宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

中国は無敵の悪魔の造形物

2012年09月25日 15時20分21秒 | 国際・政治

 中国の成長モデルの原型は日本であるが(中国は日本の成長過程を研究し続けた)、バージョンが3段階ぐらい高く、遥かに強力だ。日本(官僚支配)と中国(共産党支配)は強度管理体制という意味で共通点があった。

 かつて通産省は「ノトーリアス・ミティ=悪名高き通商産業省」と呼ばれ、日本の発展に寄与した。ところが、官僚組織は見事にアメリカの諜報機関によってその監視・管理体制におかれてしまった。

 中国はベースが自由選挙の無い独裁の共産党である。核ミサイルを持つ軍事力をバックにし経済成長をばく進する。為替はドルに対する固定で成長を阻害しない。流石のアメリカも中国共産党には介入できないし、歯が立たない。

 しかも、かつての日本軍がそうであったように、強度管理体制では中枢にいる人間でさえ、全体の機械的な方向・動きには逆らえない。世界支配を狙う増殖マシンで、邪魔者は何であれ、攻撃を受け排除される。悪魔と言わず何と表現するか。

 欧米が方向転換し(明確になったのは昨年秋)、投資を減らす中で、日本だけが16%増の投資を継続し、中国経済を支えている。今、日本が撤退しないと、悪魔が成長する餌とエネルギーを与えるだけだ。やがて、日本を支配する現実的な力となることだろう。

 何故日本の一流企業が共産党への賄賂なしには進まない中国ビジネスを、目先の利益のために追い求めるのか全く理解できない。直ちに目立たないように撤退を開始することが未来の中国支配を防ぎ、あるいは遅らせる手段だ。

  悪魔の中国だが、戦略的に見れば日本より中国の方が遥かに上。と言うか日本には戦略が無い。

 中国はビジョンが明確であり、教育とリンクしている。情報収集に積極的で、ガードも堅い。現在に至る歴史分析ができており、打つ手は悪質だがしたたか、的確で早い。相手との関係や立場を分かっている。この反対が日本。

 

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日本はもうだめだ と主要大学を調査した研究者が言った

2012年09月25日 11時57分59秒 | 深刻な問題

 仲間と久しぶりに五色台で会った。現役の大学研究者、専門学校教員、元高専の教授と、民間企業OBながら何故か教育関係者。お人好しの集いが何となくこうなった。

 現役の教育関係者は総じてぼやき始める。旧国立大学系の医学部学生が分数の意味を理解していない。地方大学に限った事ではないらしい。ただ合格するためだけのテクニカルな暗記の結果だろう。

 専門学校では、理解できているレベルに下げて行くと小学校付近になってしまう。殆どの学生が運転免許の筆記テストに合格できない。合格した者は英雄になれる。普通のことが理解できないが、親は藁にもすがる思いで学校に行かせる。学生は授業中、ずっと携帯で遊んでいる。

 かつてボスであったS教授が飲みながら、私によく仰った。「日本は東大から幼稚園まで学級崩壊している」 また、「大学は世間で最後の聖地のように思われているけど、大学内に世の中の犯罪が全て有りますよ」と。セクハラだと世間の数倍かな。

 大学の現状は、本来入学させるべきではない学生を合格させ、本来進級させるべきではない学生を進級させ、そしてところてんで卒業させる。何故なら、定員割れや落第者を出すと親が国会議員を動かし、国会で大学名を名指しで追及する。

 大学教授は1年中パチンコに行っていても首にならず、給料はちゃんと振り込まれる。学長は選挙のため教授に頭が上がらないし、研究場所は自由で内容までは問われない。

 某私立大学のチームが全国の有力大学を調査し、ある研究者が「日本はもうだめだ」と言った。しかし、最後に北海道大学に行き、「そうでもないか」とまたつぶやいたとか。北海道大学がどんな教育をしているかは聞かなかった。

 文部科学大臣のところへも情報は入っているはずだが、知らん顔。教育は未来だ。日本に未来は無い。

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