内村 光良,中公文庫(2016/6).
ウッチャンナッチャンのウッチャンによる,読売新聞夕刊連載小説.この新聞は何十年もとっていたのだが,安倍内閣の提灯持ちに堕落したのでやめてしまった.この小説にはやはり読売の匂いがして懐かしかった.五月女ケイ子のカバー・挿画が良い.解説・泉麻人.
あとがきによれば,もともとは一人芝居の脚本.本人の監督主演で映画化中.
Amazon の内容(「BOOK」データベースより)*****
小学校の徒競走での一等賞をきっかけに始まった「常に一番を目指す」男、秋田泉一。何度失敗しても立ち上がり、あくなき挑戦を続け、思いがけぬチャンスをつかんでいく。その一途な生き方を、高度経済成長期からバブル崩壊を経て平成の今日に至るまで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描くエンタメストーリー。*****
著者は真面目に芸人をやっているのだと思う.その延長で,なんとか荒唐無稽に面白くしようと,真面目に努力して書かれた小説という感じ.
自分は金メダル志向ではないので,主人公に感情移入はできなかったが,そのぶん客観的に楽しめた.
ウッチャンナッチャンのウッチャンによる,読売新聞夕刊連載小説.この新聞は何十年もとっていたのだが,安倍内閣の提灯持ちに堕落したのでやめてしまった.この小説にはやはり読売の匂いがして懐かしかった.五月女ケイ子のカバー・挿画が良い.解説・泉麻人.
あとがきによれば,もともとは一人芝居の脚本.本人の監督主演で映画化中.
Amazon の内容(「BOOK」データベースより)*****
小学校の徒競走での一等賞をきっかけに始まった「常に一番を目指す」男、秋田泉一。何度失敗しても立ち上がり、あくなき挑戦を続け、思いがけぬチャンスをつかんでいく。その一途な生き方を、高度経済成長期からバブル崩壊を経て平成の今日に至るまで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描くエンタメストーリー。*****
著者は真面目に芸人をやっているのだと思う.その延長で,なんとか荒唐無稽に面白くしようと,真面目に努力して書かれた小説という感じ.
自分は金メダル志向ではないので,主人公に感情移入はできなかったが,そのぶん客観的に楽しめた.