中村文則,幻冬舎文庫(2016/4).単行本刊行は 2013/09.
Amazon の HP : 「BOOK」データベースより*****
ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は二人の女性を殺した罪で死刑判決を受けていた。だが、動機は不可解。事件の関係者も全員どこか歪んでいる。この異様さは何なのか?それは本当に殺人だったのか?「僕」が真相に辿り着けないのは必然だった。なぜなら、この事件は実は―。話題騒然のベストセラー、遂に文庫化!*****
芥川賞作家のミステリ.
でも「新本格派」にも純文学タッチの文章を書く人が多いから,特に「芸術性」を感じさせるわけではない,ミステリとしてはまあ水準かな.
改ページが多く,たちまち読了.思わせぶりに引っ張られているうちはともかく,筋がわかった後はいかにも味気なく感じられた.
最初と最後に,M.M. と J.I. への献辞があり,最後に「文庫解説にかえて」というタイトルで作家自身がこの献辞について書いている.しかしこれらがどういう名前の頭文字なのか,まだ判らない.
Amazon の HP : 「BOOK」データベースより*****
ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は二人の女性を殺した罪で死刑判決を受けていた。だが、動機は不可解。事件の関係者も全員どこか歪んでいる。この異様さは何なのか?それは本当に殺人だったのか?「僕」が真相に辿り着けないのは必然だった。なぜなら、この事件は実は―。話題騒然のベストセラー、遂に文庫化!*****
芥川賞作家のミステリ.
でも「新本格派」にも純文学タッチの文章を書く人が多いから,特に「芸術性」を感じさせるわけではない,ミステリとしてはまあ水準かな.
改ページが多く,たちまち読了.思わせぶりに引っ張られているうちはともかく,筋がわかった後はいかにも味気なく感じられた.
最初と最後に,M.M. と J.I. への献辞があり,最後に「文庫解説にかえて」というタイトルで作家自身がこの献辞について書いている.しかしこれらがどういう名前の頭文字なのか,まだ判らない.