愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

これが五輪精神に反するアベノミクス東京五輪の証拠記事だ!本来は庶民の生活向上、幸福追求だ!

2013-09-08 | 東京五輪

まず、以下をご覧ください。五輪の原則に係る記事について、です。

JOC - オリンピズム | オリンピック憲章 - 日本オリンピック委員会

スポーツ基本法(平成23年法律第78号)(条文)

1964年 「世界は一つ」東京オリンピック開催 - 法学館憲法研究所

クーベルタンが目指したもの - 読売新聞

vol.290 日本国憲法第九条と五輪憲章 ~世界平和戦略のヒント ...

しかし、以下の記事をみると、歯の浮くようなウソの日本語をチリバメていることが判ります。日本の現実を黙殺し、国民の苦悩に寄り添うことのない腹黒い雲で溢れ雷鳴が鳴り響いています。五輪の原則を激しく逸脱していることが判ります。

【カウントダウン五輪決定】東京招致委最終プレゼン全文(4)猪瀬東京都…2013.9.8 01:40

会長、東京はダイナミックでありながら、平和で、信頼のおける、安全で安定した都市です。東京は世界水準の素晴らしいインフラを有し、それをさらに発展させるため、投資を続けています。そして、若者たちにとっては世界的なランドマークである都市です。私たちは大会を確実に成功に導くため、宿泊やセキュリティーといった全ての重要な分野において、東京が擁するインフラを提供いたします。輸送面でも、交通網がすでに整備されており、確実な能力を有しています。この大会が開かれる2020年の東京では、誰もが常に時間通りに目的地へ到着することができるのです。 そしてまた、私たちは大会開催によって都市とスポーツに新しいレガシーをもたらします。45億ドルもの大会開催準備基金がそれを可能にします。大会が終わった後も、常設のスポーツ施設として残る10の競技会場整備に必要な資金を、すでに保有しているのです。 私たちは、東京という都市の長期的なニーズを満たすために投資をしています。都市の中心で、そして、3500万人の人々の心の中で、スポーツが新たな重みを持つのです。(引用ここまで)・…

【カウントダウン五輪決定】東京招致委最終プレゼン全文(7)安倍晋三首  9.8 02:16

委員長、ならびにIOC委員の皆様。東京で、この今も、そして2020年を迎えても、世界有数の安全な都市・東京で大会を開けますならば、それは私どもにとって、このうえない名誉となるでありましょう。…けれども私は本日、もっとはるかに重要な、あるメッセージを携えてまいりました。それは、私ども日本人こそは、オリンピック運動を真に信奉する者たちだということであります。…敬愛するIOC委員の皆様に申し上げます。2020年に東京を選ぶとは、オリンピック運動の一つの新しい力強い推進力を選ぶことを意味します。なぜならば、われわれが実施しようとしている「スポーツ・フォー・トゥモロー」という新しいプランのもと、日本の若者は、もっとたくさん世界へ出ていくからです。…今日、東京を選ぶということ。それはオリンピック運動の信奉者を、情熱と誇りに満ち強固な信奉者を選ぶことにほかなりません。スポーツの力によって世界をより良い場所にせんとするためIOCとともに働くことを、強くこいねがう、そういう国を選ぶことを意味するのです。(引用ここまで

【カウントダウン五輪決定】高円宮妃久子さまお言葉要旨 2013.9.8 02:40

…私は個人として、IOCの皆様に心から感謝したいと思います。IOCの特別な支援「ツバサ・プロジェクト」は、若い選手たちに、笑顔と希望をもたらしてくれました。日本語の「ツバサ」は、英語で「ウイング」という意味です。この翼を得て、未来へ、そして夢へ飛び立とうとしています。私たちのような皇族がこのように話をすることは初めてかもしれません。しかし、日本の皇族は常にスポーツを支援してきました。私の亡くなった夫はスポーツマンでした。私は9つのスポーツ組織の名誉総裁を務めています。そのため、非常に多忙です。「チームジャパン」がこれからプレゼンテーションを始めます。説得力のあるものとして聞いていただけると思います。今回、このような機会を与えてくれたことを、感謝いたします。(引用ここまで

では、以下の記事をご覧ください。安倍首相たちのホンネが浮き彫りになっています。彼らの頭の中には、非正規労働でワーキングプアで苦悩する国民、戦後日本を支えてきた高齢者の苦悩などは、想定もしていません。あるのはどうやって多国籍企業化した大企業の利益をつくりだし、国民に、そのおこぼれのいくつかを配分してゴマカスかという頭しかありません。

安倍首相の日本語には、いつもウソがちりばめられていますが、実は、これは落とし穴です。自らが安倍首相の墓穴を掘ったことを意味していることをどれだけの人が気づいたことでしょうか。とりわけ、フクシマの安全神話にもとづいて、ゲンパツを海外に売りさばくという暴挙に出ている安倍首相ですから、このようなパフォーマンスをするのは当然です。しかし、事実が全く逆の方向にすすんでいるのです。早晩ボロがでることでしょう。 

【カウントダウン五輪決定】首相「東京は世界で最も安全な都市のひとつ」…9.8 01:16

IOC総会でも委員から「安心・安全」を主張する首相に安全の根拠を求める質問が浴びせられた。首相は「健康問題には今までも現在も、そして将来も全く問題ない」と強調した。具体的に(1)影響は福島第1原発の港湾内0・3平方キロの範囲内で完全にブロックされている(2)放射性物質の数値は最大でも世界保健機関(WHO)の飲料水水質ガイドラインの500分の1-などと説明。政府が原子炉周辺への地下水流入を防ぐ凍土壁の設置など総合対策を決めたことを踏まえ、首相は「抜本解決に向けたプログラムを私が責任を持って決め、着手した。着実に実行していくことを約束する」と訴えた。東京開催が決まれば、開催までに約3兆円の経済効果が見込まれ、デフレ脱却に向けた追い風になることが期待される。安倍政権の経済政策「アベノミクス」の第4の矢ともいわれ、経済運営にも弾みがつく。「福島第1原発について『安心していただきたい』と述べた後、多くの拍手をいただいた。しっかりやってくれというエールだったんだろう。本当に胸が熱くなった」。首相はプレゼンテーション後の記者会見で、こう語った。 首相の声は届くか-。汚染水問題をめぐっては政府の対応の遅れが指摘されてきただけに、招致が失敗すれば今後の政権運営にも影を落としかねない。(引用ここまで

以下の記事こそ、安倍首相の歯の浮くような日本語とは間逆の腹黒いネライが浮き彫りになったものはないでしょう。東京五輪招致が、アベノミクス成長戦略遂行の五輪である証拠記事です。五輪遂行のための予算、すなわち税金です。どうやって確保するのでしょうか。庶民には消費税増税でで、大企業には景気対策を口実とした法人減税で、どうやって財政を確保するというのでしょうか。実際の儲けは、国民の懐にいくのでしょうか。前回の五輪以後の自民党政治をみれば、五輪後に、大儲けしているのは、誰か、明瞭です。

【東京五輪決定】五輪開催は「アベノミクス第4の矢」安倍首相 9.8 11:14

…フクシマについてお案じの向きには、私から保証をいたします。状況は統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも及ぼすことはありません。(引用ここまで

【東京五輪決定】経済3団体そろって歓迎「日本に元気と明る…2013.9.8 09:39

経団連の米倉弘昌会長は「大変喜ばしい。日本国民に元気と明るさをもたらし、東日本大震災の被災地に勇気と希望を届ける」と評価。「首都圏の再開発やインフラの整備、外国人観光客の誘致などに弾みがつき日本経済の回復も一層力強いものになるだろう」と展望した。

 日本商工会議所の岡村正会頭は「オールジャパン体制で招致活動を行い、全国的な支持を得たことが招致実現につながった」と分析。「日本が再び輝きを取り戻し、新たな繁栄を実現するための象徴になることを期待する」とした。

 経済同友会の長谷川閑史代表幹事も「日本経済活性化の起爆剤とし、日本の魅力を満喫してもらえるよう取り組むべきだ」と主張。「草の根レベルの国際化と心のバリアフリー化に国を挙げて取り組めば十分可能だ」としている。(引用ここまで)

【東京五輪決定】安倍首相「予算しっかり確保」9.8 07:52

【東京五輪決定】首相「経済の起爆剤に」「すぐ準備に入る」9.8 08:33

【東京五輪決定】経済成長に好影響 五輪開催で麻生財務相9.8 11:36

【東京五輪決定】官房長官「デフレ脱却に大きな弾み」 首相…9.8 12:40

 今日のテレビで繰り返し垂れ流されていた記事です。呆れました。何故か。

1.東京湾をどんどん埋め立ててきた要因と今後の首都圏と関東地方の環境対策は顧みられていません。戦後高度成長の反省と総括がまったく感じられません。

2.東日本大震災の教訓は全く顧みられていません。東京湾の津波・液状化対策はどうなっているのでしょうか。

3.日本のエネルギー事情も全く無視です。どうやって電力を確保するのでしょうか。

4.日本の環境悪化の教訓と対策も無視です。次第に深刻になってきた猛暑と、その対策はどうなっているのでしょうか。熱中症で、何人殺すつもりでしょうか。

5.戦後、建設国債を発行し、更には、その穴埋めのための発行してきた違法赤字国債の発行によって作り出されてきた財政難が教訓化されているでしょうか。「東京都が積み立てているおよそ4000億円の基金でまかなえることから新たな税負担はかからない」(NHK8日)と報道されましたが、これで3兆円の経済効果をつくりだすというのです。呆れます。

 【CGで見る】2020年 東京五輪開催時の各競技場想像図

 以上のようなウソとペテン、スリカエとデタラメの報道が垂れ流されながら、今後も、アベノミクス応援記事がいっそう強化され、垂れ流され、世論形成が謀られていくことでしょう。まずは、意図的な質問項目がちりばめられた世論調査が出されるでしょう。そうして愛国者の邪論のような反対の声、疑問の声は無視されるでしょう。

「安倍首相演説が決め手」ロイター通信が絶賛(9月8日)

 こうやって憲法改悪の世論形成が無関係も様な装いを凝らして推進されるでしょう。これこそがナチスの手口です。しかも、こうした手口は憲法改悪の国民投票の前哨戦であることは明らかです。そのネライを打ち砕くための論戦と国民的討議をしていく必要があるように思います。

コメント
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え、東京五輪?なんだ、決まったか、それもそうだよね、またしても消去法で得した安倍・猪瀬・財界、だが

2013-09-08 | 東京五輪

連日の喧騒の中で、東京五輪に決まりました。今後も、この喧騒が続くと思うとウンザリします。毎日毎日が偽りのオンパレードになるだろうという思いが募るからです。この間のテレビが放映する画面をみていて、あの熱狂に、シラケテいるのは愛国者の邪論だけでしょうか。特にアスリートたちの言葉を聴くにつけ、「残念だな」と思わざるを得ません。彼らの「こころ」そのものは純粋でしょうから、それはそれとして、「ご苦労様でした」「頑張って」ということです。またインタビューに登場する庶民の声を聴くにつけ、「それはそれとしてウソはないだろうな」ということです。

しかし、しかし、です。何故ウンザリするかというと、この招致レースに出てきた「2020年の五輪は、何故東京か」(安倍首相)という「争点」における東京セールスにウソと偽り、トリックが溢れているからです。連日テレビが伝え五輪の「夢物語」の一面の裏にある「不純な悪夢」という一面を覆い隠しているからです。 

これこそが、麻生財務大臣の言ったナチスの手口そのものだと確信するものです。知らない間に、安倍自公政権の悪政、すなわち安倍首相が主張したオリンピック憲章に明記された五輪精神に反する日本国がつくり上げられていくであろうと思うからです。自民党の憲法改悪改憲案を見れば明瞭です。そこまで考えて、この招致レースに参加しているアスリート、インタビューに応えている庶民がどれだけいるか、です。 

確かに東京五輪だけを切り取って見れば、またアスリートの活躍だけを見るならば、更に言えば、「東京が変わるだろう」などという「夢」「東京の魅力」などだけを見るならば、誰も否定・批判する人はいないでしょう。しかし、事はそれほど単純ではありません。ベクトルは複雑です。 

3兆円の経済効果と言われていますが、それが、庶民に公平に還元されるかどうかです。雇用は15万人とテレビは伝えています。確かに五輪の経済効果を否定する人はいないでしょう。愛国者の邪論も、否定しません。しかし、その「効果」が、公正・公平に庶民に還元されるかどうかです。 

そこで愛国者の邪論の経験です。歴史を見ておく必要があります。 

東京五輪は中学一年でした。街の電気屋さんが学校にテレビを提供してくれて、授業中も、皆で日本選手の活躍を観戦したものです。遊びもウエイトリフティングの真似をしたりと、それまで知らなかった競技種目の真似をしたものです。また「将来値が上がるから」と、五輪記念切手などを購入したものです。また我が家でもテレビをカラーに変えたのも、この時でした。「霧が峰」などという名前が付けられたカラーテレビだったでしょうか?記憶が定かではありませんが、言えることは、我が家がにテレビを購入したように、多くの家庭でテレビを購入したように思います。市川昆監督の記録映画を学校全体で、街の映画館に行って鑑賞したものです。 

こうした学校・地域・家庭ぐるみで五輪漬けにしていく、こうした演出をした人がどのような部分の人たちであったか、少年であった愛国者の邪論には判るはずもありません。こうした日本ぐるみの行動を組織していくこと、これこそが経済効果、政治効果だったのでしょうか。勿論、そうした「行動費」を支払う庶民が、どう考えていたか、明瞭です。テレビの購入で言えば、現金で購入したかどうか、判りません。「月賦」だったように思います。この「月賦」で大儲けしたのは、誰でしょうか? 

というように、一見すると、生活が向上したような現象はたくさんあるでしょう。その後の生活は、いわゆる「右肩上がり」でした。しかし、その「右肩上がり」の評価は、そう単純なものではないでしょう。1964年の五輪は、所得倍増計画と高度経済成長の日本の象徴でした。その後の「発展」がどんな日本をつくりだしてきたか、明らかです。エネルギー消費と温暖化、巨大な財政赤字、福祉削減に伴う高齢者問題と教育費削減に伴ういじめや体罰の横行、学力低下などなど、あげればきりがないでしょう。 

そもそもゲンパツ問題も、この高度経済成長を支える原子力の「平和利用」というコピーで、今があるのではないでしょうか。 

更に言えば、今、東京五輪の象徴は、アベノミクス成長戦略と憲法改悪が、象徴でしょう。東京五輪を決め時の首相は、岸信介、池田首相後の佐藤栄作首相は、岸の弟、高度経済成長を推進しました。安倍晋三首相は、岸の孫、安倍首相も、こうした因縁を意識した発言をしていますから、ネライと位置づけとしては間違っていないでしょう。 

テレビ朝日の報道ステーションで長野智子氏は、猪瀬都知事に、「2020年まで都知事を」と話を向けているのです。このことは、当然安倍首相にも、ということになりますし、小泉構造改革の失敗の演出者であった竹中平蔵氏を登場させ、東京特区構想の推進を猪瀬氏と語らせるのです。これでテレビ朝日のスタンス、長野氏を含めたアベノミクス首謀者とその応援団のネライは明らかです。

更に言えば、こうしたネライをあけすけに語ってしまうほど、テレビは浮かれているのですが、こうした積み重ねのなかで、実は、日本がとんでもない方向に、一歩一歩歩んでいるということを声を大にして指摘しておかなければなりません。 

以下のことは、すでに記事にしたことですが、場面に映し出される映像を観ていると、あの熱狂の裏に、覆い隠している諸事実を言っておかなければなりません。それは、

1、安倍首相の言ったオリンピック精神とは、アベノミクス成長戦略とは真っ向から対立するものであること。日本国憲法こそ、オリンピック精神を受け継いだものであること。このことについては、別項で記事にしてみます。オリンピックの政治利用について、です。

2.東京のゴミを埋め立てて造成してきたという五輪の会場となる「ベイエリア」こそ、前回の東京五輪以後の高度成長のムダの象徴ですが、その「ベイエリア」こそ、首都直下型巨大地震と東南海巨大地震の揺れと津波と東京湾炎上の「舞台」となる「エリア」であること。

3.今年だけではなく、ここ数年の日本の、東京の夏の暑さ、猛暑をみると、2020年の夏の暑さをどのように想像し、対策を打つか、電力供給はどうするか、いっさい報道されていません。エネルギーのムダづかいが、ここでも放置され、その被害は高齢者や子どもに、庶民に課されていくこと。

4.フクシマは「大丈夫」と太鼓判を押した安倍首相ですが、日々溜まっていく汚染水問題について、展望は全く具体的ではありません。距離の問題ではないことは明らかです。

5.最後には、高度成長で大儲けしてきた財界のカネ、財産を「公共の福祉」のために使うという視点は全くありません。これは上流のダムに貯めた水を下流の水田や農地や庶民の生活用水に供給せず、独り占めしているようなものです。そうしておいて、庶民の自己責任と庶民同士の共助で、解決させようとしているのです。

6.アスリートの言動についてです。五輪憲章には、アスリートの政治利用は禁止されています。そのことをアスリートは、どれだけ自覚しているかです。政権寄りにならなければ、アスリート足りえないという現実があることも事実です。それはカネの問題です。政権の応戦がなければ、企業の応援がなければ、練習費用や試合参加費など、アスリートがまともにアスリート足りえるためには、それなりのカネはなければ達成できないことは柔道連盟の「不祥事」問題でも明らかです。

7.しかし、五輪憲章のもう一つの大切なルール、それは平和創造と非暴力、対等平等・弱者擁護のためのルール厳守思想です。政治・経済用語である自分の都合にあわせた規制緩和思想ではありません。このことをアスリートが、自主的に判断して主張し行動できるかどうかです。平和のために発信できるかどうかです。アスリートは、アスリートとして競技を通して、感動を与えていくことは当然として、更には、一人の人間として、様々な人々の援助に支えられて競技をして、感動を与えていくという側面からみて、何をなすべきか!です。 

フェアプレー

スポーツと環境

スポーツと環境 これまでの歩み 

8.しかし、最後に、もう一つ言っておかなければならないことがあります。それは五輪開催を東京に選択した世界の世論です。そこには、まだまだ、安倍首相のネライは貫徹していないということです。世界の見る目です。それは国際的には、戦後の日本が国家として戦争をしてこなかったとい思われているという事実です。憲法の平和主義が生きているのです。 

地中海・中東地域の「不安」、シリア問題や民族問題、国内の経済問題などを抱える他の二つの国の状況には、「不安」があったことです。「フクシマの不安」と他の二つの国の「不安」と比較して、日本の諸「不安」が少なかったということでしょうか。日本の諸「不安」が、世界には届かなかったラッキーさがありました。東京の「治安」「安心」問題に係わってのことですが、これも「他の国よりは」というレベルの話です。連日マスコミが報道している日本の「社会不安」が、ここでは生かされなかっただけということです。 

しかし、だからと言って、安倍自公政権の諸「不安」造成政策が認知されたものではないことは明らかです。むしろ、「間逆の期待」が課せられたというべきでしょう。それに反する事態が明らかになれば、日本の信頼が一気に失われていくであろうということ、このことを強調しておかなければならないでしょう。 

今日の記事は、以下の記事を思い起こして、記事を書きました。今日の歴史的事実がどのように検証されるか、年金生活者の愛国者の邪論には、生存すら不明です。これをお読みになった若い方の記憶の隅にとどめておいていただければと思います。 

NHK高校講座 | 日本史 | 第28回 大日本帝国憲法 - NHKオンライン

一方、帝国大学の教授だったドイツ人の医師ベルツは、日記にこう書いています。
「東京全市は十一日の憲法発布をひかえその準備のため、言語に絶した騒ぎを演じている。だが滑稽なことには誰も憲法の内容をご存じないのだ。」(印用ここまで

日中不戦ブログ : 南京陥落戦勝祝賀提灯行列に都民40万人 南京陥落ちょうちん行列

時事ドットコム:特集 真珠湾攻撃 「大戦果」に沸き上がる国民 - 時事通信社

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