あのベンツ大型四駆GLタイプに、右ハンドル&ディーゼルモデルが登場する事になった。エンジンはMLやGと同様の350ブルーテックだ。パワーは258HP,63.2kgmのトルクだ。価格は1,000万円に抑えてある。Gのディーゼルと同じ価格である。
現在、Gのブルーテックは半年待ちの状態というから,GLも人気が出るだろう。何しろ、ランクル100以降、ランクルにディーゼルが無くなって久しい。かつてのランクルディーゼルファン(まだまだ根強いファンが全国にいる)なら、金額的にも手の届く範囲で垂涎の車。
長さはランクル200より20cm近く長い515cm程度、高さは5cm低い185cm、重量は2.5トン。エアサス付き、第3シートも電動、前車追従運転、前者衝突防止、走行レーン移動時の安全装置などベンツの安全システムは全部ついて来る。
従来のガソリンタイプのGLは1500万円らしいから、装備は決してSクラス(セダンの最高峰)に負けていない。
私が気に入らないのは、エンジンがパワーアップされない事。ランクル100(2.6トン)の42kgmのトルクよりは遥かに強大だが、何か夢が無い。前からベンツに要望しているように、V8でトルクが70kgmを超えて欲しい。スポーツカーより遥かに速い大型ディーゼルなんて楽しいじゃないか。
何度も書いたように、Mクラスディーゼルに右ハンドルを強く要望したのは私であり、ベンツがそれに応えてくれたから購入する事になった。その後、Gが右ハンドル、今度はGLが右ハンドル(いずれもディーゼル)ときた。ベンツは右ハンドル&ディーゼルモデル追加で莫大に利益を上げたハズ。私の銅像を建てろと言っているのだが、その気配は全くない。
ヤナセはGL買い替えたら?と勧めるが、MLを3年で替えるのも何か無駄だし、エンジンが一緒では、何が何でもと無理して購入するような車ではない。ただし、ML購入以降、ベンツの安全システムが画期的に進化した事は明らかで、その点の魅力は感じる。