路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【HUNTER】:名護市長選に影響必至「それで何人死んだんだ」は政権の共通認識

2018-09-15 08:30:10 | 【米国・在日米軍・地位協定、犯罪・普天間移設・オスプレー・安保】

【HUNTER】:名護市長選に影響必至「それで何人死んだんだ」は政権の共通認識 ■安倍首相「沖縄の方々の気持ちに寄り添う」の大嘘

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER】:名護市長選に影響必至「それで何人死んだんだ」は政権の共通認識 ■安倍首相「沖縄の方々の気持ちに寄り添う」の大嘘

DSC05137--5.jpg 米軍普天間基地所属の軍用ヘリが相次いで事故を起こす中、自民党の松本文明内閣府副大臣が、国会で沖縄問題を取り上げた志位和夫日本共産党委員長の質問中に「それで何人死んだんだ」とヤジを飛ばした。松本氏は、沖縄・北方担当副大臣の経験者。沖縄県民の命を軽んずる与党幹部の暴言に批判が集中し、翌日辞任という事態に追い込まれた。官邸の意向が働いたとされ、事実上の更迭だ。
 政府・与党が素早く動いたのは、普天間飛行場の名護市辺野古への移設を争点とする名護市長選挙の告示を28日に控えていたため。選挙戦に突入した名護市では、自民・公明・維新が推す元市議の新人と翁長雄志知事率いる「オール沖縄」が推す現職がデットヒートを展開しており、松本氏の軽率なヤジが、選挙結果に大きな影響を及ぼすものとみられている。

 ■沖縄県民の命をヤジのネタにした松本文明
000松本.jpg 松本文明氏(右の写真)の「それで何人死んだんだ」は、沖縄県民が死ななければ基地問題の議論はできないという自民党的思考の裏返し。“一人二人の命では足りない”と言わんばかりの表現には、思わず耳を疑ってしまった。松本氏は、平成27年10月から昨年8月まで沖縄・北方担当副大臣を務めていた人物。しかも、現在は政府の要である内閣府の副大臣が、基地問題をめぐる沖縄県民の苦衷をあざ笑うかのような暴言を吐いたということだ。政治家である前に人として最低であり、この程度の議員が政務三役の一人として国政を動かしていることは、この国の悲劇と言うしかない。

 根底にあるのは、安倍晋三首相をはじめ自民党の政治家に共通する沖縄蔑視。“本土から離れた沖縄なら犠牲にしても良い”が本音の政府・与党は、基地問題をめぐる沖縄県民の苦衷には目もくれず、米国の意向に沿うことのみに汲々としてきた。その証拠に、首相が任命した歴代の沖縄・北方担当大臣は、とんでもない政治家ばかりだ。

 ■予算を盾に圧力をかけた沖縄選出の島尻安伊子
島尻安伊子1-thumb-500x203-15349.jpg 平成27年10月から~28年8月まで沖縄・北方相を務めていたのが、島尻安伊子元参議院議員(現・内閣府大臣補佐官。右の写真が島尻氏)。同氏は大臣在任中、閣議後の記者会見において、“歯舞”が読めずに「千島、はぼ、ええっと、なんだっけ」――。別の会見では、普天間飛行場の辺野古移設に反対する翁長雄志知事の政治姿勢が、沖縄振興予算確保に影響するという考えを示して圧力をかけていた。この時の、記者団とのやり取りの記録が残っている。

記者:また何度も同じ質問で恐縮なんですけれども、基地問題をめぐって裁判に今なっています。そういう翁長知事のスタンスと、あとこの振興予算というのは、影響があるとお考えでしょうか。
島尻:全くないとは考えていません。

記者:先ほど翁長知事の姿勢と振興予算は全く関係ないとは考えていないというふうにおっしゃったんですが、それはこれまでの振興と基地問題はリンクしないという部分とどう整合性を?
島尻:基地問題とリンクはしないと、沖縄振興はですね。これは揺るがないというか、これはきちっと言えることでありますが、この空気感というのでしょうか、そういう意味では、私の中で予算確保について全く影響がないというものではないなと、私自身が感じているというところで、所感といいますか、感じたところをお話しさせていただいたということです。

 沖縄選出でありながら、予算を盾に首長を締め上げるという自民党の議員らしい汚い脅し。放送法違反が疑われるラジオ番組の中では、「平和」や「基地反対」の声を“向こう側”と揶揄する意見に同調していたほどで、大臣だった島尻氏は沖縄県民の反発をくらい、平成28年の参院選であえなく落選している。

 ■沖縄を植民地とみなした鶴保庸介
2803f9de1166db759eb1bbc679ae781778b54905-thumb-180xauto-22990.png 平成28年8月に、島尻氏の後任として沖縄・北方相に就任したのが鶴保庸介参院議員(右の写真)。鶴保氏は在任中、“敵意”を剥き出しに沖縄と向き合った。下に問題発言をまとめたが、警察官の土人発言を擁護する一方で、島尻氏と同じように予算削減をチラつかせて沖縄をねじ伏せようと図っていた。鶴保氏にとって、沖縄は「国内」ではなく「植民地」。28年には沖縄に自身の後援会を発足させ、県内から政治資金を吸い上げる仕組みまで作っていたことが分かっている。

000hyou-thumb-500xauto-19005.jpg ■「沖縄の素人」を自認する江崎鉄磨
 昨年8月の内閣改造で、鶴保氏の後を受けて沖縄・北方相に選ばれたのが衆院議員。国会での対応方針を問われた同氏は「沖縄に関しては素人」「しっかりお役所の原稿を読ませていただく。答弁書を朗読かな」と発言し、批判を浴びた。素人を自認する政治家をあてがわれた沖縄は、たまったものではあるまい。

 ■「沖縄の方々の気持ちに寄り添う」の大嘘
 安倍首相は今月22日の施政方針演説で、次のように述べている。

 先月末、沖縄の米軍北部訓練場四千ヘクタールが、戦後、七十年余りの時を経て、土地所有者の皆様の手元へ戻りました。本土復帰後最大の返還です。地位協定についても、初めて、環境と軍属に関する二つの補足協定を締結しました。  これからも、日米同盟の抑止力を維持しながら、沖縄の方々の気持ちに寄り添い、基地負担の軽減に全力を尽くします。米軍機の飛行には、安全の確保が大前提であることは言うまでもありません。米国に対し、安全面に最大限配慮するとともに、地域住民に与える影響を最小限にとどめるよう、引き続き、強く求めていきます。  学校や住宅に囲まれ、世界で最も危険と言われる普天間飛行場の全面返還を一日も早く成し遂げなければなりません。最高裁判所の判決に従い、名護市辺野古沖への移設工事を進めます。移設は、三つの基地機能のうち一つに限定するとともに、飛行経路が海上となることで安全性が格段に向上し、普天間では一万数千戸必要であった住宅防音がゼロとなります。安倍内閣は、米国との信頼関係の下、沖縄の基地負担軽減に一つひとつ結果を出してまいります。

 演説中の『沖縄の方々の気持ちに寄り添い、基地負担の軽減に全力を尽くす』は、沖縄問題について発言する時に出てくる首相の常套句。国会で、記者会見で、辺野古移設を語るときは必ずこのフレーズを使ってきた。しかし、実際の政府の動きはまったく逆。首相の言葉を信じる沖縄県民は少数にとどまるだろう。「沖縄の方々の気持ちに寄り添」う首相が選んだ歴代の沖縄担当大臣が、前述したような愚かなマネをするはずがない。「沖縄の方々の気持ちに寄り添い」という首相の決まり文句は、強権政治を糊塗するため、沖縄ではなく本土の国民に向けたポーズ。真っ赤な嘘と言うべきだろう。

 4年前の平成26年に行われた名護市長選とそれに続く名護市議選、同じ年の沖縄県知事選挙と総選挙、28年の参院選と、「辺野古移設反対」を掲げた候補が全勝した。昨年の総選挙では、沖縄4区を除く3選挙区で自民党が敗北している。民意が「辺野古移設反対」であることは明らかだが、安倍政権はこれを無視して移設工事を強行してきた。「沖縄に民主主義はないのか」という声が上がるのは当然のことだ。沖縄を軽んじる政権の姿勢が、同県と本土の距離を離す結果となっている。

 ■相次ぐ米軍ヘリの事故―異常事態の普天間基地
 下の表に示した通り、米軍普天間基地所属機が起こした事故は、一昨年12月から今月までの約1年間に13件。そのうち10件は沖縄県内で発生している。

00米軍機事故.png 27日には北谷町のホテルで、普天間基地所属の海兵隊員が従業員に暴行を加え逮捕されるという事件も起きた。繰り返される米兵による暴力・暴行事件。普天間基地の異常事態は、収まる気配さえない。

 沖縄は太平洋戦争末期に本土の捨て石にされ、国内唯一の地上戦で県民の4人に1人が犠牲になった。戦後は米軍の「銃剣とブルドーザー」に県土の大半の土地を奪われ、米軍基地に「占領」されたままだ。国土の 0.6%に過ぎない沖縄に、国内米軍基地の72%が集中するという現実。県土の2割近くを米軍基地が占める自治体など、沖縄以外にはどこにもない。戦前・戦中、そして現在も本土の日本人は沖縄に冷淡だ。その象徴が、松本前副大臣の「それで何人死んだんだ」ではないのだろうか。名護市長選で苦戦が伝えられる自民系候補にとって、とどめの一撃になる可能性がある。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2018年01月29日  08:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日本外交と政治の正体】:トランプ大統領にとって今や日本は中国と同じ“仮想敵国”

2018-09-15 07:15:50 | 【外交・外務省・国際情勢・地政学・国連・安保理・ICC・サミット(G20、】

【日本外交と政治の正体】:トランプ大統領にとって今や日本は中国と同じ“仮想敵国”

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日本外交と政治の正体】:トランプ大統領にとって今や日本は中国と同じ“仮想敵国”

 米紙ウォールストリート・ジャーナルの報道によると、トランプ大統領がフリーマン副編集長に対し、「日本の指導者との良い関係が終わる」との警告を発したという。同紙はさらに、「トランプ米大統領が貿易赤字の削減に向け、対日圧力の強化に意欲をみせている」とも伝えた。

6月のホワイトハウスでの会談(C)共同通信社

 6月のホワイトハウスでの会談(C)共同通信社

 振り返ってみれば、こうした警告はこれが初めてではない。

 米紙ワシントン・ポストも、トランプ大統領が6月にホワイトハウスで安倍首相と会談した際、「(第2次大戦の)真珠湾攻撃を忘れないぞ」と前置きした上で、難航している通商問題の協議を始めた、と報じている。異例の発言の背景として、産経新聞は〈対日貿易赤字の削減を目指し圧力を強める狙いがありそうだ〉と解説していた。

 日本ではあまり報道されていないが、米国とメキシコは貿易協議を行い、メキシコでの生産自動車の部品の75%を北米域内で生産しなければ、米国内に無税で輸出はできないことになった。これはトヨタなど、日本企業が主たる対象だ。つまり、トランプは明確に日本を標的として貿易政策を展開しようとしているのだ。

 本来なら日本政府は、トランプ大統領のこうした脅しを正確に国民に伝える必要があるが、ほとんど行っていない。それどころか、菅官房長官は、ワシントン・ポストの報道について、「指摘のような事実はない」と否定したれならば、菅官房長官は「嘘」を報じたワシントン・ポストをはじめ、共同、読売、産経、朝日、毎日などに抗議するべきだが、抗議したという話は聞かない。

 日本政府はなぜ、トランプ大統領が安倍首相日本政府脅している、と明確に説明しないのか。考えられる理由は2つある。①安倍首相は外交が得意であり、特にトランプ大統領と密接な個人的な関係を築いてきた――という自民党宣伝真逆だから②今後、トランプ大統領から大幅な譲歩を迫られ、日本政府として受け入れることを知らせたくないから、である。

 日本国民は、トランプ大統領が「アメリカをふたたび強く(MAKE AMERICA STRONG AGAIN)」と発言した際の“仮想敵国”は「中国」と「日本」ということを認識した方がいい。

 ◆孫崎 享 外交評論家

孫崎享

 1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース】  2018年09月15日  07:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【米国】:トランプ陣営の元選対本部長、露疑惑捜査協力へ

2018-09-15 01:13:30 | 【外交・外務省・国際情勢・地政学・国連・安保理・ICC・サミット(G20、】

【米国】:トランプ陣営の元選対本部長、露疑惑捜査協力へ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【米国】:トランプ陣営の元選対本部長、露疑惑捜査協力へ

 ■特集トランプ大統領

 【ワシントン=黒見周平】米紙ワシントン・ポスト(電子版)などは14日、2016年米大統領選でトランプ大統領の選挙対策本部長を務めたポール・マナフォート被告が同日、一部の罪を認め、ロバート・モラー特別検察官によるロシア疑惑の捜査に協力すると報じた。

 マナフォート被告は8月、脱税などで有罪評決を受け、さらに別の罪にも問われているが、いずれも無罪を主張し、徹底抗戦していた。マナフォート被告の協力でロシア疑惑の捜査が進展する可能性がある。

 脱税などは、一連のロシア疑惑とは直接関係はないものの、モラー氏はマナフォート被告を疑惑解明のキーマンとみて、追及を強めていた。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 国際 【北米・トランプ政権】  2018年09月15日  01:13:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岐阜県】:死んだ野生のイノシシは豚コレラ…発表

2018-09-15 01:08:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【岐阜県】:死んだ野生のイノシシは豚コレラ…発表

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岐阜県】:死んだ野生のイノシシは豚コレラ…発表

 岐阜市の養豚場で家畜伝染病の豚(とん)コレラが発生した問題で、岐阜県は15日、同市内で死んだ野生のイノシシが豚コレラに感染していたと発表した。県と国が14日に行った検査でいずれも陽性反応が出たため、感染が確定した。イノシシが見つかったのは養豚場から約7キロ離れた場所で、農林水産省によると、イノシシから検出されたウイルスと養豚場の豚のウイルスは同じグループの遺伝子だったといい、国はさらに調査を進め、養豚場での発生との関連を調べる。

 県によると、13日に同市打越の水路でメスのイノシシが死んでいるのが見つかり、県中央家畜保健衛生所で検査した結果、14日に陽性反応が出た。これを受けて同日、国が行った遺伝子検査でも陽性となったため感染が確定。同省は同日、全国の都道府県に対し、死んだ野生のイノシシを発見した場合、豚コレラの検査をするよう要請した。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【話題・豚コレラ】  2018年09月15日  01:08:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【モスバーガー】:8都県で、28人食中毒の症状

2018-09-15 00:56:30 | 【食中毒・「細菌・ウイルス(ノロ他)・動物性(フグ他)・植物(毒キノコ他)...

【モスバーガー】:8都県で、28人食中毒の症状

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【モスバーガー】:8都県で、28人食中毒の症状

 「モスバーガー」を運営するモスフードサービス(東京)は14日、関東甲信地方の8都県にある「モスバーガー」を利用した28人が食中毒の症状を訴えていると発表した。

 同社によると、28人は8月10~23日、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野の各都県にある19店舗を利用していた。28人のうち13人から検出された腸管出血性大腸菌O(オー)121の遺伝子の型が一致したといい、「同時期に(店舗が)本部から納入した食材が原因となった可能性が極めて高い」としている。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【話題・食中毒】  2018年09月15日  00:56:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【HUNTER】:重なる「加計疑惑」の構図 薩摩川内市に疑惑発覚

2018-09-15 00:30:10 | 【国家戦略特区・成長戦略・宇宙戦略・経済特別区域構想・地域を限定の大胆な規制

【HUNTER】:重なる「加計疑惑」の構図 薩摩川内市に疑惑発覚 宿泊施設無償譲渡先に過剰な補助金

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER】:重なる「加計疑惑」の構図 薩摩川内市に疑惑発覚 宿泊施設無償譲渡先に過剰な補助金

00000-薩摩川内市.jpg 学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡る問題の構図は、総理周辺の意向で行政が歪められ、地元自治体が公有地を学園に無償で譲渡した上に100億円近い助成金まで支給したというもの。同じような構図の“事件”が、地方でも起きていた。
 鹿児島県薩摩川内市(岩切秀雄市長)への情報公開請求で入手した文書などから、同市が所有していた宿泊施設を民間のファンド会社に無償譲渡したうえ、岩切市長の専断で施設を取得した民間企業に億単位の過剰な補助金を支出していたことが分かった。補助金の総額は、当初市が条例で定めた上限をはるかに超えている。
 異例ともいえる民間企業への優遇に、市役所内部から「市長による民間企業への便宜供与ではないのか」との声が上がる事態となっている。

 

 ◆市の宿泊施設「甑島館」を無償譲渡
甑島館.png 問題の宿泊施設は、市内の甑島にある「甑島館」(薩摩川内市里町)。平成8年に「薩摩川内市里交流センター甑島館」として建設された同館は、地上7階、地下1階の鉄筋コンクリート造りで、39の客室に天然温泉の露天風呂、レストランなどを備えた施設だ。(右が甑島館。同館のHPより)

 建設から20年以上が過ぎた同館は、建物の老朽化が進む中で赤字経営に転落。平成23年度に300万円台だった赤字額が、25年度には800万円台にまで膨らみ、市は民間に所有権を移すことで利活用する方針を打ち出していた。

 平成27年に同館の経営を希望する民間事業者を公募。応募がなかったため期間を延長し、ようやく手を挙げた福岡市のファンド会社「アイ・ビー・キャピタル」と契約を結び、土地を除く施設のすべてを無償で譲渡していた。同館の評価額は、温泉権を含めて3億6,506万円となっている。

 ◆規定以上の補助金を次々に支出
 施設の無償譲渡に伴って補助金も支給されている。市は、当初条例で上限7,000万円と定められていた事業者への補助金を、別の補助金を積み増しする形で2,000万円増やし、さらに2年後、新たな補助金要領を策定して1億円の“追い銭”を支払っていた。これまでに支出された補助金の総額は合計1億7,881万8,000円。無償で譲渡された施設の財産価値と合わせ、5億5千万円に上る公有資産が、アイ・ビー・キャピタルに流れた計算だ。

 甑島館の運営を巡る動きの中で最大の問題となるのは、市がファンド会社に支給した補助金。まず、補助金の支出根拠と、申請日、支給決定日についてまとめると、次のようになる。

表 無償譲渡の契約が締結されたのは平成27年5月26日だ。この時は仮契約で、同年7月の議会承認を経て本契約となっている。7月6日には、補助金支給を可能とするための「薩摩川内市里交流センター甑島館活用促進条例」(上限7,000万円)を制定し、翌年1月に事業費補助と温泉源改修のための計5,881万8,000円を補助金申請日と同じ日に支給決定。この間、27年の12月21日に別の補助金を支出するため「里地域交流活性化施設整備費補助金交付要領」を策定し、同日付けで申請を受け付け支給を決めていた。ここまでで、甑島館活用促進条例の上限(7,000万円)を超える7,881万8,000円が支出されていたことになる。

 無償譲渡から2年を経た昨年10月、薩摩川内市はまたしても当初計画を無視した補助金支給に踏み切る。新たに「甑島地域宿泊施設整備費補助金交付要綱」(上限1億円)を策定し、同館を運営するアイ・ビー・キャピタルに1億円の補助金を支払ったのだ。

 なぜ、施設を無償譲渡し、8,000万円もの補助金を支給したファンド会社に、追加の1億円が必要だったのか――。確認したところ、市は、アイ・ビー・キャピタルが「雨漏り」や「人手不足」などを理由に「運営が難しくなった」と申し出てきたため、やむなく追加の補助を決めたという。まさに“追い銭”だ。

 ◆無視された契約書
 しかし、雨漏りなど建物の老朽化に伴う内外装の劣化や人手不足は、補助金支給の理由にはならない。平成27年5月26日に、市とアイ・ビー・キャピタルの間で結ばれた「公有財産譲与仮契約書」には、次のように定められているからだ。

契約書 「乙(=アイ・ビー・キャピタル)は、譲与物件に数量の不足又は隠れた瑕疵のあることを発見しても、甲(薩摩川内市)に対して損害賠償の請求をすることはできない」――。つまり、雨漏りなど内外装の不備が見つかっても、市が補修のための資金を出す必要はない。

 人手不足は、甑島館を運営する側の責任だろう。これについては、市は何の関係もない。アイ・ビー・キャピタルが、人を集めれば済む話だ。同社は、甑島館の運営事業者に応募した時、「社員教育(人材育成)・研修を強化し、総合的にレベルアップする」「現在の雇用形態や人数等を吟味し、当分の間は支障がないように雇用したいと思いますが、研修を重ねる中で、一人で複数の業務を行えるよう指導します。研修もテーマ別に行い、各分野のプロを育成したいと考えます」「いろんな会社で人材を育成していくような環境も作っている」などと人材確保についての自信を示していた。いまさら「人手不足」ではあるまい。

 ◆補助金1億円の使途に疑念
 「補助金を出さなければ甑島館の運営を投げ出す」――。もし、アイ・ビー・キャピタルが、これに近いことを述べて、補助金支給を迫ったのであれば、明らかな契約違反だ。契約書上、アイ・ビー・キャピタルは「10年間」甑島館の運営を行うことが定められており、勝手に退場することは許されない。現状を承知の上で、無償譲渡を受けたのだから当然だろう。そもそも、無償譲渡が決まってから2年も経って、1億円もの補助が本当に必要だったのか?

 市が開示した資料によれば、が市に提出した補助金申請書に記載された大規模改修工事の内容は、館内外の防水塗装、ボイラーの入替、客室トイレ・空調などの入替、Wi-Fi設置などに1億8,600万円余りを使うというもの。市が1億円、アイ・ビー・キャピタルが約8,600万円を出す計画になっていた。トラブルが表面化したのは、補助金が支給されたあとだという。

 改修工事が終わり、市がアイ・ビー・キャピタルに要求したのは工事内容の証明。公金が支出されているのだから当然だ。いったん提出されたが、これが要求した内容に見合うものではなかったため、市が再提出を求めたという。しかし、同社は再提出に応じておらず、「数カ月たった現在まで市が必要とする証明はなされていない」(市側説明)格好となっている。補助金支出に見合う改修工事だったのどうか、疑念が持たれる状況だ。

 HUNTERは23日、福岡市のアイ・ビー・キャピタル本社に質問書を送付。訊ねたのは、薩摩川内市から補助金費消の証明を再提出するよう求められているかどうか、補助金の使途と補助金費消を証明する書類等を提示可能かどうかの3点だったが、出稿までに回答はなかった。

 ファンド会社への無償譲渡と2億円近い補助金は、適正と言えたのか――。市内部からは「1億円の補助金支出は、本当に必要だったのか疑問。改修工事はアイ・ビー・キャピタルがやる約束で、無償譲渡が成立したはずだ。最後の1億円については、市内部や議会からも『必要ない』という意見が少なからずあった。市長が、強引に事を進めたのは、どう見てもおかしい。改修工事の証拠が示されていないということは、補助金支出の妥当性に疑義が生じているということ。市長及び市幹部とアイ・ビー・キャピタルとの関係にも疑念がある。加計学園を巡る疑惑と同じ構図だ。大変なことになるのではないか」などと、先行きを懸念する声が上がっている。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2018年05月25日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER】:【佐川喚問】「政権の犬」はどう伝えたか

2018-09-15 00:30:00 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【HUNTER】:【佐川喚問】「政権の犬」はどう伝えたか

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER】:【佐川喚問】「政権の犬」はどう伝えたか

喚問.png 政権ぐるみの茶番劇が展開された佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問(写真)。学校法人「森友学園」への国有地払い下げに絡む財務省の文書改ざん問題は、「刑事訴追の恐れがあるため、お答えできません」として証言拒否を繰り返した佐川氏が総理周辺の関与だけを明確に否定したことで、かえって疑惑を深める状況となっている。
 昭恵夫人の国会招致を求める野党に対し、「疑惑は晴れた」として幕引きを図る構えの政府・与党――。国民の多くが不信感を募らせる中、新聞各紙がどう伝えたか比べてみたところ、「ジャーナリズム」と「権力の犬」の違いがハッキリ分かる形となった。

 

 ◆疑惑の深まり伝えた朝日、毎日、地方紙
 新聞は見出し勝負。特に1面トップの大見出しには、その新聞の伝えたいことが端的に示されるものだ。証人喚問翌日、28日の朝刊紙面はどうなっていたのか主要各紙の1面を見比べた。

 まずは、森友学園問題を厳しく追及してきた朝日、毎日の紙面。両紙が伝えようとしたのが「証言拒否」であることは一目瞭然だ。九州のブロック紙西日本新聞も「証言拒否」を記事の軸に据えている。

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 朝日、毎日は社説や1面コラム(朝日「天声人語」、毎日「与録」)でも森友問題に触れ、すべての関連記事で証言拒否によって疑惑が深まったと感じる国民の大多数と同じ姿勢を打ち出した。記事を読んで、違和感を覚える読者は少ないはずだ。

 ◆読売 ─ 「証言拒否」伝えず社説で巧妙に首相擁護
 一方、読売と産経の紙面を見ると、主見出しにも脇見出しにも「証言拒否」の文言は皆無。読売は改ざんの主役が「理財局」であることを浮き立たせ、脇に「首相指示を否定」と打っている。産経は、トップに金正恩氏の訪中をあて、証人喚問の記事はかなり小さな扱いだ。見出しは「官邸指示を否定」、脇に「理財局」といった構成だった。両紙の狙いは、安倍首相が森友学園の問題にかかわったとする見方を否定することにある。

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 同じ「政権の犬」でも、読売には販売部数日本一の矜持が多少なりともあるのだろう。1面も含めて、佐川証言関連の記事は淡々と事実関係を追った格好だ。巧妙な政権擁護だと分かる部分は、「社説」の一節にさりげなく入っていた。(下が読売の社説。赤い横線はHUNTER編集部)  

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 「理財局独自の処理であると明確にした発言は重い」――読売の社説が一番伝えたいのはこの部分で、“文書の改ざんは財務省理財局の単独犯行で、総理や官邸は関与していない”という佐川証言が信用できるとの前提に立っている。昨年の国会で虚偽答弁を繰り返し、今度は刑事訴追を盾に証言拒否を連発した佐川発言のどこが信用できるというのか?「発言は重い」などともったいぶった表現が、逆に読売の社説を軽いものにしている。

 ◆産経 ─ 読む価値なし
 ネット配信に力を入れるしかない右翼の機関紙「産経」の記事は、もはやカネを払って読むべき代物ではない。1面のコラム「産経抄」は歪んだ報道機関の象徴ともいえる存在だが、案の定の書きぶりだった。(下が28日の「産経抄」。赤い横線はHUNTER編集部)

20180329_h01-01.JPG 森友学園問題で疑問視される点について、「証拠はない」「伝聞情報」などとして事実上のシロ判定。もっとも伝えたかったのは「昭恵夫人に答えられない質問を浴びせて、何が得られるというのだろう」の部分だろう。佐川氏の証言拒否で、高まる一方となりそうな昭恵夫人の国会招致。これを防ぎたい一心なのだろうが、昭恵夫人が答えられるか否かは、本人に聞いてみなければ分からないことなのだ。

 そもそも、昭恵夫人に向けられているのは“国有地払い下げに関与したのではないか”との疑惑。はじめから問題発覚後の“文書改ざん”には無関係と見られている。佐川氏は文書改ざんの主役であって、国有地の格安払い下げが実行されるまでの過程では、脇役にもなっていない。従って、佐川氏が主体的に総理や官邸、昭恵夫人の関与を否定できるのは、“文書改ざん”についてだけなのだ。産経抄の「昭恵夫人に答えられない質問を浴びせて、何が得られるというのだろう」は、森友問題を理解していない無能な新聞社員が書いた一文ということになる。

 ◆問われる「報道の資格」
 特定秘密保護法制定から解釈改憲による集団的自衛権の行使容認、さらには安全保障法制の整備に至るまでの極右路線を支えてきたのが、「権力の犬」と化した読売・産経両紙であることは疑う余地がない。これに対し、安倍政権と厳しく対峙する姿勢を示してきたのが朝日・毎日・地方紙連合軍だ。報道の使命は「権力の監視」。ならば、読売と産経に「報道」を名乗る資格はない。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2018年03月29日  08:35:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER】:戦略特区 隠蔽の構図

2018-09-15 00:25:50 | 【国家戦略特区・成長戦略・宇宙戦略・経済特別区域構想・地域を限定の大胆な規制

【HUNTER】:戦略特区 隠蔽の構図

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER】:戦略特区 隠蔽の構図

 愛媛県今治市が特区申請した加計学園の獣医学部新設を巡る疑惑が拡大する中、新たに注目を集めているのが全国各地に病院などの医療関連施設を展開している「国際医療福祉大学・高邦会グループ」による医学部新設。今年4月に開学した国際医療福祉大学医学部は、千葉県成田市が特区申請し、スンナリ選定されていた。「新設ありき」は加計のケースと同じだ。
 事業形態もほぼ同じ。加計は、獣医学部用地を今治市から無償提唱されたうえ建設費まで得ているが、高邦会・医学部の場合も用地は成田市の無償提供。160億円の校舎建設費用のうち半分の80億円を千葉県と成田市が拠出する形となっていた。
 それでは、「情報公開」についての姿勢はどうか――。関連文書の情報公開請求をしたところ、医学部新設を特区申請した成田市が、隠蔽姿勢を露わにする状況となっている。

 ■医学部新設関連文書 開示まで4か月 
 成田市への情報公開請求は3月初旬。医学部新設に関する文書について幅広く請求をかけたつもりだったが、開示されたのは同市と国際医療福祉大学との間で交わされた協定書などごく一部の文書。やむなく、3月27日に「医学部新設に関する全ての文書」を開示請求していた。この段階で分かっていたのは、何の相談もなく一方的に開示決定し、不十分な文書を送りつけてくる成田市側の不誠実な態度。保有文書を出し渋る同市に、隠蔽の臭いを感じさせる対応だった。

 この後も、同市の不誠実な対応が続く。3月31日になって、成田市企画政策部国家戦略特区推進課から送られてきたメールは、「請求内容が包括的であるため、開示請求の対象となる文書を現在の請求内容より特定し、絞り込んだものとしてくださいますようお願いします」――。つまり、“請求文書を減らせ”というのである。もちろん断ったが、この対応は役所の身勝手に過ぎない。成田市は、作成する文書リストの中から選べというのだが、請求側は記述の中身が分からない。すべての文書を精査しなければ、施策の決定過程が検証できない以上、対象文書のすべてを確認するしかないのだ。要は出し渋りだった。

 結局、長期出張に出ていた記者の対応が遅れたこともあって、3月に行った開示請求が正式に受理されたのは5月8日。成田市の対応に不信感を抱いていたところに送られてきたのが「開示決定期限延長通知」だった。

20170713_h01-01.jpg 2か月近くかけて文書の特定をしておきながら、さらに2か月開示決定を延ばすというふざけた対応だ。「文書が大量」「第三者への意見聴取」は役所が文書開示を引き延ばすときの常套文句。出し渋ったのは、国会の開会中を避けたとしか思えない展開だった。

 ■隠蔽
 隠蔽を確信したのは、ようやく送られてきた開示決定とリストの内容について成田市側に確認を求めてから。リストに記された文書の記載内容が分からないため2種類の文書の存否について確認したところ、ひとつは不存在、もう一方は“存在はするがリストの中には含まれていない”という。一体どういうことか?

 不存在とされたのは、国際医療福祉大学・高邦会グループ側との協議の記録。特区申請から事業実施に至る過程で、同グループ側との協議は欠かせないはずだが、成田市の担当課はその記録自体を「作成していない」と明言する。今治市の場合は、加計学園側との協議記録が存在し、情報公開にあたっては非開示(下の文書参照)。成田市は、協議記録そのものがないという不可解な結果となった。「あるものを、ない」を、疑わざるを得ない。

20170518_h01-02.jpg 一方、開示対象から省かれていたのは、医学部新設に絡んで行われた職員の出張に関する文書。内閣府などとの協議では当然出張命令が出されていたはずで、復命書もあるはずだ。なぜ省いたのか聞くと「そこまで必要がないと判断した」「必要なら、再請求してくれ」という理不尽な対応だった。

 「○○ありき」で進んだ特区選定の過程、公費支出に支えられた事業形態、関係自治体による関連文書の隠蔽――。特区を利用した「学部新設」は、加計も高邦会も構図が同じなのである。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2017年07月13日  10:45:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER】:歪む国政 戦略特区を支えるお友達人脈

2018-09-15 00:25:40 | 【国家戦略特区・成長戦略・宇宙戦略・経済特別区域構想・地域を限定の大胆な規制

【HUNTER】:歪む国政 戦略特区を支えるお友達人脈

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER】:歪む国政 戦略特区を支えるお友達人脈

1-特区会見2.png まさに、“お友達の、お友達による、お友達のための政治”である。
 国政を揺るがしているのは、加計学園の加計孝太郎理事長、失態続きの稲田朋美防衛相、政治資金に関する疑惑の釈明で傷口を広げる形となっている下村博文元文科相、加計疑惑の中心人物である萩生田光一官房副長官といった首相のお友達ばかり。森友学園の籠池泰典氏にしても、元は安倍昭恵首相夫人のお友達だった。
 国民不在の安倍政治を象徴する事態なのだが、この期に及んでも政権にしがみつかざるを得ない“お友達”の方々がいる。(写真は、首相のお友達・高島宗一郎福岡市長)

 

 ■政権擁護のパフォーマンス
 先月26日、国家戦略特区諮問会議の民間有識者議員を務めている八田達夫アジア成長研究所所長や竹中平蔵東洋大教授らが、関係自治体の首長と、特区制度の推進を求める要望書を山本幸三地方創生担当相に提出。その後、そろって内閣府で記者会見した。

 23日に告示された都議選直後のこの動きは、安倍政権擁護のためのパフォーマンス。特区の意義を強調することで、批判が集まる加計学園の獣医学部新設問題から国民の目を逸らそうという魂胆がミエミエだった。首長も有識者議員も、大切なのは自己保身。安倍政権が崩壊した場合、自分の立場が危うくなると思ってのことだろう。懸命に特区の必要性や選定の公平性を訴えたが、見え透いた政権擁護が共感を呼ぶはずはなく、逆に反発を買う形となっている。(下が、26日に開かれた記者会見。FNNネット動画の画面より)

1-特区会見.png

 特区担当大臣への要望書提出や記者会見をリードしたのは、全国の首長の中で安倍首相に最も近いとされる高島宗一郎福岡市長。ここ数年、戦略特区にご執心で、市民の暮らし向きのことには目もくれず「天神ビッグバン」だの「観光」だのにうつつを抜かしている御仁である。毎年正月には首相の地元にある神社に出向き、記念撮影に収まるのが恒例。昭恵夫人とも昵懇なのだという。

 大臣への要請のみで会見には参加しなかった黒岩祐治神奈川県知事は、同県内を地盤とする菅義偉官房長官と極めて近い関係。高島氏も黒岩氏も、“官邸の最高レベル”とお友達という共通点がある。つまりは、お友達がお友達を庇うため、公金を使ってパフォーマンスを行ったということ。国政だけでなく、地方自治も私物化されていると言わざるを得ない。

 ■加計の獣医学部を推進した竹中、八田
 民間の有識者議員にしても、まったく信用できない。諮問会議の議事録などから獣医学部の認定過程を確認してみると、あららさまに加計学園の計画を推したのがワーキンググループの座長でもあった八田氏。それを竹中氏が援護射撃するいう展開だった。両人とも、政治権力と結びつくことで名を成してきた学者。安倍政権が選んだ彼らが、総理の“腹心の友”を粗略に扱うはずがない。加計の獣医学部新設について、「一点の曇りもない」としてきた有識者議員たちだが、選定過程は不透明。曇りがないどころか、真っ黒で見えないというのが加計学園疑惑なのである。

 ■誰も信じぬお友達の主張
 そもそも、加計学園疑惑と戦略特区の是非は別問題。「特区がけしからん」という国民は少ないだろう。岩盤規制は確実に存在するし、そこに穴をあけるのは結構なことだ。ただし、獣医学部新設が認められてこなかったのは、獣医師が不足する状況ではない上に、大学で獣医学を教える人材が少ないという理由があってのこと。決して岩盤規制なのではなかったというのが本当のところである。

 戦略特区は、一部の規制を外すことで、全国にその効果が波及することを目的とする制度。加計学園だけが利を得る計画が、特区の目的に合致しているとは思えない。高島市長や有識者議員らの主張は、「特区制度を推進するため、加計学園問題を早く終わらせろ」という趣旨。自分たちの主義・主張のためなら、犯罪行為に目をつぶれと言っているに等しい。

 首相のお友達から、特区推進の要請を受けた山本幸三大臣も、アベノミクスの仕掛け人と言われる首相側近だ。時の宰相が、お友達のために国政をゆがめたあげく、それをまた首相のお友達が庇うという見苦しい構図である。安倍くんグループの言い訳など、信じる国民は少ないはずだが……。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2017年07月10日  09:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER】:戦略特区・医学部新設 成田市、出張復命作成せず

2018-09-15 00:25:30 | 【国家戦略特区・成長戦略・宇宙戦略・経済特別区域構想・地域を限定の大胆な規制

【HUNTER】:戦略特区・医学部新設 成田市、出張復命作成せず 医学部がらみの情報、意図的に隠蔽か?

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER】:戦略特区・医学部新設 成田市、出張復命作成せず 医学部がらみの情報、意図的に隠蔽か?

000011499.gif 国家戦略特区の認定を受け今年4月に開学した「国際医療福祉大学・高邦会グループ」の医学部新設を巡り、申請自治体の千葉県成田市が、事業推進のために公費出張した折の「復命書」を一切作成していないことが分かった。意図的な“隠蔽”が疑われる。
 医学部新設事業に関連する出張は、延べ約250件。本来なら復命の義務がある職員の出張174件で復命書が作成されておらず、公費支出の正当性だけでなく事業の透明性も担保できない状況だ。
(右は、成田市の市章)

 

 

 ■あり得ない!「復命書」不存在
 HUNTERが成田市に情報公開請求して入手したのは、同市が特区申請していた「国際医療福祉大学医学部」の新設が実現するまでに行われた“公費出張に係る全ての文書”。同市が、今年3月に請求した特区関連文書の開示分から、出張関連文書を一方的に省いてきたため、改めて開示を求めていた。

 庁舎外で行われた国際医療福祉大学や内閣府などとの協議にあたっては「出張命令」と「復命書」があるはず。しかし、送られてきた文書は「旅行命令票」という職員個々への命令一覧だけで、復命書は一枚もなかった。

 「旅行命令票」によると、国際医療福祉大学・高邦会グループの医学部新設問題で出張したのは特別職である市長、副市長をはじめ所管課である国家戦略特区推進課の職員ら16人。特別職4人をの除いた12人の職員には復命書を作成する義務があるはずだが、簡単な記録文書さえ残されていない。隠蔽を疑って成田市国家戦略特区推進課に確認を求めたところ、驚くべき回答。同課は「復命書は1枚も作成されていません」と明言している。

 規程違反ではないか――。出張に関する規定を所管する同市人事課に確認を求めたところ、『成田市職員服務規程』には、出張にあたっては≪旅行命令権者は、職員に公務のために出張を命ずる場合には、旅行命令票によらなければならない≫と規定。復命については≪出張を命ぜられた職員が帰庁したときは、上司に随行した場合を除くほか、3日以内に復命書を旅行命令権者に提出しなければならない。ただし、用務が軽易な事項であるときは、口頭で復命することができる。≫と定めているという。やはり復命書の作成は職員の義務だ。

 他の自治体では、完結した職員の出張に関しては「旅行命令書」と「復命書」がセットで保存されるのが普通。加計学園の獣医学部新設問題で注目を集める愛媛県今治市の場合は、「復命書は存在するが非開示」となっている。成田市の特区関連だけ、出張後の復命書がないというのは、考えられない。

 それでは、医学部新設に関して行われた成田市職員の出張が、服務規程にある「用務が軽易な事項であるとき」にあたるかというと、これは明確に否定するしかない。医学部新設事業では、20億円とも言われる土地が成田市の無償提供。160億円の校舎建設費用のうち、半分の80億円を千葉県と成田市が拠出している。巨額の公費支出を伴う事業の出張内容が、“軽易な事項”であるはずがない。出張復命書を作成していないというのであれば、形を変えた隠蔽。役所として、説明責任が果たせない事態だ。正当な公費出張だったのかどうかも怪しい。

 ■異常な隠蔽姿勢
 国家戦略特区を利用した医学部新設に関する成田市の隠蔽姿勢は異常というしかない。HUNTERが3月初旬に行った関連文書の情報公開請求に対しては、何かと理由を付けて開示を延長。ようやく開示された資料は意図的に肝心が部分が省かれるなど、半年近くかかっても、すべての文書が揃う状況にない。

 まともな役所なら当然あるはずの国際医療福祉大学・高邦会グループ側との協議記録は作成されておらず、不存在。特区絡みの出張関連文書や不動産鑑定書は、一方的に開示対象から除外されており、出張関連文書と不動産鑑定書については、理不尽な再請求を余儀なくされていた。

 成田市で実現した医学部新設は、加計学園疑惑の構図と一致している。特区会議での議論➡医学部新設を1校限りで認める文科・内閣府告示➡事業者公募➡1者応募――。加計の場合と同じ経過だ。獣医学部の公募期間は8日間だったが、医学部新設の事業者公募期間はたったの7日間で、形だけ。「国際医療福祉大学・高邦会グループありき」だったことは歴然だ。相場通りなら、隠蔽の裏にあるのは“不正”。成田市が何を隠しているのか、見極める必要がありそうだ。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2017年08月07日  09:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER】:戦略特区疑惑 次は成田市・医学部新設

2018-09-15 00:25:20 | 【国家戦略特区・成長戦略・宇宙戦略・経済特別区域構想・地域を限定の大胆な規制

【HUNTER】:戦略特区疑惑 次は成田市・医学部新設

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER】:戦略特区疑惑 次は成田市・医学部新設

1-成田市.jpg 国家戦略特区を利用した「学部新設」に、もう一つの疑惑が浮上しそうだ。
 特区認定を受け今年4月に開学した「国際医療福祉大学・高邦会グループ」の医学部新設を巡り、申請自治体の千葉県成田市が、HUNTERの情報公開請求に対し、関連文書の隠蔽を図ろうとしていたことが分かった。
 同市が隠そうとしていたのは、法人側に無償で提供された医学部用地の鑑定評価書。4か月がかりで開示された文書の中に鑑定評価書が含まれておらず、成田市に確認を求めたところ、「鑑定書はある」とした上で同市側の判断で開示対象から外したことを認めている。

 ■露骨な隠蔽姿勢
 成田市への情報公開請求は3月初旬。医学部新設に関する文書について幅広く請求をかけたつもりだったが、開示されたものが同市と国際医療福祉大学との間で交わされた協定書などごく一部の文書だったため、やむなく「医学部新設に関する全ての文書」として再度の開示請求を行っていた。

 これに対し成田市は、「対象文書の絞り込みが必要」という理由で対応を引き延ばし、正式に請求を受け付けたあとも「文書が大量」などとして開示決定期限を2か月も延長していた。

 請求から4か月。ようやく開示決定が出たものの、対象としてリストに記された文書の内容や分量は不明。国際医療福祉大学・高邦会グループ側との協議の記録を作成していないなど、不自然な点が目立つ形となっていた。特区絡みの出張関連文書を、一方的に開示対象から外していたことも分かっている。

 所定の手続きを経て、開示された文書のコピーが送られてきたのが今月21日。約750枚程度の文書は、どこか違和感を覚えるものだった。“あるべきものが、ない”――。例えば、会議の通知や決済があるのに、議事録はほとんどない。医学部新設に向けた動きの外形だけは分かるが、核心部分に関する文書が何一つないのだ。一番分かりやすかったのは、『不動産鑑定の依頼について』という件名の文書。民間業者に、医学部建設用地の鑑定評価を依頼した時の伺い文書や見積りなどが揃っているのに、肝心の鑑定評価書が含まれていなかった。

 ■公文書が登録制?
 役所が取得した土地の鑑定評価書は、適正な税金支出が行われたかどうかを判断する上での重要な資料。説明責任を果たす上でも、欠かすことのできない資料だ。請求があれば、どこの自治体もスンナリ開示するのが普通。なのに、成田市はこれを省いていた。

 鑑定評価書の存否確認も含めて、事業を所管する同市国家戦略特区推進課に説明を求めたところ、「鑑定書はあるが、こちらの判断で省いた」と言う。なぜ開示されていないのか追及したところ、返ってきたのは役所としての適性を疑わざるを得ない、「鑑定評価書を公文書として登録していなかった」という言い訳だった。

 公文書を「登録制」で規定する役所など聞いたことがない。念のため成田市の情報公開条例を確認してみたが、同条例が定めた「公文書」は、≪実施機関の職員が職務上作成し、又は取得した文書、図画及び電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られた記録をいう。以下同じ。)であって、当該実施機関の職員が組織的に用いるものとして、当該実施機関が保有しているものをいう≫――どこにも「登録」という文言は出てこない。そもそも、役所の勝手で文書をより分け、登録したものだけを「公文書」にするというのでは情報公開は骨抜き。役所にとって不都合な文書が容易に隠されてしまう。登録うんぬんという説明自体、あり得ない話なのだ。

 成田市の狙いは、明らかに“隠蔽”だ。強く抗議したところ、再請求すれば早急に開示するというので矛を収めたが、時間をかけて情報開示を遅らせ、不都合な文書は出さずに済ませようという成田市の魂胆が透けて見える経緯だった。

 成田市の戦略特区は、「国際医療福祉大学・高邦会グループありき」で進んだ典型的なケース。公費支出に支えられた事業形態、役所による関連文書の隠蔽と、加計学園とまるで同じ形だ。「次の疑惑は成田市・高邦会の医学部新設」――永田町の噂が、真実味を帯び始めた。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2017年07月25日  09:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER】:戦略特区疑惑 次は医学部 ■ 注目集める「高邦会グループ」

2018-09-15 00:25:10 | 【国家戦略特区・成長戦略・宇宙戦略・経済特別区域構想・地域を限定の大胆な規制

【HUNTER】:戦略特区疑惑 次は医学部 ■ 注目集める「高邦会グループ」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER】:戦略特区疑惑 次は医学部 ■ 注目集める「高邦会グループ」

 森友、加計と来て最後は「高邦会」。戦略特区を巡る疑惑の一つとして、全国各地に病院などの医療関連施設を展開している「国際医療福祉大学・高邦会グループ」が、今年4月に千葉県成田市で開学した医学部の新設過程に注目が集まっている。
 「国際医療福祉大学医学部」の特区認定を得る過程は、まさに加計学園のモデルケース。議論の回数こそ多かったものの、「高邦会ありき」で事が進んでいた。

 ■政治力の「高邦会」
 下は、加計学園の獣医学部新設を巡る問題で、政府が存在を認めた「文科省文書」のうちの一部。『成田市』という文字が何度も出てくる。

0-加計1.jpg
0-加計4.jpg 加計の獣医学部新設について、成田市ほどの時間はかけられないという脅し。だからこそ異常な議論過程なのだが、ここで比較対象として出てくる成田市こそ、学校法人「国際医療福祉大学」(栃木県大田原市)が今年4月に開学した医学部の新設を特区申請した自治体である。国内の医学部施新設は38年ぶり。政府が言う「岩盤規制」の一つだった。

 国際医療福祉大学は、全国各地に病院や大学などを展開している「国際医療福祉大学・高邦会グループ」の中核法人。同グループは福岡県大川市が発祥で、都内にある山王病院や国際医療福祉大学など知名度の高い医療関連施設を運営している。

 大学の本校舎があるのは栃木県大田原市。創設にあたっては、副総理や蔵相、外相などを歴任し栃木を地盤としていた故・渡辺美智雄氏の力添えがあったとされ、高邦会の有力政治家と結びついた展開手法は以前から知られていた。その高邦会グループが悲願としてきたのが医学部新設。病院をはじめ多数の医療関連施設を有していたものの、唯一なかったのが医学部で、国家戦略特区は政治力にモノを言わせる高邦会グループにとって願ってもない制度だった。

 ■医学部公募、たったの7日間
 国家戦略特区の医学部新設を巡る議論過程を確認してみると、まさに加計学園・獣医学部のモデルケースとなっていることが分かる。前掲「文科省文書」に記述されているように、国家戦略特別区域会議、同ワーキンググループ、区域会議分科会での議論はかなりの回数。時間をかけて慎重に事を進めた形だが、議事録の記述を追うと「高邦会ありき」で走ったことは明らかだ。下に、議論経過をまとめた。

1-高邦会.png 特区会議での議論➡医学部新設を1校限りで認める文科・内閣府告示➡事業者公募➡1者応募――。加計の場合と同じ経過だ。注目すべきは赤字で示した医学部新設の事業者公募期間。獣医学部の公募期間は8日間だったが、医学部新設はたったの7日間しかなかった。他に手を挙げるところがなかったとはいえ、形だけの公募。出来レースと言われてもおかしくはあるまい。

 加計と高邦会。事業者選定の過程も同じなら、校舎建設の事業形態も同じで、20億円とも言われる土地は成田市の無償提供。160億円の校舎建設費用のうち、半分の80億円を千葉県と成田市が拠出していた。特区を利用した1校限定の学部新設。土地の無償譲渡。建設資金投げ渡し――。まさに、加計のモデルケースである。ただし、「ご意向」を発したのは安倍首相ではない。永田町や霞が関では、菅義偉官房長官など複数の名前が囁かれている。 

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2017年07月07日  08:55:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【深層NEWS】:「返礼品競争激化、制度もたず」片山氏理解示す

2018-09-15 00:03:00 | 【税制・納税・減税・年収「103万円の壁」・ふるさと納税・物納・脱税・競売】

【深層NEWS】:「返礼品競争激化、制度もたず」片山氏理解示す

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【深層NEWS】:「返礼品競争激化、制度もたず」片山氏理解示す

 ■特集深層NEWS

 片山善博・元総務相と保田隆明・神戸大准教授が14日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、ふるさと納税制度を議論した。

 片山氏は、豪華な返礼品で多額の寄付を集めている自治体を制度の対象外とする総務省の方針について、「返礼品競争がエスカレートすると制度がもたなくなる」と理解を示した。保田氏は返礼品を地場産品に限る方針について、「地元の産品を見直すきっかけにもなる」と評価した。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 政治 【政局・ふるさと納税】  2018年09月15日  00:03:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【国立がん研究センター】:がん新患者101万人予測、最多の大腸15万人

2018-09-15 00:00:10 | 【医療・診療報酬・病気・地域・オンライン診療・マイナ保険証・薬価・医療過誤】

【国立がん研究センター】:がん新患者101万人予測、最多の大腸15万人

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【国立がん研究センター】:がん新患者101万人予測、最多の大腸15万人

 国立がん研究センターは15日、2018年に新たにがんと診断される人は国内で101万3600人という予測を発表した。前年に比べ400人減と横ばいだった。ただ、部位別にみると、前年に続き最多の大腸が2600人(男性1700人、女性900人)増えた。2位以下は胃、肺、乳房、前立腺の順で変わらないが、いずれも患者数は減った。

 予測によると、新たにがんになる人は男性57万4800人、女性43万8700人だった。

 部位別では、最多の大腸が15万2100人。高齢化や食生活の欧米化の影響とみられる。次に多い胃は12万8700人と、前年に比べ4100人減った。原因となるピロリ菌の感染率が下がっているためという。

 続いて、肺12万5100人(前年比3600人減)、乳房8万6500人(同2600人減)、前立腺7万8400人(同7700人減)となった。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【話題・国立がん研究センター】  2018年09月15日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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