愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

2分46分の演説=原発クーデターがサッカーアジア最終予選中に行われた!国と国民のメルトダウン許すな!

2012-06-08 | 日記
多数の国民世論が反対するなか、自信たっぷりの中身のない演説によって国家と国民と国土飲めるとダウンへ一歩進んでしまった!かのように見えた2分46分であった。

ポイントは、各紙の内容にみるように、国民への脅しであった。この演説は、世界的にみれば、笑いものになることは必定だ。

共産党吉井英勝議員の質問に対する細野発言にあるように、福島の原因も対策も不明なまま、避難民への装いを見せながら、第二の福島を、今度は西日本で起こそうというのだ。

因みにこの野田演説を福島県民の投票で検証してみればいい。

電力不足についても、昨年と同様に、アレはウソだったということになるだろう。この間の説明は全く信用できないものだ。

夏場の電力不足という脅しから飛躍して日本社会そのものが成り立ち行かなくなるというものに変わってしまったからだ。5月の全原発停止から粛々とすすんできた日本を否定するような言葉のアヤを駆使したウソとギマンとペテンの羅列であった。

これで闘いは新たな段階に入った。この演説によって野田政権は、いっそう窮地に追い込まれるだろ。またそうしなければならない。国民の反撃をどう起こしていくか、だ。

今日野田首相の会見中、愛国者の邪論は、街中で、ふとしたことから、全く知らない人と約3時間にもわたって、現在の政治、社会の不正について、意見を交流していた。

その人曰く、自民党より悪い野田政権、民主党に期待して投票したが騙された、共産党に期待する。共産党は橋下市長のような強いメッセージ、現実的なメッセージを出せ。職場で赤旗を読んだり、ニュースや国会討論会を観ているが、今共産党に頑張ってもらわないといけない。そうでなければ橋下市長にもっていかれるぞ。今国民は黙っているが、そのうち暴動が起こるぞ。ガマンも限界だ。年金が減らされ、税金や医療費が高くなり、企業は非正規や外国人を使って、サービス残業を強制し、嫌なら辞めろと言っている。こんなやり方を決めた小泉政権は最悪だ。だが、それ以上に問題なのは、野田政権だ。貧乏人から、さらに取ろうとしているのだ。

ということを色々な事例を出しながら、ずっと捲し立てていた。それほど怒っていたのだ。こういう名もなき庶民の怒りは深部で相当広がっているのではないだろうか?沸点は近いのかもしれない。だが、それを橋下維新の会が掠め取っていくことは何としての阻止しなければならない。そのために何をするか、それが最大の課題だろう。

ということで帰宅したら、とんでもないことが起こっていた。野田政権のハットトリック(消費税増税・原発再稼動・オスプレイを含めた普天間)だけは沈没させないといけない。

この野田演説が沖縄県議選にどのような影響を与えるか、明日の社説はどうか、目を話せない日々は続く!

ボイラーの沸点近し人民の怒り集めて新たな政(まつり)を

野田演説を全国紙がどのように伝えたか、一覧してみた。最後に「読売」が橋下市長の反応を掲載していた。このことの意味も考えてみたい。

産経
野田首相、大飯原発3、4号機の再稼働方針を表明、理解求める2012.6.8 18:23
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120608/plc12060818250021-n1.htm
野田佳彦首相は8日夕の記者会見で、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働について「国民生活を守るため、再稼働すべきだというのが私の判断だ」と述べた。そのうえで「今原発を止めてしまっては日本の社会は立ち行かない」とも述べ、理解を求めた。

電力不足、解消は綱渡り 需給逼迫する来月上旬…日程ギリギリ2012.6.8 21:35
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120608/biz12060821440019-n1.htm
 大飯原発再稼働について、会見する野田佳彦首相=8日午後、首相官邸(古厩正樹撮影)
 野田佳彦首相が再稼働の必要性を明言した関西電力大飯原子力発電所3、4号機は、電力需給の高まる7月下旬に稼働が間に合うか、すでにギリギリの日程に入っている。再稼働に必要な福井県などの同意を取り付けたあとに、ようやく関西電力が発電開始の準備に着手するためだ。2基のフル稼働には6週間かかり、トラブルが起きれば、その期間がさらに延びる恐れがある。
 野田首相の8日の会見は、再稼働に向けて福井県側が求めていた条件にすぎず、地元の行政手続きはまだ残っている。
 まず、福井県は近く専門委員会を招集し、政府の安全性の評価が妥当とする報告書をまとめなければならない。それを踏まえて、来週中にも県議会が全員協議会を開催。了解されれば、西川一誠県知事が、再稼働への同意を表明する。
 地元同意を得て、首相は関係3閣僚との会合を開き、再稼働を正式決定する見通しだ。
 こうした手続きを踏まえた決定を経て、関電は具体的な再稼働の作業に入ることができる。
 通常の2~4カ月の定期検査では、原発の発電再開までに要する期間は10日間。だが、大飯3号機は平成23年3月から、4号機は同年7月から運転を停止。長期停止していただけに、入念な準備が必要になっている。
 例えば、配管や弁の点検は通常3日間だが、2週間近くかける。水漏れや起動弁などのチェックをより厳しくするためだ
さらに冷温停止状態の原子炉から制御棒を抜き熱上げするのに5日間、発電タービンの調整に2日間の日程を要する。このため、発電再開まで1基で3週間、2基で6週間かかる。
 短縮が見込めるのは発電タービンの調整くらいで、それでも前倒しは最大4日間がやっとだ。
 むしろ、立ち上げ作業で問題が見つかったり、トラブルが起きて、作業日程が延びてしまうリスクとの戦いだ。
 関電管内で最初の電力需要ピークが予想されるのは、平年の梅雨明け時期にあたり、学校が休みで日中の家庭でのエアコン需要が高まり、工場やオフィスも稼働する7月23日の月曜日以降。この日に再稼働を間に合わせるには、工程からは今月11日の再稼働作業着手が必要になる計算だ。
 時間は極めて限られている。

日経
首相「大飯再稼働が私の判断」 夏場限定は否定 2012/6/8 18:16
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL080L5_Y2A600C1000000/
「原発を止めたままでは日本の社会は立ち行かない」との見解を示す野田首相(8日、首相官邸)
 野田佳彦首相は8日夕の記者会見で、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に関して「再起動すべきというのが私の判断だ」と述べた。そのうえで「石油資源の輸入に支障が生じる事態が起きれば石油ショックのような痛みを覚悟しなければならず、エネルギー安全保障の視点からも重要な電源だ」と述べた。
 首相は大飯原発に関して「福島を襲ったような地震・津波が起こっても事故を起こさない対策と体制は整っている」としたうえで、「安価で安定した電力は欠かせない。原発を止めたままでは日本の社会は立ち行かない」と述べた。また、「夏期限定の再起動では日本経済は守れない」とした。〔日経QUICKニュース〕

首相、大飯以外の原発再稼働「個別に判断していきたい」2012/6/8 18:20
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL080L8_Y2A600C1000000/
 野田佳彦首相は8日夕、首相官邸で記者会見し、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)以外の原発再稼働について「スケジュールありきでは考えない。引き続き丁寧に個別に安全性を判断していきたい」との考えを示した。〔日経QUICKニュース〕

首相、期間限定の再稼働を否定 「国民生活守れぬ」 2012/6/8 18:29
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0802X_Y2A600C1000000/
 野田佳彦首相は8日夕の記者会見で、関西電力大飯原子力発電所(福井県おおい町)3、4号機の再稼働について「夏場限定の再起動では国民の生活は守れない」と述べた。大阪市の橋下徹市長らが唱えている期間限定の再稼働に否定的な考えを示したものだ。
 同時に「国の重要課題であるエネルギー安全保障の観点からも、原発は重要な電源だ」と強調した。

読売
夏限定の原発再起動では国民生活守れぬ…首相(2012年6月8日18時19分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120608-OYT1T00964.htm?from=popin
記者会見する野田首相(8日午後6時12分、首相官邸で)=清水敏明撮影
 野田首相は8日、首相官邸で記者会見し、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)について、国民生活を守るため、早期の再稼働が必要だと判断したと表明した。そのうえで、中長期的に原発を重要な電源と位置付ける考えを示した。大飯原発の地元・福井県は再稼働に同意する見通しで、政府は来週中にも同原発の再稼働を最終決定する方針だ。
 首相は大飯原発について、「再稼働すべきというのが私の判断だ」と述べ、福井県や同県おおい町に対して再稼働への理解を改めて求めた。また「夏場限定の再稼働では国民の生活は守れない」と語り、橋下徹大阪市長らが求めた今夏に限定した再稼働を否定した。
 昨年3月の東京電力福島第一原発事故後、当時の菅首相が「脱原発」に言及するなど、政府の原発政策は大きく揺れた。野田首相は「原発を止めたままでは日本の社会は立ちゆかない。国政を預かる者として、人々の日常の暮らしを守るという責務を放棄することはできない」と強調した。
 大飯以外の原発の再稼働の時期については、「丁寧に個別に安全性を判断する。スケジュールありきの再起動は考えない」と述べ、慎重に判断する考えを示した。
 首相の記者会見を受け、福井県の西川一誠知事は8日、「原子力発電に対する政府の基本的考えと、首相の強い思いを、国民に向けてしっかり語っていただいたと、重く受け止める」との談話を発表した。おおい町の時岡忍町長も「立地自治体の立場や現状について踏み込んで話していた。ありがたい」と評価した。
 有識者らでつくる福井県原子力安全専門委員会は10日に会合を開き、国の安全基準を妥当とする報告書をまとめる方針だ。最終的に西川知事が、同県議会の全員協議会の議論を踏まえ、再稼働への同意を表明する。
 関電は、政府の決定後、速やかに大飯原発3、4号機の再稼働に着手する。長期間の停止の影響で2次冷却水の配管の洗浄などが必要で、フル稼働までには3週間程度かかるため、政府が全国に向けて節電要請をする7月2日には、間に合わない可能性が高い。3、4号機が共にフル稼働するまでには約6週間かかるとされる。

再稼働の判断粛々と…おおい町長、首相会見評価(2012年6月8日19時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866922/news/20120608-OYT1T01003.htm
 関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を巡り、野田首相が8日夕の記者会見で必要性をアピールしたことについて、時岡忍・おおい町長は同日、「立地自治体の立場や現状について踏み込んで話したうえ、感謝の言葉を改めて述べており、ありがたい。(橋下徹大阪市長らが提案した)期間限定の稼働を否定したことも評価したい。今後、再稼働の是非の判断を粛々と進めていく」と述べた。

朝日
首相、「大飯再稼働すべきだ」 事故再発防止に自信2012年6月8日18時33分
大飯原発再稼働、首相「国民生活守るため」 会見で訴え2012年6月8日18時33分
http://www.asahi.com/politics/update/0608/TKY201206080422.html
【動画】野田首相会見
大飯原発の再稼働について記者会見する野田佳彦首相=8日午後6時7分、首相官邸、葛谷晋吾撮影
 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に向け、野田佳彦首相は8日夕、記者会見を開き、「国民の生活を守るために、3、4号機を再稼働すべきだというのが私の判断だ。立地自治体のご理解をいただき、再稼働の手続きを進めたい」と述べ、福井県の同意が得られしだい、再稼働を決める考えを表明した。
 首相は再稼働の判断の根拠となる安全性について「1年以上の時間をかけて得られた知見を積み上げて確認した」と強調。そのうえで「3割の原子力発電をいま止めては、日本の社会は立ちゆかない。関西の15%という電力不足は昨年の東日本でも体験しなかった水準だ」として、再稼働への理解を求めた。
 また、立地自治体については「関西を支えてきたのは福井県、おおい町だ。立地自治体への敬意と感謝を新たにしないといけない」と述べた。
 会見は福井県の西川一誠知事の求めに応じたもの。会見を踏まえ、西川知事は再稼働に同意する意向で、政権は来週中にも大飯原発の再稼働を決める。

大飯再稼働:政府、来週中にも正式決定 毎日新聞 2012年06月08日 18時33分(最終更新 06月08日 22時04分)
http://mainichi.jp/select/news/20120609k0000m010021000c.html
記者会見冒頭、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働への理解を求める野田佳彦首相=首相官邸で2012年6月8日、藤井太郎撮影
 野田佳彦首相は8日夕、首相官邸で記者会見し、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)について「原発は重要な電源だ。国民生活を守るために再起動すべきだというのが私の判断だ」と初めて明言し、国民や立地自治体に理解を求めた。福井県の西川一誠知事は首相の会見を評価し、再稼働の同意手続きに入る意向を表明した。政府は県の同意を得て来週中にも再稼働を正式決定する。
 福井県は8日、安全性を検証する県原子力安全専門委員会(委員長・中川英之福井大名誉教授)を10日に開くと発表した。
 ◇首相会見「止めたままでは日本は立ちゆかない」
 会見で、首相は再稼働を「国論を二分する問題」としつつも、国の責務として「日常生活への悪影響をできるだけ避ける。原発を止めたままでは日本社会は立ちゆかない」と断言した。大飯原発を再稼働しない場合、関西で今夏に15%の電力不足が予測されていることを根拠に、「昨年の原発事故でも(この水準の節電は)体験していない。現実的に厳しいハードルだ」と述べ、再稼働の正当性を訴えた。
 ◇「夏場限定」論を否定
さらに突発的な停電による人命の危険、計画停電による経済の混乱などの懸念も理由に挙げた。とりわけ、化石燃料が高騰すれば電力料金の値上げにつながるとし、「夏場限定の再稼働では国民生活は守れない」と強調。大阪市の橋下徹市長らが主張する「限定的な再稼働」を否定した。
 一方、首相は東京電力福島第1原発事故を踏まえて「事故は決して起こさない」と改めて決意を表明。事故の被害者に呼びかける形で「複雑な気持ちはよく理解できるが、暮らしを守る(首相の)責務は放棄できない」と理解を求めた。また政府と電力各社が講じている安全対策を列挙し、大飯原発では「国の責任で特別な監視体制を構築する」と述べた。他の原発の再稼働については「スケジュールありきでは考えない。丁寧に個別に安全性を判断する」とした。
 中長期のエネルギー政策では、政権が掲げてきた「脱原発依存」の方針を踏まえ、原子力を含む将来的なエネルギーの割合を「8月をめどに決める」と述べるにとどめた。
西川知事は4日、地元が手続きに入る条件として、原発の位置付けや再稼働の必要性などを首相が国民に直接説明するよう要求。政府側は当初難色を示したが、再稼働が遅れれば「電力需要がピークを迎える夏に間に合わなくなる」との懸念が高まったため、急きょ会見を設定した。
 福井県原子力安全専門委員会は10日の会議で、3、4号機を「安全」とした政府の判断を追認する方針で、報告書がまとまれば、時岡忍・同県おおい町長と県議会がそれぞれ意見を表明し、西川知事が来週中にも再稼働容認の最終決断を下す。政府はその直後、首相と関係3閣僚の会合で再稼働を決定する。【松尾良、近藤諭】
 ◇首相記者会見のポイント
・国民生活を守るため、関西電力大飯原発3、4号機を再稼働すべきだというのが私の判断
・東京電力福島第1原発事故時のような地震、津波でも事故防止は可能と認識
・今、原発を停止すれば日本社会は立ち行かない。夏季限定の再稼働は否定
・これ以外の再稼働は引き続き個別に判断

東京
首相、「大飯再稼働すべきだ」 事故再発防止に自信2012年6月8日 19時06分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012060801002057.html
 野田首相は8日夕、官邸で記者会見し、関西電力大飯原発3、4号機について「国民生活を守るため、再稼働すべきだというのが私の判断だ」と表明した。「今原発を止めてしまっては日本の社会は立ち行かない」と指摘、橋下大阪市長らが求めている夏季限定の再稼働は「国民生活は守れない」と否定した。
 同時に「関西を支えてきたのが(原発立地の)福井県とおおい町だ。敬意と感謝の念を新たにしなければならない」と強調。安全監視体制の強化に取り組んできたとして「東京電力福島第1原発事故の時のような地震や津波が起きても事故は防止できる」と自信を示した。

橋下氏「停電リスクに怖気づいた」と再稼働容認(2012年6月8日21時37分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120608-OYT1T01134.htm?from=top
 大阪市の橋下徹市長は8日の記者会見で、関西電力大飯原子力発電所3、4号機の再稼働を容認した理由について、「停電のリスクにおじけづいたところはある」と説明した。
 計画停電が実施された場合の市民生活への影響を担当部局に検討させたことを明らかにしたうえで、「病院はどうなるのか、高齢者の熱中症対策はできるか。そう考えると、原発事故の危険性より、目の前のリスクに腰が引けた」と述べた。
 一方、野田首相が大飯原発の再稼働の必要性を強調したことに関しては、市役所で記者団に対し、「夏を乗り切ればいったん(原発を)止めて、きちんとした安全基準による判断が必要だ。期間を限定しない稼働は、国民ではなく電力会社を守ろうとしているだけだ」と述べ、再稼働は電力需要が増大する夏季に限定すべきだとの考えを示した。
 大飯原発の再稼働に反対してきた橋下氏は5月末に「事実上の容認」に転じ、「負けたと思われても仕方がない」と発言。再稼働を巡って「民主党政権を倒す」としていた「倒閣宣言」も撤回した。