プーチンはKGBをバックに数多くの殺人をはじめ強引なやり方で大統領に上り詰め、一度はその座を譲ったものの、再び大統領に帰り咲いた。ライバルは悉く潰し、暴走を強める中で、更に権力を確かなものにしてきた。野望は実現したのだが癌などの情報が流れる中、健康悪化から焦りが出ている。
中国はうまく行き過ぎた。アメリカを騙し続け、共産党体制を維持させながらアメリカをして世界の工場を日本から中国に移行させ、日本を遥かに上回るバブルで驚異的な成長を遂げた。アメリカ政府が官僚の尻を叩き日本中の工場が中国に進出するよう誘導した。
日本の多数の企業が、中国に工場や大金をプレゼントし、高度な製造ノウハウやビジネス情報を与え、一流の社員を育てたのだ。日本無くして今の中国は無かった。その中国も今や様々な問題を抱えつつあり、永遠にはトップを守れない事を自覚する習近平も焦りを覚えている。
これら二つの焦りと悪が結合して、ウクライナ戦争、台湾包囲へと進んでききた。厄介なのは2国は核を持っており、かつ、ロシアは豊富な石油・ガスを埋蔵しロケットなどの優れた開発技術を持ち、中国は世界一の製造工場を構築の上 様々なノウハウを蓄積し、世界中に協力ネットワークを張り巡らせたことだ。
この間の日本は?プーチンに対し北方領土返還のあり得ない可能性を期待し続け、一方、アメリカと中国に対しては常にみつぐ君だった。