Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

古道・東熊野街道のヲサキ峠~十二社神社へ

2020-08-08 | 奈良県 川上村
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今日も 奈良県吉野郡川上村の古道を少しだけ歩いてきました。


暑い暑い夏の日だ、川上村へ向う国道169号線沿いの吉野川河原は水遊びの人たちで混雑して、かなり “ 密 ” の状態になっている。


本日の目指す場所は、土倉庄三郎翁が計画し明治20年に完成した東熊野街道の一部、吉野杉の林立するヲサキ峠から十二社神社へのコースである。
この街道は、奈良県の吉野 ~ 三重県の熊野を結び、現在の国道169号線の原型になっている。 国道にならなかった部分は、山の中で街道の面影を残すが廃道寸前の状態である。





国道169号から川上村大迫の集落へ坂道を上って行くと大迫ダムの美しい姿が見える
ダムの下流、山の谷間には国道169号線が走る



集落の適当な場所にバイクを停めて歩く


宅地の石積みの下は隣の建物の屋根



不住歴はかなり長そうな建物、
軒先にはイスが2脚、気候の良い日にはお年寄りが座って日向ぼっこでもしていたのだろうか? それとも隣の人とお話でも・・・?




集落の端から山の中へ入って行く   ~ 踏み跡らしきところを探しながら





苔模様の橋を渡って



踏み跡らしい感じの所 ~ 道らしい所を歩く


途中で道が抜け落ちたような崖崩れがある、滑ったら20mほど下まで落ちそうだ、引き返そうかと迷ったが慎重に進む



20分余で安心して歩ける道になる



こんな所を歩いて





35分程で、やっと峠に付いた、ヲサキ峠だろう
写真の右上に鳥居がある



鳥居を潜って奥へ向かう



こんな杉林の中を



杉と自然林が混じってくる




峠の鳥居から10分余で神社に到着





鳥居前の石燈籠は傾いたり、上部が無くなったり



手水石も割れて苔生している




神社の屋根に大きな桜の木の枝が折れて乗っかっている



建物も古そうだが、石垣はもっと古そうだ、 「 神代の時代から幾星霜 」 という感じである
屋根には小さな木や草が生えている



板塀の上からのぞいて撮影、
草木の生えた屋根は、中の神殿を保護するために建てられている感じだ



神社の裏は大きな木々が繁っている


今日は、以前に歩いたコースと違う道を歩いて、前回行けなかった十二社神社にも行けて納得だ!


地図で調べたら今日のコースの方が距離が短かそうだったので行って見たが、ほとんど歩いた形跡が無く & 途中で道が崩落してて怖かった、安全な道を遠回りして歩いたほうが時間も変わらないようだ。




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