Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

調剤薬局

2016-05-31 20:58:57 | エトセト等
あまり医者に行ったことがない年配者が,いつの間にこうなったの? と思うのが,医者に行ってから薬をもらうまでのシステム.昔はお医者さんが薬をくれて,薬代と診察料を徴収したものだが,今は処方箋をもらって (買って?) また薬局に行かなければならない.


薬局に行くと「どうなさいました」などと聞かれ,また医者に説明したのと同じことを繰りかえさせられる.医者より親身になって聞いてくれる (ように思われる) 場合もある.初めてだと住所・氏名・既往症はては飲酒量まで聞かれる.ブライバシー保護は大丈夫かいな?


「おくすり手帳」を持っていないと割高になる...というのは間違いで,手帳があると割安なんだそうだ.

おくすり手帳は患者に固有のもので,薬局を何軒渡り歩いても,一冊というのは評価できる.いっそカルテも個人に帰属するものとして,メモリカードで持ち歩くようにしたらどうなんだろう.


テレビの朝ドラではヒロイン嬢がタイピスト役で悪戦苦闘しているが,今ではタイピストという職業は絶滅してしまった.でもいつの間にか調剤薬局などという職場が生まれ,お姉さんやおばさん達が働いている.
この薬局は,甚だしい場合は医院一軒にひとつある感じだ.くすりを売るというより,くすりの名前や用法や効能や副作用などの情報を売っている感じが今風だ.

今 住んでいる地方都市には,内科・外科・歯科・耳鼻科...などがやたらに多く,それに見合った数の薬局がある.しかし ひと山越えれば無医村だったりする.日本は間違っている!


薬局に関しては,与えられた処方箋に従ってくすりを選んで売るだけだから,機械化=きれいなお姉さんロボット化,あるいはイケメンお兄さんロボット化されるのは時間の問題かも.
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