Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ウィルキー・コリンズ短編選集

2016-03-22 12:15:35 | 読書
北村 みちよ訳,彩流社 (2016/2).

アマゾンの内容紹介*****“探偵小説の父"ウィルキー・コリンズの短編から、 異なる味わいをもたらす5 つの短編物語をセレクト! ヴィクトリア朝の古くさい物語? いえいえ、侮るなかれ! 市井の人々の直面する謎、秘密、運命…… シリアスに、ときにユーモラスに語られる ストーリーテリングの妙をご賞味あれ! ! 【第1話】アン・ロッドウェイの日記 【第2話】運命の揺りかご 【第3話】巡査と料理番 【第4話】ミス・モリスと旅の人 【第5話】ミスター・レペルと家政婦長

ウィルキー・コリンズ1860年の『白衣の女』は記録的な大ヒットだったそう.岩波文庫で読んだが,長いばかりであまり面白くなかった.
こうした短編の方がずっと良い.
著者は探偵小説の元祖のひとりとされていて,確かにどの短編にもミステリ風味はある.どれも古き良き時代を感じさせる.

第2話にはヘビーサイズ,スモールチャイルドという2家族が登場する.こういう固有名詞も,黒岩涙香ふうに和訳したらどうだろう...でも現代人ならカタカナをイメージ化できるから,余計なことだろうか.

この第2話は毛色が変わっているが,他のは恋愛小説のようでもあり,当時のイギリスの身分制度?が男女関係と絡み合うパターンもある.
語り方にいろんな小説手法が使われている.

図書館で借用.
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昼間のジャズ

2016-03-22 09:27:08 | ジャズ
Spring Jazz in (本願寺広島)別院

ブレーキとアクセルを間違えたとか,高齢者のドライブは怖い!怖い! だから夜のクルマは差し控えたいので,ジャズにも行けませんと宣言したところ,昼間のジャズに誘われた.
ホールが複数あるらしい,大きなお寺の中でまごまごした.
舞台正面の格子の中にはホトケ様が鎮座しておられるのかもしれなかった.
演奏は舞台の上ではなく,舞台の前だった.

プロの演奏には,やっぱり安心して酔えた.

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