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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

日本を支配したエリート官僚が未来を壊し続ける 権力&地位には責任を伴うべき

2015年01月09日 09時28分50秒 | 社会・経済
 日銀のETFはすっかり手懐けられ、勢いを無くしてしまった。お蔭で、日経平均は17,000円を割り込み、18,000円は遠い彼方の過去になってしまった。ETF運用の問題は、調子に乗って限度まで買い進んでしまった事だ。アメリカヘッジファンドや金融は諜報機関の情報を得ている。

 買い入れ予算が限度になったらそこを狙って来ることは当然で、アメリカの株価を下げさせては、日本の株価を比率で2倍以上 下げさせる(日本株はアメリカ株の小さな下げに対して4~5倍、大きな下げに対して2倍以上下げている)。何度も書くが、バブル崩壊以降、日本株は売ることで儲ける事になっている。この度も、アメリカ側は相当儲けたに違いない。

 日本株がピークをつけたら、目を瞑って売っておけば、損する事は無い。必ず、どこかで暴落するので、暴落を待つ。とことん下がるのを待って買い戻す。ぼろい商売だ。

 日銀のETFも怖くなくなったから、また、いつでも利益が欲しい時にはアメリカ株を少し下げさせ、日本株を大量に売って儲ける。その仕掛けは、先に日本株を大量に売っておいて、先物を一挙に売る事だ。先物が日経平均を左右している。私が日銀総裁なら、ETFの買い入れ資金を10倍に増やすよう検討指示したと言う。

 こうなると、売り方は怖いですよ。とてもじゃないが売り進められない。実際、大幅に下がったところへどんと買いを入れてら良い。株価は一挙に跳ね上がる。上昇が過熱しそうになったら売りを入れる。こうして日銀が局面でリードしないと日銀=日本が馬鹿にされるし、株価は上がらない。

 私が5分間シミュレーションして得た結論は、日銀のETFは暴落だけ、底割れだけ防ぐ事が出来れば十分その役割を果たし、日本株を上昇させることが出来る。日本人も含めて、皆さん、日本株を買えないのは暴落が有るからだ。簡単に底割れするから買えない。

 年金機構や日銀はエリートが動かしている。教科書エリートは教科書が無いと機能しない。今起きている事は教科書にな載っていなかった。先の大戦で、軍部の教科書エリートが常に適切に判断を下せず、ミスリードしてきたのと一緒だ。

 日本は実質、官僚組織が支配しており、さすがの安倍首相も歯が立たない。しかし、知識だけずば抜けていても、所詮知識は過去のもの。動きの速い世界経済の中で、知識ではついて行けないし、諜報機関を経済の武器にしているアメリカほかの国には対応出来ない。