてはいないので、分からない部分が多いです。分からないと人は先入観を持ってしまう。でも、人は誰しも愛する人、守りたい人を持っている。それは同じです。国は違っても人は同じ。違いを見せつつも、共感できるところをしっかり演じる、それが大事でした。」

実際、脱北者13人による諮問委員会を作り、発音、話し方、歩き方まで徹底的に特訓したそうです。

 

日本で生まれ、その後北朝鮮に渡った後、脱北した作家キム・ジュソンssiが仰いました。

「これまでにも北朝鮮を扱った作品はありました。が、現実離れした物とか、戦いの物が多かった。この作品は、人間味のある作品だと思いました。」

 

視点2 監督イ・ジョンヒョ

ヒットの裏には緻密な計算があったようです。

イ監督も、最初に脚本を読んだ時には、相当驚いたようです。で、すぐさま当時アメリカにいたパク・ジウン作家の元に飛んだそうです。

ドラマ制作の前年、11年ぶりの南北首脳会談が行われていました。しかし、だからと言って雪解けになることはなく、先行きは混とんとしたままだったのです。

あまりにも扱いに慎重にならざるを得ないテーマだとイ監督は考えたのです。

しかし、パク作家は、70年代の農村のドラマのような素朴で温かい普通の人を描く物語にしたいと仰ったそうです。北朝鮮の思想や政治を超えて世界中誰もが共感できる普通の人の姿を描きたいと。

 

物語の大半の舞台が北朝鮮ということで、北朝鮮をどう描くかが重要だとイ監督は考えました。

 

まず最初に困ったのは、撮影地。

ピョンヤンを描くの相応しいロケ地がなかなか見つからなかったとか。で、北朝鮮にピョンヤンでの撮影が可能かどうか、問い合わせてもみたそうです。

勿論、ダメでした。

 

この時も、13人の脱北者の諮問委員会は重要な助言をたくさんしてくれたそうです。

よく見るスローガンも、中には、面白い物もあるようです。

 

しかし、韓国内にふさわしい場所は見つからず、結局、主人公が匿われる村は、全てセットになったのです。

村の人民班長ナ・ウォルスクを演じたキム・ソニョンさんは仰ってました。

「あのセットにはたまげました。本当に大がかりなセットで、外観だけでなく、内観も家具も、ドラマに映らない所まで細かく作り込まれていたんです。セットに行くだけで、自分が北朝鮮にタイムトリップした気持ちになりました。」

まるで、大河のセットのようですね。「青天を衝け」のあの血洗島村は、畑もすべてセットだと聞きましたが・・・。あ、余談でした

 

細かい所にまで気を配るという一つの例が、不時着した翌朝にヒョンビンssiがつくるトウモロコシの麺料理。

薬味には何を入れるか、どうやって麺を茹でるか・・・と丁寧に表現したとか。ヒョンビンssiの性格を表現するためにも必要だったと仰っていました。

「北朝鮮を美化するわけにはいかないが、丁寧に描けば自然と温かみが出る。」

イェジンさんがキーポイントとなったと仰ってたシーンの蝋燭も、脱北者から停電が多いと聞いていたことがヒントとなったそうです。停電になった時、どれほど暗いかと言う事を聞いたんだそうです。

ギリギリ最低限撮影可能な灯りだけにして撮影を行ったそうです。それが功を奏したと仰ってました。

 

リアリティを突き詰めた製作は、監督の想像を超えた演技も引き出して行ったそうです。

その例として挙げたのは、イェジンさんが北朝鮮を離れた時、残して行った手紙を村のオバサンたちが読むと言うシーン。

この手紙で初めて自分は韓国から来たと打ち明けたんだそうです。

台本上は、あの子ったら・・・とコミカルなシーンになる筈でした。でも、手紙を読んでいたキム・ソニョンさんが泣き出してしまって・・・。それを見た監督も泣けてきたんだそうです。

これは本当に切ないシーンなんだと、監督の方が後になって気づかされたんだそうです。

 

これらのシーンで、それまでは全く描かれた事の無い北朝鮮の姿を描いた作品と言えます。

しかし、最初、韓国内ではさほど視聴率は奮いませんでした。

が、製作陣に、全く動揺は無かったそうです。

最初から、TV放送の視聴率は度外視していて、所謂サブスクによる世界配信を狙って製作されていたのです。

 

製作会社はスタジオドラゴン。

先日仕入れたばかりの≪韓ドラ語辞典≫によりますと、企画から流通まで行う韓国最大のスタジオなんだとか。

 

 

・・・・・・・・・・

済みません

これ以降が、消えてしまいましたっ

気付いた時には、録画番組も消去してしまった後で、取り繕いようがありません。

理由は不明

全て書き終えて、よしよし・・・とクリックしたところまではOK。

その後、何が起こったのか・・・

とにかく、記事の途中で本当に申し訳ありません。

再放送がありましたら、続きを書きたいと思います。

それまで、前編と言う認識でいてくだされば、有難いです


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「韓ドラ語辞典」

2021-10-12 13:36:33 | 書籍、雑誌関連

ネットニュースから、こんなの見つけました。

即、クリック

 

著者の韓国ドラマ愛がひしひしと感じられる本です。

韓国ドラマに良く出てくる単語の解説・・・辞書なんですが、これが結構面白い

韓ドラファンなら、誰しも聞いた事、見たことがあるものが載ってます。

その解説が、うんうんと頷けたり、くすっと笑えたり。

思わず、やっと同じ目線の人に出会えたと思ったのが、これ

 

≪時代劇アクション≫

~前略~

日本の時代劇と違うのは、剣術。韓流時代劇の剣士は刀を腰に差さないため、鞘に入れた刀を手で持ち歩き(刺客は肩に背負っていることもある)、刀を使う時は鞘を勢いよく投げ捨てる。その鞘は、味方に当たったりしないのか、戦闘の後は放置して帰るのか、それともちょっと情けないけど拾いに戻るのか、いつも気になっている。

~後略~

「韓ドラ語辞典より引用」 

 

ですよね~

と、思わず何度も頷いてしまった私です。

私も時代劇を最初に見た時から気になっていましてね。以前にも記事に書いた事ありますが・・・。

当時、アルフィーの会社に韓国の方がいたので、質問してもらったんです。

でもね、そんな事、考えた事無かったという話で・・・。結局、真実は分からずじまい。

ま、そういうもんだと細かいことは気にしなくなった今日この頃です。

 

辞典とされていますが、読み物としても十分楽しいです。

韓国ドラマを別の視点から見る事ができそうです。


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