《水説・12.25》:酪農と風土が育てた味=赤間清広
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《水説・12.25》:酪農と風土が育てた味=赤間清広
<sui-setsu>
ポルトガル屈指のワインの街ビゼウが今秋、チーズの香りに包まれた。世界最大のチーズコンテストが開かれたためだ。
各国から集まったチーズは5000近く。上位に与えられる「スーパーゴールド」には、北海道のチーズ工房「CHEESEDOM」が出品した「瀬棚」が選ばれた。
確かに快挙ではある。だが、驚きではない。日本のチーズは既に世界的な品評会で上位入賞の「常連」となっているからだ。
国産チーズがいま、空前の盛り上がりを見せている。2010年に150程度だった国内のチーズ工房数は昨年時点で350以上に急増している。
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元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【水説】 2024年12月25日 02:01:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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