Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

二上山、竹藪トンネル道からトトロルートを歩く

2021-12-16 | 二上山
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今日は、大阪府と奈良県の県境に位置する二上山の健康山歩きです




麓の当麻寺近くにある歌碑

 " うつそみの人なるわれや明日よりは
            二上山をいろせとわが見む "
謀反の罪に問われ処刑された大津皇子の姉である大伯皇女が詠んだ歌、悲しい話です





今日の二上山



大池に写り込む二上山




今日は鳥谷口古墳からのコースを歩く




久しぶりにこのコースを歩いたら、途中から新しいコースが出来ていた、二上山の愛好家がいろんなコースを造っているようです

以前からのコース途中から分岐して、 「 タケヤブトンネル道 トトロコース 」 の案内板がある、こっちへ行ってみよう




MERRY CHRISTMAS の飾りも付いている



こんな斜面の落ち葉道を上って行くと




竹藪のトンネルが現れる、
 竹藪のクネクネ曲がった坂道を登って行く






休憩所が現れた、「 かくれ坂 」 の名札が掛かっている
東方面の視界が開ける、大和高田市・橿原市・葛城市・御所市方面のようだ




木の上にこんな方がいらっしゃる、こちらを見つめています



ここにも MERRY CHRISTMAS




大和平野はかなり霞んでる



遠くの山並みは弥山八経山系か? 台高山系か? 知りません






こんな路を歩いて 「ながめ坂」 へ





誰かが綺麗な飾りをつけたのだろう




近鉄大阪線 下田駅付近の眺め




右上に見える池は 香芝市良福寺の千股池

二上山が眺望できる千股池湖畔 は、奈良県景観資産になっている
千股池は二上山の特徴的な形が楽しめ、池に映る二上山は絵になる風景です。二上山の雄岳と雌岳の間に夕日が落ちる写真の撮影スポットでもあります。




MERRY CHRISTMAS 雰囲気の竹藪&トトロルート、ゆっくりユックリ、3時間弱の健康山歩きのひと時でした。


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史跡の道を登って水呑地蔵へ

2021-12-15 | 大阪府
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八尾市神立6丁目の 「 茶屋辻 」 から十三街道を登って行く





茶屋辻には、お地蔵様・説明文・道標がある


石碑の文章は⇩

神立茶屋辻
この街道はむかし大阪玉造と大和竜田を結ぶ重要な道筋にあたりこの辻には多くの茶屋が並んでいたのでその名がある。また在原業平と茶屋娘の恋物語りで名高い。 業平が峠を越え玉祖神社へ参詣の途中、福屋の娘梅野をみそめたが、ある夜東窓があいていたので中をのぞくと、娘が手づからでめしを食っているので、急に興ざめ逃げ帰った、娘は後を追ったが見あたらず悲んで渕に身を投げた。 この高安の里では、今でも東窓を忌み、これをあけると娘の縁が遠くなるという伝説がある。 この道を登ると水呑地蔵、十三峠がある。
                       八尾市教育委員会



左の道標には 「 史跡の道 」 と書いてある、史跡の道 = 十三街道のようだ




すぐ近くに



 君来むと いひし夜毎に過ぎぬれば
    頼まぬものの 恋ひつつぞ経る  
 

  ・・・業平に振られた娘の詠んだ歌のようだ









街道沿いにはお地蔵様がたくさんいらっしゃる、全部で40体以上いらっしゃるようだ!
なぜ こんなにたくさんのお地蔵さまがいらっしゃるのだろう?




















街道沿いに渓流が流れている








ヘアピンカーブの急坂を登れば、巨大な木が現れる



木のそばには道標
道標には 右 たつた、左???、 右側にある小さな石には 「 十三峠 」、左側には 「 かわちごえ 」 と書いてある



昔の旅人は、くづした文字や漢字など全部読めたのでしょうか?




幾星霜を感じさせる石垣




もう少し登って行けば 「 神立園地 」、その中に巨大な 「 ヌマスギ 」






青い空に葉を落とした木




さらに上って行くと視界が開けた



大阪市住之江区の 大阪府咲州庁舎、その右に赤い港大橋



港大橋の右にはあべのハルカス が霞んで見える




もう一息で水呑地蔵の展望台



水呑地蔵の展望台より


大阪府咲州庁舎、その右に赤い港大橋、その右にあべのハルカス



手前は水呑地蔵のすぐ下、紅葉もほとんど終わりです、遠くに大阪市中心部のビル街がある





駐車地付近へ戻ってきたら、モクレンでしょうか? たくさんの蕾を付けていた




茶屋辻から水呑地蔵までの距離はそんなにないが、コースは急坂の上り路。
写真を撮ったり休憩したりで、ヨタヨタと1時間以上かかってしまった、でもいい運動になりました。



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山の辺の道 師走の風景

2021-12-14 | 奈良県北部
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特に変わったことは無いけれど、奈良県天理市・山の辺の道、崇神天皇陵近くへ ふらっ~と出かけてきました。

12月のやさしい陽射しは、車をポカポカ暖めます、中に座ってると眠ってしまいそう!




手前は崇神天皇陵のお堀です



山の辺の道はこの山裾を通ってる









柿の木の向こうには二上山


山の辺の道を歩く人は少ない、地元のおばちゃんらしき人と観光客らしき人など 5~6人に出会っただけ

名残の紅葉も何だが寂しそうに見える





16時過ぎ、 上牧町まで帰ってきたら東の空に白い月




太陽は二上山の北に沈んでゆく








2013年の写真です
この頃はこんな夕陽を撮りたくて、この地へよく通いました




コメント (2)
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続・鳴川渓から千光寺へ

2021-12-13 | 奈良県北部
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《 一昨日、11日の続きです 》



千光寺境内の石段を登って行く



石段の両脇には錫杖を持った役行者様が並んでらっしゃいます




石段を上った所には手水舎、瓦屋根に落ち紅葉がいい雰囲気を醸しだしている




観音堂



境内をさらに奥へ




屋根に紅葉、初冬の陽射しを受けて輝くモミジ










役行者様は境内にたくさんいらっしゃいます





これは最奥の建物です、名前は忘れました


うす暗く、山深い地に苔むした石段は荘厳な雰囲気がする







弁天池では なるかわ弁財天女尊様が琵琶? を奏でています



  
  理知的な優しそうなお顔です


    
    良い表情をされていたので横顔も正面も撮らせていただきました




御真言
おんそらそばていえいそわか





山門のそばには こんな看板が、

まだまだ修行したい人や、修行が足りないと思う人達がいるのでしょうか

生きていること自体が修行かもしれませんね ・・・











千光寺を後にして坂道を下ってきたら、
摩崖仏・清滝そばの紅葉に陽が射して燃えるような光景になっていた。




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大神神社では大注連縄の掛け替え中だった

2021-12-12 | 奈良県北部
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毎年、年末になったら 橿原神宮と大神神社へ " 末詣で " に行っている


本日、奈良県桜井市三輪の 大神神社へ行ったら 大鳥居前に 大きなトラックが停まっており、小さな注連縄を持った人が拝殿の方へ向かっている。

プロのカメラマンらしき人も居てる、11時頃から 大注連縄が掛け替えられるらしい。






参道には もう露店も出ている



大鳥居を潜って拝殿へ




拝殿前の石段を登って振り返れば まだ紅葉が残っている、枯れ葉に近い状態だが




拝殿前の右手には大きなしめ縄が置かれている




拝殿の右に 毎年掲げられている干支の大きな絵馬が無い
今年は掲げられないのだろうか? まだ早いのだろうか?




狭井神社・久延彦神社方面へ向かう





この階段を上がって少し行けば狭井神社




狭井神社前の鎮女池に小さな赤い神社




狭井神社の本殿




本殿前には大神神社のご神体である三輪山への登山口がある

まだ登ったことは無いがかなりキツイ登りらしい




鎮女池に映り込む赤い神社が美しい





そろそろ架け替えが始まる時間になったので拝殿前へ戻る



太い注連縄が4本の長いロープで引き上げられているようだ
長いロープはたくさんの関係者の人達で引っ張られている、左右の太い柱にはワイヤーが張られて、リフトに乗った2人が注連縄を固定してるようだ






太い注連縄は相当な重さだろう、慎重に丁寧に作業してるようである





掛け替え作業はもう少し時間がかかりそうなので 大美和の杜展望台 ~ 久延彦神社の展望台へ行く




大美和の杜展望台より
左に大和三山の一つ・耳成山  右に大神神社の大鳥居が見えている




知恵の神様・久延彦神社より
左に大神神社の大鳥居、その左方に耳成山が見えているがちょっと解かり辛いです
右の遠くに二上山も薄っすらと見えている



拝殿前へ 注連縄掛け替え作業を見に戻る



拝殿前の石段は まだ通行止め



太い注連縄はしっかり固定されたようだ、ロープを引っ張るたくさんの人達はいなくなっている



リフトに乗った二人が太い注連縄に飾りのようなものをつけている



こんな大注連縄の掛け替えをしてるなんて知らなかったが、ちょうどいい日時に参拝をしてラッキーでした。




驚いたのは参拝者の多さである、、かなりの人出である! 新型コロナウイルス事件は終息したような感じの人出である
新たな変異ウイルスも現れているというのに!   こんなことを思うワタクシも、その一員でありますが・・・




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鳴川渓から千光寺へ

2021-12-11 | 奈良県北部
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奈良県生駒郡平群町鳴川の鳴川渓から千光寺へ歩いてきました。


鳴川渓は、そんな山奥ではないが、鬱蒼と繁った木々の中を流れる渓流は深山幽谷を思わせるような雰囲気である。


千光寺は、修験道の行場として栄えた真言宗の古刹。
創建は、修験道の祖・役行者(えんのぎょうじゃ)。 660年頃、神託を受けた役行者は、小さな草堂を建て千手観音を彫り、この地で修行したという。母とともに鳴川の里に暮らし修行を重ねるが、南方に光を放つ山を見て霊威を感じて鳴川を去り、やがて大峯で本格的な修行生活に入った。母は鳴川の里に残り修行を続けたという。鳴川千光寺は大峰に対して〝元の山上〟と呼ばれ、女性も修行ができる〝女人山上〟として栄えた。のちに天武天皇12年( 683 )、勅願により伽藍を建て、千光寺と改めた。 ・・・ net「 ええ古都 なら 」 より




信貴山の広域農道を北へ走る ~ 鳴川大橋を渡って左折して ~ 谷間の小さな集落へ降りてゆく






鳴川大橋より
ピークは過ぎているがまだ紅葉は楽しめる景色である




集落へ降りて行ったら 「 道路が狭いため これより諸車通行止め 」 の標識あり、
横にある駐車場に車を停めて歩く



駐車場にある案内板




少し歩いたら 「 史跡 清滝石佛群 」

木々が繁って 深山幽谷 のような感じ、苔の緑・木々の緑の中に黄色く染まった木が華を添える



右下の白いのは滝の流れ







大きな岩に何か彫ってあるようだが、判読できない












渓谷の中を美しい白い流れとなる




遊歩道はカラフルな落葉模様



道路へ戻って坂道を ハーハーフーフー上って行く





左の行場へ


すぐ近くに石仏さんと滝が見えた、ここが行場か? 行場にしては雰囲気がちょっと違うよだ



足もとは苔むした山の斜面



お顔をアップで撮る、ギョロッとした目ん玉で、ややコワモテ!


ここは行場の入口で、コワモテのお方は門番のような方かも? 「 西のぞき 」 「 東のぞき」 はもっと奥のようである。



この滝でも修行するのだろうか?



ここから先は 山道でずっと上り坂、行場はかなり先のようだ、道路へ戻り ~ さらに坂道を登って行く



左手の山の斜面に朽ちてゆく家が見える





千光寺の山門に着いた



先ほどの行場からの距離はそんなにないが、激上りの坂である






山門を潜ったら、大きな水車が見える


役行者が開いた古の寺に、クリーンな水車発電! 





石段の両側には役行者様がズラッ~ と並んでらっしゃる



 ・・・ 続く


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橿原神宮から畝傍山へ

2021-12-10 | 奈良県北部
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奈良県橿原市の橿原神宮に参拝してから畝傍山へ登ってきました。







巨大な外拝殿の端に、巨大なトラの絵馬
紀元は 二千六百八十一年 で早くも新春の様相である。


     




大きな拝殿の右端に巨大な絵馬が見える、後方は畝傍山



参拝後は 畝傍山へ健康登山






今日はキツイ登りのコースを歩こう、急坂で両脇にロープ付きの道である




木々の向こうには紅葉が残ってる




ロープ付きの路を過ぎたら、美しい落葉模様が現れる









頂上は近い







以降3枚 頂上からの眺め


右後方に二上山が見えている、
 この写真に写ってないが、左に葛城山・金剛山も見えている




左右に伸びるのは京奈和道
蛇行して上の方に伸びるのは高田バイパスで南阪奈道路に繋がっている




大和三山の一つ、耳成山



足もとには小さな紅葉、
山全体に広がる紅葉も素晴らしいですが、こんな小さな紅葉に目が行ってしまいます






下りはコースを変えて、若桜友苑へ降りるコースを歩く

このコースは急坂の岩の路で、滑って転んだら、かなりダメージが大きいので慎重に降りる





若桜友苑は若くして命を散らした戦没者を祀っている友苑のようです



絆の錨
左には " 錨に生きた若桜 残る桜も散る桜 " と書かれている




航空母艦 瑞鶴の碑



第13期 海軍甲種飛行予科練習生 殉国の碑








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和束町の山奥、鷲峰山の金胎寺へ

2021-12-09 | 京都府
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京都府相楽郡和束町原山、鷲峰山の金胎寺へ行ってきました。


金胎寺(こんたいじ)は和束町原山の鷲峰山 ( じゅうぶさん、通称じゅぶざん。682m、南山城地方の最高峰 ) にあります。
巨岩や奇岩が連なり、大和の大峰山と並ぶ二大霊峰の一つとされ、山岳宗教の拠点として栄えました。7世紀末頃、役行者が寺を開き、聖武天皇が平城京の鬼門を護るために堂を建て、勅願寺としたと伝えられています。
現在は真言宗醍醐派の寺院で、境内には多宝塔( 1298年建立、重要文化財 )や木造の弥勒菩薩坐像などがあります。寺内は普段は非公開ですが、毎年9月の第1日曜日、大護摩法要の際に公開されます。

山頂には宝篋印塔( ほうきょういんとう、重要文化財 )が置かれており、泰澄法師の「 空鉢の峰 」伝承の舞台です。 晴れた日には、はるか琵琶湖を臨むこともできます。 ・・・ net いいとこ和束 より




和束町の白栖橋交差点から府道5号線に入り ~ 和束川沿いを7Kmほど走り ~ 府道283号へ入る、山の中をクネクネ走ってたら国道307号線の広い路へ出た ~ 左折してトンネルを抜けて少し走ったら金胎寺の道標が見えた





和束町の山郷、府道5号から283号へ入る、流れは和束川




国道307号線から府道283号へ入る、府道というより林道が適切な表現だろう









こんな府道を走り高度を上げてゆく
ここは比較的キレイな路面である、他はもっと落ち葉の多い道だ




少しだけ視界が開けた、琵琶湖が見えているがこの写真では判りません




府道脇に金胎寺の案内板が見えた、車を停めて歩く




寺へ向かう登山道




10分余歩いたら寺の建物が現れた



左に多宝塔、右に本堂禰勅殿




多宝塔の造りはこんな立派なもの



本堂禰勅殿はかなり傷んでる、江戸自体の建物らしい




行者堂




傾いた鐘楼


ほかの建物もみんな相当傷んでる




入山料は 300円、下の社務所で払ってください、と書いてある






社務所で入山料を支払い ~ 再び登山道の坂道を登って山頂の宝篋印塔へ向かう






宝篋印塔
塔には正安二年 (1300年 )の銘があり国の重要文化財に指定されている。



塔の横には 瓢箪の曲がったような石がある、何の石だろう? 説明はない
木の向こうにはお地蔵さまがいらっしゃる


びわこ一望と書いてあったが、木々が繁って展望は全くなし。ここを整備した時には良く見えていたのだろう





寺から駐車地へ戻つて ~下って行くと、途中に茶畑が広がる







茶畑の周りは山また山の風景





長い歴史と由緒ある寺も、鐘楼は傾き本堂も相当傷んでる、維持管理・修理するには巨額の資金が必要だろう、このまま傷んで壊れてゆくのだろうか? ・・・


和束川沿いから山奥の金胎寺までの間も、金胎寺内でも、帰り路の和束町白栖交差点までの間も誰とも会わなかった、貸し切りの鷲峰山でした。




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大雪

2021-12-08 | その他
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大雪が降ったワケではありません。


昨日 12月7日から 二十四節季の 大雪( たいせつ )に入ります。


二十四節気とは、1年を太陽の動きに合わせて24等分して、それぞれの季節に名称をつけた昔の呼び方のようです。
大雪(たいせつ)とは本格的に冬が到来し、山々は雪に覆われ、平野にも雪が降り積もる頃


春分、夏至 、冬至などはよく聞きますが、そのほかはあまり馴染みがないように思います。








二十四節季と関係ありませんが、わが家の庭に毎年 真っ赤な実をつけます。

キンモクセイの花が咲き ~ 黄金色の花が散って ~ しばらくすると万両が真っ赤な実をつける、いよいよ寒い冬がやってくるという感じです。

万両を植えた記憶は無いが、小鳥たちが種をどこからか運んでくるのでしょうね、1m足らずの小さな木に真っ赤な実をつけています。







今日は、出かける気力が出ないので 家で読書です。




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紅葉が寂しそうに残る吉野山へ

2021-12-06 | 奈良県南部
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" 裏を見せ 表を見せて 散るもみじ "

良寛和尚が亡くなる直前に 貞心尼の耳元でつぶやかれた言葉だそうです


良寛和尚の辞世の句だろうか?
詳しくも簡単にも知らないけれど、この句を思い出したら、なぜか吉野山へ行きたくなった。





国道169号線から吉野川に架かる吉野大橋を渡って ~ さくら警察前 を少し行けば、この道標が見える




クネクネと曲がった道を上って行けば吉野神宮
 残ってる紅葉よりも足元に落ちている紅葉の方が多い感じ




広~い下千本駐車場前より、 右上に蔵王堂が見える




狭い坂道を奥千本に向けて上って行く、今の時期に吉野山へくる観光客はほとんどいない




以降3枚は
後醍醐天皇も訪れたと言われる 御幸の芝 にて


まだ紅葉を残す大木



朽ちかけている大木の足元に かなり古そうな2体の石仏様、まだ新しい綺麗な花が供えられている




下を見れば 修理中の蔵王堂が見える






以降 上の千本あたりにて


何だかフカフカした感じがするような







花矢倉展望台へ登って行く遊歩道




大きな紅葉はまだ頑張っている




絶景の展望台です




後方左から 金剛山、葛城山、その隣に二上山が小さく見えている
二上山の手前辺りに蔵王堂が見えている




もう少し大きく撮る、家並みの奥に大きな蔵王堂が見える



さらに奥へ

水分神社 ~ 高城山 ~ ~ ~ 金峯神社へ




かくれ塔

金峯神社から左の小道を下ったところにある建物は隠れ堂といって、ここは大峯修行場の一つで、この塔に入って扉を閉じると中は真っ暗になります。そこで神官の先導に従って「吉野なる深山の奥の隠れ塔、本来空のすみかなり」と唱えながら境内を巡ります。

文治元年(1185)11月、源義経は兄である源頼朝から逃れるためにこの塔へ隠れ、追っ手から逃れるために屋根を蹴破って外へ出たため「義経の隠れ塔、蹴抜け塔」とも言われるようになりました。 ・・・ 現地の案内板より抜粋





この奥に 西行庵 がある
行ってみようと思ったが、工事中で迂回路を行かなければならない、時間がかかりそうなので諦めて帰路につく



西行庵
行けなかったので昔の写真です
9年前の写真ですが、一番きれいな頃だと思います




これも9年前の高城山



華やかに咲く桜や、鮮やかな色に染まる紅葉も美しいですが、秋が過ぎて散ってゆく吉野山の景色にも " 終末の美 " のようなものを感じますね。




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