愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

6.29官邸前、情報伝達手段の革命が市民パワーを引き出し、「国家権力」を震撼させた!

2012-06-30 | 日記
日本の民主主義運動の質が変わった!しかも、そのリーダーたちは、全くの無名の人たち?だった。その彼らが企画した行動が、日本の民主主義を量から質的に転換させていく契機となった。それが昨日のデモだった。まさに「前に進む政治」「決める民主主義」の何たるかを証明した。

彼らの立場は、以下のとおりだ。

Twitterで集まった個人有志による反原発デモの情報ページです。特定の政治的スタンスに依ることなく、反原発/脱原発のみを唯一のポリシーとして、原発をとめたい人は誰でも参加できるデモを渋谷や原宿などで実行します。

私たち、首都圏反原発連合は、3月29日より毎週、大飯原発再稼動反対の首相官邸前抗議を行ってまいりました。当初300名程度だった参加者は、1000人→2700人→4000人→12000人→45000人と、回を追うごとに劇的に増加しています。
http://twitnonukes.blogspot.jp/

まさに「既成」の政党・団体・マスコミが、いわゆる「市民パワー」によって大きく乗り越えられてしまったのだ。これは、すごい教訓だ。

ツィッターで情報が伝えられ、現地から世界各地のパソコン画面へ、実況放送が流され、それがネット上に貼り付けられて、今でもたくさんみることができるのだから、すごいことだ。

小沢問題がメインの全国紙やテレビがどのように伝えたか。既存のマスコミは、貴重なニュースを配信する機会を逃した。厳しい総括が必要だろう。


さらには、野田政権や経団連など、原発利益共同体が、どのように捉えたか、今後明らかになるだろう。野田首相は、ある講演会で小沢問題を涙をこらえて語ったようだが、そんなこと言っている場合でないだろうに。野田首相は、この「市民パワー」の威力を自覚しているのだろうか?この「市民パワー」を軽視するならば、手痛い打撃を被るだろう。国民の置かれている状況は、相当厳しい状況にある。その反映が、昨日のデモだったように思う。

この「市民パワー」が、日本の民主的変革、現在の政治や経済の変革にどのように収斂していくか、それは判らないが、従来の政治の枠組みを否定し、新たな枠組みをつくりだす契機にはなるだろう。

あの政権交代の時の一票一揆の「市民パワー」が、久々に官邸前ばかりか、全国的規模で見せてくれたエネルギーだった。

以下、参考になったものを掲載しておこう。

http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/ccbc9483e3a7f500d92eead9e0cacbf1/

6月29日19時~官邸前アクション空撮ライブ
http://www.ourplanet-tv.org/

◎官邸上空ヘリ空撮プロジェクトの寄付先
城南信用金庫 営業部本店(店番号:001)
普通預金口座──822068
タダシイホウドウヘリノカイ
名義──正しい報道ヘリの会

【社会】大飯原発再稼働反対、首相官邸前デモに主催者発表20万人参加(警視庁調べ約17000人)★6[12/06/29]
http://hogehogesokuhou.ldblog.jp/archives/51935462.html

ネットで拡大、再稼働反対 官邸前に人の波
http://www.youtube.com/watch?v=6Q0_iNfvYk8

人の波うねりとなりて官邸へ永田のムラの春を招かむ