Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

寂寥感の漂う伯母谷集落は今・・・

2024-05-12 | 奈良県 川上村
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昨日=5月11日 の続きです



萌える木々、そしてダムは素晴らしい水面の色、そんな素晴らしい眺めを見て、次に限界集落の伯母谷地区へ向かう


この 奈良県川上村伯母谷地区へは数回来ているが、
今回訪ねてみたら、集落の端に住んでいた男性が居ない
何処かへ出て行ってしまったようだ、表札は外されて郵便受けもなくなっている。

この地区に住む人は誰もいなくなってしまった。





国道169号線の伯母谷トンネル手前で 林道のような道に入り坂道を上ってゆく



坂道からの眺め


この奥に民家があると思えないような感じの道を 1Km程上って行き ~ 脇道へ入ったらすぐに行き止まり
ここへバイクを停めて ~ 階段を登ったら民家が見えてくる


前回 ここを訪ねた時には、集落の上から入っていったが、今回は下から入ってゆく




階段を登ってゆくと、集落の一番下の家
まだ空き家歴が短いのか ? それとも時々手入れしてるのだろうか?
見捨てられた家にの見えない



集落内を歩く、集落内と言えど建物は10戸程度だろう








集落内の「 法昌寺」の梵鐘
寺の軒先に吊るされている小さなものである




集落はこんな山の中の斜面にあるのです





伯母谷小学校の分校跡、白っぽい建物は伯母谷公民館
一番奥に分校の教員住宅が見える




分校の校庭
校庭のすぐ横は白い石積み、その上は杉林の深い山

校庭の奥にはブランコが2つ、寂しく静かに佇んでいる




教員住宅の屋根には落ち葉と草木が繁ってる






数年前にはしっかり戸締りが出来ていたが、建物は朽ちてきて板戸も外れて倒れてる

ちょっと中を覗いたら台所のようだ
昔ながらのカマドの前にプロパンガスのボンベが置いてある



居間には テーブル型炬燵と扇風機





集落内の通路は人が歩けるだけのもの
左上に分校校庭の石垣が見えている




もう少し奥へ行けば遥拝所
明治天皇、天照皇大神宮、神武天皇の立派な石碑が立っている
この集落の規模から見れば立派過ぎる感じである



8695

集落の上部には 昔の東熊野街道だろう、大峰の山上ケ岳へ繋がっている

山の岩肌を削って,石を積んで立派な道を造ったのだろうが、今は石積みも崩れて、路面には小岩や枯れ枝が積もっている




杉林の中の墓には供花
少し萎びてるがそんなに古くはない、時々墓参りに来るのだろう





バイクの駐車地へ戻ったら、モミジが5月の陽差しを受けて輝いていた




現在の我が国は少子高齢化が進んで、これからもこんな集落が増えてゆくのでしょうか、
何だか寂しい感じがするけど “ 時の流れは ” 仕方がないのでしょうか ・・・・



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2 コメント

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Unknown (よっちん)
2024-05-13 07:44:57
毎年、どれだけの数の学校が
廃校になるんでしょうね。

私が住む地域でも
1学年が1学級や2学級という学校が
多いと聞いています。
返信する
よっちんさん (naka)
2024-05-13 14:05:27
我が町=奈良県香芝市でも小学校の統廃合計画が進められていますよ。
団塊の世代以降は人口が減り続けているのでしょうね。
新聞やnet によれば、近い将来人口構成がいびつになって、働く世代が少なく、老人や小さな子供を支えきれなくなる、というような時代になる・・・と。
日本の国・そのものが倒産状態になるだろう、との推測ですね。
返信する

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