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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ピカピカ・ベンツCの920km試乗 ベンツCの魅力を語る

2015年01月20日 14時27分11秒 | 
 ディーラーでベンツCの新車を代車として約920kmほど試乗させて頂いた。本当の新車に試乗でき、様々な新しい機能を試し、最初の2,3日は夢のようでしたね。

 新ベンツCの魅力を一言で言えば、Sクラスにひけを取らない充実の安全システムを装備した軽快な車です。例えば、50歳を超えてお金にもゆとりが出来た熟年世代が安全性をベースにした車として選択するのに適している。一方で、きびきび走れてパワーも十分、新機能満載な魅力あふれる車と言えるでしょう。

 流石ベンツなんですね。下手に妥協しないベンツが意欲的に新たな安全性をCクラスにまで広げてきたんです。高級と言うよりは、速く軽快で、楽しく、かつベースが凄く安全。価格は国産車より高めかもしれないが納得できるものが有る。従って、余裕の出てきた方にお勧めです。

 Cクラスはスモールサイズと思っていたのが、ややサイズアップで迫力のある顔になり、ちょっと見にはEクラスと間違えそう。重心は低くて、MLから乗り換えるとまるで地面すれすれに走っているような錯覚を覚える。フロント中央にひときわ大きいモニター画面が備わり、ナビは分かり易くなった。

 アクティブレーンキーピングアシスト(ウィンカーを点滅させて走行ーレーンを移行させようとした場合に斜め後方に車がいる場合の警報=ドアミラーに三角の赤が付き、警報音、危険状態ではブレーキ)はベンツなら既に常識になっているが、追突防止など覚えきれないほどの安全システムがさりげなく装備されていた。

 走っているとセンター表示画面に赤の三角が表示された。これが前車との衝突警告で、更に近づくと警報が鳴り、その次のレベルでブレーキがかかると思われる。従来のベンツの安全性は事故安全で衝突した時に保つ安全だったが、現在はプラス事故予防安全となっている。

 Sクラスを先頭に不注意によるトラブルを回避するベンツならではの、あるいは世界の車をリードする安全システムが次々登場し、事故を起こしたくても起こしにくくなっている。これは全ての車が目指すべき頂点ともいえる目標だろう。Cクラスには既に多くが装備されており、私が推薦するゆえんだ。

 右人差し指で操作する電子ミッションは今やベンツの常識で、ベンツ以外のミッションは古臭くて触る気もしない。走行中の電話は音量が明瞭になって大きな改善を見た。音響も良い。ナビは画面が大きくなり、検索の方法も若干改善されたが、音声認識は相変わらずで、ベンツの唯一の泣き所がナビである点は変わらない。

 私が試乗したのはC180でC200ほどのパワーは無いが、踏み込めば4000回転あたりで頑張り十分な加速を示す。4気筒乍ら、振動は極端に減ったね。エンジンをかけても振動が感じられない。ドライブに入れると少し振動が伝わる。それでも2モデル前のCと比べると段違い。

 重心が低いから、カーブでは俄然強みを発揮する。ハンドルは大変軽いから、他の車の様にカーブで力を入れると、楽々と内側に切れ込んでしまう。そうかといって安定さを欠く訳ではない。安心をハンドルと背中に受けてドライブできる車がベンツ。色々乗って来て最後に選ぶ車がベンツというのは大いにあり得る話だ。

 ベンツを購入するなら、まじめなシュテルンがお勧め。僕が良く行くシュテルン観音にはホープの濱本君がいて、やる気が感じられる。

追記!課題も書いておかなくては中立性を欠く。Cでは贅沢な?高級機能は落されており、それ以外は実によくできていると思うが、例えばEクラス以上と比較してパーツの差を感じる事が有る。乗り心地が特に良いとまでは言えない。また、ベンツは価格の差がそのまま排気量の差になっており、安いモデルではアクセルを踏み込む機会が増える。