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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

英雄伝説・山本五十六は日本史上最悪、比類のない大嘘つきだった 日本壊滅へ舵を切らせた

2016年07月28日 11時33分35秒 | 軍事&中国
 終戦直後生まれの僕らは山本五十六の英雄伝説を聞かされ神様の様な印象を持った。元海軍兵から海軍はスマートで合理的などと聞かされた。しかし、「大和ミュージアム*1」で人間魚雷の回天を見、問題だらけの真珠湾攻撃を考えるにつけ疑問を持ち始めた。
*1 呉市:戦艦大和の巨大模型やゼロ戦実物などを展示

 回天は計画段階から人命の犠牲を前提とし、山本ら海軍上層部が承認している。しかも上層部が乗ることは絶対ない。何がスマートで合理的なのか。真珠湾攻撃は山本の考案だが、状況を検証すると殆どが幼稚園程度の思い付きでしかない。

 山本の、日本史上最悪の嘘は、ミッドウェイ大敗を隠蔽し、日本中を騙し、その隠蔽とその後の工作により莫大な数の兵士の命を無駄に散らせただけでなく、日本を壊滅に向かわせた。これほど嘘の内容がひどく、被害莫大な例は日本史上で比べるものが無い。

 大嘘により、陸主海従から海主陸従となり、海のトップが山本だったから滅茶苦茶になるのだが、実は濡れ衣を着せられてきた陸軍に関し「世界最強だった日本陸軍」が出版されている。史実を元に書かれ、大袈裟は有っても山本嘘神話に比べ、少なくとも史実は否定できない。

 山本は知識天才だったのかもしれない。それゆえ最高クラスの連合艦隊司令長官に就いている。しかし、ズバリ、山本は臆病な上の臆病で、巨艦愛好家、自分の命と趣味の類が最も大切な、科学や論理がさっぱりわからん欠陥人間だった。

 真珠湾攻撃時には瀬戸内海(佐世保説も有る)で戦艦長門で部下と将棋やカード、ミッドウェイでは540キロ後方の大和で同じく冷房の効いた部屋で将棋していた。ミッドウェイでは攻撃1日前に敵空母の位置をキャッチしながら、味方への無線連絡を封じた証言付きの話も有る(自艦が見つかるのを恐れた)。

 タイトルの内容は先のブログでも書いた。重ねて是非書きたかった理由は、山本が軍事トップにして「官僚」であったという点だ。僕は長く日本発展を願って分析しているが、その最大のガンは日本の官僚システムとの結論に至った。

 官僚システムは、先の大戦で日本を滅亡に向かわせた山本の作り上げた嘘体質が改善されないまま継続されたものである。また、戦後、アメリカの諜報網が官僚組織に張り巡らされた結果(書籍に記載されている)、事実上官僚組織はアメリカのコントロール下に有る。

 このため、存続が保証された(ぶっちゃけて言えば、露骨に表面化しない範囲で官僚はアメリカの利益のため動くから、アメリカは保護する)。従い、官僚システムは非常に強固で首相と言えども介入できない。

 これはあたかも中国の共産党(完全独立・非人道的統制組織)が鉄のマシンであり、軍事力をバックに強引な経済成長を進め、巨大化し世界を飲み込み支配する動きが止まらない(いずれも強固)のと似ている。

 ネットには山本の問題の要点を具体的に記載しているブログが有り、敬服するとともに紹介します。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/9dc61647065a9a12f649571611e3ab50

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