毎年正月は電気学会の論文で殆どテレビが見れない。朝食しながら箱根駅伝を見ていたら、早稲田の北村光が復路5位でスタート。昨日の往路5位は、多分、往路に選手を集めて成績を上げたと思っているから、復路はボロボロと予想。しかも、前を走る4位の国学院の選手は記録が良いので、3位の青山との差をどの程度詰めるかみたいな話。北村は後ろを気にするところか。
ところが、カメラが北村を捉えると、国学院に迫っている。相当頑張ったみたいで、無理してペースダウンしなければ良いがと心配。次のシーンではなんと北村は国学院を抜き4位、どんどん差をつける。オーバーペースでもないようだ。そして、カメラは3位の青山を写した時、元監督の瀬古が青山に早稲田が迫っているという。早稲田どうしで、誇張しているのかと思いきや、確かに北村の姿が見える。
まさかの展開で、遂に北村光は青山を抜いて3位に浮上。僕は感激したね。昨年は、早稲田がシード落ちで、もうガッカリしかなかった。優勝を続けてきた王者青山を抜くなんてことがあるとは思わない。北村光はりりしい走りで、帯を渡した。ここで食事が終わったが、次の走者の実力は高いようで、早稲田は復路にも力を入れていることが分かった。まあ、久々に気持ちの良い箱根である。
ラグビーは京都産業とのとの戦いをちらっと見た。前半17対13でリードしていたが、後半早々、自陣に後退し危ないと思っていたら京都のでっかい外人がタッチダウンで逆転される。パワーの差を見せつけられ、負けるかなと思った。後で聞くと勝ったらしい。最後まで見たかった。決勝戦は帝京で、あそこはずらっと外人を揃えるチームだから、日本人だけの早稲田に比べ、圧倒的なパワーが有る。早稲田の華麗なパスワークで優勝して欲しい。
論文の方は、頑張って、昨日夜に完成した。