
紙屋町地下街の輸入食品店のコーヒー豆がバカ安い.100 グラムかと思うと 200 グラムの表示価格で,デパートに入っている店の半額である.
焙煎直後から炭酸ガスと香り成分が抜けていく*.だから古い豆は香りがなく,お湯をかけても膨らみにくいということだが,この点では買った豆は及第だった.
高級店でなんとか農園手摘み豆などと売っているのと,比較するわけにもいくまいが,がぶがぶ飲むにはこれで十分.
それにしてもコーヒーの値段はわからない.ハワイコナが高いのは先進国産だからと思うが,後進国産の原価はタダ同然と Facebook で読んだ覚えがある.
いっぽう「ゲイシャ」が登場したときは相場の 20 倍で落札されたと聞いた,誰が儲けたのだろうか.先日,デパートの「UCCカフェメルカード」では,パナマゲイシャ・エスメラルダ農園 100 グラム 3,000 円だった.
ウィンドウ・ショッピングでした.
スタンプもコーヒー豆屋さん固有の文化だな.
*「コーヒーの科学」によれば,真空パックではせっかくの香り成分も強引に吸引されてしまう,すぐに淹れるつもりなら,普通に包装してもらったほうががいいそうだ.