愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

秋の臨時国会では安倍自公政権の退陣を一大世論に高めていく追及を!さもなければ日本は沈没する!

2013-09-14 | 日記

つづき

今日も朝日の一面をご覧ください。汚染水「制御」迷走 文字が躍っています!http://www.asahi.com/shimen/20130914/

朝日社説原発と国会―事故調の提言を生かせとして、以下のように指摘しています。

…五輪の東京招致にも配慮して延期したとされる閉会中審査は今月27日に開かれる見通しになったが、あまりに遅い。与野党は党利党略を超えた実のある議論で、国民の厳しい声にこたえなければならない。…(引用ここまで

誰が配慮して延期したのか!朝日はゴマカシています!いつもの姑息です。それでいて、「与野党」は「党利党略」を超えた「実のある議論」などという日本語を使って、「一強他弱」国会を仕切る自民党を弁護応援するのです。「イョッ!安倍自公政権応援団の朝日!」ってところですね。

こんな生ぬるいこと言っていることそのものが、自公政権、民主党政権、そして自公政権というたらいまわしを演出してきたのです。「国民の厳しい声にこたえなければならない」のは朝日自身です。

それでは、昨日までに報道された以下の記事をご覧ください。

安倍自公政権をどのように追及するか、試されているのは野党です。とりわけ、「自共対決」を掲げ、自民党批判、民主党批判、第三極批判の受け皿となった?共産党の存在は、重要です。「確かな野党」などというレベルの話ではなく、また単なる「一点共闘」のレベルではなく、「危機」認識の把握のレベルの話として、です。以下具体的に、記しておきます。

1.これは共産党が単なる批判勢力ではなく、現在の原発の危機を救うことができる政策立案能力があるかどうか、そのことが試されているのです。そうして廃炉と放射性廃棄物の処理、福島の汚染水の処理です。さらには

2.東日本大震災の、この間の復興の遅れを倍返しでできる提案ができるかどうかです。

3.共産党は、すでに消費税に頼らない道を提案しています。この道を多くの国民、企業を含めて納得できるかどうか、そこにかかっています。消費税増税に自信のない安倍自公政権は、迷走しています。

4.中国の尖閣、北朝鮮のミサイルと核、拉致問題、韓国との竹島(独島)問題について、野党外交は勿論のこと、この外交を超えて、政権を担当した場合、これでやるぞ、という具体的な提案と実行力を出せるかどうかです。一般的な話し合いのレベルを質的に転換した政策を具体化することです。さもなければ国民は納得しないでしょう。共感を寄せないでしょう。

5.オスプレイ配備と普天間基地問題を、沖縄と協力して、全国民的課題として解決できるかどうか、そこも試されています。

6.秘密主義で行われているTPP交渉、TPPに頼らない国民の潜在力で農業も医療も知的財産権も行使発展できるかどうか、国民のなかにある「自由」貿易に対する「期待」と、日本の産業構造に対する「不信」「不安」を解消できるか、どのような政策を提案し、「そうだよね」との確信を獲得できるかどうかです。

7.原発は福島だけの問題ではないこと、オスプレイは沖縄と関係自治体だけの問題ではないこと、TPPは農家だけの問題ではないこと、全国民的課題であることを、国民的合意にまで高めていけるかどうかです。そのような政策提案と発信力が試されているのです。

8.アベノミクス成長戦略に代わる政治改革の「風」を吹かせることができるかどうかです。

民主・大畠幹事長「臨時国会前倒し要請したい」(09/12 23:12)

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000012300.html

民主党の大畠幹事長は、福島第一原発の汚染水漏れに関して、来月中旬から始まる臨時国会を前倒しして審議を行うべきとの考えを示しました。 民主党・大畠幹事長:「政府は、10月15日に国会を開会するということだが、それを前倒しすることも必要ではないかと。私どもとしては、国会の期日を前倒しするように要請をしたい」 また、民主党は、汚染水漏れに関する審議を国会の閉会中でも行うよう、ほかの野党と連携して与党側に求めていく考えです。これに与党が応じない場合には、来月15日から始まる予定の臨時国会の開会を前倒しするよう働きかけたいとしています。(引用ここまで


衆院経産委 汚染水問題で月内にも国会審議へ(09/13 05:50)

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000012303.html

福島第一原発の汚染水問題で、衆議院の経済産業委員会が今月中にも大臣や東京電力の社長らを呼んで審議を行う方向となりました。 衆院経産委・富田委員長:「24日に理事懇をやりますので、その次は委員会(開催)が当然、出てくる。限りなく早い段階でやりたいと思っています」
 国会は6月下旬に閉会して以降、汚染水問題について審議してきませんでした。衆議院経済産業委員会のメンバーが12日、福島第一原発を視察したことを受けて、今月中にも茂木経済産業大臣や東電の広瀬社長らを呼んで委員会審議が行われる見通しとなりました。野党側は、安倍総理大臣が汚染水について「コントロールできている」と発言したことなどを厳しく追及する方針です。 (引用ここまで

汚染水問題 閉会中審査で調整 912 2051

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130912/k10014497971000.html

K10044979711_1309122149_1309122205.mp4

東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題を受けて、衆議院経済産業委員会の与野党の理事らが現地を視察し、その結果も踏まえて、今月中にも国会で閉会中審査を行う方向で調整することになりました。

東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題を受けて、12日、衆議院経済産業委員会の与野党の理事ら合わせて11人が現地を訪れ、原発の敷地内に入って、300トン余りの汚染水が漏れたタンクなどを視察しました。
このあと一行はいわき市で地元の漁業者らと面会し、漁業者からは「汚染水問題は日に日に悪くなっており、このままでは若い漁業者が離れ、福島の漁業が廃れていく」という不安や、「安倍総理大臣は『状況はコントロールされている』と言ったが、われわれにはそうは思えない。国が力を入れて一刻も早く収束させるべきだ」といった意見が相次ぎました。
視察のあと、公明党の富田委員長は記者団に対し、「現場では一生懸命対策に努めていることを実感した。与野党の筆頭理事の間で合意ができたので、国会でも汚染水対策を議論していきたい」と述べ、茂木経済産業大臣や東京電力の廣瀬社長などに出席を求めて、今月中にも国会で閉会中審査を行う方向で調整することになりました。(印用ここまで

地下水からさらに高濃度トリチウム福島第一(2013年9月13日01時11分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20130913-OYT1T00076.htm?from=blist

福島第一原子力発電所の貯蔵タンクから汚染水300トンが漏えいした問題で、東京電力は12日、タンクの約20メートル北にある井戸で11日に採取した地下水から、放射性物質のトリチウムが1リットルあたり9万7000ベクレル検出されたと発表した。この井戸では、前日にも同6万4000ベクレルのトリチウムが検出され、国の放出基準(同6万ベクレル)を上回っていた。濃度は、8日の同4200ベクレルから上昇を続けている。東電は「タンクからの漏水の影響の可能性が高いが、どのような経路で地下水に入ったのか、なぜ濃度が上がっているのかは分からない」と話している。(引用ここまで) 

トリチウム濃度さらに上昇=漏えいタンク近くで最高値-福島第1  09/13 00:58

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013091300001

東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから放射能汚染水が大量に漏れた問題で、東電は12日、漏えい場所の近くに掘った観測用井戸で11日に採取した地下水から、放射性トリチウム(三重水素)が1リットル当たり9万7000ベクレル検出されたと発表した。10日に同じ場所の地下水を測定した際の値と比べ、約1.5倍に上昇し、漏えい後にこの付近で採取した地下水のトリチウム濃度の最高値を更新した。 (引用ここまで

除染の水、外洋に流出か 首相発言と食い違い鮮明に(2013年9月13日 福島民友ニュース)

http://www.minyu-net.com/news/news/0913/news5.html

 東京電力福島第1原発の地上タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は12日、原発港湾外側の海から約150メートルの距離で外洋に直接つながっている排水溝から、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり220ベクレル検出されたと発表した。上流の排水溝では除染作業が行われており、東電は「除染で出た水の一部が排水溝に流れた可能性がある。汚染水の海への流出は否定できない」という見解を示した。
 汚染水問題をめぐっては安倍晋三首相が東京五輪招致を決めた国際オリンピック委員会(IOC)総会で「状況はコントロールされている」と断言したが、一向に改善されない東電のずさんな汚染水管理態勢が露呈したことで、安倍首相の発言が実態と食い違っている状況が一層鮮明になった。東電によると、排水溝は幅約1メートル、深さ約1.5メートル。11日に水を採取して放射性物質濃度を調べた結果、10日の水に比べて数値が約12倍に上昇した。(引用ここまで

汚染水問題で現地視察27日に閉会中審査の意向衆院経産委 2013年9月13日(金)

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-09-13/2013091302_03_1.html

 衆院経済産業委員会(富田茂之委員長)は12日、福島第1原発の汚染水漏えい問題での現地視察を行いました。視察を受け、富田委員長は同問題を審議する閉会中審査を27日に開催する意向を表明。日本共産党の塩川鉄也議員は、直ちに開催することを主張しました。 一行は午前、福島第1原発の敷地内を訪れ、汚染水の貯留タンクや海側地下水汚染対策現場などを視察。広瀬直己東電社長が説明しました。午後は、いわき市を訪れて福島県漁業協同組合連合会(福島漁連=野崎哲会長)、いわき市漁協から被害状況を聞き取りました。 汚染水問題の所管である衆参経産委員会での閉会中審査実施にむけ各党が協議を重ねてきましたが、現在まで実現していません。富田委員長は12日の漁連との話し合いで、9月27日の閉会中審査を予定していることを説明。その後、記者団に、同委員会の理事懇談会を24日に開いて協議する考えを明らかにしました。 塩川氏は、現地視察を受けて閉会中審査を行うというのなら直ちに開くべきだ、と早期開催を申し入れました。(引用ここまで) 

汚染水問題閉会中審査へ衆院経産委員長が意向(2013年9月13日09時15分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130912-OYT1T01616.htm?from=ylist

東京電力福島第一原子力発電所の汚染水漏れ問題を巡って、衆院経済産業委員会の富田茂之委員長は12日、今月下旬に国会の閉会中審査を行う意向を明らかにした。 24日に理事懇談会を開いて日程などを詰める。茂木経済産業相や東電の広瀬直己社長のほか、原子力規制委員会の田中俊一委員長にも出席を求める方向で調整する。 富田氏は12日午後、福島県いわき市で行った同県漁連などとの意見交換会の席上で「今月中に何とか委員会を開きたい」と述べた。閉会中審査は民主党が求めていたが、その後日程も含めて具体的な調整が進んでいなかった。(引用ここまで

汚染水「大きな課題」=元NRC委員が福島第1事故で (2013/09/13-12:58

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013091300366

 東京電力福島第1原発で放射能汚染水が増加し、海へも流出している問題で、東電は13日、米原子力規制委員会(NRC)元委員でスリーマイル島原発事故の対応に当たったレイク・バレット氏を本店に招き、意見を聞く会議を開いた。終了後、バレット氏は記者会見し、「大きな課題だ」と指摘した。 (引用ここまで

東電「制御できていない」民主党の汚染水対策会議 (09/13 14:00)

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000012326.html

民主党が福島県で開いた原発の汚染水対策会議で、東京電力側は「今の状況はコントロールできていない」という認識を示しました。 会議では、汚染水に関して「状況はコントロールされている」という安倍総理大臣の発言を取り上げ、民主党は東京電力側の認識をただしました。 東京電力・山下和彦フェロー:「今の状態は申し訳ありません、コントロールできていないと我々は考えております」
 また、経済産業省側も「今後はしっかりしたコントロールをできるようにする」と述べ、現状では汚染水が管理できていないという見方を示しました。民主党は来週中に提言をまとめ、総理官邸に申し入れる方針です。(引用ここまで

 消費税増税など重要問題山積/臨時国会早期開催を/市田書記局長が記者会見 2013年9月10日(火)

 

どうでしょうか。事態は急を告げているように思います。五輪東京招致で浮かれている場合ではありません。フクシマの事態が悪化すれば、東京五輪も返上しなければならないこともあり得るという局面が出てくるでしょう。すでに東日本大震災の復興なくして東京五輪もありえないなどろいうことを猪瀬都知事も語ったようです。イマサラですが。同時に4500億円では足らないことも明らかになてきたようです。ボロボロです。まだまだ、出てくることでしょう。そりゃあそうです。イケイケドンドンでしたから。

だからこそ、政治をきちんとする必要があるように思います。その点、原発の危機を打開していくためにも、以下の視点を、再度強調しておきます。

愛国者の邪論は、繰り返し主張してきました。中国の尖閣領域侵入やミサイル発射の危機は煽るくせに、この原発の危機・脅威は、ほとんど無視されてきたと。それには理由がありました。

 原発政策の破綻にあたって、国内の危機を煽れば、政権の存在意義そのものが問われてきます。「何をやってきたんだ!」と。政権がひっくり返る問題です。これは「日本の原子力政策」以来の、すなわち日米軍事同盟そのものに火が点いていく問題です。だから非人道兵器である核兵器の「核の傘の下」にあって、この国内の原発の危機の問題は曖昧にしているのです。

 しかも中国や北朝鮮に対しては、その「矛」を、日本国憲法の平和主義という「盾」を使って解決していくのではなく、国内に対して曖昧模糊にしておくという手法を使って日米軍事同盟を深化させるための手段として利用していったのです。これこぞが最大の「矛盾」です。この「矛盾」をアウフヘーベンしていくためには何が必要か。

 それは、尖閣と軍備拡張で日本に対して「脅威」を振りまいている中国とミサイル発射や核兵器や原発で「脅威」を振りまいている北朝鮮に対して憲法の平和主義を使って解決すること、非人道兵器である核兵器の廃絶と、環境問題、人間の健康問題に重大な影響を及ぼす可能性の大である原発を廃炉にしていくこと、現代段階においては、この選択肢しかないということです。

 核兵器と原発、これを現在の科学的知見下において、どこまで受け入れることができるか、或いは廃絶していくのか、その点において、「国際的合意」を獲得していく必要があるでしょう。シリアの非人道兵器である化学兵器、中国・北朝鮮にあっては、非人道兵器である核兵器、これをどのように廃棄の方向にもっていくか、争点は、ますます鮮明になってきたのではないでしょうか。

国際社会にあって信頼を得ていくために、日本の果たす役割は大きいと思います。その役割を果たせる政権づくり、これが最大の課題と思います。以上の視点で、議論が起こることを期待したいと思います。 

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ドーピングで東京招致に成功したがエネ根とされた原発をコントロールできない安倍自公政権に即退陣を!

2013-09-14 | 東京五輪

日増しに明らかになってきました。東京招致(金メダル)のために、原発はコントロール・ブロックされているというウソ発言(ドーピング)を使って勝ち取ってはみたものの、日増しに異常事態とウソップリが明らかになってきた安倍首相のプレゼンです。 

しかし、マスコミや政党の主張をみていると、どうも反応がイマイチです。何故でしょうか。認識がボケているのではないでしょうか。 

安倍首相は、アベノミクス成長戦略と対中包囲網と一体的に位置づけ、更に東京五輪招致を突破口に位置づけて外遊し、その外休養と処してゴルフ三昧。その時点では、安倍首相と取り巻き連中の原発への認識は、非常に軽かったように思います。だから、汚染水が垂れ流されているにもかかわらず、具体的な対応はとっていませんでした。 

社説:安倍政権の原発政策 逆戻りは許されない- 毎日jp(毎日新聞)  

それは以下の理由からも明らかです。 

自民党が福島で詐欺公約!原発推進派なのに「県内の原発全10基廃炉 ...

【原発汚染水】「危機感薄い」と政府批判 自民・塩崎氏 2013.8.29 15:43 原発

 自民党の塩崎恭久元官房長官は29日の党原子力規制に関するプロジェクトチーム会合で、東京電力福島第1原発の高濃度汚染水漏出問題をめぐる政府の対応について「危機感が薄い」と批判した。塩崎氏は、原子力安全基盤機構(JNES)を廃止し、原子力規制委員会事務局の規制庁に統合する法案を秋の臨時国会へ提出するよう政府側に確約を求めた。「取り組みが遅い。汚染水問題もあり、規制委の態勢を強化して取り組む必要がある」と指摘した。これに対し、菅義偉官房長官は記者会見で、法案提出に努力する意向を示した上で「結果をみてほしい」と反論した。(引用ここまで) 

だから「国民への公約」などするはずもなかったのですが、東京五輪招致レースで、外国から詰められ、「やむなく」喋ってしまったというか、喋らざるを得なかった安倍首相ですが、その「コントロール」「ブロック」「責任」発言が、「国民への公約」を喋らなかった安倍首相を、弁護・応援・免罪する、責任を先送りするキーワードとして、「国際社会への公約」という言葉で、その責任が先送りされてきたのです。 

だから、東京招致後に、責任追及の手が迫ってくる前に、様々な、何らかの手を打ってはいるのです。しかし、そのデットヒートも、そろそろオワリでしょう。いやオワリにしなければなりません。こんな無責任・不道徳な安倍晋三という人物を一国の首相にいただいておくことは、日本国の恥です。危険です。

そもそも、これは五輪憲章違反です。不正行為です。永久追放の対象です。フツーに考えれば、愛国者の邪論の主張は、誰も否定できないでしょう。いじめ・自殺・セクハラ・パワハラ・賭博など、この間に出されてきた様々な不正・不法の膿(ウミ)問題に対して、マスコミが放ってきた追及の矛先を、そのまま安倍晋三氏に向けていくべきです。何しろ日本国を代表する首相なのです。恥ずかしいでしょう!「国際社会への公約」と言って弁護した人たちは、どうするんですか!

そもそも、ですが、以下のニュースと比べてみてください。賭博かドーピングか、大ウソか、表面的には違っていても、本質的には同じです。

賭博で解雇の元琴光喜、大関の地位認めず 東京地裁 - MSN産経ニュース

朝日新聞デジタル:元大関琴光喜の請求棄却 東京地裁、解雇は有効と

みのもんた、次男逮捕で報道番組自粛を発表

それでは、愛国者の邪論の検証を試みについて、述べてみます。まず、NHKの以下のニュースです。

安全で確実に開催できる点が勝因か 9月8日 5時46分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130908/k10014372541000.html

…マドリードはヨーロッパの経済危機の影響で財政的に不安がありました。
また、イスタンブールはことし5月以降、反政府デモや陸上選手のドーピング問題で運営面への不安が指摘されていました。これに対し、東京は財政基盤が安定していて世界で最も安全な都市であることをアピールしました。投票の直前になって懸念が広がっていた福島第一原子力発電所の汚染水の問題についても、安倍総理大臣が最終のプレゼンテーションで「影響は、福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメール範囲内の中で完全にブロックされている」と具体的に数字を挙げて説明し、対策について責任を持つと表明したことが効果的だったとみられます。(引用ここまで

 しかし、肝心要の東電と経産省が、以下のように現状を語っているのです。これで決まりでしょう!皮肉なものです。安倍晋三氏の軽さ、脇の甘さが、目的のためには手段を選ばないやり方に終始する、使う言葉は、恥ずかしいくらいの、歯の浮くような美辞麗句!安倍首相の演説集と実態の落差を研究する学者がいれば、何と言うでしょうか。ま、いずれにしても、一国の首相の言葉の軽さ、恥ずべき行為が、ここでも出てきたというべきです。大問題でしょう!これって。

東電「制御できていない」民主党の汚染水対策会議(09/13 14:00)

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000012326.html

民主党が福島県で開いた原発の汚染水対策会議で、東京電力側は「今の状況はコントロールできていない」という認識を示しました。 会議では、汚染水に関して「状況はコントロールされている」という安倍総理大臣の発言を取り上げ、民主党は東京電力側の認識をただしました。 東京電力・山下和彦フェロー:「今の状態は申し訳ありません、コントロールできていないと我々は考えております」 また、経済産業省側も「今後はしっかりしたコントロールをできるようにする」と述べ、現状では汚染水が管理できていないという見方を示しました。民主党は来週中に提言をまとめ、総理官邸に申し入れる方針です。(引用ここまで

NHK 東電幹部「汚染水の制御できていない」 (15時24分)

…東京電力の山下和彦フェローは、「東京電力として対策を取っているが、想定を超えたことが起きており、申し訳なく思っている」と述べました。そのうえで、民主党の議員が、「安倍総理大臣は、IOC=国際オリンピック委員会の総会で、『状況はコントロールされており、全く問題はない』と述べたが、発言のとおり、状況はコントロールできていると思うか」と質問したのに対し、山下氏は、「今の状態はコントロールできていないと考えている」と述べました。会合に出席した大畠幹事長は、記者団に対し、「安倍総理大臣は、福島県民や国民に対し、『コントロールされている』という根拠を説明すべきだ」と述べました。(引用ここまで

【原発汚染水】対策は破綻状態 同型タンクから漏出も現実味

【福島第1原発の現状】  急造タンク、限界あらわに  後手の対策、危機招く (共同通信)2013/08/26 10:22

規制委員長「心配ない」=「ピリピリせずに」汚染水問題  09/11 16:39

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013091100686

地下水到達認める 汚染水漏れ 東電高濃度トリチウム検出 【福島民報】(2013/09/12 09:05)

http://www.minpo.jp/news/detail/2013091210841

東電、排水溝除染後の水海へ流出 またずさん管理 2013/09/12 19:34   【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013091201001779.html

米専門家「スリーマイルより状況複雑」  9月12日 19時57分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130912/k10014494941000.html

高濃度汚染水が再流入=2号トレンチ、建屋側から?-福島第1  09/12 20:05

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013091200868

トリチウム濃度さらに上昇=漏えいタンク近くで最高値-福島第1  09/13 00:58

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013091300001

地下水からさらに高濃度トリチウム…福島第一(2013年9月13日01時11分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20130913-OYT1T00076.htm?from=blist

排水溝除染の水が海へ流出か  9月13日 5時10分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130913/k10014503541000.html

除染の水、外洋に流出か 首相発言と食い違い鮮明に(2013年9月13日 福島民友ニュース)

http://www.minyu-net.com/news/news/0913/news5.html

汚染水「世界にどう伝えるか取り組みを」 9月13日 12時39分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130913/k10014511221000.htm

バレット氏は「大量の汚染水があるにも関わらず最大限の努力によってきちんと封じ込められていると考えている。非常に複雑な地下水の流れがあるなか、困難な問題ではあるが技術的な対策とともに世界全体にどう伝えていくのかということにぜひ取り組んで頂きたい」と述べました。
またバレット氏は▽何かが起きてからではなく、事前に手当てをしていくべきだということや▽一般の人たちにも分かりやすく情報を発信し、コミュニケーションの改善を図るべきだなどと提言したということです。(引用ここまで)

汚染水「大きな課題」=元NRC委員が福島第1事故で (2013/09/13-12:58)

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013091300366

東京電力福島第1原発で放射能汚染水が増加し、海へも流出している問題で、東電は13日、米原子力規制委員会(NRC)元委員でスリーマイル島原発事故の対応に当たったレイク・バレット氏を本店に招き、意見を聞く会議を開いた。終了後、バレット氏は記者会見し、「大きな課題だ」と指摘した。(引用ここまで) 

汚染水問題 IAEAで説明へ  9月13日 16時14分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130913/n61130510000.html

山本大臣は記者会見で、「国際社会の関心が高まっている福島第一原発の汚染水問題について、東電任せにせず、政府が前面に立って解決に当たるとともに、国際社会に正しい情報発信を強化していくことを訴えたい」と述べました。そのうえで山本大臣は、「安倍総理大臣が、IOC=国際オリンピック委員会の総会で、汚染水はコントロールできると発言したことは非常に重い。政府一丸となって、必ず安倍総理大臣が言った方向に持っていかなければいけない」と述べました。(引用ここまで) 

どうだったでしょうか。以上掲載してきた諸々の実態は、連日繰り返されているのです。これが大騒ぎにならず、五輪特需、不夜城、消費税に追い風など、アベノミクス成長戦略遂行のための言葉が連日垂れ流されているのです。こうした事実こそが、安倍自公政権応援団としての名誉ある地位というマスコミの恥ずべき実態なのでしょう。

これこそが、あの麻生式ナチスの手口なのです。安倍首相を応援していったら、いつの間にか、自民党の改悪改憲案が通過して言ってしまうのですから。しかも民主主義という手続き=手口によって、です。

国際公約も、国内公約も果たせない実態が浮き彫りになってきているのです。民主党政権と同じでしょう。これでは。

さっさと退陣すべきです。

原発問題を解決できる政権をつくるべきです。中国・北朝鮮と話し合いのできる政権をつくるべきです。財政再建と社会保障を国民の懐を冷え込ませる消費税に頼るのではなく、国内の購買力を高める政権をつくるべきです。まだ東日本大震災の復興を第一に掲げる政権をつくるべきです。

以上の視点で、戦後自民党、自公政権、民主党政権、そして安倍自公政権が招いた危機、このような「非常時」、「有事」に対して、今、政治はどのように対応しようとしているでしょうか。国民はどのような声をあげていくべきでしょうか。

つづく

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