2003年にスタートさせた進化の仮説(稚拙だった)の発表も、今やどんどん世界の先頭を走っており(?)、発表する者として手ごたえを感じている。昨年は、タンパク質を中心に分子間通信が実施され、タンパク質ネットワークで評価システムを形成しているとするものだった。
分子間通信に関しては既に論文が出ており、電磁波を否定するものだった。しかし、あらゆる分子から電磁波が出ている事、赤外線を含む光(電磁波)をキャッチするタンパク質センサーの存在、および酵素の光並みの処理ピードから電磁波通信は間違いないものと確信する。
これが正しければビッグ仮説になる。今年は、タンパク質が(全部ではないかもしれないが)、
①自分や他の分子を動かし位置や姿勢を制御できる、
②小さな判断力を持つ、
③タンパク質はソフトを内蔵している
・・・などである。
今年の発表では座長が正直にタンパク質のことは分からないと仰った。電磁波、ソフトウェア、制御などはまさしく電気分野のテーマだが、電気学会での進化仮説発表は限界かなと思い始めている。他の学会での発表を検討している。