宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

失われた日本の未来

2011年08月12日 12時37分40秒 | 思考空間

 管首相が来年度予算について、総額を71兆円、国債の発行を44兆円に抑えると言っている。実に収入に占める借金の割合が62%ですよ。緊急事態とは言え、まともな数字ではない。例えば、給料が40万円のサラリーマンの収入で、25万円が借金で占められている計算だ。こんなやりくりが続くはずがない。

 今年度末の国債残高を財務省は668兆円としているものの、これを信用する専門家は少ない。地方と合わせて借金は1200兆円を超えるという指摘もある。44兆円の借金は今を耐えて支出すれば将来戻せるとの期待だが、ここのところの超円高で、企業は痛み、急速に海外に逃げている。将来返すあてなどない。

 確実に予想されることは、円高は止まらず1ドル50円をめざし、国内の企業は壊滅状態となり、国債の格付けは大幅にダウンする。そして、最終的に円は大幅に下がる。円は紙くずになるのだ。私はビッグクランチと呼んでいる。何故、今円が高いのか?それはアメリカ、中国、韓国にとって円高が都合が良いからだ。アメリカは日本よりは韓国、中国を信頼しており、裏で繋がっている。同時に日本企業を叩くことができる。

 日本の製造業が強い間はうかつに円安に出来ない。日本が大復活するからだ。日本の製造業が壊滅状態になった後で、超円安に振らせる。そこで、日本は最終局面を迎え、世界のひのき舞台から引きずり降ろされる。

 何をすべきか?既に述べているが、日銀が円を大発行し、政府に貸し付けて、世界の資源を買いまくることだ。有力企業をどんどん買収しても良い。有力な人材も確保しよう。これをやると世界は困ってしまう。たまりかねて円安に戻すと後は日本の独壇場だ。まだ、日本の製造業が健在な間に円安に戻すべきである。残された時間は少ない。

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